【アニメ】呪術廻戦10話感想・考察・解説!吉野が虎杖の正体に気付いた理由【初見考察】

お疲れサマンサ~!『呪術廻戦』担当の坂田です。

手に汗握る七海VS真人戦!からの「じゅじゅさんぽ」で温度差がすごいことになっております。笑

前回9話では変4事件の調査を開始した虎杖と一級呪術師・七海ですが、呪霊と思っていた敵は異形に改造された元人間でした。

一方で男子高校生・吉野と事件を起こした犯人・真人は心を通わせていきます。

今回10話では呪詛師疑惑をかけられた吉野虎杖が接触!

真人と彼のアジトに乗り込んだ七海の戦いも勃発しますよ。

さっそく考察・解説を交えながら見どころを振り返っていきましょう。

原作未読者によるネタバレなし初見考察です。原作ファンの方は初見勢の考察にニヤニヤしながら読んで頂ければと思います。

※コメント欄でのネタバレは厳禁でお願いします!

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「無為転変」の意味

先週に引き続きサブタイトルに注目してみました。

魂に触れた対象の形を変える真人の術名が「無為転変(むいてんぺん)」です。

サブタイトルが真人の術式を指しているのは間違いないと思います。

・無為=何もしない事、自然に任せて手を加えない事

・転変=生滅・変化、物事が移り変わる事

意味としては「自然の摂理」ととらえることもできますが、真人がわざわざ人を醜悪な姿に変えずとも、人間は自らの魂の形に沿って勝手にその姿を醜く変化させるという皮肉に聞こえなくもないですよね…。

もう一つの隠れた意味として「無為転変」が真人と吉野を指しているのでは、と考えました。

真人は吉野に乞われて呪術を教えた可能性があります。

しかし下記の発言から、吉野がどんな選択をし何を成すかについては傍観するつもりなのでは…?という印象を受けました。

「生きざまに一貫性なんて必要ない。俺は順平の全てを肯定するよ」

何もしないし、手を加えない真人の無為

それでも呪詛師として変化していく吉野の転変

この2つを合わせたサブタイ「無為転変」なのかもしれません。

「チョーゼツ絶叫計画」は伏線?

「チョーゼツ絶叫計画」は、吉野が冒頭で熱弁していた映画で、先週、映画館で上映されていたのも同シリーズでした。

ちなみに元ネタは実在の映画「最終絶叫計画」らしいです。

「チョーゼツ絶叫計画」と本編の関連性について

・シリーズは1~7まである

・「7」は「1」の主人公の孫と「2」の主人公の孫、「3」で最初に4ぬ登場人物の孫とかが、ひょんなことからシェアハウスを始める

・シェアハウスは幽霊屋敷だったので霊媒師を呼ぶことに

・「7」は一見つまらないが、面白いのが「5」と「6」で出てきた~(中断)

根拠はありませんが、意味を含んでいるように聞こえてなりませんでした。

『呪術廻戦』本編の内容を比喩しているなら、例えば以下のように。

「幽霊屋敷だったシェアハウス」=呪術高専

「霊媒師」=呪術師

「3人の孫」=虎杖・伏黒・野薔薇

「孫”とか”」=先輩や教師たち

とまぁざっくりですが当てはまらないことも無い。

むしろこれだけ置き換えられるなら比喩を疑わずにはいられません。

残りの内容はこれから起こる出来事にリンクしている(ネタバレになる)からこそ中断された、とかだったら面白いですよね。

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吉野は呪詛師でほぼ確定か?

呪術廻戦 10話 吉野

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

結論から言うと吉野は呪詛師になっている可能性が高いです。

この手は術を発動するモーションとしか考えられません。

力が無いのにこんなポーズをしたらただのイタイ高校生になってしまいますからね。

吉野はそんなキャラではありません。

直前に指を動かして微笑んだシーンもありましたが、呪詛師になった自分の調子を確かめていたか、もしくは力を得たことでついた自信の表れだと思います。

気がかりなのは、このサインを虎杖が見逃したことでしょうか…。

現段階で虎杖は吉野が呪霊を視認できることしか知りません

次週の交流でどこまで情報を引き出せるかが鍵です。

虎杖のボタンに反応した理由

吉野は虎杖の制服のボタンを見て何かを思い出し、何かに気付いたようでした。

呪術廻戦 10話 ボタン

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

次回予告では真人がボタンを手にしている描写があります。

私は吉野の回想だと思っているのですが、それを前提に考えてみると吉野はボタン(が付いている制服)を持つ人間が呪術師であるという情報を事前に真人から得ており、ボタンを身に着けている虎杖の正体まで見抜いたのだと思います。

