どうも、ひぐらしのなく頃に業の仮担当の小鳥遊です。
引き続きひぐらし業の記事ライターさんを探していますので、我こそはという方は是非ご応募下さい!(詳細は最後に掲載)
さて、今回の10話は「祟騙し編」の2話目。
果たして、沙都子や鉄平の行動に大きな変化はあるのか…
今回も注意深く見ていきましょう。
間違っている点や不足している点などあれば、コメント欄で指摘・補足していただけますと幸いです!
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目次
旧作・祟殺し編の展開
10話の内容に入る前に、旧作の祟殺し編の展開をおさらいしておきましょう。
↓
大石が沙都子に会いに学校にくる。圭一を威圧
↓
入江が介入してきて大石は去る
↓
入江から、過去に沙都子と悟史は叔父夫婦宅にいて虐待されていたという話を聞く
↓
叔母は薬の中毒者に殴り56され、叔父は祟りを恐れて興宮の愛人宅に転がり込んで沙都子と悟史は解放されたが、大石が付きまといだしたという話も聞く
↓
モブ子どもから沙都子の叔父が帰ってきたと聞く
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沙都子の家に向かうと、家の前で入江と目が4んでいる沙都子に会う
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叔父が沙都子におつかいをさせていたことを知る
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沙都子の全身にアザがあることに気付いて怒るが、入江に止められる
↓
入江から、沙都子は兄にお荷物だから捨てられたと思っている&叔父のいじめに耐え抜き、誰にも頼らず乗り越えることが悟史が戻ってくるための試練だと思っているから虐待を認めないという話を聞く
↓
本当に沙都子が危ないと感じたら、沙都子に恨まれようとも迷わず児童相談所に通報すると決意する
↓
後日、富竹に遭遇して古手神社に案内させられる
↓
古手神社で鷹野と遭遇。富竹にカメラを教えてもらっているという話を聞く
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鷹野からオヤシロ様の祟りは人間の仕業なんじゃないかという話を聞く
↓
学校で、部活メンバーが沙都子の欠席理由を知っているということに勘付く
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園崎家に行き、魅音に沙都子の叔父を今年の祟りの対象にしてくれと頼むが、園崎家には悪い噂はあるけど人56しなんかは絶対にしないと断られる
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後日、沙都子が登校し、家に保護士が来たけど追い返したという話をする
↓
梨花から、保護士を呼んだのは先生&沙都子の件の通報は3回目で、前は関係が良くなかった義父を陥れるために嘘の虐待話を作って保護士にSOSをしたけどバレたから、保護士も慎重になっているという話を聞く
↓
圭一に頭をなでられた沙都子は、悟史に優しくされた記憶がフラッシュバックして吐き、怯えてしまう(旧作10話終了)
旧作の展開との比較
旧作の祟殺し編2話目と違う点を挙げておきます。
細かい点まで挙げるとキリがないので、大きな変更点や意味深な変更点を中心に挙げていきますね。
・レナと待ち合わせして嫌な夢を見たトーク追加
・梨花が遅刻してきて、沙都子の件でテンションだだ下がり
・入江「大石はオヤシロ様の使い」
・魅音から沙都子の叔父が帰ってきたことを聞く
・鉄平が帰ってきてからの学校初日で沙都子が登校している
・一昨年に児童相談所に通報した話を追加
・先生が梨花を呼び出して話を聞き、訪問&児童相談所に通報
・圭一が沙都子の頭をなでようとするも、手を払いのけられる
・圭一が沙都子の家に行って現状を確認するくだりがない
・入江による、沙都子が虐待に耐えようとする理由の説明がない
・富竹と鷹野に会うくだりがない
・圭一が魅音(園崎家)に鉄平56し頼むくだりがない
大筋は外れていませんが、皆56し編の出来事が加わったり、色々と省かれている印象がありました。
気になる点については後述していきます。
圭一のフラッシュバック
10話冒頭で、鉄平を襲撃して56すという旧作・祟殺し編の映像が圭一の夢として描かれていました。
圭一はまだ鉄平の顔を知らないはずなので、個人的には夢というよりループの記憶のフラッシュバックだと考えています。
そうなると、鬼騙し編に次いで2回目のフラッシュバックとなりますね。
鬼騙し編の時はフラッシュバックした展開は回避できたので、今回も鉄平襲撃の展開は回避することになるのかもしれません。
鉄平56しを考えた時に、足止め的な役割を果たす可能性もありそうかな。
圭一が夢の内容をあまり覚えてなかったようなのが少し気になりますが、いざとなったら思い出してくれるはずでしょう。
旧作の発症キャラが断片的に記憶を保持してる説
前回、おまけ程度にこんな考察をしていました。
・旧作で発症してるキャラが断片的に記憶を保持してる説
→鬼騙しでは圭一が断片的な記憶保持。綿騙しでは実は詩音が記憶を保持していた?
