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銀河英雄伝説 | 春夏秋冬アニメ考察・解説・感想ブログ https://animedeeply.com アニメの考察・解説なら当サイト!原作未読の視点で1年中アニメの考察・解説・感想記事を投稿!考察記事オタクの私がスカウトして集めた優秀なライターたちによる記事をお楽しみ下さい。 Thu, 25 Apr 2024 08:29:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.25 122641638 銀河英雄伝説(新銀英伝)12話(最終回)感想・考察・解説!ポプラン登場 https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/16240/ https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/16240/#comments Wed, 27 Jun 2018 09:37:35 +0000 https://animedeeply.com/?p=16240 田中芳樹御大か生み出した、最高峰スペースオペラ銀河英雄伝説

リメイクではなく原作準拠の再アニメ化!と鳴り物入りで映像化された本作品ですが、今回の放送をもって一旦区切りがつきました。…なにこの空虚感(´・ω・`)

ごきげんよう。銀河英雄伝説ノイエ版(多田版)考察担当の模造紙です。

物資不足による士気低下であとがない同盟vsベストコンディションでアゲアゲな帝国←表現が古い

前回最後のムダになっがい出撃シーンを経て、物語がどう着地するのか非常に注目度の高い最終話でした。

銀河英雄伝説(新銀英伝)11話感想・考察・解説!無能フォークの顔芸w
プロージット!ガシャーン!! 銀河帝国名物のプロージットが拝めて意気揚々としています。 ごきげんよう。新銀英伝ノイエ...

それでは今回で最後となりますが、駄文にお付き合い頂けると幸いです。

【 注意!!!! 】

この記事は、銀河英雄伝説の旧作OVA(石黒版)本伝&外伝を視聴済み原作小説は途中で挫折(笑)した私が、旧アニメと原作小説との比較や、今後の展開やキャラの行く末などのネタバレも交えつつ、銀河英雄伝説 Die Neue Theseを視聴した感想および考察を記しています。

初見の方やネタバレ食らいたくないという方は回れ右でお戻り下さい。

ちなみに、銀英伝に対する愛は十二分にあるものの信者の域に達してはいませんので、ライトなファンによる駄文として考えて頂ければ幸いです。

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焦土戦術についておさらい

前話~今回最終話を続けて見返していた思ったんですが、原作or旧作OVAを見ている場合は事の背景がわかりますが、初見組にはちと不親切な話運びでしたね。

前回と今回の冒頭、ヤン曰く「やれば勝てるとわかっていても、自分では徹底的にはできない」と表現された、ラインハルトが取った戦略。

焦土戦術について説明があいまいで、何が起こったのかさっぱりって人もいたんじゃないかと思います。

物資を枯渇させ敵を腐らせることが目的

占領軍がやって来る前に、食料や物資をほとんど空にした状態で帝国軍は離脱。

勇み足でやって来た同盟軍は、何の抵抗もなく易々と占領に成功。

だが、民衆は飢えている。

勿論、解放軍としてやってきた大義名分がある以上、物資を供給するのは然るべき行為。

ですが、敵の狙いはその一点にあったわけですね。

腹が減っては戦は出来ぬと言いますし、優れた智将や猛将であっても動力源がなければ腐っていく一方。

あとはもう持久戦です。

運んできた物資が足りなくなれば同盟軍は疲弊し、まともに戦える状態ではなっていくでしょう。

補給艦を狙い撃ち&補給路を断つ

日に日に物資が減る一方だとしても、きっと現地の将兵たちは、本国からの補給艦が到着することを信じて疑わなかったはずです。

しかし、一足先に出撃していたキルヒアイス艦隊により、いとも簡単に補給艦は駆逐、同盟の補給路は完全に断たれてしまいました。

悠長にチェスしてんじゃねーよ!!って思った人多数www

銀河英雄伝説 アムリッツァ 補給艦隊 司令

©田中芳樹/松竹・Production I.G

「前線で何かあったのか?」からの「ここが前線です!」には、呆れを通り越して笑っちゃいました。

しかも弱すぎ…なんという無能さ。

なんでこんな奴が補給部隊の艦隊率いてるん?ってなりますが、無能だから補給部隊の隊長ってことか…(察し)

たかが補給艦にこんな大軍とか言っちゃってますし…。補給の重要性を補給艦隊の司令が理解していないって間抜け過ぎて…

どこでもそうですけど出来る人と出来ない人の差が激しくて、細かい人間の描写がリアルだと思います。

焦土戦術はえげつない

焦土戦術によって引き起こされた現地の乱れが描かれなかったのは、ラインハルトを悪者という印象を持たせたくない、あくまで英雄として表現したいというのが大きな理由でしょう。

しかし、占領地のいざこざや略奪…はたまたもっとヒドイ行為があったと考えられます。

同盟に帝国との力の差を見せつけるためとは言え、作戦実行に移す行動力そのものがラインハルトの最大の武器と言えますね。

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ポプラン&アッテンボロー登場!

ここで!最後の最後で登場しました!!!

スパルタニアンめっちゃデザイン変わりましたね。三角翼か。しかも変形しそうw

にしても、初出だからでしょうが無類の女好き設定がないと、ただのイケメェンって感じで違う人みたいです。

銀河英雄伝説 ポプラン

©田中芳樹/松竹・Production I.G

声も鈴木達央さんなんで余計にただのイケメ

旧版では確かメカニックか故意に照準をずらしてたんですが、今回は補給が滞って、メカニックは飲まず食わずで働いていたって設定になっていました。

銀河英雄伝説 ポプラン コーネフ トダ

©田中芳樹/松竹・Production I.G

女の尻ばっか追いかけてるポプランの自己紹介兼、ヤローには厄介視されてる的な描写には良かったんですが、ポプラン初登場なうえ物資不足なら、この設定のほうがしっくりくるのは確かかも。

そしてアッテンボロー!!!! 私、過去記事でアッテンボローはTVシリーズには出ない可能性高いと書いてたんですが

銀河英雄伝説(新アニメ)2話の考察・比較!アッテンボローはいつ登場?
ごきげんよう。模造紙です。新年度が始まって十日余り、みなさま新生活には慣れましたか? 私はというと、今年度は新たなスター...

まさかのウランフ提督の周囲が丁寧に描かれて、チラっと登場しましたねー!!あぁぁぁありがとうございます…!!!!

銀河英雄伝説 アッテンボロー

©田中芳樹/松竹・Production I.G

▲髪型どうしちゃったのw

ウランフ提督の捨て身の作戦で、第10艦隊は壊滅を免れますが、残存勢力が生き長らえたのはすアッテンボローの功績があってのことです。

ちなみにこのウランフ提督の取った中央突破。アスターテ会戦でラインハルトが使った戦術です。

アスターテでは逆に利用されてしまうわけですが、本来ならば敵を両断して中央突破するには最も優れた方法なのでしょう。

先陣をきったウランフ提督の勇猛な突撃により、第10艦隊は逃亡に成功。

ですが、味方のために艦隊司令官自ら先頭に立ったウランフ提督は帰らぬ人に。

銀河英雄伝説 ウランフ提督

©田中芳樹/松竹・Production I.G

これまで大勢の無能な上官ばかりがフューチャーされていたためか、彼のような優れた名将は大勢の将官の命を預かるに足る数少ない人物だったと、称賛を送らずにはいられません。

本当に、艦隊司令官の鑑のような人でしょう。

ヤンが軍を見限れなかった理由のひとつに、ウランフ提督のような名将がいたからっていうのもあるのでしょうね。

銀河英雄伝説 ヤン

©田中芳樹/松竹・Production I.G

歴史書や書物からは学べない生きた知識を得るためには、懐の深く見識が広い年嵩の人物から得る何かも、きっと数多くあったでしょうから。

ロボス元帥はずっと昼寝しとけばよかったのに…

あーあ…午睡から目覚めた無能元帥。

最高評議会がなんたら言っていますが、ようは保身のためですからね。

銀河英雄伝説 ロボス グリーンヒル

©田中芳樹/松竹・Production I.G

このまま爪痕を何も残さず敗退すると、確実に自分が責任を取らされると思ったのでしょう。

再攻勢に出るために残存部隊を集結せよなんて、頭沸いてるとしか…(´・ω・`)

ですが戦術的にはアムリッツァ集結は間違いではない。だけど味方の大損害を考えると――。

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銀河英雄伝説12話(最終回)の感想

そしてアムリッツァへ―――迫力の艦隊戦は劇場の大画面で見てね!という終わり方でした。

今回、キルヒアイスが一言もしゃべりませんでしたね。

中の人、声優界きってのイケメン・梅原裕一郎さんが病気療養のためでしょうが、周囲の参謀たちがこぞって説明していたのには違和感。

代役立ててくれても良かったのにな(若干アダルトになるけど個人的には緑川さんや杉田さんならおk)

物語はこれからどんどん面白くなりますし、劇場版がダイナミックな艦隊戦の山場になるのでしょう。

ラインハルト旗下の提督たちが叩けるだけ叩いた同盟軍なので、引きの余裕綽々のラインハルトの態度も頷けます。

ですが同盟軍には、不敗の魔術師率いる第13艦隊が健在です。

ヤンが一矢報いる形になるのでしょうか果たして…。

事前情報では、アムリッツァ会戦までというのを聞いていたので、てっきり会戦をすべて描いて終わりかと思っていたのに、まさか前哨戦ENDとは。

決戦を劇場版に持ち越したことが、吉と出るか凶と出るかは不明ですが、変に駆け足でダイジェスト版になるよりも歯切れのいい終わり方だったのかもしれません。

では、最後に新銀英伝を見た筆者の感想ですが…。まさか、原作&旧OVAの予備知識があることで、こんなにも神経をすり減らすとは思いませんでした。

というのも、私自身が旧OVAが大好きなので、どう足掻いても感想記事にしかなってないというジレンマ。

どちらがいいと聞かれると、やはり先に見て強烈な印象を持っている分、旧作と答えてしまうのですが。

きっと私のようなファンが多い中、多田監督をはじめ制作陣は今の時代に適応した十分な作品を作り上げたと思います。

https://twitter.com/shunsuketda/status/1011552258561986560

過去の先人が偉大だと、比較は致し方ないのですが、上手く間口を広げて新規の若いアニメファンに興味を持ってもらえたことが、最大の功績ではないでしょうか。

劇場版の動員について、果たしてどうなるのか正直不安に感じています。

今回の再アニメ化で続きが気になった人は、きっと原作や旧作OVAを手に取るでしょうし、続きを知った上で劇場版見に行くのかな?っていう素朴な疑問も。

2019年三部作、私も都合がつけば見に行きますが、子供連れて見に行く気にはなれないのでどうなるかわかりません(笑)

(ここ数年、映画はプリキュアかポケモンかドラえもんしか見ていないので…)

とにかく来年のセカンドシーズン劇場版も、流麗な作画、スピード感満載の艦隊戦を期待しつつ、新しく獲得したファンおよび古参も唸らせる作品になるよう、祈っています。

あれだけの動きで作画崩壊がまったくないのは本当にすごいことですよね。

作画ひでぇwとかアニメ見ながら声に出てること多いんですが← ノイエに関してはツッコむ余地がないのがもうなんなの!