ボタンは呪術高専の制服にのみ使われる特注品か、呪術師(生徒それぞれ)の呪力が込められている、という予想も合わせてしておきます。

仮にそうだとして、なぜ高専生徒でもない真人がボタンを持っているのか謎ですが…。

真人がボタンコレクター、というオチはまず無いでしょう。(どんなオチだ

過去の戦いで犠牲となった呪術師(高専生徒)から奪った戦利品だったり…。

なんて物騒な考えが私の頭をよぎりました。

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吉野の気持ちを見抜いた虎杖

虎杖の主人公力が半端ないし惚れてまうやろーッ!!

と叫ばずにはいられない、老若男女問わず堕としそうな魅力がありますね彼は。

1話からそうでしたが本当に人情溢れるキャラクターで、考える前に自然とそういう行動を取ってしまうのが見てて分かるし、彼の良さなんだと思います。

「強くて優しくてカッコイイ」って虎杖みたいな人の事を言うんだろうな…。

呪術廻戦 10話 虎杖

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

とりわけ今回注目したいのが吉野の本心・教師に対する嫌悪を一瞬で見抜いたことです。

鋭い洞察力の持ち主だな、と思ったんですけれど、それと同じくらい共感性が高いような気がしました。

洞察力が鋭いだけなら「人情溢れるキャラクター」にはならないと思うんですよね。

偶然の事故?とはいえ教師の暴走を止め、吉野のどす黒い感情も一瞬で消した虎杖の功績は大きいと思います。

伊地知さんのミスのおかげとも言えますが。

他人のズボンを下ろすなんて普通はやっちゃいけない事ですけど笑無自覚な加害者性に加えて危うく改造されるところだった教師(※「吉野は呪詛師説」が正しければ)ですから、このくらいで済んだのは運が良かったですね。

虎杖が乱入していなければ教師はいまごろ原形を留めていなかったかもしれません。

吉野「わざわざあんなことをしなくても…。僕だけ引っ張っていけばよかったんじゃ…」

虎杖「うーん…。でもお前、あいつ嫌いだろ?嫌いな奴にいつまでも家の前にいてほしくないだろ。とりあえずあっち行こうぜ」

これも相手の目線に立てるからこその発言ですね。

しかも虎杖は自ら動くだけじゃなく、相手も動かして吉野が置かれている状態を変えてしまいました。

突然現れたヒーローのような虎杖を前に吉野は衝撃を受け、「今まで出会った人と何かが違う」と直感した。

そう見えたのはきっと私の気のせいではないでしょう。

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五条と真人が似ている、の意味

(お花畑でランランルーな五条も気になる所ですがソッとしておこう…)

先週、そんなことを思った件のシーンがこちら。

呪術廻戦 10話 五条

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

五条「あはははは~!ブッ56すぞ~っ!」

まさかこんな物騒な事を言ってたとは思わなんだ。

これはお花畑を笑顔で駆けながら本気でそんなことを言う五条の本質を現したシーンだった。

少なくとも七海の中の五条はこういうイメージだと、私は解釈しました。

絵に描いたような軽薄その奥にあるどす黒い強さ」が五条と真人の共通点です。

真人の強さを表現する七海の評価ですが、同時に五条の化け物じみた強さも現していたと思います。

五条は人間の呪いを凝縮した真人と似ている

人間の負の感情を歪みなく純粋に兼ね備える五条は意外と呪霊に近い存在だったりする、とか。

それが五条の強さを形作る要素の一つ…なのかもしれません。

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呪術廻戦 10話 感想

呪術廻戦 10話 狗巻

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

呪術廻戦 10話 五条

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

狗巻先輩と五条先生の暴走で本編が吹っ飛びそうになりましたがしかもノリノリでムダ毛一本無いという…なんだその美脚は

狗巻先輩って普通に会話出来たらすごく面白い先輩なんじゃないか!?

