女子の舌打ちこっわ!!!
こんにちは!よう実2期担当の模造紙です。
今回ちょい作画が不安定な気がしますが挽回を期待したいところ!
おそらく水面下では細々と動いている生徒もいるだろうけど、主人公属するグループでは特別大きな変化はなく人間模様を深くフォーカスした回でした。
綾小路の非人道的な性格は1期履修済なので判っているつもりでも、それでも吊し上げの現場に居合わせて様子見なのは正直受け入れ難かったです。「へぇー」って言ってる場合か!
それでは冒頭から高円寺による衝撃の展開、ほか意外な事実が明らかになった2話について語っていきたいと思います。
目次
ようこそ実力至上主義の教室へ2nd Season 2期2話おさらい
船上試験の初日が終了。
平田らと集まり状況報告をし合う綾小路だったが、その場にいた高円寺が優待者予想メールを送信し土星グループは途中終了に。
Dクラスでは櫛田が優待者の1人であること、龍園はCクラス全員の携帯を回収しメール内容を確認することで優待者選定の法則を探っている段階にいるなど、少しずつ状況は変化。
一方、軽井沢とCクラス女子の軋轢は深まる一方で、偽の恋人関係にあった平田に助力を請うも受け入れを拒まれ2人は交際を解消。
綾小路属する火星グループはAクラスの作戦通りの膠着状態が続き、Cクラス女子による軽井沢への暴力行為もヒートアップするのだった。
経過としては、現在は4回目ディスカッションが終了した時点。残すは完全フリー自由行動の3日目と試験最終4日目の2日間。
3日目は完全自由日とは言いながらディスカッションが実施されないだけで、他の日と大きく異なる点はさほどないのでは。
試験中でもカップルの逢引や、多くの生徒が船上プールで遊びに興じていたりと割と自由度は高いです。敢えて完全自由日と謳うからには何かしらの意図があるのでしょうか。
伏線だと見られるのは、高円寺の即決独断に対して“外野に惑わされるよりも自分のグループに集中したほうがいい”という綾小路の考え。
クラスの利益に目を奪われ過ぎると自分の属するグループ内の観察や判断がおろそかになってしまうのでは。
クラス単位で戦略を立てるより、まずグループでの勝利を追求するほうが最終的に大きなメリットが得られる流れかもしれません。
人間の二面性や裏表が2期のテーマのひとつならば、あまり広範囲での勝ちを望み過ぎると思わぬ場所で裏切り行為や騙し合いなどの落とし穴が待っていそうです。
今期フォーカスされている軽井沢もそうだけど、櫛田の動向も油断できません。今回も何かしら逡巡してる様子でしたよね。
もちろん龍園も仕掛けてくる気配満々なので、確実にポイントを狙える部分に絞って攻略するのが良さそうです。
高円寺はなぜ優待者を見抜いたのか?
アバンから期待を裏切らない高円寺くん。自由過ぎて存在自体が面白いです。
高円寺は試験終了を待たず、優待者予想を正解させたので結果3に至りました。
▼ 船上試験のルールはこちらの記事で確認できます!
Dクラスは50クラスpを獲得し、高円寺は50万pptを獲得しました。
龍園や綾小路も「優待者選定の法則性があるのでは」という点に触れていましたが、では高円寺はその法則から所属グループの優待者を暴いたのかというと多分否かと。
彼自身も語っていたように、単純に試験に拘束されるのが面倒だから嘘つきを見つけて通報したってだけなのかと。
無人島サバイバルでも速攻棄権してましたし、厄介事に縛られるのがとにかく嫌いなんでしょうね!
高円寺は頭脳、運動能力、鍛え上げられた肉体といった個人の能力値だけでなく出自も優れた高スペックな人物です。(Dクラス配属の理由はあのユニークな性格ゆえでしょう)
優待者を見抜いたのは、ずば抜けた観察眼や洞察能力、人の心理を巧みに読む力を持っていたからだと考えられます。
加えて野生の感や第六感的な超常的な何かで感じ取ったのでは。
法則性が~とかルールに基づいて~とか面倒な事柄から答えを導き出すタイプには見えませんから、ごく自然にグループメンバーを観察して優待者を見つけたってだけでしょう。
高円寺くん謎過ぎるので、この箇所の種明かしもあると嬉しいですね!
