どうも、ひぐらしのなく頃に業の仮担当の小鳥遊です。
引き続きひぐらし業の記事ライターさんを探していますので、我こそはという方は是非ご応募下さい!(詳細は最後に掲載)
さて、今回の11話は「祟騙し編」の3話目。
果たして沙都子へかけられた疑いは完全に晴れるのか…笑
今回も注意深く見ていきましょう。
間違っている点や不足している点などあれば、コメント欄で指摘・補足していただけますと幸いです!
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目次
旧作・祟殺し編の展開
11話の内容に入る前に、旧作の祟殺し編の展開をおさらいしておきましょう。
↓
母親と推理小説トークをした結果、完全犯罪というものを知る
↓
悟史のバットを持ち出したり、人を埋められる場所を探したりと完全犯罪の計画を立てる
↓
魅音に電話し、沙都子を祭りに連れて行って欲しいと頼む
↓
昔、同じような電話を悟史から受けたと言われ、悟史が叔母を56したんだと考える
↓
後日、頭が良いことで周りから妬まれて不登校になったけど、雛見沢に引っ越してきて部活メンバーと会えたおかげで楽しい日々になったという記憶を思い返しながら、シャベルで穴を掘り進める
↓
警察と偽って鉄平に電話をかけ、警察署に向かわせる
↓
人通りの少ない場所で待ち伏せし、スクーターを運転している鉄平をバットでたたき落す
↓
鉄平が逃げるが先回りし、バットでめった殴りにして56す
↓
スクーターとバットを沼に捨てて証拠隠滅
↓
なぜか掘った穴がなくなっていたので、シャベルを取りに家に帰る
↓
新たな穴を掘って鉄平を埋める
↓
帰宅途中、車に乗った鷹野に会う
↓
雨の中、傘もささずに泥まみれでシャベルを持って歩いていたことを怪しまれる
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ダムに置き忘れていたから取りに行っていたと誤魔化すものの、ダムとは場所も方向も逆と指摘される
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足を痛めているのを見た鷹野が、車で家まで送ってくれることに
↓
トランクや後部座席は一杯と言われ、自転車は置いていくことになる
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後部座席に別の自転車がおいてある
↓
鷹野「タヒ体、上手に埋められた?」(旧作11話終了)
↓
「冗談よ」と笑われる
↓
後部座席の自転車が富竹のものではないかと質問すると、富竹にプレゼントされたものだと答えられる
↓
鷹野「私とあなたは今夜出会わなかった。あなたにとってもその方が良いでしょうから」
↓
家に着いて鷹野と別れる。鷹野に見られていたんだと思い、だとしたら56すべきだったと後悔
↓
「オヤシロ様の祟りで4んでしまえ」→背後で水たまりを踏む足音
↓
翌日、学校で部活メンバーと話していると、自分が一緒に祭りに行っていたことになっていた
↓
沙都子と話して、叔父が4んでいないこともわかる
↓
レナと魅音に宝探しに誘われるも、頭が痛いと嘘をついて断る
↓
「診療所行く。レシート持っていく」と言うと、レナが怖い顔しながら暗いトーンで「必ずもらっておいてね」(旧作12話中間CM)
旧作の展開との比較
3話目で、旧作の祟殺し編とは全然違う展開になりましたね。
上述した展開は一切ありませんでした。
今回は旧作の皆殺し編ルートに入ったという感じでしょうかね。
振り返ると、今作「業」では旧作の2編を複合させた物語のように見えます。
鬼騙し編は、鬼隠し編をベースとして罪滅し編要素もプラス。
綿騙し編は、綿流し編をベースとして目明し編要素もプラス。
そして祟騙し編は、祟殺し編をベースとして皆殺し編要素もプラスと。
なので、今回の展開も予想出来ていた方も結構いるのかもしれませんね。
鉄平は虐待していない説
今回、かなり良い方向に物語が進んだように見えましたね。
