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ひぐらしのなく頃に業21話考察・解説・感想!時系列の整理【ひぐらし業 郷壊し編考察】

こんにちは!はじめまして!

今回から「ひぐらしのなく頃に業」担当ライターになりました深夜特急です。

どうぞよろしくお願いします。

さて、今回の21話は「郷壊し編」の4話目です。

前回のラストで「カケラの世界」へと誘われた沙都子は、髪型に重きを置けば梨花のようにも見えなくもない神(?)に出会います。

ここで確定となった沙都子がループしている事実。今までの話にどう、ループしていた沙都子が関わっていたのかも含めて、今後の展開も考察していきたいと思います。

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神(?)の残した謎

前回のラストに現れた神(?)の正体は結局何だったのか、今回の冒頭でもこれと言って大したヒントも無しに沙都子が巻き戻ったので、彼女については謎のままです。

神(?)は沙都子のことを「リア」「みつよ「特異脊髄LD3105号」と呼んでいました。

ここについては「3105」沙都子くらいしか今のところピンと来ませんでした。

「一二三」の意思をついで「美代子」が「三四」になった前例もありますし。今回のタイトルは「沙都子壊し」で「郷壊し」ではないだろうかと思います。

ならば、また言葉遊びがあるのではないか、と思い「みつよ」を「324」としたり、なんとか「3105」につなげようと足したり引いたりアレコレつなげようとしましたが、結局何ともなりませんでした。

なので、名前の件に関しては、アニメでまた情報が追加され次第考察していきたいと思います。

何かきっと意味があるはずですから…

ですが、神(?)のくだりで、まだ気になる点はたくさんありました。

出会うのは赤き海の星以来、

特異骨髄、

同じような違う世界へのループ、

そして「あなたが何を言ってるのか解らない。」というような沙都子のセリフ、

え?…エ〇゛ァ?

もしかして近日の公開がついに決まった、話題のあの映画と何かしらのリンクがあるかもしれない、そう思った方々も少なくないはずです。それは8日辺りにわかるでしょう。

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沙都子ループ確定により、見えてきた時系列

今回、沙都子がループしているということが発覚したことによって、今までの謎が解き明かされて来たのではないかと思いますので、まず一旦、時系列を考察したいと思います。

それと、神(?)の事は呼びにくい為、正体が解き明かされるまでは仮称として、以後ここでは、オヤシロ様の頂点に立つ存在、オヤシロ神様と呼ぶことにします。

ゆくゆくそのさらに上の、老オヤシロ神が出てきたとすれば、次シリーズのタイトルは、ひぐらしのなく頃に「超」で決まりですね。

それでは考察を踏まえ、時系列を整理します。

まず、今回の話のラストの沙都子が梨花と無理心中するシーン、これは前シリーズ「解」のラストシーンからの世界軸であると考えられます。

その後沙都子は幾度と世界を繰り返します。そしてその繰り返しの中で、梨花の聖ルチーア学園への入学を阻止するだけでは根本的な解決にならないことに気付き、もっと以前にループする必要があると考え始めます。

16話で梨花の命を奪うシーン、今思えば梨花を「綿流し」しながら、涙ながらに訴えていたあの様子は、ただのL5ではなかったように思えます。(首は引っ搔いていましたが…)

そのシーンで、沙都子はオヤシロ様が巫女を変わるよう自分に言ったとも発言していました。恐らく、沙都子も梨花と同様に幾度も4を乗り越えて神の干渉に値し、少しずつ「人の子」から神への存在へと近づき、それを認めたオヤシロ神様から助言をもらえるようになったのでしょう。