軽井沢と平田は偽恋人だった
付き合いだしてから数か月経つのに雰囲気が他人行儀っていうのは個人的には謎解釈だったんだけど、ここは軽井沢が自分を守る寄生先として“レベルの高い彼氏が必要だった”という暴露なだけだから気にする必要はないのかな。
3~4カ月くらいの交際なら苗字呼びでの彼氏彼女も結構いるし、いちゃつくのは2人きりの時だけなカップルも珍しくないやろって認識なので(というか私の時代だと学校で下の名前で呼び合うカップルは多くなかった記憶)、周囲が軽井沢に感じていたワガママで強引なキャラとしてはやや違和感がある立ち振る舞いというところか。
平田としてはクラスメイトを救うために彼氏役を受け入れてたってことだけど、軽井沢のまったく未練もない様子で町田へと寄生先を移す行動を見てると、キツイけど馬鹿げているとしか言えません。
小中9年間いじめにあってたってことは無視とか透明人間扱いがメインだったかと推測できるけど、平田の口ぶり的には不登校ではないっぽいし、それほどメンタルが弱いってわけじゃないのでは。
この辺は彼女の家庭環境や周辺の状況にもよるので如何とも言い難いけど、奮起して外見を整えて陽キャを装い高校デビューした気概は素直に評価できますよね。
いじめられっ子気質は身体に染みついた部分もあるし女子の囲い込みや圧に弱い点は一念発起しても容易に覆すのは困難でしょう。
だからこそ自分だけではどうにもできない部分をカバーしてくれる存在、寄生先・宿り木の確保なわけですね。
軽井沢の身勝手な態度に思う部分はあるけど、苦しい過去を鑑みるとそういった行動に出るのもムリないのか。
おそらく綾小路が軽井沢の弱点に漬け込み利害関係の一致で仲間に取り込みそう。甘い言葉を囁いてとかは絶対なさそうだし、シンプルに理解者になって守ってあげる的な提案をするのではないでしょうか。
軽井沢がクラスの中心的存在を望んだのも自分を守るためで、保護してくれる存在が他にあるならカースト上位にこだわる必要はないわけで。
綾小路は交友関係も狭いしある意味コミュ障とも言えるけど、偽恋人として条件的に悪くはないよね。
あーでも恋人になっちゃうと、堀北とか櫛田とか佐倉あたりが悶々するのかな? イマイチよう実にラブコメ要素がどの程度含まれるのか判断し辛いため、今後の綾小路と軽井沢の親密度合いを計るのが難しいです。
ただ、現段階だと軽井沢が卑屈で女子に嫌われるテンプレみたいな性格なので、ピュアな部分を出してくれたらもっと応援できるのにな……と言ったところです。
先生たちも因縁がある?
バーカウンターの教師たちのシーンが意味深でしたね。
Cクラス担任がいないのは何か理由があったりする?