そんな作画崩壊云々について、アニメ好きと熱く語りたいって人も、当サイト運営・小鳥遊さんの新プロジェクトはおすすめです。

今季アニメも終了作品が続々と続いていますし、他の人の意見を聞きたいなって人には最適ですよ。

▼詳細はこちら

アニメユーチューバー爆誕!最新アニメの感想を話し合えるアニメ語りチャンネル【アニ盛 第20回】
どーも、当サイトの運営をしている小鳥遊です。 今宵も始まります、不定期連載のアニメコラム"アニ盛"の第20回目! 今...

とりあえず来年の劇場版のために生きようと思います。

それまでに梅ちゃんが復帰してればいいなぁ…以上、模造紙でした!

長らく私の考察記事にお付き合い下さり、本当にありがとうございました。

来季も当サイトで記事を執筆しますので、興味があればご覧頂けると幸いです。

▼詳しくはこちらで

【見逃し厳禁!】2018夏アニメ考察・解説作品一覧【アニ盛 第22回】
どーも、視聴したアニメは1000本以上!アニメをこよなく愛する当サイト運営者小鳥遊です。 今宵も始まります、不定期連載のアニメコラム"...
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https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/16240/feed/ 8 16240
銀河英雄伝説(新銀英伝)11話感想・考察・解説!無能フォークの顔芸w https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/15842/ https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/15842/#comments Wed, 20 Jun 2018 05:37:22 +0000 https://animedeeply.com/?p=15842 プロージット!ガシャーン!!

銀河帝国名物のプロージットが拝めて意気揚々としています。

ごきげんよう。新銀英伝ノイエ版担当・模造紙です。

「卿(けい)」と「プロージット!」は銀英伝から学んだって人も少なくないのではないでしょうか。(私もですw)

割れるグラスの破片すら煌めいているラインハルト様…しゅてき……

というわけで、帝国侵攻作戦がスタートしました。

見どころはラインハルトの焦土戦術が思惑通りにドンピシャでハマるところ、そしてフォーク准将&ロボス元帥の無能っぷり、尺の長い帝国艦隊の出撃シーンでしょうか。

それでは、今回もよろしくお付き合いくださいませ!

【 注意!!!! 】

この記事は、銀河英雄伝説の旧作OVA(石黒版)本伝&外伝を視聴済み原作小説は途中で挫折(笑)した私が、旧アニメと原作小説との比較や、今後の展開やキャラの行く末などのネタバレも交えつつ、銀河英雄伝説 Die Neue Theseを視聴した感想および考察を記しています。

初見の方やネタバレ食らいたくないという方は回れ右でお戻り下さい。

ちなみに、銀英伝に対する愛は十二分にあるものの信者の域に達してはいませんので、ライトなファンによる駄文として考えて頂ければ幸いです。

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同盟軍は鮮やかに占領地を増やしたかに見えたが…

帝国軍の妨害がまったくなく、結果的に多くの星系を制圧していく同盟軍。

今回の進軍、大義名分は帝国人民の解放です。

きっと多くの同盟軍の将兵たちは、帝国の圧政に苦しむ人たちに自由を提供する、そんな正義の使命に燃えていたことでしょう。

(ラインハルトの戦術とは言え)同盟軍の侵攻に恐れをなした帝国駐留艦隊は、自分たちの安全のために、住民を捨てて逃げ出してしまったという状況。

なんて酷い。

苦しむ人々に救いの手を差し伸べたら、きっと自分たちは感謝されるに違いない。きっと彼らも自由を欲しがるに決まっていると思っていたことでしょう。

ですが、住民が欲していたのは政治的権利や自由思想ではなく、今日生きていけるかどうかか否かの答え。

食料や生活できる物資がすべてだったのです。

銀河英雄伝説 占領地 住民

©田中芳樹/松竹・Production I.G

政治家と軍部の考えのすれ違い、国家のトップ集団と民衆の温度差に関しても、これまで作中で明示されていましたが

銀河英雄伝説(新銀英伝)9話感想・考察!政治劇&女性の比較が面白い
ヤンとユリアンの新婚夫婦具合が凄まじくて、あれ…これBとかLの作品だったっけ…?と動揺を隠せない、新銀英伝担当・模造紙です。...

辺境惑星の下層住民と、一般的な軍人のズレもよくわかる演出でした。

占領地を訪れた時点で違和感を瞬時に察した将兵もきっといたはずですが、飢えている住民には、当然、食料の供給をしなければなりません。

解放軍と称しているなら尚更です。

これに頭を悩ませたのは、キャゼルヌ先輩。

銀河英雄伝説 ギャゼルヌ

©田中芳樹/松竹・Production I.G

前回の会議の時点から、補給計画と補給経路の穴や脆さについては指摘していましたが、加えて占領地拡大が想定以上に早かったため、備蓄物資では全然足りないと判断します。

本国に物資調達の要請をするには、ロボス元帥のGOサインが必要。

ロボス元帥の元を訪れたキャゼルヌは、2人の無能の説得に骨を折ることになります。

このくだり、本当にイライラしましたね!

銀河英雄伝説 キャゼルヌ フォーク ロボス

©田中芳樹/松竹・Production I.G

事の危険性に微塵も理解を示さないロボス元帥と、なぜか上から目線で口ばかりのフォーク准将。

フォーク准将がロボス元帥のお気に入りであり、コネで今の地位に取り立てられていることはわかるのですが、そもそもロボス元帥みたいな無能な人が、なぜ総司令官なんて大層な任に就けるのかが謎です。

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物資不足が限界に達した末に

補給が追いつかなければ現地調達せよ

総司令部は前線部隊に対し、こう命じます。

なんという本末転倒なことでしょう。

帝国軍に食料を取り上げられて飢えに苦しんでいた住民から、物理的に現地調達…略奪なんて出来るわけありません。

たとえ、同盟軍の知らないところで隠し持っていたとしても、正義の解放軍の名を掲げている同盟が、そんな下賤な行いをしたとしたら…。

そして、痺れをきらした住民が暴動を起こし、最悪の事態に。

前線の将兵は感覚的には住民と近いでしょうから、占領地で過ごすにつれ情も沸いていたでしょう。

ですが、極限状態に達した住民の選択肢は残されていなかったというわけですね。

生きるためには仕方のないこととは言え、「何でこうなった?!」という将兵には全文同意です。

一将兵の気持ちを考えると胸が締め付けられますね…銃口を向ける子供に対し、果たして引き金を引けたのか―――?

ビュコック提督の叱咤が炸裂!

軍記作品では、経験・実績のある老将がいると締まりに雲泥の差がでますね。

ビュコックおじいちゃん素敵すぎるんですけど…!!

とりあえず、フォーク准将に対して言いたかったこと、悶々とした気持ちはすべてビュコック提督が代弁してくれたのでスッキリしました(笑)

フォーク准将の変貌を貼っておきますのでお楽しみください。

銀河英雄伝説 フォーク准将

©田中芳樹/松竹・Production I.G

銀河英雄伝説 フォーク准将

©田中芳樹/松竹・Production I.G

銀河英雄伝説 フォーク准将

©田中芳樹/松竹・Production I.G

顔芸すごいwww

挫折感を味わって極度の興奮状態に陥り、発作を起こし気絶したってことですが、それって軍人不適格な事案ですよね←

どんな育ち方したのか興味本位じゃなく、素直に気になります。

「幼児と同様のメンタリティ」とビュコック提督が表現していましたが、普通は発達段階で外的刺激や人間関係から学んで、子供なりに自分を抑えることや我慢を覚えていくものです。

彼はこれまでやりたい放題、何でも思い通りの人生だったってことなのでしょうか。

ちなみに、フォークは精神病院送りになり、帝国侵攻の失態はお咎めなし(精神疾患のため責任追及は難しいってことなのでしょう)…エェェェ(;´Д`)

しかし、中の人の演技といい顔芸といい、これは今後のあれこれに違う意味で期待できます。

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銀河英雄伝説11話の感想

ジリ貧・どん底の同盟軍と、満を持して出撃した余裕綽々の帝国軍のコンディションの差といったら!

首都オーディンからの出撃シーンなっが!!(笑)

銀河英雄伝説 帝国艦隊

©田中芳樹/松竹・Production I.G

ひたすら待てで耐えていたラインハルト旗下の、初出撃お披露目ということで、派手な演出と長尺ってことなんでしょうね。

ラインハルト陣営は待ちかねた出撃でベストコンディション。

気になることと言えば、ラインハルトとキルヒアイスの間に漂う微妙な空気ですね…。

支配者を目指すものとして、皇帝の地位の簒奪を目論む立場として、仕方のない処断とはわかりつつも、キルヒアイスは優しすぎて、心中穏やかじゃないという…。

相手をわかりたいのに、全部わかってあげられない自分に対するもどかしさから来る淋し気な微笑に胸をえぐられました。

▲これな。あと1話でスマートに収束するのかな?

劇場版に誘導する形で、上手く終わらせるんでしょうけど、現時点では入館料払ってまでって人も多そうだし、最終回の脚本と演出で先行きが左右されそうではありますね。

焦土作戦自体も、確か先祖古来の領土を捨てて、かつ住民から食料を取り上げる辛さ…みたいな描写が旧作にはあったような。(原作小説にはないのかもしれません!)

とにかく残すところあと1話!

ラインハルトvsヤンの直接対決が実現するのか?

打つ手なしに思える同盟軍ですが、ヤンの智謀で一矢報いることができるのか?

あぁぁ次回で終わりと思うと今から淋しい…

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それでは、次回記事でまたお会いしましょう!

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銀河英雄伝説(新銀英伝)10話感想・考察・比較!フォーク准将がネタすぎる件 https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/15597/ https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/15597/#comments Thu, 14 Jun 2018 04:10:11 +0000 https://animedeeply.com/?p=15597 銀英伝ファンの方お待たせしました!

マイナス方面にネタ要素が強い人物、フォーク准将が登場しましたよ!

ごきげんよう。新銀英伝ノイエ版担当の模造紙です。

10話も原作準拠の会議回。政治と軍部のズレにモヤモヤすること必至な内容でしたね。

今回はなんと言っても、銀英伝一の嫌われ者の称号を欲しいままにするフォーク准将のお披露目!