L5発症を誘発させるの薬を診療所から盗んだのも、そして梨花の周囲で意外な人物たちが、次々と発症していったのも全て沙都子の仕業によるものだと推測できます。

ですので流れとしては、

「解」のラスト

今回の沙都子にとっての初ループ

何ループかを経てもっと過去へ行けるように

「業」の冒頭からの惨劇

途中梨花が羽生の残り香の最後の力により4んでも記憶が残るように

その能力のおかげで「猫騙し編」のラストで梨花が沙都子を追い詰める。

となります。

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今後の展開

今後の展開は、また猫騙し編のラストにシーンは戻り、梨花と沙都子による、「人の子」ならざる者同士の戦いになるのではないかと予想します。

沙都子が「猫騙し編」で突きつけた銃。それは一体どこから入手したのでしょう。

梨花は繰り返しの記憶を引き継ぐ力と同時に、繰り返す者の命を絶つことができる剣「鬼狩柳桜」のかけらを手に入れてます。

それと同様にあの銃も沙都子がオヤシロ神様からもらった神具ではないかと思います。

そしてその能力は鬼狩柳桜と同じく繰り返す者の命を絶つ事ができる力…

だとすれば、沙都子は全てを終わらせる覚悟で銃を突きつけたのでしょう。

未来を変えることが出来ないのならば、結局梨花と離れ離れになってしまうのだから…

力は沙都子の方が上!?

土俵は同じように見られますが、若干沙都子に分があるように思えます。

まず道具に関しては銃に比べ、梨花が持っているのは鬼狩柳桜のかけらです。

では力に関してはどうでしょうか?

潜在意識的には今回初ループにも拘らず、初回で「解」のラスト、鷹野の暴走を食い止めるところまですんなりと行けたことから、引きの強さを感じられます。

もしくは沙都子の記憶にはない、オヤシロ神様を追い求めていた時代の力が呼び覚まされていった為のものではないでしょうか。

オヤシロ神様は以前沙都子は「那由多の時を彷徨っていた。と言っています。

それに比べて梨花は100年です。桁違いとはこのことです。

実際に力を使っていた?

そして、梨花の体験した不思議なくらいサイコロの6目しか出ない、気持ちの悪いくらい上手くいく世界は、沙都子の意思で自由に動かしていた世界であると考えられます。

そういった観点からも、沙都子はすでに梨花の力を大きく超えています。

最後にどうしても触れておきたい

ところで何故、神具が銃なんて近代的なアイテムなんだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はどことなくオヤシロ神様に、近代的な印象を受けます。

なぜなら、もう一度オヤシロ神様の姿を見てみて下さい。角のように見えるアレ

実は角の様に生えているのではなく、頭の近くで浮いてます。こう見るとアバターっぽくて皆さんもオヤシロ神様に対して近代的な印象を受けることでしょう。

ひぐらしのなく頃に業 21話 オヤシロ神様

©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

ひぐらしのなく頃に業 21話 沙都子と神

©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

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まとめ

以上の観点から私は今後梨花と沙都子による人知を超えた戦いが繰り広げられると考察します。

まさに神と神。映画化したら「劇場版ひぐらしのなく頃に『超』神と神」ですね。

沙都子と梨花の差は大きく開いてる上に、ひぐらしは「運命を変える大きな意思」に重きをおいてますから、恐らく本家のような直接的なバトルが繰り広げられる事はありませんでしょうが、きっと今までのひぐらしを超えた大規模な戦いが予想されます。

ひぐらしのなく頃に業 第21話感想

確かに、聖ルチーア学園はつまらなく感じますね(笑)今までの雰囲気と真逆な学園生活を見ているこっちが、ひぐらしっぽくなくて寂しい…と思っていたくらいですから。

沙都子がループして、もう一回同じような聖ルチーア学園の生活を見せられた時は私も正気を失いそうでした。

ですので、当人の沙都子は、よっぽどこの生活に嫌気がさしていたのでしょう。

完治したはずのL5が、再発した可能性はもちろんありますが、親友や戻った際に圭一やレナまで手にかける辺り、とても正気の沙汰とは思えません。が、納得はできます。

ただ、ループしたんだったら赤点回避の対策はできたんじゃないかい?とは思いましたが、そこはループ初心者ということでご愛敬ですね。

さて、次は自らの意思でループした沙都子がどんな作戦を立てるのか楽しみです。

ひぐらしのなく頃にのキャッチコピーは「正答率1%」この考察がその1%に少しでも近づけていることを祈りつつ…

次話が楽しみです!

▼ひぐらし業の記事はこちらにまとめてあります!

【鬼騙し編】ひぐらしのなく頃に業4話感想・考察・解説!圭一が生きていた理由【ひぐらし2020年版】
『ひぐらしのなく頃に業&卒』の記事をこちらにまとめておきます。(4話の記事は下にスクロール!) ...
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コメント

  1. 名無し より:

    沙都子は4んだら「全て無かった事になる感覚」なんだから、そりゃゲーム感覚で56したり4んだりできるようになるのでは?
    梨花だって目明かし編で詩音に追い詰められて自サツした事がありますし

    あと沙都子の暴走は単に「ルーチアが嫌」というだけの話ではなく、
    「梨花と離れたくない」という想いと「梨花が自分を裏切った」という認識の方が大きいと思います
    愛憎に突き動かされてる感じがします

    • sinyatokkyu より:

      名無しさん、コメントいただきありがとうございます!

