世の中バレンタインムードでございます。
他のライターさんもバレンタインムード感がある記事を書かれており、若干腹立たしい非モテな幼女戦記担当ジャム君です。
ジャム君の記事を読んでくださっている女性の方で、是非ともジャム君にチョコをあげたい!
という方がいらっしゃいましたら、チョコお待ちしております。送り先は……
あっ、そのネタはもういいですか、そうですか・・・
と茶番を挟みまして、前回はターニャが魔導大隊を組織するために厳しい魔導師の選抜を行い、第二〇三魔導大隊が結成されました。
また、第二〇三魔導大隊では先行量産型のエレニウム97式という演算宝珠が使われておりエレニウム95式には及ばないものの、通常の演算宝珠よりも高い性能の兵器運用までしている魔導大隊であることが明かされています。
そして帝国に攻め入ってきたダキア公国の三個師団とは名ばかりの「5万弱の暴徒ないしは群衆」とターニャに定義し直させるような時代錯誤な相手。
それを当然蹴散らしダキア公国の首都においてターニャが行った戦時国際法に則った宣誓は、まるで子供のいたずらのよう。
逃げることも抵抗されることもなくあっさりと工廠(こうしょう)を破壊した第二〇三魔導大隊は、大きな戦果を得て帰還したのでした。
で、今回。そんな第二〇三魔導大隊は、またしても協商連合との戦闘に駆り出されることになります。
そして現れるあいつ、存在X。
世界情勢は大きく動き出しています。
スポンサーリンク列強が動き出す
前回、ターニャが率いる第二〇三魔導大隊がダキア公国を叩き戦力バランスが崩れたことで、列強は脅威を感じていると思われます。
実際、ダキア公国は「この冬にも制圧できそう」という言葉が参謀本部でも出てきています。
ここで全戦力投入すりゃいいじゃん!
と思うかもしれませんが、戦争とはそう簡単な駆け引きではないのです。
特に直面しているような世界大戦に発展する戦争では、勝てる戦でも悪手を打てば簡単に負けてしまいます。
帝国は国土も大きく戦力も高い国ではありますが、現在は備蓄も少なく戦線の維持をするだけでも精一杯。
だからこそ、エレニウム97式を持って運用訓練も積んだ、実弾演習も済ませた第二〇三魔導大隊が駆り出されることになったのですね。
ゼートゥーアが語っていた「北方の」というのは、協商連合との戦線部分のことです。
帝国の国力を持ってすら、現在は越冬が精一杯の状況なのです。
そんな地に送り込まれることとなったターニャの部隊。
これによって、帝国の国力をこれ以上広げさせたくない列強は、協商連合に力を貸すことになります。
これこそまさしく、世界大戦の始まりなのでしょう。
国の位置関係
今回のターニャの話の中で、列強の位置関係が確定しました。
地図に名前を書き込んでしまいましたが、島国が連合王国であると確定したため、位置関係はこうなります。
ルーシー連邦との戦闘がまだ起きていないのが気がかりではありますね。
このまま何も手出しをしてこない、なんて甘いことはあり得ないでしょう。
スポンサーリンク北方領域で始まる戦闘
ターニャたち第二〇三魔導大隊(ピクシー大隊)が到着するよりも前に、協商連合軍そして列強からの支援軍が既に投入されていた部隊に襲いかかっていました。
それも列強との同盟が結ばれているため。
協商連合のカゾール委員は、「付け焼き刃ではあるが」と同盟のことを語っていました。
付け焼き刃だ、というのはもう協商連合に自力で戦うための国力がほとんど残されていないこと、また同盟を結んだとはいえそれがいつ反故にされるかわからないからですね。
もし連合王国から強力な援助を受けられていたとしても、共和国が帝国に破れ標的を変えてくるようなことがあれば、無駄な戦闘を避けるために寝返られる可能性だってあります。
常日頃から友好国として共闘関係にあるわけでないならば、それほど脆いまさに付け焼き刃の関係なのです。
魔導師の天敵は爆撃機か
エレニウム95式を持つターニャはともかく、エレニウム97式を持つ第二〇三魔導大隊ですら高度9,000ft以上から攻撃してくるような爆撃機は非常に脅威であろう。
先行して投入されていた、普通の演算宝珠を使う部隊では「高度が違いすぎる」と爆撃機から一方的にやられてしまっている。
魔力の消耗が激しく、防殻術式を使える状況でもなかったというのも相手が爆撃機を投入するタイミングとしては絶好のタイミングで投入されたと言えるが、それにしても一方的過ぎる。
それほどまでに、普通の魔導師にとって爆撃機というのは天敵とも言える存在、だと言えるのでしょう。
まあ、ターニャにとってはただの逃げやすいし当てやすい的みたいですけどね。
三度現れる存在X
墜落させた爆撃機の乗員を捕虜にするため墜落現場まで向かったターニャだったが、乗員は既に命を落としていた。
脳みそを拾って帰るわけにもいかないと踵を返すターニャでしたが、そこに現れたのが存在X。
今度はタヒ者の体を乗っ取ってターニャに語りかけてきています。
趣味が悪いですね、今回の存在Xは。
冒涜者を罰する聖なる大戦が幕を開けたのだ。
どうかね、世界を相手に無謀な戦いを挑む気分は?