注目していた方も多かったのではないでしょうか。

また、戦闘準備段階の同盟側と帝国側、双方の温度差も凄まじく、まだ開戦前なのに色々とフラグ立ちまくりで笑っちゃいましたww

それでは今回も、駄文にお付き合いのほどよろしくお願いします。

【 注意!!!! 】

この記事は、銀河英雄伝説の旧作OVA(石黒版)本伝&外伝を視聴済み原作小説は途中で挫折(笑)した私が、旧アニメと原作小説との比較や、今後の展開やキャラの行く末などのネタバレも交えつつ、銀河英雄伝説 Die Neue Theseを視聴した感想および考察を記しています。

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ヤンを一方的にライバル視する男

あくまでも一方通行です。

最初から最後まで、ヤンの足を引っ張ることしかしないフォーク准将。

銀河英雄伝説 フォーク准将

©田中芳樹/松竹・Production I.G

多くのキャラクターが登場する銀英伝において、嫌われ者や厄介者として他人から遠ざけられる人物は他にもいますが、作品中でも銀英伝ファンからも、ここまで扱き下ろされるキャラってフォーク准将以外にはいませんよね。

擁護する要素が見当たらない…(震え)

「抽象的すぎる」「行き当たりばったり」「他人を貶めて自分を偉く見せる」「出世願望の塊」などなど、彼を揶揄する表現のオンパレードで笑っちゃうしかないでしょう…。

CVが神谷浩史…だ…と…?!

フォーク准将がひとこと言葉を発して、戦慄が走ったのは私だけじゃないはず。

神谷さんをフォーク准将にキャスティングするとか、殴りたさ倍増で別な意味でヤバいです。

旧OVA版の彼は陰湿さか外見ににじみ出ていて、見るからに地雷な外見でした。

何で今回こんな美男子なん?って意外でしたが、原作にはちゃんと美形って書いてあるんですね。

声と見た目で(ちょっとは)有能に見えるから悩ましい(笑)

有能っぽい見た目+切れ者っぽい弁舌+神谷浩史のイケボで、実績はないけどコネと口達者で准将まで登り詰めましたって自己紹介がなされていて、個人的にこのキャスティングとデザインは評価したいポイントです。

彼のダメっぷりは、周囲の提督たちの反応からも見て取れますし、シトレ元帥にいたっては包み隠さずダイレクトに「アブねーやつ、あいつアカン」って言ってるので、初見さんが騙されることはないでしょう。

銀河英雄伝説 シトレ元帥

©田中芳樹/松竹・Production I.G

絶妙な嫌なやつ加減が今後も楽しみでなりません。

ちなみに旧OVA版では、古谷徹さんがCVをあてられていましたが、自分が演じたキャラ史上もっとも嫌いなキャラらしいですwww

ノイエ版の神谷さんにも「フォーク准将嫌い発言」させたい制作側の思惑もありそうですね!

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破滅の一歩を踏み出した同盟と士気高揚の帝国

選挙のためという馬鹿げた理由で帝国侵攻に乗り出した同盟軍。

会議のシーンでも、提督たちの乗り気じゃない感がダダ漏れでした。

銀河英雄伝説 フォーク准将

©田中芳樹/松竹・Production I.G

それに加え、准将のくせに出しゃばり過ぎ&鼻につく態度のフォーク准将ですから、険悪ムードは必然でしょう。

対して、ラインハルト旗下の提督たちの士気の高さと言ったらありませんね。(ただしオーベルシュタイン以外w)

銀河英雄伝説 ミッターマイヤー ビュッテンフェルト

©田中芳樹/松竹・Production I.G

ビュッテンフェルトめちゃめちゃ喜んでて尊い…

彼らも他の帝国軍人と比較すると出世欲は高いですが、高みを目指すだけの実績と能力が備わっています。

みんな大好き大嫌いフォーク准将には、いかんせん実績が皆無なんですよねー(棒読み)

戦地に乗り出す準備段階で、ほぼ勝敗が決しているのは気のせいではありません。フォーク准将め…ギリギリ…!!

また前回の最高評議会において、トリューニヒトが帝国侵攻に対し反対意見だったことも、今後の展開に大きく関わりがあるため注目ですね。

銀河英雄伝説(新銀英伝)9話感想・考察!政治劇&女性の比較が面白い
ヤンとユリアンの新婚夫婦具合が凄まじくて、あれ…これBとかLの作品だったっけ…?と動揺を隠せない、新銀英伝担当・模造紙です。...

とんでもないことをやらかすフォーク准将と、ヒステリックな中の人のこれからの演技が楽しみすぎます…!!!。

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銀河英雄伝説10話の感想

もっと色んなこと書きたかったはずなのに、結局すべてフォーク准将に持ってかれたwww

あの嫌われ者を誰が演じるのか気になってましたが、おーそう来るのねって感じ。

イケメンだから余計に嫌味たらしく見えるのもあるし、旧作とは別路線で攻めてきたのは面白いですよね。

次回タイトルは「タヒ戦(前編)」

副題からして焦土戦術は少し触れるのみでサクサク進行するのでしょうか?

今回のテレビシリーズはアムリッツァまでとのことですし、尺を詰めないと収拾つかないんでしょうか。

▼そうこれ!土師孝也さんには驚きました!

旧版で活躍されていた声優さんが、年配者の別キャラを演じるってリメイクものの醍醐味ですよね。

▲キルヒアイス、めちゃめちゃ複雑そうな表情でしたね!(笑)

オーベルシュタインも嫌われ者だけど、フォーク准将とは異なり、卓越した頭脳の持ち主なので全然立ち位置は違うんですけどね。

このあたりの人物描写の比較がさすがに面白い。

銀英伝は登場人物の数が膨大ですが、それぞれに人物背景と個性があって、それも人気の理由のひとつですよね。

放送は残り2話で終わってしまいますが、アニメについてもっと語りたいぞ!他の人の意見に触れたいぞって方は、当サイト管理人・小鳥遊さんがアニメチャンネルを始動させるので、是非チャンネル登録をお願いします!

アニメユーチューバー爆誕!最新アニメの感想を話し合えるアニメ語りチャンネル【アニ盛 第20回】
どーも、当サイトの運営をしている小鳥遊です。 今宵も始まります、不定期連載のアニメコラム"アニ盛"の第20回目! 今...

それではまた次回記事でお会いしましょう。

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銀河英雄伝説(新銀英伝)9話感想・考察!政治劇&女性の比較が面白い https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/15350/ https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/15350/#comments Wed, 06 Jun 2018 06:58:43 +0000 http://animedeeply.com/?p=15350 ヤンとユリアンの新婚夫婦具合が凄まじくて、あれ…これBとかLの作品だったっけ…?と動揺を隠せない、新銀英伝担当・模造紙です。

↓の記事でも、ユリアンの幼な妻感についてつぶやきましたが

銀河英雄伝説(新銀英伝)6話感想・考察・比較!シェーンコップがイケメンw
まだまだ同盟軍のターン!!! ごきげんよう、模造紙です。 金髪さんやら赤毛さんの存在ドコー(´・ω・`)な新銀英伝...

身長差とか、ユリアンの上目遣いとか、ヤンを見るキラキラした眼差しとか、養子に同じ星を掴んで欲しくない心情とか……

口の中が砂糖でジャリジャリになるかの如くの糖度の高さだった気がします…!!

9話は、ヤンの結婚話に思わず頬を赤らめるわかりやすいフレデリカや、教職を捨てて政治家に転身した孤独な戦いが幕を開けたジェシカなど。

女性にスポットが当てられた印象ですが、私はヤンとユリアンの良い距離感をニマニマしながら視聴しておりました!←

さて、ヤンの思惑が悪い方に外れて、イゼルローンを足掛かりに帝国侵攻を決めた同盟。

もー本当に、政治家って奴は…!!!(; ・`д・´) ってなった方も少なくないでしょうね…。

ではでは、今回も拙い考察参ります!よろしくお付き合いくださいませ!

【 注意!!!! 】

この記事は、銀河英雄伝説の旧作OVA(石黒版)本伝&外伝を視聴済み原作小説は途中で挫折(笑)した私が、旧アニメと原作小説との比較や、今後の展開やキャラの行く末などのネタバレも交えつつ、銀河英雄伝説 Die Neue Theseを視聴した感想および考察を記しています。

初見の方やネタバレ食らいたくないという方は回れ右でお戻り下さい。

ちなみに、銀英伝に対する愛は十二分にあるものの信者の域に達してはいませんので、ライトなファンによる駄文として考えて頂ければ幸いです。

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それぞれの女性の対比の描かれ方が良かった

▼ジェシカと言えば、アスターテの慰霊祭でトリューニヒトの演説に割って入ったシーンも印象的でしたね。

銀河英雄伝説(新銀英伝)5話感想・考察・比較!トリューニヒトがひどい
連休序盤に行楽地に出かけたら、案の定人で溢れかえっていて疲労困憊の模造紙です。 犬猫だっこするのに長蛇の列って何なんでしょ...

そして、その時に痛烈に胸に響いたセリフが「あなたはどこにいますか」

命の危険がない安全な場所で戦争の采配を決める政治家に対する、何とも強烈な皮肉でした。

時を経て政治家として歩み始めた彼女は、この考えを根底に携えながら孤独な闘いを始めようとしていました。

銀河英雄伝説 ジェシカ

©田中芳樹/松竹・Production I.G

民衆の前に立って、自分の考えを口に出し、国の在り方に疑問を投げかけ、道を模索するなんて、若い女性が決意するにしては何という修羅の道なのでしょう。

婚約者をなくし後ろ盾もない女性が、なかなかできることじゃないですよね。

ヤンの元を訪ねたのは、ヤンに背中を押して欲しかったのか、それとも諫めて欲しかったのか――

劇中では、「僕が大人になるころには平和になると言っている」というユリアンの言葉で、思いつめた表情から一転、スッキリとした笑顔を見せたのが印象的でした。

彼女の中では、進む道は決まっていて、一歩を踏み出すためにヤンに喝を入れて欲しかったのかなと、感じました。

ジェシカの演説の中にも、過去の歴史家や歴史書の話が出てきましたし、ヤンと過ごした日々や言葉、そして彼がずっと見ている戦争のない平和な未来のビジョンが、彼女のなかに生きた言葉で宿ったように思えます。

ジェシカは守られるタイプの女性ではありませんし、しっかりと地に足が着いた自分の考えを持った人です。

そんな気丈な女性にも心細くなったり自分の道を不安に感じることもあります。

共に歩むことはできずとも、進む道を明確に見据えて行動に移しているヤンの存在が、ジェシカに勇気を与えたということなのでしょうね。

ジェシカといい、フレデリカといい、ヤン提督は罪な人ですよね…!(震え)

