こんにちは!『終末トレインどこへいく?』担当のTKJohshiro(てぃーけーじょーしろー)です。
ここ最近「4月ってなんだっけ?」と感じるくらい暑い日が続いていますよね。
今年の夏はどうなるのやら…
正直去年の夏でも相当身体に堪えたのに、それを超えてきそうで体調管理がより重要になってきそうな気がします。
話は変わりまして、今回の終末トレインは第3話。
前回の困難を乗り越えてやっと到着した東吾野。
頭にキノコを生やした住人たちは静留たちに何をしたのか…?
早速振り返っていきましょう。
目次
転校生葉香・その2
アバンは今回も葉香が転校生として紹介されるシーン。
今後もアバンについては葉香を中心に小学生時代?の静留たちを描いていきそうですね。
当時の葉香はおとなしくシャイな性格といった感じでしょうか。
もしくはそれを超えてもはや暗いと言っても良いかも。
一度に複数人から話しかけられオドオドしている様子でした。
ただの緊張とかではないと思います。
なぜこのような性格なのか。
考えられるとすれば、前の学校でいじめられていたとか、一緒に住んでいたのが小雪ばあちゃんだけだったので両親をなくした、とかですかね。
また、前回目を付けた知らない男の子3人組は今回も映っていましたが、葉香との接点等は今回はなし。
ホントにどこに行ったんでしょうねぇ…?
東吾野の住人たち
さて、今回のメインコンテンツ。
頭にキノコを生やした彼らですが、やけに手厚いおもてなしをしてくれました。
その裏に隠された本性は…?
穏やかにいきましょう
東吾野の住人はどうでもいい争いばかりしている吾野の住人とは違い、皆温厚で優しい人ばかり。
晶が言っていた通り、むしろ怖いレベル。
この集落も元々悩みや不安を抱える住人がいたものの、7G事件以降、穏やかに過ごす方がいいと考えるようになったそうです。
後述の静留たちも見てみると、キノコに浸食されるとこのような性格になり、キノコに侵されるような感覚になるのではないかと思っています。
突然倒れる人々
晶が撫子と玲実の様子を見に行った際、通りかかった男性が突然倒れました。
どうやらキノコの寿命が関係しているようです。
キノコの寿命は非常に短く、調べた限りだと1,2週間だったり約2年だったりするそう(どっちが正しいのか分からなかった…)で、仮に2年だとすると、7G事件が起きて丁度今ぐらいの時期が寿命となるっぽいです。
これを見て、心身ともにキノコに浸食されているんだなあと実感しました。
ゴーヤ嫌い
吾野とは(7G事件で広がったとはいえ)隣の駅にもかかわらず吾野の名産であるゴーヤを妙に毛嫌いしていた東吾野の住人たち。
ラストでは静留が魔除けと言わんばかりに全身に身に着けて追い払うシーンなども見られました。
なぜ東吾野の住人はここまでゴーヤが嫌いなのか。
これはキノコが暗く湿ったところで成長することに関係しているみたいで、直射日光を浴びて成長するゴーヤは存在自体が異常と考えているのが理由みたいです。
ミストサウナ
東吾野のリーダー的存在のマツタケイコは、静留たちを出迎えた後、ミストサウナに絶対に入るよう忠告していました。
晶以外の3人はミストサウナに入りましたが、この辺りから晶が集落に対して恐怖心を抱くようになっていきます。
晶は早くこの町を出ようと呼びかけますが、3人は何の疑いもなくこの町を受け入れていきます。
しまいには3人の頭にもキノコが生えてきました。
ミストサウナに入らなかった晶だけが回避していたように、3人にキノコが生えてきた原因はミストサウナかと思われます。
マツタケイコは今回の序盤でも「培養、いえ静養なさってください」と発言していたので初めからキノコにさせる気満々だったかと。
ではなぜ静留たちをキノコにしたかったのか。
自分たちの判断が正しいと信じて疑わず、他所から来た客にも自分たちの価値観を押しつけたかったというのもあるとは思いますが、個人的には、集落を滅ぼしたくなかったという気持ちも少なからずあったのではないかと思っています。
折角守ってきた集落ですから、少しでも存続させたい思いもありそう…そうであってほしい。
キノコ生活はアリ?ナシ?
物語を進めていく上ではかなり障害物になったキノコ生活ですが。
いざ実際にキノコ生活になったとしたら、個人的な意見ですが別に悪くはないのではと思っています。
東吾野の住人も好きでこの生活をしているようですし。
こんな終末世界に希望を見出せないのなら1,2年で命を落とすのもむしろ好都合な気もする。
それでいて常に平和に生きられるのって結構良いのでは!?
あくまで選択肢の一つとして、ではありますが。
晶のお尻に生えた者は何?
そして今回のラスト。
東吾野を出発後、晶の身体に異変が。
お尻を触ってみると…何か生えているじゃないですか!
これが何なのか考えてみようと思います。
説①:キノコ
まず考えてみたのは、今回皆が頭に生やしていたキノコ。
先程キノコ化の原因はミストサウナと考えていましたが、唯一ミストサウナに入っていない晶が、なぜお尻に?
もし、キノコ化の原因がミストサウナだけじゃないとしたら…?
晶は夜、トイレに行くシーンがありましたが、ここにも細工がされていたら…?と考えてみました。
キノコ化の魔の手は晶にも迫っていそうな気もします。
説②:尻尾
水島監督曰く、7Gの影響は住んでいるところに依存するようです。
吾野の住民は、7Gが暴走した時に吾野を離れていたとしても、もれなく動物になります。
住んでいる所、が重要らしい。 #終末トレイン— 水島努 Tsutomu Mizushima (@tsuki_akari) April 1, 2024
そして前回、静留や撫子にも7Gの影響が出ているのではないかという考察をしたのですが、
それが晶にもやってきたのかな、と考えています。
となると、吾野は動物化だったので尻尾ではないか、といった感じです。
ただ、吾野の動物化については21歳3か月の原理を破っているので(晶は中学3年生)、吾野とはまた別の7Gの影響なのか、はたまた気のせいなのか。
現時点では、このどちらかとしておきます。
次回明らかになりそうだけど。
終末トレインどこへいく?3話感想
晶スーパー救世主だった…!
晶までもキノコ化していたら、本気でこの物語終わっていましたね…!
とりあえず無事に脱出出来てよかったよかった。
皆を元に戻そうとする晶めっちゃ可愛かったです。
CVの木野日菜さんは幼い女の子役に定評のある方なので晶はちょっと違うのかなあと思っていたのですが、恐怖におびえる晶は年頃の子ども相応な感じがしてとても良かった。
にしても、終始ホラー映画感漂う雰囲気、中にはゾンビ映画を思わせるようなカットもありでかなり独特な空気をしていたのではないかと。
キノコ=ホラーってイメージが強いんですかね?(個人的には真っ先に思い浮かべたのが『マタンゴ』でした)
水島監督曰く、4話以降はさらにカオスになるとのこと。
これからさらに驚きの連続となりそうでとても楽しみ。
一方で、第4話の完成が第2話放送の直後、第5話の完成が今回(第3話)放送の直後と、制作スケジュール的には大丈夫なのかなと思うところも。
途中で総集編とか挟まれずに進んでくれるといいんだけど…
本編以外での心配な部分もありつつ、どのような展開が待っているのか非常に楽しみです!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
また次回お会いしましょう!
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