そして五条はこのあと野薔薇の餌食になったのか否か。

そのへん地味に気になってます笑

「好きの反対は無関心ではない」

「人間は言い訳をしないと生きていけない」

「人間をストックしてるんだ」など名言?も続出の10話でした。

異形になってしまった元人間たちですが、それこそが本当の姿・魂の形だったんですね。

無為転変を受けた事で真人よりよっぽど醜悪な化け物の姿になってしまう人間って何なんでしょうね…

(※上記内容は解釈ミスでした。コメント欄より情報提供いただきありがとうございます。)

二度の無為転変を受けても原型を留めていた七海は呪術師としての能力だけでなく、魂もかなり強い人物なんじゃないでしょうか。

吉野については闇堕ち一歩手前感が拭えないんですよね汗

真人と共鳴している部分が予想以上に大きかったです。

力を得て、自分を全肯定してくれる存在(真人)も得て、復讐心を暴走させるのが当然だと思います。

視聴者としては吉野に感情移入している状態で、彼が言っていることも理解できます。

だから吉野の復讐が間違っているとか正しいとか単純に言い切れませんが、物語としてはあまり良い流れではないのかな…。

真人のような自分を全肯定してくれる存在は気分が良いけど、否定されないからこそ我が道を貫いて足を踏み外してしまう事もあるでしょう。

虎杖なら肯定する時も否定する時も正面からぶつかってくれそうだし、「仲良くするなら虎杖にしたほうがいいよ」と言いたいところです。

吉野にとって真人は薬になるか毒になるか

何とも言えない緊張が続きますね。

呪術廻戦 10話 七海

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

そして七海VS真人戦はやはりアツかった!

一瞬ネクタイは呪具の類かと思いましたが、ネクタイが武器ってあまりにもシュールですよね…笑

残業モードに切り替わる演出と、手へのダメージ軽減対策だったのかな。

「私情を持ち込まない主義」と言いながら異形の涙をぬぐい、魂を動揺させる彼を見て好きにならずにはいられないでしょう。

次週は時間外労働に突入して本気出す七海も見れるようで楽しみです。

労働はク〇って言ってたから残業もク〇って思ってるに違いない。

引き続き虎杖&吉野、七海VS真人の同時進行で目が離せません!

「呪術廻戦」を正しく楽しむためにも、重大な解釈違いなどありましたらコメント欄よりご指摘いただけると嬉しいです。※ネタバレにつながる内容は伏せて頂けると幸いです

特に今回は真人と吉野の思想が奥深く、私には複雑で「あーそーゆー事ね完全に理解した」感が否めませんので…汗

ではまた11話記事でお会いしましょう。

▼これまでの記事はこちらから読めます

呪術廻戦 感想・考察・解説記事まとめ!ネタバレなし初見考察【アニメ】
アニメ「呪術廻戦」の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。 ...
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コメント

  1. 名無し より:

    こんにちは!完全初見の方の感想が大好きなので毎週とても楽しく拝見させていただいてます。
    原作でも評価の高い(と同時にダメージもデカい)幼魚と逆罰編、アニオリでの補強もちょくちょくされていて原作読破勢ですが毎週新鮮な気持ちで視聴しています。

    ところで少し気になる部分があったので補足を。

    >異形になってしまった元人間たちですが、それこそが本当の姿・魂の形だったんですね。

    これに関してはちょっと違って、真人の術式は「人間の本質に沿って肉体の形を変える」のではなく「魂の形を好き勝手に弄った結果肉体がその形に引っ張られて肉体の形が変わる」なので、変形させられた人の魂が醜悪だったというわけではないんです。
    善良な一般市民でも魂をめちゃくちゃにされて殺されてしまうのでとても悪質な術式ですね。悪役らしいというか…

    犠牲者の方の事を誤解されるとちょっと可哀想かな…と思いコメントさせていただきました。
    来週も楽しみに待ってます!

    • sakata より:

      ネタバレ配慮のコメントと情報提供いただきありがとうございます!