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フレデリカ&パパと予期せぬディナー

ヤンが退役おめでとうディナーが流れてヤケ食い(?)しようと入った店で、流れでグリーンヒル親子と一緒に食事することに。

ヤンにとっては、プライベートの時間に上官と部下と対面しながら食事って、本音は遠慮したかったでしょうね。

(立場的には首を縦にふるしかないのですが笑)

そして別れ際

銀河英雄伝説 ヤン ユリアン フレデリカ グリーンヒル 閣下

©田中芳樹/松竹・Production I.G

これ、暗に「うちの娘を嫁にどうだね?」っていうアレですか?笑

パパもわかりやすいですが、娘の反応もわかりやすい。

軍服をまとっていると表情が掴みにくいですが、プライベートの彼女は年相応に異性に結婚にも興味のあるお嬢さんだとわかる良いシーンでした。(相手がヤンだからって理由も大いにあるでしょうが)

ヤンの方は、フレデリカパパの意図を察しているのか否か不明ですが、自身の希望が叶わず隠居できない以上、軍人を続けている限りは特定の大切な人は作れないっていうのは本心なんでしょうね。

建前や理性でどうにもならないのが恋愛なので、彼の心情の変化について今後いかに描かれていくか楽しみです。

政治劇はわかりやすくなった

旧作でも政治体制は批判的に描かれていましたが、今作はよく言えばわかりやすい、悪く言えば滑稽に感じられますね…う~ん。

破たん寸前の財政なのにギリギリまで対策してこなかったの?とか、人員を軍優先で配置していたらそりゃ社会構造は維持できんわ…とか。

民衆の目がない安全な場所でダラダラとこんな実のない話し合いしてたの?ってかなり馬鹿馬鹿しく思えます。

それぞれの立場からの物言いはわかるんですが、社会基盤がしっかりしているの前提での戦争であって、地盤が崩れたら戦争どころじゃないんですけどね。

そしてこのウィンザー夫人▼

銀河英雄伝説 ウィンザー夫人

©田中芳樹/松竹・Production I.G

女性政治家のジェシカとの対比でめちゃめちゃアクの強い印象の方でしたね笑

150年もダラダラと続けた戦争に大義がどうとかあり得ないんですが、そこは口の上手い政治家の為せる技なのでしょうか。

大義って言うと、何故か高揚して士気があがるという不思議。

結局は、最高評議会支持率アップのためと次期選挙のために帝国領への出兵が可決されてしまいます。

ここで気になるのが、国防委員長トリューニヒトも反対票を投じたことでしょうか。

「出兵に反対の旨を明記しておいてほしい」とまで言っていたくらいですから、帝国侵攻が失敗に終わると予期しているのかもしれません。

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銀河英雄伝説9話の感想

シェーンコップの軍に残って欲しい発言、かなりのダメ押しでしたね 笑

ヤンの目算なら、すぐにとはいかずとも軍を退役して年金生活に突入する予定でしたからね。

結成したばかりの13艦隊を見捨てるのかと暗に臭わせたシトレ元帥の発言の後では、固い決意も崩れ落ちるしかないでしょう。

まぁ、確かに寄せ集めなどと言われていても、基本的にはヤンの人となりを知って集った人間ばかりですから、それを捨てて軍を去るのは無責任だとの指摘は間違っていません。

シトレ元帥のヤンの2枚も3枚も遥か上を行く役者感が凄かったですね。何あの余裕WWW

この揺さぶりが相当効果的だったようで、ヤンに積極的に反論させなかったのは、流石シトレ元帥だなぁと。

そしてドミニクが新銀河帝国到来のフラグをサラッと立てて来て驚き。

水面下で多方面に働きかけているルビンスキーの動きも注目ですね。

本文でも9話は女性がピックアップされてたねって話をしましたが

ネット界隈でも銀英伝にしては女性が中心の回、特にジェシカが9話の主人公って意見が多かったですね。

あのシーンは恐らく劇場版…になるのかな?映画館の大スクリーンで見たら号泣する自信がありますよ←

さて、新銀英伝についてコメントでも熱くたぎるメッセージを度々頂きます。いつもありがとうございます!

いかんせん私はさほど見識が深くないので、銀英伝をはじめ作品の根強いファン同士で意見を交わし合える場があると嬉しいですよね!

そんなアニメファンの語り合える場、アニメチャンネルのプロジェクトを当ブログ管理人・小鳥遊さんが始動させました!

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なかなか私生活では大声で語れないぜ!って方は是非とも!

それでは次回記事で、またお会いできますように。

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銀河英雄伝説(新銀英伝)特番感想・考察!コラボカフェがおしゃれで良さそう https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/15162/ https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/15162/#comments Wed, 30 May 2018 16:53:40 +0000 http://animedeeply.com/?p=15162 ノイエ銀英伝…もしや万策尽きての特番か…?

ごきげんよう。新銀英伝の考察記事担当・模造紙です。

さて、今週は本編を一回お休みして特番が放送されました!

予告の時点で、なぜクールの2/3が経過した時点で特番やるのか腑に落ちず…。

▲冒頭の結論に至ったわけですが。

なんぞこれ めちゃめちゃ 内容の濃い 30分だったんですけど … !?

制作に遅れが出ていて結果的に特番で繋ぐケースなのかと思いきや、そんな失礼なことを考えていた自分を全力で張り倒したいレベルでした。

あれ…ある意味本編より充実してたとも言えなくない…?

ですが、今回の特番は4月中旬の収録とのことですし、これまでの本編も粗や作画乱れがない美しさなので、元から組み込む予定だったのでしょうね。

という訳で、今回はストーリーや作品そのものの記事ではなく、「キルヒアイスのイゼルローン訪問記」を視聴した感想記事をお届けします! ジーク・カイザー!!

【 注意!!!! 】

この記事は、銀河英雄伝説の旧作OVA(石黒版)本伝&外伝を視聴済み原作小説は途中で挫折(笑)した私が、旧アニメと原作小説との比較や、今後の展開やキャラの行く末などのネタバレも交えつつ、銀河英雄伝説 Die Neue Theseを視聴した感想および考察を記しています。

初見の方やネタバレ食らいたくないという方は回れ右でお戻り下さい。

ちなみに、銀英伝に対する愛は十二分にあるものの信者の域に達してはいませんので、ライトなファンによる駄文として考えて頂ければ幸いです。

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銀英伝特番「キルヒアイスのイゼルローン訪問記」って?

銀英伝特番 タイトル

©田中芳樹/松竹・Production I.G

キルヒアイス役の梅原裕一郎さんが、銀英伝公式テーマカフェ「ダイニングカフェ イゼルローン・フォートレス」を訪問して、カフェの料理や作品のテーマに触れるという趣旨でした。

梅原さんが案内人なのはなぜ?

なぜ、ラインハルトやヤンではなくキルヒアイスなのか、おそらくは中の人が理由なんでしょう。

梅原さんって、最近の声優さんはそれほど詳しくないBBAの私ですらお顔と声が一致するくらい多くの作品に出演されています。

キルヒアイス役も抜擢感が強いですよね。

また、端正な顔立ちとスラリとした長身、それに加えてあの美声ですからね…天は二物も三物も与えたのかと、この年代の男性声優さんでは抜きんでた印象もあって大注目の若手さんです。

顔か綺麗でタッパがあってイケボって…それなんの乙女ゲー?(震え)

メインキャストでは一番若いし、ロケで経験を積ませたい目的もありそうですけどね。でも、やはり女性人気を狙ってというのが最有力の理由かと。

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銀英伝コラボカフェとは

話がそれましたので戻します。

メイドカフェやアニメコラボカフェの銀英伝版っていうと分かり易いでしょうか。

台東区上野にあるため、関西在住の私はネット界隈の反応でしかこのカフェの諸々について存じ上げなかったのですが、純粋に作品をテーマに掲げたカフェという感じですね。

オムライスにメイドさんがハートを描いてくれるのか、トールハンマーに見立てたガスバーナーでファイエルするのかの違いです。

そして、コラボカフェにありがちなキャラありきで料理の味は二の次、だけどグッズ付きでお値段設定高め…とういうわけでもなく、ちょっとオサレなダイニングといった感じで、価格も割と良心的。

恐らく、来訪するファンの年齢層が高め(30~40代がメインと予想)なので、落ち着いた雰囲気でゆっくりとお酒と料理を楽しめる場の提供をしてるってことでしょう。

平均予算3,000円~4,000円って飲みにいくなら安いほうだし、料理はシェアできそうなものが多そうで複数名で行くと良さそうなお店ですね。

この記事を書くために、イゼルローン・フォートレスのHPのサイトをのぞきに行ったのですが、

関西圏に2号店出店しないですかね…?通うので(´・ω・`)

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新旧キルヒアイスが共演!

梅原裕一郎さんと広中将志さんのツーショット…!!!

特番も粋なことをしてくれますよね!確か、新アニメ放送前のイベントで共演自体はされていましたが、それは限られた人のみの観覧ですし、まさかこのタイミングで共演が実現するなんて。

石黒版キルヒアイスの広中さんの声が大好きでして、過去に▼この記事でも愛を叫んでいます。

ポプテピピック3話の感想・考察・解説!多方面に喧嘩を売るスタイルw
ごきげんよう。模造紙です。 公式が認めるクソアニメもとうとう3話! そして、当初のキャスティングのお二方の当番回が巡...

公式さんありがとうございます!!!

梅原アイスが広中アイスに質問をして、それに対してアドバイスやエールを捧げるというのが大まかな流れでした。

広中さんってナレーションでもキルヒアイス声だから地声がそうなのかと思いきや、素は結構違うお声でびっくり。

この後、なんと原作者の田中芳樹先生まで登場されて凄いことに!

サプライズどころじゃありせんよね。この企画した公式本当に凄すぎる…ごくり。

巷ではかなり旧作&新作として比較対象にされていますが、当事者の皆さんも少なからず気に留めている様子で、そういった深い話を聞けたのはファン的に大収穫の特番だったと思います。

原作や旧OVA版を見ていないと、そこまでのめり込む内容ではなかったし正直つまらない特番の部類かも。

ですが長年のファンは是非見て欲しいですね。どれも素晴らしいお話ばかりでした。

「キルヒアイスのわんこそば」というパワーワードww

広中さんの梅原さんに対するエールとか、御大がアニメ制作には一切口を挟んでこなかった深イイ話とか、数多く印象深いものがありましたが。

田中御大が考案された「キルヒアイスのわんこそば」に持っていかれた人も少なくないでしょう。

つけこむ隙も逃げ出す隙も与えないキルヒアイスにはピッタリですよね!無邪気な面とか茶目っ気とか、さすが原作者は切り口が斬新すぎる…(震え)

ちなみに▼田中先生はプライベートでもイゼルローン・フォートレスを訪れているようですよ!

