こんにちは。くらむBONです。
この記事は東京リベンジャーズのアニメ19話について、原作未読アニメ勢が考察していくシリーズです。
19話では血のハロウィン抗争が開始され、バトル展開が熱い回でした。
タケミチが根性で未来を変える意思が発揮されて、トーマン各隊のケンカシーンが描かれ一見ファンサービスに優れた展開なのですが、肝心の部分が抜け落ちているようです。
今回のテーマはマイキーの十字架と、消えた3番隊について考察します。
原作既読の皆さんは未読ライターが前情報一切なしで考察する様子をお楽しみください。
血のハロウィン抗争とマイキーの十字架
トーマンとバルハラの雌雄を決すケンカが2005年世界で始まり、タケミチはミッションの目的であるバジを守るために姿を探しますが、見つかりません。
とにかく、ケンカに勝たないと何もできないことを感じたタケミチは、弱いながらもミツヤや相棒の千冬の力を借りながら抗争に参加します。
まずは今回の血のハロウィン抗争を振り返りつつ、気になった部分を考察していきましょう。
この記事はネット上の原作考察などを入れない形で、アニメ作品初見の所感のみで考察を進めますので、考察部分に関しては個人的な意見としてとらえていただければ幸いです。
へなちょこタケミチ
構成員の人数差や年齢層による体力差から劣勢になったトーマンの士気を取り戻したのは、へなちょこ不良少年タケミチの雄たけびでした。
ケンカ自体は弱くて戦力にはならないタケミチですが、ヒナやみんなを救いたい一心で抗争を終わらせる意志を発露します。
ぐるぐるパンチで抗争の中に飛び込んでいく様はカッコ悪かったけど、不良少年漫画ぽくて良いシーンだったと思います。
ここでタケミチの未知なる力が覚醒して俺Tueeeee展開になっていたら、興ざめしてしまうので、弱いけど気持で行動しているところがタケミチに共感できる所なのでしょう。
ドラケンvs半間
マイキーと一虎の対決が始まってドラケンの相手は半間となり、数で勝るバルハラがタイマンなどするはずもなく、ドラケンはハンデを背負ったまま抗争で暴れる展開。
半間は「だりぃ」せいか、のらりくらりとドラケンとケンカしながら、何かを待っている様子です。
ドラケンは一人で戦況を変える働きをしますが、半間個人には決定打が与えられませんでした。
半間を見ているとしゃにむにドラケンにケンカで勝とうとしている感じがしないので、これは遅滞戦術なのではないかと考えられます。
2017年世界でドラケンが語ったキサキの策で、2005年世界の半間に与えられた役割はドラケンを足止めして、マイキーに一虎を56させる時間稼ぎをしているのではないでしょうか。
マイキーの十字架と一虎
マイキーは抗争が始まってしまっても、どこかで一虎と和解できるのではないかと考えていたようで、もう一度語り合う道を探していたのでしょう。
一虎が家庭環境で背負った闇を理解していたからこそ、兄の仇である一虎に有利な証言をして、トーマンに戻ってくることを期待していたマイキー。
シンイチロウ事件の闇に飲み込まれた一虎が、もうマイキーの知る一虎ではないと知ったマイキーは一虎を一撃で沈めてしまいます。
2017年世界の血のハロウィンの顛末でドラケンが語った、マイキーの背負った十字架とは兄シンイチロウのことだけなのでしょうか?
キレたマイキーの様子からマイキーには二面性があって、仲間への執着(愛情)を持っている理性的な部分と、手に入らないものは破壊してしまう衝動的な行動に出ていることから、マイキーの精神も壊れてしまっている印象を受けました。
シンイチロウの事件はマイキーの精神が壊れるキッカケの一つになっている感じがします。
消えたバジと3番隊
これまでの抗争でトーマンの勝利条件であるバジの姿がなく、キサキの手駒3番隊の描写が全くないので不穏な雰囲気。
可能性としてバジは潜入がバレていて、既に「キサキ・一虎」によって始末されてしまっているパターン。
または、茶番の結末に向けて3番隊を温存しているキサキを警戒して、姿を隠していたバジが後から登場するなどが考えられます。
2017年世界でタケミチが見た記憶ではキサキの特攻服が奇麗なままで、とても抗争に参加していたようには見えないことから、戦力を温存していると推測。
気絶した一虎をマイキーが56してしまうとミッションが失敗に終わってしまうので、タケミチの行動と姿を見せていないバジに期待がかかります。
東京リベンジャーズ第19話感想まとめ
血のハロウィンの戦況はタケミチの雄たけびで、トーマンが息を吹き返して一方的な展開にならずに済んだようですが、タケミチのやることはこれからが本題。
これから、マイキーに一虎を56させずにキサキの計画を阻止しなければならないので、タケミチのハードルが非常に高い設定になっています。
「みんなを救うためには抗争を終わらせなければいけない」と考えているタケミチ。
やはり姿を見せていない、バジに与えられている役割が重要なのかな。
このミッションでタケミチが取りこぼしのない未来へとたどりつく事が出来るといいなと思いつつ、解決できないキサキとの決着についてはまだ先がありそうな予感。
みんなを救うミッション「血のハロウィンの結末」に期待がかかります。
ではまた次回で。
ばいばい。
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