列強の情勢が想像以上に早く動き出したのは、存在Xオメーがやはり原因だったのか!
ですが、ターニャは「もしや」と北方領域に進軍する前に存在Xの干渉を考えていました。
存在Xは本当に神と呼べるような存在なのか。
信仰をいくら大切にしている存在Xとはいえ、悪魔のようにも思えてきます。
存在Xは何なのかを予想
1クール半分まで終わるというところなので、ここまで出てきた存在Xのことを考えながら「存在Xは何なのか」を予想してみます。
本当に神
おっさんを転生させターニャの人生を送らせているので、その点において神の力は持っているはず。
ただ信仰心に執着する神で、信仰がないおっさん(ターニャ)は神の怒りを買い酷い目に遭っているだけ。
エレニウム95式で無理矢理にでも祈らせ精神汚染までしても本当の信仰心が芽生えないことに焦りと苛立ちを見せる神が、今回は酷い方法でおっさん(ターニャ)の前に現れただけ。
もしおっさん(ターニャ)が信仰心を芽生えさせれば、平和な人生を送れるはず。
実は悪魔
おっさんが現世で命を落とす前には駅にいた人や動物の体を借りていた。
にも関わらず、今回はわざわざタヒ体を借りて姿を現した。
とても信仰心を求めるような神のすることとは思えない。
実はおっさん(ターニャ)を不幸にしそれを笑って楽しんでいる悪魔。
信仰心を持ったところで、エレニウム95式が心の底から使えるだけで、それ以外のメリットはない。
おっさんの幻覚
存在Xが現れ始めたのは、おっさんがリストラした社員にホームから突き落とされた時から。
そこで存在Xにも出会ったし、今はターニャとして暮らしているかのように思えるが、実は走馬灯のように命を落とす間際の幻覚を見ているだけ。
実際にはターニャに転生もしていないしヴィーシャにも当然出会っていないし、まだ命は落としていない。
OPで一瞬出てくるおっさんの笑った顔がキーポイントかもしれない。
スポンサーリンク幼女戦記6話の感想
ついに始まってしまった感の世界大戦。
それに、存在Xもやっぱり出てきましたね。
まったく、いつも邪魔をするやつです。
さて、最後に協商連合のアンソン・スー大佐が見ていた写真でも。
奥さんと多分子供でしょうね。そしてアップになった子供。
どことなくヴィーシャに似ているような・・・
ヴィーシャの姉妹に当たるような人物が出てきたりするんでしょうかね、気になります。
次回は、徹底的に協商連合との戦争に突入するか、それを阻止すべく特に共和国の動きが活発化するのか、大戦としての動きが見どころになりそうです。
今回存在Xも出てきましたし、しばらく邪魔しないでほしいものですね。
幻覚予想が当たっていたとしても、しばらく出てこなくていいです。。。
大戦は始まったら簡単には止まりません。
どのような結果になるかは現段階で予想できませんが、どの国にとっても長く続けば続くほど痛手となることは間違いないですからね。
おっさんの合理的な考えの基、短期決戦で終わるように仕向けていただきたいです。
ではでは、また次回お会いしましょう!
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コメント
存在Xの正体は明かされていないのですが、他のアニメで例えると、某QBの集めているエネルギーを「感情」から「信仰心」に置き換えれば、それっぽいモノになりそうだと思っています。
向こうは悪意を持っているわけではないですが、家畜のように信仰心というエネルギーを搾取するのが当然と思っているという感じで、人間視点では価値観の相容れない奇跡を起こせる力を持った何か、という認識でいいのではないでしょうか。
確かに「信仰」に固執していますし、それっぽい感じもしますね。
どこぞのインキュベーターさんのように「信仰を集めに来ている何か」ならば悪意もないでしょうし、信仰心さえあればどんな奇跡だって起こしてくれる。
それ故、不安定な95式も祈りさえすれば安定して使うことができるのかもしれないですね。
存在Xの正体が1クールで判明するのかも気になってしまいます。