原作者が立ち寄るコラボカフェって素敵ですね。

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銀河英雄伝説特番「キルヒアイスのイゼルローン訪問記」の感想

イゼルローン回廊、人多すぎwww

あと気になったのが、ナチュラルにネタバレがあってどうなのと思ってたら、結構同じような声があがってました。

これから何が起こるかうっすら気付いちゃうだろうし、部分的にカットしても良かったんじゃないかなー。

にしても、石黒版&多田版の新旧対談は今後望めるかどうかわからないし、裏話満載で見応え十分の特番でした。

コラボカフェの宣伝番組と言えなくもないですが、ででーんとしたいかにもなコラボカフェはちょっと…って方にも来店しやすい空間で、ファンなら一度は訪れてみたい場所ですね。

「ファイエル」やら「ジーク・カイザー」を声高に叫ぶのはおひとりさまには躊躇われますが…(笑)煌びやかだし1人で行くにはなかなか勇気がいりそう。

今回の特番は、梅原さんイケメンだということを再認識し、悔やまれるのは広中さんのキルヒアイス台詞が聴けなかったことでしょうか…。

テイスト的には、ローカル局の街ブラグルメ番組みたいで親しみやすくてとても良かったです!

こういう企画は、是非またやって欲しいですね。

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銀河英雄伝説(新銀英伝)8話感想・考察・比較!皇帝は目的を知ってる? https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/14915/ https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/14915/#comments Wed, 23 May 2018 05:38:13 +0000 http://animedeeply.com/?p=14915 ゼッフルゼッフル……!!!(;´Д`)

ごきげんよう。銀河英雄伝説ノイエ版担当の模造紙です。

いや~…確かに原作小説ではカストロプの動乱はサラッと風味だったけど、まさか10分でカストロプ公があぽんしちゃうとは想定外でした!

旧OVAでは1話分の尺を使っていたところを、新アニメでは「冷徹なる義眼」と合わせて前半+後半で構成したら、そりゃあっと言う間の鎮圧になりますよね。

キルヒアイス推しの私としては、物足りなさや虚無感を抱えながらの8話観賞でした…しょぼん…。

ラインハルト元帥府の提督たちや、国務尚書のリヒテンラーデ候マリーンドルフ伯オーベルシュタインなど。

ラインハルト覇業の道に深く関わる人物たちが数多く登場した今回。

なかでも特段気になったのが、皇帝・フリードリヒ4世

今回は、皇帝はラインハルトの野望について知っているのか否かについて考察を進めたいと思います。

宜しくお付き合い下さいませ!

【 注意!!!! 】

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皇帝・フリードリヒ4世とは

銀河帝国ゴールデンバウム王朝の第36代皇帝かつ、事実上の最後の皇帝である人物です。

そして、ラインハルトの姉のアンネローゼを寵姫として迎えた人物でもあります。

この件がラインハルトに反ゴールデンバウム王朝の野望を植え付けた最大のファクターでしたよね。

銀河英雄伝説(新アニメ)3話考察!アンネローゼの印象を変えた意図
アンネローゼ様、どんだけ弟大好きなんだよ…キルヒアイスの気持ちに気付いてあげて…!! ごきげんよう。銀英伝新アニメ担当・模...

▲3話で詳しく紹介されていました。

8話終盤、バラ温室(バラ庭園じゃなかった!)にて宰相であるリヒンテンラーデ候から、ラインハルトに権力を与え過ぎではないか、彼が王朝に対して簒奪の意思を持つ恐れがあるとの注意を促かされたのに対しての、皇帝の発言。

これにはリヒテンラーデ候同様に、戦慄を覚えた方も少なくないでしょう。

(私も知っていながら、おぉぉぉうっ!となってました)

皇帝はゴールデンバウム王朝の終焉を予期していた?

人類の創成と共にゴールデンバウム王朝があった訳ではない

不死の人間がおらぬと同様、不滅の国家もない。余の代で銀河帝国が絶えて悪い道理がなかろう

どうせ滅びるなら、せいぜい華麗に滅びるがよいのだ

今回のカストロプ公を始めとした門閥貴族、軍上層部のお偉い方は地位と名誉と権力に固執しています。

その中にあって、フリードリヒ4世のこの発言。

皇帝の口から出るには、おおよそらしくない発言です。

フリードリヒ4世の憐れさから出た言葉だったのかも

フリードリヒ4世は、本来は帝位継承を持つ立場ではありませんでした。

若いころ、まったく国の在り様に興味がなく、放浪者同然で遊び歩いていたフリードリヒ4世。

先帝からは勘当寸前の扱いを受けており、周囲も彼のことを皇帝の血筋として接しては来なかったんですね。

フリードリヒ4世には優秀な兄と弟がいて、次期皇帝の座を争っていました。しかし、共倒れで2人ともタヒんでしまったため、唯一生き残った先帝の息子である彼が棚ぼた状態で皇帝の座を継ぐことになったわけです。

皇帝になっても国政への関心の無さは変わりません。

趣味の庭いじりに没頭したり、女好きは変わることなく、周囲からも凡庸な皇帝と見られていました。

(まぁ、頂点に立つ者としてある程度の好色は良しとされますが)

だからこそ、上記のあの戦慄の発言が飛び出したのでしょうね。

地位や権力にはこだわりがない

自分が皇帝になった途端、私利私欲のためにすりよる貴族や、軍上層部。

そんな諸々に嫌気がさして…というわけではなく、むしろどうでもいいって思っていそう。

▲フリードリヒ4世の比較画像で、面白いのがあったので貼っておきますね!

フジリュー版あかん。

おっと、ノイエ版に話を戻しましょう。

演出なのか中の人の技量なのか、不思議なことに愚かな皇帝や暴君とは感じられません。

自分、政治とかイゼルローンとか全然興味ないもん

精魂込めて育てたバラしか興味わかないんで

みたいな無気力さ?凄くいいですね←

もしや隠れた名君なのではないか?実は賢帝なのかも?とさえ感じさせられます。

王朝の終焉を予期していたが、自分ではそれを押し留める力量がないのをわかっていた。ならば現王朝に変わる新たな体制を作り変える英雄を…と考えたのかもしれませんね。

状況を判断できる能力はあっても、国を立て直すだけの力はなかった。

現実から目をそらしたくて帝位継承から逃げたのに転がり込んで来てしまった皇帝の座…。

しかし、皇帝になっても内部から改革するだけのやる気もなければ、王朝に対する思い入れもない…

(多分、皇帝が改革しようとしたら貴族連中がクーデター起こして、おじゃんになりそう…という予感もあったのでは)

以上のような未来を予想できる才覚があっただけに、ゴールデンバウム王朝を終わらせる自分ではない誰か=ラインハルトにやらせたのでしょう。

原作や旧OVAでは、皇帝は王朝の終わりを予見していて、そのために意図的にラインハルトを引き上げたのではと、暗に臭わせています。

まぁ、ラインハルトの覇業がフリードリヒ4世の描いたシナリオに沿ったものだとすれば、かなり底の深い人物だと言えますね。

意図してラインハルトに権力を与えているとしたら…

終焉に向かっている王朝を、新たな英雄の登場という幕引きで華麗に散らせるために、ラインハルトに白羽の矢を立てたとしたなら…。

フリードリヒ4世は、ラインハルトの野望をわかっていながら、権力を与え、引き上げているということになります。

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オーベルシュタインを旗下に加えたか…

三長官にイゼルローン失墜のお咎めなしを進言することで貸しを作り、オーベルシュタインを元帥府に招き入れることに成功したラインハルト。

オーベルシュタインの逆圧迫面接、凄まじかったですね…!!

銀貨英雄伝説 オーベルシュタイン

©田中芳樹/松竹・Production I.G

ラインハルトは、謀略など汚い方面を一手に担ってもらう算段でオーベルシュタインを手に入れたわけですが、どうやらキルヒアイスは納得していない様子。

頭脳明晰だし、参謀としても使いどころは豊富なオーベルシュタインですが、なんせ曲者すぎて腹の底では何を考えているか分からない…といったところでしょうか。

幼馴染として親友として、そして野望を誓い合った同志のラインハルトとキルヒアイス。

これまでは同じ方向を見ていた2人ですが、お互いの考えが大きくすれ違ったのがこの時点。

オーベルシュタイン…確かにラインハルト陣営には超必要な人物なんですけど…キルヒアイスの気持ちを考えるとやるせなくなります…。

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銀河英雄伝説8話の感想

ラインハルト陣営の提督たちが登場しましたね!とりあえず、ルッツとワーレンの見分けがつくようになって良かった…!!!

ルッツ若いなー。そして、ワーレンの顎がものすごいことになってるww

カストロプ公がギリシャ設定ではなく、ロシア歌劇の登場人物っぽくなったのも笑いました。

旧版のアニオリだと分かりつつも、強烈なイメージを植え付けたのは凄すぎですね…!!

また、今回は双璧が喋ったのでSNSも沸いてました!!

双璧が喋るまでは見続けようってファンもいたでしょうね。

というか、ミッターマイヤーは安定したミッターマイヤーで安心(どの媒体でもちゃんとミッターマイヤーってわかる風貌)

提督たちがキルアイスに勅命が下りて、非難とヤッカミで悔しそうにしている描写も良かったですね。

皇帝直々の出撃の命令を請けたってだけで、軍人にとっては誉高くハクがつきますからね。ラインハルト旗下の面々の性格や個性がよくわかるシーンだと思いました。

そして、ラインハルトの赤毛ノッポさんの前髪サッサ…ありがとうございます!

ところで、初見さん的にノイエ銀英伝はどんな感じなんでしょう?ネット上では、原作からのファンの声は多く見かけるものの、あまり初見さんの感想って見つからないんですよね…。

というわけで、ノイエ版から銀英伝に入ったよって方のコメントもお待ちしています!!

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それでは次回記事で、またお会いできますように!

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銀河英雄伝説(新銀英伝)7話感想・考察・比較!イゼルローンが重要な理由 https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/14684/ https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/14684/#comments Thu, 17 May 2018 06:42:18 +0000 http://animedeeply.com/?p=14684 ゼッフル粒子!ゼッフル粒子!(*´Д`) ごきげんよう、模造紙です。

新銀英伝7話、イゼルローン攻略戦は同盟軍の鮮やかな内部占領によって、見事同盟軍が大勝利をおさめました。

実は過去、6度に渡ってこのイゼルローン要塞の攻略戦を実行しているのですが、全て失敗に終わってるんですね。

だからこそ、難攻不落と言われていたイゼルローン要塞。

イゼルローン要塞の陥落により、物語は今後大きく動くことになるのですが、初見の方や新アニメから銀英伝に入ったって人は、イマイチ、イゼルローンわかりにくくないですか?