ただ、梨花ちゃんが自信満々気という失敗フラグが立っているので、このままグッドエンドになる気がしないと思う方も多いようで…笑
そんな方が、祟騙し編のオチとして考えているのが「鉄平は虐待をしていない説」
旧作を見ている&沙都子の様子を見ていると、虐待されているんだろうなと思いこんじゃいますが、そういったシーンは出てきていないのでまだ確定ではないんですよね。
加えて今回、児童相談所の職員がこんなことを言っていました。
・叔母である玉枝氏と沙都子さんに、トラブルがあった事は認識しているが、ご近所の話でも叔父である鉄平氏の名前が出た事はない
虐待シーンが描かれていないだけではなく、児童相談所の職員にも鉄平が虐待しているという情報は入っていないんですよね。
それに対してレナは「特に陰湿だった叔母さんが目立っていただけ」と言いましたが、本当にそうなんでしょうか。
また、1年間育児放棄していたのも、沙都子の養育費のために止む無く出稼ぎに出ていたからという説明がされました。
これも嘘にしか聞こえませんが、事実の可能性がないとも言い切れません。
要するに、鉄平が沙都子を虐待していない可能性は充分にあるというわけです。
性格が悪いのは間違いない
鉄平について付け足しておくと、虐待はしていないかもしれないけど、性格が悪いのは間違いないでしょう。
9話冒頭のご近所さんとのやり取り、先生とのやり取り、そして今回の岡村くん富田くんの証言から、性格の悪さは伝わってきますね。
岡村「僕たちは近所だから、叔父がどんな奴か昔から知ってます」
富田「これで終わりにしたら、駄目だと思います!」
ただ、だからと言って虐待しているとは限りません。
もしかしたら、1年前までは虐待していたかもしれませんが、なんらかの理由で虐待はやめたなんて可能性もあります。
例えば、頓服薬を飲むほどの病気が理由とか…
沙都子を虐待したことで56される別ループの記憶をフラッシュバックしたとか…
個人的には、虐待していると思っている派ですが、一応この可能性も頭に入れておこうと思います。
沙都子は演技をしていない?
もし仮に、鉄平が虐待をしていないということになると、
沙都子は演技をしている
もしくは雛見沢症候群の発症が進んでいる
ということになってしまうように思えます。
▼沙都子演技説についてはこちらで語っています
ただ、演技や発症ではなく、周りが早とちりしただけだったと考えても辻褄が合うような気がしてきました。
周りの早とちり説
周りは沙都子の発言が鉄平の虐待によるものだと思い込んでいますが、早とちりの可能性があるようにも思えるんですよね。
鉄平が帰ってきてからの沙都子の早とちりされてしまいそうな発言をまとめてみます。
・「それでは…。色々しなければいけない事がありますので…」 と言って下校
・梨花による沙都子が家を出て行った日の回想。暗い表情で「叔父様と一緒に暮らすことになりましたの」
・児童相談所からの連絡に対して「連絡したのはどなたですの?まったく…、飛んだ迷惑でしたわ」
・「どうもこうもありませんわ。風邪が治ったから学校に来ただけのことですのよ?おーっほっほっ!」
・「いや~…!ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…もう嫌です!もう嫌です!止めて下さい!許して!許して!あぁあああ~~~~~!!もうヤダ、もうヤダ…!ああああ…いやぁああああ!!!助けて!助けて!にーにー!!」
・沙都子「言いましたでしょ?私は、おじさまと一緒に暮らしてますの」
梨花「沙都子はそんなの望んでないのです」
沙都子「どうしようもありませんわ…」
こうして見ると、早とちりされても仕方ないように思えます。
ですが、
・病気の鉄平の看病をしていただけ
・梨花と離れて好きじゃない鉄平と暮らすのが嫌だっただけ
吐いてしまったのも、叔母の虐待やいなくなってしまった悟史を思い出したからで鉄平は関係ないのかも。
と考えれば辻褄は合うような気がします。
ただそうなると、鉄平の病気について沙都子が周りに言わないのが気になりますね。
別に言う必要はないと思っているのか、それとも何らかの理由があって鉄平に口止めされてたりするのかな?