→鬼騙しではレナ、綿騙しでは魅音と、旧作でのメイン犠牲者が今作では発症?
→祟騙しでは沙都子(と圭一?)が一部記憶保持、鉄平が発症の可能性も?
今回、先述したように圭一が記憶を保持している様子なので、この説はまだ崩れていませんね。
騙し編のルールになっている可能性あるで!
梨花が口を閉ざしがちな理由
沙都子の事情を知っていましたが、圭一の質問に口を閉ざすことが多かった梨花ちゃん。
これはおそらく、詰みルートに入ったと思っているから早くもなげやりになっているということなのでしょう。
鉄平関連の展開になると、どうあがいても最後はBAD ENDになるという記憶が残ってるんだろうね。
ひぐらし初見の方には、沙都子の件でショックを受けてなかなか話せないように見えるかもしれませんが、ファン的には梨花ちゃんが「またこの展開かよ…リセットしてー」と思っているように見えてならない笑
沙都子が発狂してる時にこんな顔しちゃうし…
この真顔である。
みんなが心配そうな表情をしている中で梨花ちゃんだけこんな顔。
ダメだこりゃって心情なんでしょうね笑
今回、先生に対して軽くやつ当たり発言してたし、また余計な匙投げ発言しちゃうんじゃないかと心配になります…
この真顔に関して「沙都子の様子が以前のループと比べておかしいように見えるから冷静に観察しているんじゃないか」という意見もありましたが、そうであれば良いですね。
旧作との展開の変化を予想してみる
鬼騙し編、綿騙し編の序盤は、旧作と似た展開を追っているようで、裏では実は違うことが起こっていましたね。
鬼騙し編ではレナの発症、綿騙し編ではあまり入れ替わってなかったなどなど…
では、祟騙し編では裏でどんな違いが起こっているのでしょうか。
今あるヒントから妄想してみます笑
沙都子が鉄平56しの準備をしている
沙都子が鉄平56しの準備をしている説
・「色々しなければいけないことがある」と言って帰宅
・翌日学校を休んだものの、北条宅で沙都子の姿は確認できず
沙都子の鉄平56しは個人的に見てみたいルートなんですが、可能性はあるかもしれません。
やっぱ沙都子の「色々しなければいけないことがある」って発言は意味深に聞こえますよねー
単純に鉄平に何か頼まれているという可能性は高そうですが、うがった見方をすれば鉄平56しの準備に行ったとも見れなくもないです。
また、翌日に先生が北条宅に行った際にも、沙都子は外でお使いをしつつ鉄平56しの準備もしていた可能性もあります。
鉄平が自分の都合で外出させてたのを誤魔化して風邪ということにしたと考えると、筋は通るんじゃないかと。
リナを処理している
鉄平が56したリナのタヒ体の処理を沙都子に任せている説
・「色々しなければいけないことがある」と言って帰宅
・翌日学校を休んだものの、北条宅で沙都子の姿は確認できず
・前回の冒頭、鉄平の家から異臭
・大石が沙都子を訪ねに来た
鉄平56しの準備よりも、この説の方が伏線に当たる内容が多いのでそれっぽさはありますね。
発狂までの経過日数が約3日間と短かったのも、こんなことをやらされていたと考えると納得できます。
本当に風邪を引いていただけ
沙都子は本当に風邪を引いていただけ説
・鉄平が帰ってきたから初の学校の時、雰囲気が暗かった
・翌日、学校を休んだ
・まだ鉄平の乱暴シーンが描かれていない
可能性は薄そうですが、こんな説もなくはなさそうです。
まだ鉄平が沙都子に強くあたっているシーンや、沙都子のあざも描かれていないので、鉄平虐待してない説を完全に否定はできないんですよねー
お使いはさせてるけど、あまり理不尽すぎるお使いではなかったりするのかも。
沙都子の被害妄想
沙都子が発症していて被害妄想してる説
・鉄平が帰ってきてから初の学校の時、雰囲気が暗かった
・まだ鉄平の乱暴シーンが描かれていないし、身体のあざも描写なし(入江の叔父夫婦説明シーンでもあざがあったのは悟史のみ)
・12日から15日までの短期間の出来事で発狂
鉄平は通報されることなどが面倒で、虐待はせず軽く身の回りの世話させてるだけなんだけど、沙都子がもともと抱えている雛見沢症候群がなんらかの影響で上のステージにあがってしまって被害妄想してるなんてこともあるかも。
圭一と同じく、沙都子も祟56し編の記憶をフラッシュバックしていて、その影響でとかね。
沙都子が演技をしている説
祟騙し編の沙都子を見て、沙都子ループ説&黒幕説はかなり落ち着いたものの、まだ怪しいと思っている方も多数いるようです。
というのも、沙都子が吐いてしまうシーンの一連の流れが演技に見えるからとのこと。
一連の流れを整理しておきます。
↓
圭一が沙都子の頭を背後からなでようとする
↓