というわけで、基本をおさらいする意味でも、今回はなぜイゼルローンが重要拠点なのかを中心に書いて参ります。よろしくお付き合いくださいませ。

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イゼルローン回廊とは?

銀河英雄伝説 宇宙宙域

©田中芳樹/松竹・Production I.G

帝国領と同盟量の間の宇宙空間には、航行不能な宙域があります。

これは、エネルギー残留物や磁気嵐などから構成された壁のようなもので、一部、航行可能なトンネルがイゼルローン回廊とフェザーン回廊の2つなわけです。

▼1話冒頭でもチラっと宇宙空間については触れられていましたね。

銀河英雄伝説(リメイク新アニメ)1話の感想・考察・比較!ヤンの出番が少ない理由
ごきげんよう。ハードディスクの容量が足りず今季アニメの1話を録り損なっている模造紙です。 録画失敗したとしても、今はネット...

ちなみに、実際の宇宙空間にはこういった大きな航行不能宙域は存在しない(らしい)ので、物語を面白くするための舞台装置と認識して下さい。

カンの良い人なら、航行不能空間をぐるっと迂回するとか、回廊の入り口から出口までワープするのはどうなん?と思うでしょうが、航行不能宙域があまりにも大規模なため補給の関係から迂回策は現実的ではないし、ワープは磁気異常や重力障害など諸々の理由で危険なためまず無理です。

確か、旧OVA版ではタヒの宙域に飲まれて艦隊が行方不明…といった感じの描写があったような気がします。

ですので、フェザーン回廊が中立宣言国のフェザーン自治領の統制下にある以上、同盟が帝国領に侵攻しようとするとイゼルローン回廊を通る必要があったわけですね。

帝国サイドとしては、その唯一の航路にに巨大で強固な要塞を作っちゃえば、同盟軍が攻め込んでこれなくていいじゃんってことで、イゼルローン要塞という最重要拠点を配置したワケです。

銀河英雄伝説 イゼルローン要塞

©田中芳樹/松竹・Production I.G

同盟は、イゼルローン要塞をまるっと無視して帝国領に突撃!なんてことしたら、後方から猛攻撃に合うのは必至ですし、そもそも補給と連絡が滞ってしまうので、絶対にイゼルローン要塞を落とす必要があったんてすね。

両国の間に、航行不能域と可能域(イゼルローン回廊とフェザーン回廊)を作ることにより、艦隊バトルの戦術と戦略&政治的な駆け引きの面白さが生きてきます。

政治的な駆け引きと言えば、7話の最後にとうとうあの人が登場しましたね!

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フェザーン自治領主・ルビンスキー

初登場のカットで体毛ある?!と思ったら、やっぱりハゲの呪縛から逃れられなかったルビンスキー(笑)

銀河英雄伝説 ルビンスキー

©田中芳樹/松竹・Production I.G

なんで、モミアゲふさふさなのに頭頂部には毛がないんだと意表をつかれた人が多そうですね。

旧OVAに比べると随分と細身になって、小賢しい小悪党といった雰囲気ですね。ギラギラ感が減ってる(笑)

原作ではフェザーンの黒狐という異名があるので、その呼び名に寄せたデザインなのでしょうか。

フェザーンは軍事力そのものでは、帝国や同盟には遠く及びませんが、金の力で第三勢力としての地位を確立しています。

イゼルローン要塞が同盟に奪取されたとなると、三国間の力のバランスにも微妙に変化か生まれるわけですからね…ルビンスキーが裏でこそこそ動き回ることを臭わすための、やっとこさの登場というわけですね。

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銀河英雄伝説7話の感想

ブルームハルトが髭で墨が入っていることに衝撃を隠しきれません…!!

前話の時点で、明らかにシェーンコップよりも年上だし、このブルームハルトは絶対DTじゃないぜ!とか思っていたら、SNSも同様の意見で溢れかえっていましたw

▲ファンの間で、ブルームハルトがDTなのは暗黙の了解なのですが、うん…彼に関してはもっとDTっぽい外見じゃないとダメじゃなかろうか…DTのくせに何であんなにグレたの(笑)

と思いきや、7話で帝国軍人に入れ墨を指摘されてアセアセ(;´Д`)していたのは、ちょっと可愛く見えちゃいました(笑)

髭がなければ、もう少しは若く見えそうなんだけどなー…ブツブツ(しつこい)

▲これは同感です!ローゼンリッター無双の展開はなかったですが、その代わりに幼シェーンコップの回想が入ってたあたり、新旧共に楽しめる作品だと感じました。

あと、昔はガバガバのセキュリティだったのに今回はしっかりしてましたね。流石にあれじゃダメだと思ったんでしょうか。

キャラの表情に変化が乏しいとか、声優の演技も抑揚を抑え気味という意見もあるのですが、時代の流行という意味合いが強いんでしょうね。

旧作はオペラやトレンディドラマの雰囲気が強い。対して新作は、乙女ゲームとバスケ臭がするという。

▲これな!!抑揚が無さ過ぎるのに違和感でした。人間味が薄味なんですよね~…やっぱ脚本か…。

そして次回はカストロプ動乱!

やらないのか~と思っていたら、原作的にはイゼルローン陥落後なので時系列的に正解なんですね。

ゼッフル粒子マスターの赤毛ノッホさんが艦隊司令官として活躍しますよ~今から楽しみです。旧アニメでは謎のギリシャ設定にされた諸々…一体今回はどうなるのでしょう。

それではまた、次回記事でお会いできますように!

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銀河英雄伝説(新銀英伝)6話感想・考察・比較!シェーンコップがイケメンw https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/14425/ https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/14425/#comments Wed, 09 May 2018 04:32:09 +0000 http://animedeeply.com/?p=14425 まだまだ同盟軍のターン!!!

ごきげんよう、模造紙です。

金髪さんやら赤毛さんの存在ドコー(´・ω・`)な新銀英伝(ノイエ)6話。

第13艦隊が本格的に始動しはじめ、ヤンの艦隊司令としての初仕事である幕僚人事が中心でした。

曲者や非常識者ばかりの第13艦隊の面々…彼らが原作や旧OVAとはどう異なる形で描かれるのか、前々から非常に楽しみでした!

見た直後の感想としては、人事パートにめちゃめちゃ尺使ってないか…?ってことなんですが、おそらく原作でもここまで丁寧な描写はなかったです…よ…ね??

薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊が優遇されていたのは、ほぼ予想どおり(笑)

そして、旧作とキャラデザを大幅に変えて来たムライ准将。そして、エル・ファシル以来の再会のフレデリカなどなど。

癖の強い人物が続々とお披露目された6話について語って参りますね!よろしくお付き合い下さい。

【 注意!!!! 】

この記事は、銀河英雄伝説の旧作OVA(石黒版)本伝&外伝を視聴済み原作小説は途中で挫折(笑)した私が、旧アニメと原作小説との比較や、今後の展開やキャラの行く末などのネタバレも交えつつ、銀河英雄伝説 Die Neue Theseを視聴した感想および考察を記しています。

初見の方やネタバレ食らいたくないという方は回れ右でお戻り下さい。

ちなみに、銀英伝に対する愛は十二分にあるものの信者の域に達してはいませんので、ライトなファンによる駄文として考えて頂ければ幸いです。

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シェーンコップのもみあげロスに耐えられるのか…?!

陸戦と白兵戦の傑物であるシェーンコップ

傲慢で大胆不敵な性格ゆえに、高い能力を保持しているにも関わらず、同盟軍内部では厄介者扱いされていました。

ローゼンリッターは、陸上戦闘にめちゃめちゃ長けた実践部隊なわけですが、ようは上官的には非常に扱い辛くて問題視されていたわけ。

あとは、フレデリカも言っていたように、亡命者の子弟による編成部隊なだけに、戦闘中に裏切るかもしれない(逆亡命される恐れがある)という懸念があって、編成に加えようとする上官がそもそも稀であるという。

ただ、その陸戦技術は作中屈指を誇り、ネタバレになりますが、今回のイゼルローン攻略戦でも無血占拠を鮮やかに成し遂げてしまうほどなので、味方につければこれほど心強いことはありません。

ただ、まぁ本当に扱い辛い(大事なことなのでもう一度言っておきますね!)

シェーンコップは戦闘能力のみでなく、指揮官や戦術家としても有能なので、ヤンのこれからの功績は彼の活躍が一端を担ったと言っても過言ではありません。

これは逆の立場でも言えることで、ローゼンリッターはこの時にヤンにスカウトされていなければ、目覚ましい活躍を遂げることもなかっただろうし、政治的なお飾りのまま、飼いゴロしにされていた可能性もあるでしょうね。

旧アニメのもみあげシェーンコップが好きだった

今回のキャラデザ発表時点から、シェーンコップ若すぎない…?とネットがざわついていたわけですが、動いて喋るのを見ても、やっぱり若いなっていう感想しか生まれない(笑)

銀河英雄伝説 シェーンコップ

©田中芳樹/松竹・Production I.G

うん。でもちょっと落ち着け自分。

ヤンがスカウトした時点って、シェーンコップまだ30代前半なんですよね…!!

旧OVAの40代後半~くらいに見えるデザインが強烈な印象だから違和感を覚えますが、実年齢を考慮すると妥当なビジュアルと声ですよね。軍内部では割と青二才でしょう。

まぁ、重みや威厳はどうなのって話になると…うん…まぁ…。

現代的に再解釈してる点は今までもそうでしたが、旧アニメや原作に寄せたい部分と180度変えたい部分がチグハグに感じるのも確か。

まぁ、何が言いたいかというと、原作小説から受けるのイメージだけなら、海外ハリウッドスターみたいな新シェーンコップもアリ。

個人的には、もみあげに孕む声と容姿の旧OVAの羽佐間シェーンコップに一票。

ヤン艦隊の一員としては、強烈にキャラが立っていて好きでした。

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その他の幕僚の面々

アスターテ会戦で鮮やかに分艦隊司令として、ヤンの命令を忠実に実行したフィッシャー准将。

そして、エコニアの収容所の一件で縁深い、ムライ准将そしてパトリチョフ大佐。

ムライ准将のデザインが旧作と違い過ぎてて、結構ビックリしたのですが、これはこれで堅物で秩序の塊を表現してて良いですね。

銀河英雄伝説 ムライ

©田中芳樹/松竹・Production I.G

▲ひげ面メガネはお前誰や…ってなるしかないですが。

エコニアの一件については、旧OVAの外伝や原作外伝(螺旋迷宮)で語られていますので、興味がある方は是非!

