こんにちは。くらむBONです。
この記事は東京リベンジャーズのアニメ22話について、原作未読アニメ勢が考察していくシリーズです。
22話は過去のトーマン結成のエピソードと、バジと千冬の出会い、血のハロウィン後の一虎の様子が描かれました。
トーマンの過去編が進みつつも、2005年世界で解決していない問題も抱えているタケミチ。
まだキサキをトーマンから排除して、トーマンのトップになる目的を果たしたわけではありません。
トーマンの過去編から情報を拾いつつ、タケミチがやるべきことを整理してみましょう。
原作を読んでいる皆さんは、未読ライターの考察(妄想)をお楽しみください。
目次
トーマン過去編:結成とダセエ野郎
22話ではトーマンが結成された経緯が、お守りを見たマイキーによって語られました。
結果的に6人の初期メンバーを守るためにトーマンを作ろうと発案したのがバジで、内部の人間関係を壊すキッカケの片棒を担いでしまったのもバジだったこと。
慣れない手紙を書いて一虎とマイキーを仲直りさせようと一虎を口説く一方で、マイキーの説得をしていたがどうにもならなくなったバジ。
周りに助けを求められていれば、結末が違ったものになっていたのかなと、残念な気持ちも生まれてきます。
そんな過去編で幾つか気になるポイントがあったので、今回はそのポイントを考察してみましょう。
この記事はネット上の原作考察などを入れない形で、アニメ作品初見の所感のみで考察を進めますので、考察部分に関しては個人的な意見としてとらえていただければ幸いです。
新たな抗争相手?黒龍
トーマンが結成された理由の一つに「黒龍:ブラックドラゴン」というチームが絡んでいることが明かされました。
極悪非道なチームらしく悪役っぽい名前であるのと同時に、この作品に登場するチーム名が「メビウス」や「バルハラ」など厨二ぽいネーミングであるのを思い出して苦笑い。
私が厨二と「バルハラ」と竜という単語から連想してくるのはファフニールです。
ニーベルングの指輪に出てくるこの「竜のようなもの」は近年のアニメ作品「小林さんちのメイドラゴン」などに登場したり、RPGで宝を守るドラゴンとして登場したりすることもあります。
ファフニールは中ボスのような扱いを受けることがあり、黒龍を倒したら伝説のレアアイテムをドロップしそうな雰囲気。
古き良きマガジンの不良少年漫画だと、伝説の単車などが登場する前振りみたいな空気があります。
このタイミングでわざわざ名前を出してくるということはまだ存在していて、トーマンとの因縁に繋がりそうな予感がします。
野次馬勢を再度考察
2005年の東京には卍会以外に「メビウス・バルハラ・ICBM」以外のチーム名が登場していませんが、血のハロウィンの野次馬勢の中に黒龍の関係者はいないのでしょうか。
怪しいのは灰谷兄弟とガリマンなのですが、ガリマンはバイク系の不良少年ではなくラッパーぽく、どちらかというとカスタムカーに乗っていそうなので、灰谷兄弟がそれっぽい。
灰谷兄弟はEDのキャスト順と声から推察して三つ編みの灰谷蘭(CV:浪川大輔)が兄であり、メッシュの灰谷竜胆(CV:下野紘)が弟なのかな?
半間は血のハロウィンで逃走していて、まだバルハラも健在なので、トーマンを取り巻く情勢は緊迫したままのようですね。
血のハロウィン登場のキャラクターについては過去記事で考察しています。
ダブり野郎と千冬
トーマンの過去編と共に、バジと千冬の過去編も描かれて、前回のペヤングのくだりも今回語られました。
千冬のきっちり半分残したペヤングや、意外ときれいな字でバジに漢字を教えているのは性格の几帳面さが出ていて面白かったシーン。
そして「ダセエ」と思っていたダブリ野郎が、鬼強いトーマンの一番隊隊長だったことを知った掌返しは、千冬の「ちょろさ」がにじみ出ていてバジとの関係が分かりやすくて良かったと思います。
バジから残されたものを千冬がどう受け継いでいくのかも見どころなのでしょう。
タケミチの課題とこれから
血のハロウィンが終わっても、タケミチのミッションは終わったわけではないのでこれからが本題です。
タケミチの目的は何一つ達成していないので、これからもミッション「トーマンのトップになる」に向けて課題に取り組んでいくことになるのでしょう。
タケミチの課題は今どうなっているのか考えてみましょう。
・キサキを排除しなくてはならない。→トーマンのトップになるのに№2のキサキが邪魔。
・キサキの背後関係について調査が必要。→半間とつるんでいる証拠でマイキーを説得。
・半間が逃げてバルハラが存在しているので巨大組織にならず、トーマンが以前のままだと未来が変えられないので、バルハラを併合してトーマンのトップにならなければならない。
・ヒナを振ったクリスマスが近いので、自分自身の問題で理由を掴まなければならない。
キサキが「ヤバイやつ」であることは、タケミチと千冬は分かっていますが、証拠が無くてキサキがマイキーに取り入っている状況は変わらないのが現状。
タケミチが次に打てる一手はどんなものがあるのでしょう。
キサキと一虎の繋がり
2005年世界で鑑別所に収監されていた一虎は、今回刑期が10年と語られていたので、2017年世界では既に出所しているはずです。
ドラケンに諭されて自害せずに更生すると言っていたので、バルハラに所属していた一虎に聞けば、半間と繋がっていた当時のキサキに関する情報を得られるのではないでしょうか。
キサキの謎を解いて証拠を掴まない限り、キサキとマイキーの間を引き離す事は難しいと考えられるので、一旦2017年に戻ってくることになるのかな?
残り話数でそこまでの展開があっても描き切れなさそうなので、2ndシーズンがあればそこになりそうな気がします。
東京リベンジャーズ第22話感想まとめ
東京リベンジャーズは血のハロウィンが終焉を迎え、次の抗争の火種になりそうな過去話も登場して、まだまだ回収できていない伏線が多いです。
原作勢ではないのでいろいろ予想をしてみたものの、2期になるまでお預け状態となりそうなので2ndシーズンの発表が気になります。
ファンとして心配するのは「単行本売上ちゃったし、最終章連載終わったらアニメ化しなくても良くね?」という判断で2ndシーズンがアニメ化されないことですね。
期間が開いてしまうと、アニメ続編に対していまいち盛り上がりに欠ける「鬼」とか「呪」のパターンになりそうでコワイ。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますので「2期はよ。」な気持になってしまいます。
残りの話も楽しめたらいいなと考えつつ、この記事もお送りしています。
ではまた次回で。
ばいばい。
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