      >真人の術式は「人間の本質に沿って肉体の形を変える」のではなく「魂の形を好き勝手に弄った結果肉体がその形に引っ張られて肉体の形が変わる」なので
      そうだったのですね、思いきり勘違いしておりました汗
      吉野に暴力を振るっていた3人組のイメージがあまりに強烈で…。
      それなら元人間の涙を拭ってあげた七海の優しさもより増すな、と思いました。

      ところで吉野は善良な一般市民も滅茶苦茶にされていた事に気付いているのでしょうか。
      その辺も分かっていて真人と交流していたのか、私のように勘違いしているのかでも吉野の性質が変わって来そうですね…。
      また別のところで興味が湧いてきます。

      情報ありがとうございました!

  2. A より:

    ドンドン話が進み、見たいシーンがもうすぐ来そうな事に歓喜しています。
    今回は真人について色々情報が明かされましたね。まずは無為転変ですが、私はこの名前の由来は仏教用語の有為転変から来ていると考えています。(五条の無量空処もそうなんですが作者の芥見先生は仏教用語をよく作品に取り入れることがあるので)
    無為には仏教用語として、生滅変化しない永遠にして絶対の心理、という意味があることから本来干渉できないはずの魂に触れ、自由自在にその形を変える真人の術式を表した良い名前だと思ってます。
    また今回で真人はどれだけ肉体が傷つけられても魂にダメージが入らないかぎり、いくらでも術式で治せることが判明しました。これは真人の一番の強みで、この特性のせいで殆どの術師が真人を56しきれないんですよね。
    漏瑚と比べると速さや攻撃力では劣りますが、攻撃にも再生にも絡め手にもつかえる強力かつ唯一無二の術式を持っており、非常に厄介な相手と言えるでしょう。
    そんな真人と戦う七海ですが、時間外労働モード突入で来週は彼の本気が見れそうです。
    また虎杖の人柄というか優しさが表現されているのもこのエピソードが好きな理由の一つですね。彼の人間性が順平にどう影響していくかをぜひ見届けてください。

    一つ補足です。
    >> 異形になってしまった元人間たちですが、それこそが本当の姿・魂の形だったんですね。

    この部分ですが、少し違って本当の姿にされたのではなく、真人によって身体を好き勝手に改造、変形させられたのです。真人の「魂に身体が肉付けされる」という発言の通り、肉体は魂の形と連動しています。つまり彼は術式で魂の形を変形させることで人間の形を粘土のようにこねくり回しているのです。
    なのであれは自分の興味や楽しみの為に生物の命を弄んでいるおぞましいシーンなのです。

    • sakata より:

      ネタバレ配慮のコメントと情報提供いただきありがとうございます。

      >無為転変ですが、私はこの名前の由来は仏教用語の有為転変から来ていると考えています
      分かりやすい解説までして頂きありがとうございます。
      一般的な意味よりしっくりきますね!
      仏教用語との関連性に気付かなかったので今後はその辺に注意しながら見ていきたいと思います。

      >真人はどれだけ肉体が傷つけられても魂にダメージが入らないかぎり、いくらでも術式で治せる
      今回、七海とのやり取りを見ただけですが「魂にダメージを受けた真人」の姿は既に想像し辛いです汗
      倒すには精神攻撃しかない敵のメンタルが作中最強、みたいなものでしょうか(偏差値3の解釈ですみません)
      彼を倒すなら五条か宿儺クラスかな、と思ったり。
      時間外労働モードの七海も楽しみです。

      >また虎杖の人柄というか優しさが表現されているのもこのエピソードが好きな理由の一つ
      虎杖はただでさえ優しい子ですけれど吉野目線だと余計にそう見えてなりません。
      虎杖との出会いをきっかけに吉野の心が救われればいいな…。
      次週から2人が友情育む過程にも期待しております。

      >真人によって身体を好き勝手に改造、変形させられた
      正しい情報ありがとうございます。
      私が勘違いしていたせいで「真人はそんなに邪悪な存在ではない」印象を受けていたのですが認識を改めました…。

      >魂の形を変形させることで人間の形を粘土のようにこねくり回している
      >自分の興味や楽しみの為に生物の命を弄んでいる
      大きくしたり小さくしたり、がまさにそれを物語っていたシーンだったと遅ればせながら気づきました。

      情報ありがとうございました。