ムライの公正な視点、無駄のない判断と処理能力のおかげで、ヤンが今ここにいられたとも言えますし、今後のヤン艦隊にはなくてはならない人物です。

若者からは小うるさいジイサンと煙たがれることもありますが(今回はあんまりジイサンっぽくない?)、異端者揃いの13艦隊の面々に対し、常識ある視点やスタンダードな立ち位置から意見して軌道修正するという、かなり重要なポジションの人です。

にしても、中の人が大塚芳忠さんなことに驚き。イメージ的には帝国にいそうな感じなので。

▼芳忠さんでポプテピピックを思い出した人いそう

ポプテピピック1話の感想・考察・解説!声優替えて再放送のカオスww
明けましておめでとうございます。 今年もお付き合いの程、よろしくお願いします。 我が家の長い冬休みが、今日でようやく...

このムライさん、咳払いされたらポプランやアッテンボローは瞬時に黙りそうですね(笑)

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フレデリカかわいい

フレデリカ、美人さんで可愛い!

男の上官に、女性副官の構図がめちゃめちゃ好物でして(聞いてない)、この2人の組み合わせだけでみるなら旧作よりも新銀英伝のほうが好みです。

銀河英雄伝説 フレデリカ ヤン

©田中芳樹/松竹・Production I.G

やっぱり全体的に若めのビジュアルで描かれてますね。可愛くてそして強いとか!さすがヤンの未来の奥さんです。旧作は聡明な才女って感じだったけど、今回のフレデリカはマジ天使やんか…

ヤンがイケメンイケメンとこれまでも書いてきたのですが、フレデリカ補正が入ってたんだと思ったら納得。

銀英伝のいいところは、あんまり恋愛パートを前面に出してこないところですね。だからこそファンの妄想が捗るとも言えるわけですが。

まぁ、口には出さないけどヤン艦隊はみんな、ヤン・ウェンリーが大好きなので、これからもちょいちょいそういった演出があれば嬉しいですね。

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銀河英雄伝説6話の感想

ユリアンの幼な妻感がすごい(笑)

ヤンの原動力のひとつがユリアンってのが本当にいいですよね。

物ぐさなヤンだけど、自分のテリトリーに入った人間にはとことん情を注いで手厚いところが好き過ぎる。

ヤンがイゼルローン攻略という無理難題を引き受けた理由。恒久的な平和は望めないが、数十年の平和のために闘うってただ言葉にするとそれだけですが、実はかなり深いこと言ってるんですよね。

新銀英伝は要点だけ拾ってサクサク進行していく印象でしたが、今回みたいなピンポイントで特徴的に掘り下げて描くのは何なんだろう…。これは脚本が迷走してるの…?

ようやく攻略が開始したところで前半戦が終了し、後半はかなりの駆け足ムードの予感しかありませんが、内容はオリジナルになるのでしょうか?

終着地点はわかっているけどイゼルローン占拠の過程は重要だし、ローゼンリッターとヤン艦隊の名を同盟軍内に轟かせるという意味でも、ぐう納得の展開を期待したく!

旧アニメのように白兵戦で圧巻の力を見せつけつつ占領…のパターンもありそうですが、あれはあの時代のアニメだからこそって感じで現代的には微妙かも。。

あと最近のミキシンは、昔ほど見るからに男前の役ってしなくなったので、イケメンなミキシンボイスに期待を寄せるファンも結構いるんじゃないでしょうか。

シェーンコップが00のロックオンに見えたのはきっと私だけじゃないはず←

それでは次回記事で、またお会いできますように!

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銀河英雄伝説(新銀英伝)5話感想・考察・比較!トリューニヒトがひどい https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/14052/ https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/14052/#comments Wed, 02 May 2018 17:14:36 +0000 http://animedeeply.com/?p=14052 連休序盤に行楽地に出かけたら、案の定人で溢れかえっていて疲労困憊の模造紙です。

犬猫だっこするのに長蛇の列って何なんでしょうね…けしからん!!!(並んだけど)

さて、銀河英雄伝説も第5話。

ヤンがその才能と実力に相応しい地位に着任するお話でしたね。

かなり原作に沿った描かれ方をしていて、説明多すぎな旧作アニメと比較すると整理されていて随分見やすい印象でした。

それでは今回も、諸々の気になった箇所に触れていきますね~!

【 注意!!!! 】

この記事は、銀河英雄伝説の旧作OVA(石黒版)本伝&外伝を視聴済み原作小説は途中で挫折(笑)した私が、旧アニメと原作小説との比較や、今後の展開やキャラの行く末などのネタバレも交えつつ、銀河英雄伝説 Die Neue Theseを視聴した感想および考察を記しています。

初見の方やネタバレ食らいたくないという方は回れ右でお戻り下さい。

ちなみに、銀英伝に対する愛は十二分にあるものの信者の域に達してはいませんので、ライトなファンによる駄文として考えて頂ければ幸いです。

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ユリアンが有能過ぎる件

マーとかラーとか言い出しそうなユリアンだな…と、視聴しながらずっと考えていたのは私だけじゃないはずだ(真顔)

キャラデザのせいもあるでしょうが、ユリアンも演者さんで雰囲気がだいぶ変わりますね。

銀河英雄伝説 ユリアン ヤン

©田中芳樹/松竹・Production I.G

個人的には、出会った直後のエピソードが描かれず残念。

明らかに尺不足なのが理由でしょうが、それにしてもヤンの人生にユリアンが深く関わっていくことを考慮すると、いきなり時間軸を現代に戻して過去回想もなにも挟まないのは上手くないなぁと。

今後少しずつ盛り込んでいくスタイルなのかもしれませんが、5話まで見た限りだと、ラインハルト・キルヒアイス・ヤンに関しては丁寧な肉付けがなされていきそうですが、その周辺人物に関してはサラっと済まされそうな雰囲気もありますね。

同盟サイドはある意味、ユリアンの視点を通してヤンの生き様や戦争を描いているので、彼については物語が進む段階で否応なしに掘り下げられていくのでしょうが。

ユリアンが単なるヤン・ウェンリーの養子ではなく、生きる場所と自分の存在理由を与えてくれた絶対的な師父であり、ヤンの一番の信奉者はユリアンなのだと、もっと濃いエピソードを加えて欲しいものですね…!!

ですが、ヤンが生存できているのはユリアンの功績が大きいというのを、新規ファンに対して印象付ける意味では十分でした。

作品を通して「器用貧乏」と称されがちなユリアンですが、やっぱり元々の素地が凡人よりも優れているのがよくわかりますね。

突出した何かはなくても、全てを平均以上にこなしてしまうオールマイティーなバランス型として、自由惑星同盟になくてはならない人物として成長していきます。

ユリアンって刀剣乱舞の堀川に似ていると思います。

活撃 刀剣乱舞3話の感想・考察・解説!薬研デレ化と堀川が有能な件
ごきげんよう。模造紙です。 相変わらずの映画を見ているかの如くの映像の秀麗さとテンポ良く魅せる物語で、あっと言う間の30分でし...

▲昨年、考察担当した作品ですが、影の主人公(笑)のポジションが一緒だなと。

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トリューニヒト…どうしてこうなった

アスターテ会戦で150万人という戦没者を出した同盟軍。

一応、帝国軍によるアスターテ星域への侵攻を食い止めることに成功しているので、その点だけを見れば勝利したと言えます。

ですが、それにしたって辺境の恒星を守るために見合った犠牲だったのかというと――答えは否でしょう。

きっと、民衆のなかにもこのような異議を唱える人が多くいるはずです。

そこでヤンの祀り上げです。

英雄の活躍により、帝国の脅威から我々は守られたと

多大なる損害から民衆の目を背けようとしているわけですね。

まるっきりエル・ファシルと同じ算段で本当芸がない(笑)

慰霊祭では、国防委員長であるトリューニヒトの演説が始まります。

銀河英雄伝説 トリューニヒト

©田中芳樹/松竹・Production I.G

内容は、詰まる所、人々の戦意を高揚させて悪の帝国軍との戦いから一歩も引くことは許されない。同盟は正義であると進んで争いを焚き付けるもの。

150年も争いが続いていると、何のために闘っているのか分からなくなっても不思議じゃありませんし、軍内部や民衆を扇動するためにも、政治的にこういった演説は有効と言えるのでしょう。

ただ、中身は本当にないので、演説者に余程の魅力やカリスマ性がないと説得力に欠けるものですが、にしても今作のトリューニヒトは一体どうした……?(震え)

トリューニヒトの今後と末路を踏まえると、きっと雰囲気もキャラデザも間違いではないハズなんです。

むしろリアルで良いとも言えるんだけど…

でもモブすぎない?

カリスマ性なくない??

旧作は初っ端から胡散臭さが炸裂していて、多少やり過ぎ感があったもののキャラが立っていて魅力的でしたが、さすがに今回は薄味で空気にならないか心配ですね。

周囲を信じ込ませるために、爽やかさや誠実さのアピールは必要だろうけど、今回のトリューニヒトはそれも違うような気がします。

毒気を抜き過ぎて失敗しちゃった感じ。

徐々に同盟内部を掌握していく見えない怖さを演出していると思えば、それはそれでアリなんだろうけど。

バスケし出しそうなキルヒアイスの上を行く人物は登場しないと思っていましたが、トリューニヒト…お前はダメだ(´・ω・`)

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銀河英雄伝説5話の感想

カーチェイスは必要だったのか…?

作画やスムーズなアクションといい、さすがIGの本気と言えなくないが銀英伝ではどうなんだろう。

銀河英雄伝説 ヤン ジェシカ

©田中芳樹/松竹・Production I.G

これ確か原作や旧アニメにもなかった気がするのですが、ヤンとジェシカ、2人に対して脅しをかけたと考えていいのかな?

原作も旧アニメも見たのがかなり昔なので、内容が混同されているのかアレ?ってなっちゃう部分もあるし、これは原作読み直すほうがいいかもしれないですね。

ジェシカとヤンの関係性も今回のアニメは深堀りされない雰囲気?