      確かに、恐らく梨花と同様に沙都子もゲーム感覚になっているのでしょうね。

      ただ個人的にそんな沙都子を見るのがつらいですね(笑)

      「梨花と離れたくない」想いと「梨花が自分を裏切った」認識…

      そうですね、ルーチアが嫌だという想いだけでは、ここまでの行動を起こすのはかなり難しいものかもしれません。

      沙都子の涙ながらの梨花を「綿流し」するシーン。

      沙都子の愛憎が詰め込まれたシーンでしたね!

  2. 名無し より:

    沙都子が持ってるのは普通の拳銃だと思いますよ
    メタ的に、あれが「繰り返す者を56す力がある神具」だったら、梨花は為す術もなく撃ち56されて、物語終了だからです

    梨花が沙都子のループに気づいたのは半ば偶然ですし、
    教室内に銃弾を防げる準備が用意されてるとは、とても思えません

    今までのループで発症者を作ったのが沙都子が雛見沢症候群を強制発症させるH173を所持してる事になりますし、ならば入江診療所の護身用の拳銃の隠し場所も把握してるでしょう

    • sinyatokkyu より:

      名無しさん、コメントいただきありがとうございます!

      なるほど!入江の護身用の銃の存在が頭からすっぽぬけていました。

      確かに、「繰り返す者の命を奪う道具」で梨花がやられてしまったら話が終わってしまいますね…

      その道具で絶体絶命の梨花が、羽入の時止めを使う展開も期待していたのですが、

      そんな、とんでもひぐらし…本編ではなくOVAに期待することにします(笑)

  3. 間池留 より:

    沙都子と梨花は子供だけで育ってきたわけで、沙都子のような歪んだ思考は雛見沢症候群でなくとも成長の過程で醸成されてしまったのかもしれませんね。

    それにしても、沙都子はループしても記憶が引き継がれるわけですから、勉強なんて楽勝なはずですけどね。

    • sinyatokkyu より:

      間池留さん、コメントいただきありがとうございます!

      魅音詩音と、レナも家庭に複雑な背景を抱えておりますが、確かに彼女たちとはまた違った特殊な環境で沙都子は生活していますね。

      入江が養子として迎え入れようとしていましたが、それはそれで違った歪みが出てきそうですね(笑)

      ループ無限暗記術を駆使して上位カーストに上り詰めた沙都子も見てみたい気はしますが、結局待っているのは上品なサロンとかなので、どのみち沙都子にとっては地獄かもしれませんね(笑)

  4. 名無し より:

    さすがに「ひぐらし」は「エ〇゛ァ」とは何の関係もないと思いますが…。

    それよりは、同じ「頃に」シリーズの「うみねこ」の魔女の方が関連有りだと思います。
    「みつよ」も「那由多の時を彷徨っていた」のも、梨花ちゃんが繰り返すことで同じくループでいつの時も黒幕となっていた鷹野さん(ラムダデルタ?)のことを指しているとも考えられますし、エウア=フェザリーヌ=羽入(feather+in)という考察していらっしゃる方もたくさんいるので、そちらの方がしっくり頷けます。

    考察で「うみねこ」に触れず、他作品の「エ〇゛ァ」を引き合いにお出しになられているのがどうにも…で、失礼ながらコメントさせていただきましたm(_ _)m

    • sinyatokkyu より:

      名無しさん、コメントいただきありがとうございます!
      確かにエ〇゛ァは無理やりが過ぎますね笑
      そして、エウア=フェザリーヌ=羽入という意見もよく目にしますし、しっくりきますね!
      ただ、私自身、ひぐらしはとても好きで他にもたくさんの作品を見ていますが、申し訳ございません「うみねこ」シリーズについては少々疎い部分があります。
      そのような状態で、他の人の考察にのっかてもいいのか、という私なりの疑問点があり、今回の記事では「うみねこ」については触れておりません。
      どうかご了承いただけましたら幸いでございます。