気になるのがグループ分けに関する茶柱の「通例なら地球グループにクラスの代表を集める方針」という台詞。
そして星之宮が「一之瀬のことなら別にふざけていない、超えるべき課題と判断した」と続きます。
さらに「佐枝ちゃん(茶柱)が綾小路くんを気にかけている点は気になるが偶然」と。
つまり、本来なら地球グループに各クラスの代表格が集まるグループ分けになるが、今年は何故かBクラスのリーダー的存在である一之瀬が火星グループに割り振られる。
そして茶柱が一目置いている素振りを見せる綾小路も火星グループに配属させた。
グループ分けを担当したのは星之宮なので、通例を破った理由があるのではないかという茶柱の懸念ですね。
他にも会話に登場した“個人的恨み”や“10年前のこと”など穏やかではない単語も気になるところ。女性教師陣は何かしら過去に因縁があった様子です。
詰まるところ過去のしがらみから、生徒を使い代理戦争を行っているという見方も可能です。
大人なので真っ向から対立して喧嘩をふっかけるまではしないにしろ、生徒をツールにし牽制したり優位を得ようとしてるのではないでしょうか。
星之宮の思惑としては火星グループが結果1なら勝利、それ以外なら敗北だと考えているのかも。
ようこそ実力至上主義の教室へ2nd Season 2期2話感想
高円寺くんめちゃくちゃいいキャラですよね! リアルで関わりたくはないけど観賞用として面白すぎる。
なんかもうクラスメイトも「高円寺は仕方ない」みたいに許しちゃってるところがあって慈愛の心を感じます(笑)
そして2話は何かと女同士の裏側のきったないドス黒い部分に注目していて、私も何かと覚えがあるので納得したり遠い目になったりと共感できる点が多く興味深いエピソードでした。
過去のトラウマに関しては軽井沢自身から語られておらず、どうしても彼女の現在の行動だけ見ると好ましいとは思えないので今後掘り下げた描写があればヒロインとして応援できるようになるのかなー。だといいなー。
気になるのが平田なんですけど1期から言われてるけど人格者で性格も頭も良い王子キャラなのに何故かDクラス……ぜひ彼の掘り下げもお願いしたいです。
乙女ゲーとかでありがちな実は腹黒とか、誰も愛せないから皆平等に接する愛情系統に難アリキャラなのかもと睨んでるけどどうなんだろう。綾小路と絡むとちょっとイキイキして可愛く見えるけど腐展開ではないだろうし。
それでは次回もお会いできますように!
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コメント
高円寺はなぜ優待者を見抜いたのか?>私も同じく彼は不正解だったと思っています、おそらくですが彼の行動自体には意味はなく土星チーム全員を道連れリタイアに追い込んだって事実が大きいのではないかと考えます、彼の行動によって誰かの戦略が破綻した?
軽井沢と平田は偽恋人だった>一期の時点で平田くんの軽井沢さんへの態度には恋人っぽくないなと思ってましたので個人的には納得でした、そして町田くんに乗り換えたのを見て彼女が二期のヒロイン(生贄)なんだろうな と思っちゃいました;
ちなみに彼女を虐めてる3人組は私怨ではなく龍園からの命令でやってるのでは?と考えています、独断だとしたらクラスにとってマイナスっぽい行動を龍園が黙認するとは思えないので
先生たちも因縁がある?>とりあえず「地球グループにクラスの代表を集める」現状だとこれが崩れた原因は先生達もDクラスのリーダーが誰なのか結論が出せなかったからなのでは?と思ってます、この件に関しては続報待ちw材料が少なすぎですね
ようこそ実力至上主義の教室へ2nd Season 2期2話感想>いやいやw高円寺くん非難轟々ですよw怒ってなかったのは綾小路だけでしたwそれだ!平田くんがDクラスに来た理由は私もずっと気になってたんですよね、彼にどんな闇があるのか楽しみです(半分冗談)まだ何とも言えない状況ですが基本的には一期のように龍園が暗躍して綾小路が暴いて逆転が大筋なのかな?と考えていますが一期と違ってAクラスを掌握した坂柳有栖が本格的に参戦してくるんですよね!要注意です、ではまた
内緒さん
コメントありがとうございます。
序盤だし情報が少ないためまだまだ不明な事柄ばかりですよね。
大筋はおっしゃったとおりの流れだと私も思います。
堀北を警戒していた龍園が裏で糸を引いていた綾小路に気付く瞬間を想像するとワクワクします!
他にも一筋縄ではいかない手強い登場人物ばかりで今後の動向が楽しみですね。
個人的に高円寺くんは好きなので贔屓目に見ていましたが非難轟轟でしたか笑
あいつならしゃーないわ的な受け入れ方をされてると感じたのは浴目だったようです。申し訳ありません笑
貴重なご意見ありがとうございました!