ジェシカの「あなたはどこにいますか?」は現代社会でも同じことが言えますよね。

現場を知らない安全な場所からのお偉方の発言って、見当違い、的外れで、いつの時代もどこでも一緒で嫌気がさします。

婚約者を失ったジェシカだからこそ、言葉の重みが半端ないし、このセリフは前回のヤン父の「民衆が楽をしたかった」に続き、刺さった人も多いでしょうね。

まぁ、あのタイミングで言うべきではなかったんだろうけど。

地位が高く戦争を指揮する立場なのに、自らと家族は安全な場所で守られているなんて…民衆からしたら違和感半端ないのですが、それを上手に隠して打倒帝国で民衆を扇動するトリューニヒト。

自由の国なのに、自由意思をコントロールされていることがジワジワ怖いですよね…不気味というか。

その怖さが今回のトリューニヒトからは感じられないのが本当に残念。もうちよっと厳つめのキャラデザでも良さそうなのにね。

さて、次回はイゼルローン攻略戦が始まります!難攻不落の要塞に、本来の編成艦隊の半数で赴くことになったヤン。まぁ、勝利の算段があってこその余裕の態度でもあるわけですが。

次こそは幕僚の面々も登場するでしょう。みんな大好き不良中年も!(笑)今から楽しみです!

にしても、密かにカストロプ動乱を期待していたのですが(優秀なキルヒアイスが見たかった)、話の進行具合を見ると、やはりファーストシーズンはラインハルトとヤン周辺をメインに描かれる感じみたいですね。

それではまた、次回記事でお会いできますように!

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銀河英雄伝説(新アニメ)4話感想・考察!ヤンはジェシカが好き? https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/13783/ https://animedeeply.com/mozoushi/gineiden/13783/#comments Wed, 25 Apr 2018 16:08:04 +0000 http://animedeeply.com/?p=13783 ヤンの過去編で1話消費してしまうとは!

イケメン化に何処となく漂うオサレな雰囲気といい、今作のスタッフはヤン贔屓と思わざるをえない…!!ごきげんよう。銀河英雄伝説(銀英伝)Die Neue These 担当の模造紙です。

今作は登場人物の顔面偏差値が高めな上に、ヤンのあの顔でフツメン設定と言われても素直に納得できませんw

ラインハルトにしても、超絶美男子設定とは俄かに思い難い容姿ですし(普通にその辺にいるイケメンの兄ちゃんって感じで)、時代に即した今風のデザインで若い女性に受け入れやすいようにというのは分かり過ぎる理由なんですが、うん…ラインハルトはそうじゃないんだよ…。

もっとこう…まつ毛バシバシの髪の毛ふわっふわで襟足長めの、JUNE系美男子っぽい見るからにわかりやすい美形顔だと思うのですが、それだと最近の流行りではないし大人の事情としては駄目なんでしょうね。

そんな現代風を理由に改変された様々な要因に思いを巡らせつつ、今回はエル・ファシルの英雄が爆誕した理由ヤン&ジェシカ&ラップの青春恋愛白書について触れていきますね。

【 注意!!!! 】

この記事は、銀河英雄伝説の旧作OVA(石黒版)本伝&外伝を視聴済み原作小説は途中で挫折(笑)した私が、旧アニメと原作小説との比較や、今後の展開やキャラの行く末などのネタバレも交えつつ、銀河英雄伝説 Die Neue Theseを視聴した感想および考察を記しています。

初見の方やネタバレ食らいたくないという方は回れ右でお戻り下さい。

ちなみに、銀英伝に対する愛は十二分にあるものの信者の域に達してはいませんので、ライトなファンによる駄文として考えて頂ければ幸いです。

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特例の二階級特進!一躍時の人になったヤン

前回は、ラインハルトの姉であるアンネローゼの救出のために、宇宙を手に入れる決意をしたラインハルトとキルアイスの過去話でしたが↓

銀河英雄伝説(新アニメ)3話考察!アンネローゼの印象を変えた意図
アンネローゼ様、どんだけ弟大好きなんだよ…キルヒアイスの気持ちに気付いてあげて…!! ごきげんよう。銀英伝新アニメ担当・模...

4話は同盟サイドの英雄・ヤンの過去が明らかになりました。

「軍人は嫌いだ」という彼が入隊した経緯

父親がなくなったため学費を工面できず、「歴史がタダで学べるから」という理由で士官学校に入学したヤン。

銀河英雄伝説 青年 ヤン

©田中芳樹/松竹・Production I.G

壮大な大河ファンタジー作品と言えば、主人公の数奇な運命がお約束ですが、ヤンもいくつもの偶然や必然が重なり、(全くもって本人の意思が関与しないところで)歴史の大舞台に押し上げられていく過程が、とても丁寧に描かれていました。

二階級特進とは?

銀河英雄伝説 ヤン

©田中芳樹/松竹・Production I.G

エル・ファシルの300万人の民間人を無事に避難させた功績が認められ、なんと特例の二階級昇進を果たしました!

ヤンとラップの会話でも示されていたように、二階級一気に昇進するなんて、本来は職務を全うして殉職した時であり今回の件は異例の処置。

そのため、実際はまず大尉に昇進したのち、翌日(数時間後)に少佐に昇進したという形式に。

エル・ファシル駐留艦隊のリンチ少将の尻拭いとは言え、一度は軍人に見放された住人を機会を狙って鮮やかに避難を成功させたことが、どれだけヤンの功績が凄まじいのかこの昇進が物語っているわけです。

まぁ、軍人がやってはいけない「民間人を見捨てる行為」を隠すために、必要以上にヤンを英雄に仕立て上げたという同盟軍部の後ろ暗い事情も絡んでいるのですけどね。

ちなみに住人を置き去りにして脱出を図ったリンチ少将ですが、(先のストーリーのネタバレですが)帝国サイドの捕虜となり卑怯な逃亡者として語り継がれることに。

そして、「手ぶらのヤン」から「エル・ファシルの英雄」として変遷を遂げたヤンは、今回の一件で一躍有名人になり、この後は「ミラクル・ヤン」「不敗の魔術師」などと呼ばれていくことになります。

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ルドルフと悪党の話が深い

ヤンの父親が存命だったころ、帝国のルドルフは悪党なのになぜ民衆は従ったのかを疑問に感じ、答えを追求しようとしていました。

銀河英雄伝説 少年 ヤン

©田中芳樹/松竹・Production I.G

子どもに答えを尋ねられたとして、恐らく多くの親は「悪党だから騙してたんだよ」とか「大きな力を持っていて逆らえなかったんだよ」とか答えると思うのですが、ヤンの父親は違いました。

「民衆が楽をしたかった」から

ようは、人を惹きつけるカリスマ性があって、グイグイと率いてくれる先導者の出現を民衆は望んでいたというわけ。

面倒な事や余計な手間からは、出来れば遠ざかりたいと思うのが自然です。

誰だって楽したいですからね。

そこに面倒毎を一手に引き受けて、何でも解決してくれそうな英雄が出現したら、その人物に権限を与えることで自らの負担を減らそうとする。

現実社会でもよくある構図ですが、あの人は何でもできるし、どんなことでも引き受けてくれるからと、意識的なのかそうじゃないかは置いといて、度々発生するありふれた光景と言えますね。

そしていざ、大きな権力を英雄に与えたら、英雄は悪い心を持っていたので権力を使って悪党になってしまったという図式です。

私も、独裁者=悪者と考えてしまう単純な脳みそなんですが、ヤンの父親の話は理解しやすくて良かったです。

こんなふうに子供に説明できる大人になりたいものですね…そしてこんな父親の考えが、ヤンにも多大な影響を与え今後の人生の礎になったのだと、非常によくわかるエピソードでした。

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ヤン&ジェシカ&ラップは三角関係だったのか?

「私は未来をみつめていたい」

年末に一人寮に残ったヤンが、図書館で再会したジェシカに投げかけられた言葉です。

色々と含みのあるセリフで、ヤンとラップふたりの間で揺れ動く女心が表現されていますね。

過去の歴史や戦術が記載された文献を好んで読む奥手なヤンと、これから先を見据えている積極的で情熱家のラップ。

実は、学生時代にジェシカはヤンに想いを寄せていたということが、これから先の展開で明らかになるのですが、自分には興味のない素振りのヤンと、気心が知れた幼馴染で気持ちを行動で示してくれるラップなら、どちらと生きたほうが未来が明るいのだろうか――声に出すことで彼女自身の決意を固めた言葉だと感じました。

学生時代のヤンの気持ちはどうだったのかというと、4話を見た限りでは異性としての好きには到達していない印象を受けますね。

16歳までの多くを宇宙船で過ごしてきたヤンですから、士官学校の生活や友人との語らい自体が新鮮で驚きの連続だったはず。

そのため、ジェシカに対しても、ラップに感じる友情と同等の気持ちで接していたのでは。もしくは惹かれている自覚がなかっただけかも。

何となく意識はしている?と思わなくもないですが、前向きな姿勢や未来に馳せる思いを眩しく感じ、尊敬しているという表現のほうがしっくりくるような気もします。

自分と違う他者への憧れというのかな。

ちなみに旧作アニメは、ヤンとジェシカの恋愛模様の描写が大いに盛り込まれていて、ヤンもジェシカに惹かれていたけれど、親友ラップもジェシカが好きだったし、ジェシカもきっとラップが好きに違いない…という見当違いな思い込みで、自ら身を引いたという経緯が。

3人の関係は三角関係と言えますが、新アニメのこれまでの描かれ方では、学生時代のヤン→ジェシカの決め手には少々欠けると思います。

トレンディー洋ドラが始まったのかと思った(笑)

サブタイトルバックの効果音とか、女1人に男2人の構図、セリフ回しなど洋ドラの青春なんたら白書な雰囲気が凄まじかったですね…!!!

こういうノリ、結構好きなので面白かったです。

銀河英雄伝説 ヤン ジェシカ ラップ

©田中芳樹/松竹・Production I.G

▲これ、アスターテで灰になった写真ですね。現在の時間軸的にはラップはいないため切ない……

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銀河英雄伝説4話の感想

ヤンの過去と同じく、同盟の内部についても少しずつ明らかにされてきましたね。

帝国軍もギスギスしていたけど、同盟側も腐敗している内情はどっこいどっこい。

ユリアンがヤン宅を訪問する場面で終わり、話の流れ的に彼がヤンの養子になるわけですが、この軍人が戦災孤児を養子縁組する法律、結構残酷だなーと感じました。

(原作や旧版の時はそれほど疑問に思わなかったのですが)ようは奨学金システムで軍に入隊してお礼奉公するなら借金チャラにしてあげるよってことで、実質は子供の未来の選択肢を強制的に奪っているわけですからね…。

おそらく、私も人の親になったために、間接的に子供を縛る制度を気持ち悪く感じちゃったんでしょう。

¨自由¨惑星同盟と銘打っているのに、自由意思をはく奪している政策ってどうなんだ?

結局は戦いが終わらないことにはどうにもならないんでしょうが。

さて、次回は第十三艦隊誕生。

別名・ヤン艦隊の始動です。

ファンお待ちかねの、ローゼンリッターやあの人やこの人が登場しそうですし、今から非常に楽しみです。

それではまた、次回もお会いできますように!

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