児童相談所から連絡がくるぐらい心配されているのはわかっているだろうから、あるとしても後者だとは思いますが…
ちなみに、この周りの早とちり説も個人的にはないかなと思っています。
この展開になったところで、物語として面白くならなそうだからなー
鉄平は虐待していませんでした!周りの早とちりでした!って言われてもね笑
誰も犠牲にならず、グッドエンドにもならない中途半端な物語になって、落としどころもかなり難しくなるだろうし…
意味深なラストの大石のシーン
今回のラストでは、意味ありげに大石が歩くシーンが描かれていました。
この後、大石が何らかの形で関わってくるのは間違いなさそうですね。
ネット上では、大石が今回バッドエンドの原因になるんじゃないかと予想する声が多かったです。
理由は以下の通り。
・祟殺し編がベースなので、大石との関係性が悪い
・皆殺し編で沙都子を救えたのは、大石の協力も大きい
・大石との関係が良くないと、警察の力でデモが中断されそう
皆殺し編と違って大石との関係性が良くないのは、確かに大きな障害になりそうですね。
個人的には、この展開が本命かなーと思っています。
その他の気になる点まとめ
その他の気になった点などを雑にまとめておきます。
・沙都子がなぜ周りに助けを求めないのかという理由がまだ明かされていない
→旧作では「誰にも頼らず乗り越えることが悟史が戻ってくるための試練」だと思っていると説明されている
→今作では違う理由がある?
→虐待されていない説
・災害は起こるのか
・その他の考えられるオチ
→鉄平によって沙都子が56されてしまう
→沙都子によって鉄平が56される
ひぐらしのなく頃に業 第11話 感想
鉄平を擁護するつもりはないけど、まず何とかして虐待の事実を確認してから動き出そうよ…とツッコミたくなる!笑
現在進行形で虐待されているという証拠もないなら、そりゃあ児童相談所も下手に動けないでしょ…
家の近くで張り込むぐらいのことはして欲しかったなー
それもないからこそ、虐待してない説がありえそうなんだよね。
そういうミスリードのような気もするけど。
ん~、制作陣に踊らされてるぅ!!笑
とりあえず、今回もめちゃくちゃ面白かったです!
詩音のハチャメチャさとか、怖かったけど逆にちょっと笑えちゃったわ笑
「じゃあね!56してくる!」は強烈だよなー笑
学校の生徒でもないのに、当たり前のように教室にいるのもまた…笑
詩音恐るべし…!
次回も詩音が目立つ場が用意されてるといいなー笑
そして、祟騙し編は4話分で終わるのか5話分で終わるのかも注目ですね。
業の円盤の収録話数は、
2巻:4話(綿騙し編)
3巻:5話(祟騙し編)
4巻:4話(?)
5巻:7話(?)
このようになっているので、素直に旧作と同様で5話分あると見るべきか。
それとも4話で終わらせて、暇騙し編とか1話で終わるパートを加えるのか。
どちらの可能性もあるので要チェックです!
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コメント
個人的にはデレデレ鉄っちゃんを見たいので周囲の早とちり説推しです 笑
鉄平は口の悪さや風貌から周りに誤解されているだけで、
過去も現在も虐待には関与しておらず凶悪な振る舞いは発作(雛見沢症候群?)が原因。
その発作が出たときに頓服薬を服用させるため沙都子が一緒に住んでいる可能性も有りかと…?
気になるのは今回の大石の立ち位置ですね。
鉄平の虐待が有った際、沙都子を救い出すのに大石の協力は必要不可欠なので…
私も大石との関係性が悪いのは今後の障害になってくると思います。
前回、前々回とも沙都子は誰かと(何故、この2人で)4んでいることから
今回のループでは仲良く暮らしていた筈(鉄平の虐待がなかったと仮定してですが)の沙都子と鉄平が56し合ったように一緒に4でいる謎を残したラストになるのではと…?
(沙都子以外にも悲劇が起こる可能性も…?)
次回は大石も話に関わってきて鉄平の虐待の有無が明らかになってくると思われますので、どんな展開になるのでしょうか…放送が待ち遠しいです。