沙都子が「はっ…!」と理性のあるような顔をして手を払いのける
↓
盛大に吐く
↓
「ごめんなさい」「もう嫌です」「許して」「助けてにーにー」と発狂
演技だと思う理由は以下の通り
ポイント①:直前に大根の煮物を食べている
沙都子の吐しゃ物の色ですが、大根の色と同じに見えます。(コンプライアンス的な問題かもだけど笑
また、大根の煮物は水分を多く含んでいて崩れやすいので、嘔吐したと見せかけるのに適した料理と言えるでしょう。
あとは、オエーと言いながら吐き出せばOK。
食べたのが大根の煮物じゃなければ、本当か嘘かの区別はつきやすかったのになあ…
ポイント②:なでられそうになった時の表情
沙都子は、圭一になでられる直前に鋭く反応しています。
その時の表情がこちら
この瞬間では、おびえるわけでもなく理性的な表情をしているように見えます。
これをどう受け取るかは意見が分かれると思いますが、確かにこの表情を見ると「圭一の頭なできたー!」と気付いて、あえて手を払いのけたように見えなくもない…
だからといってその後の流れが演技だとは言い切れないと思いますけどね。
ポイント③:声優さんの演技
沙都子の声優をしているかないみかさんが、演技をしている沙都子を演じているように見えたという声も、ネット上で多くみかけました。
私はただただ演技上手いなーと思いながら見ていましたが…これがマジだったとしたら耳鍛えられすぎぃ!笑
かないさんならそういう演じ分けができてもおかしくはなさそうですが果たして…!
沙都子が演技をする理由
以上の理由から演技説が出ているわけですが、じゃあなんで沙都子は演技をする必要があるの?って話になりますよね。
ん~、被害者であることを強調して得することがあるということになりますが…
例えば、誰かに鉄平のことを何とかしてもらうため。
もしくは、何かあっても自分を疑わせないためとか?
後者は黒幕説にかなり引っ張られている考察になりますが、否定はできないですよね。
沙都子が圭一の手を払いのけた理由
もう一つ触れておかないといけないのが、沙都子が圭一の手を払いのけた理由です。
仮に演技だったとして、手を払いのけなきゃいけない理由なんかあるのかな?
……思いつかない。
個人的には、この反応は沙都子が祟殺し編の記憶をフラッシュバック済みだということを示す伏線になってるんじゃないかと思っています。
その嫌な記憶に繋がる頭なでを反射的に回避したけど、結局はフラッシュバックしちゃって発狂しちゃったって感じで。
もしくは、祟殺し編で圭一を拒絶して56してしまう記憶がフラッシュバックして、発狂しちゃったとか?
それ以外になんかあるかなー?
ちなみに、圭一の手を振り払ったのは頭をなでられるのが嫌だったんじゃないかという意見もありましたが、前回なでなでシーンがあったのでそれはなさそうです。
その他の気になる点まとめ
その他の気になった点を雑にまとめておきます。
・悟史の姿も、入江による沙都子の叔父叔母説明のシーンで確認できた
・入江の「大石はオヤシロ様の使いと呼ばれている」発言
→祟りについて知ってる入江が何を思ってこの発言をしているのか
→印象操作の可能性?
→このどうでも良さげなセリフを追加したということは、大石も結構なキーパーソンになるかも?
・沙都子の嘔吐
→沙都子は大根苦手説
→風邪のせい説
→大根が腐っててまずかった可能性も笑
ひぐらしのなく頃に業 第10話 感想
前回意味深に描かれていた頓服薬と詩音ねーねー化は、今回は特に絡まず。
次回あたりにヒントが出て来そうかな?
どう絡んでくるのか非常に楽しみです!
にしても、旧作との変化が少ない序盤にも関わらず考察できることは多いですね。
それ故に難しくもあるけど、考えたり色んな方の意見を見るのは楽しいなー
さすがひぐらしといった感じですね!
人気も再燃しているようで何より!
この盛り上がりを見て、旧作をはじめから追っている人も多いことでしょう。
そして、旧作の沙都子が圭一を吹き飛ばすシーンを見て驚いているはず笑
ひぐらしはいいぞ
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コメント
さとこのあのシーンは原作だと撫でているときに弾かれているので察知して弾かれるという似ているようで明確な違いが在りましたね旧アニメは弾かれていませんがあれは撫でられて発狂するという結果が同じだったからであったので今回のは大分気になりますね。
コメントありがとうございます!
原作でも撫でられているんですか。
やっぱり、しっかりと意味が含まれていそうですね。
個人的には沙都子の以前のループの記憶が関係していると思っていますが果たして…