そういうとこやで堀北―!!
こんにちは! よう実2期考察担当の模造紙です。
堀北の櫛田に対するド直球ストレートな物言いに驚きを禁じ得ません。
視聴者は櫛田の裏の顔を心得ているからまだしも、知らないハズの堀北が狼狽える素振りを微塵も見せず説き及ぶ様は、綾小路じゃなくても色々心配になってしまうわ……。堀北たちに近い年齢の子を持つ親としてはハラハラしちゃう! もうちょい周囲の状況を見て行動しておくれ……!!
物語は早くも体育祭本番へ。
今回は、堀北と櫛田の因縁に触れていこうかと思います!
目次
ようこそ実力至上主義の教室へ2nd Season 2期5話おさらい
“裏切り者は櫛田”だと堀北に明かした綾小路。
日を改め他クラスの偵察の名目で集まる3人だったが、堀北は「龍園に優待者の情報を漏らしたのはあなたか?」と直球過ぎる問いを櫛田に投げかける。
動揺をおくびにも出さず共にAクラスを目指したいと言う櫛田に、神妙な面持ちでそれ以上は言及しない堀北。
体育祭当日、Dクラス属する紅組は須藤や堀北の活躍で順調な滑り出しだったが、参加に意欲的でない高円寺、他チームからのあからさまな反則技や故意を思わせる妨害行為など、次第にギスギスした険悪な空気になっていく。
裏切り者の暗躍によりDクラスの参加者のリストは龍園に筒抜けで、さらに堀北は徹底的に狙い撃ちにされていると語る綾小路。
堀北は櫛田に誘われ保健室を訪れるが、Cクラスの女生徒に大怪我を負わせた損害賠償として龍園から100万ptと土下座を強いられてしまう。
うーん。何かと堀北の不器用さや融通のきかなさ、状況の読めなさなど彼女のポンコツ加減が浮き彫りになった回だった。
これまでも強情で頑な、生き辛い性格の子という印象はあったが、軽井沢の土壇場のアドリブの強さや空気を読んで上手く立ち回る様、櫛田の清々しいまでの現在進行形スパイ行為と比較すると、堀北の使えない役立たず感が際立つ流れですね。
堀北を成長させるステップとは言え綾小路や龍園の態度が辛辣なのは見ていてしんどいものがあります。
色仕掛けでも上目遣いでお願いでもいいから須藤を堀北の手駒にして、一刻も早く挽回し自信を取り戻して欲しいところです。
櫛田と堀北の因縁とは
櫛田と堀北の2人は訳アリの関係なのでは?という含みを持った表現がこれまでも描かれていましたが、2期はこの因縁に関して深く掘り下げが為されるようですね。
綾小路も今回「お前と櫛田には因縁がありそう」と指摘し、堀北自身も「私は元々彼女を嫌いじゃなかった」と櫛田について語っています。
“元々”がどの程度の以前を意味するのかは定かではないものの、入学後に出会った相手に対する言い表しとしては違和感があります。
入学前からの知り合いか?
無難に考えられるのは入学前からお互い見知った存在の可能性ですよね。
世界観がイマイチよくわからないため憶測ですが、“未来のエリートを育成する学校”ならば入学を許される条件として一芸に秀でていたり学力優秀者であるのが大前提なのは言うまでもないため、受験者を対象とした養成校やら講習過程のようなもの、塾のような教育施設に通っていたなら面識があるんじゃないかと。
ただ、お互いの反応を見るに単なる顔見知り程度の付き合いではなく浅からぬ関係を思わせます。
2人の関係は劣等感をこじらせたもの?
特に、堀北の櫛田に対する態度は複雑な思いを孕んでいるように見えます。
有り体に言うとコンプレックスで、今回も高円寺への協力要請に失敗したことに対し「櫛田のように周囲から好かれる人間なら違った」と語っている点からも、クラスの中心人物で周囲からの人気と信頼の厚い櫛田に対して劣等感を持っているのではないでしょうか。
空気を読み笑顔を称えていれば人間関係は円滑にいくと頭では理解していても堀北の性格的に難しいし、なりたい自分への憧れとなれないことへの嫌悪からギスギスした態度が生まれているのでは。
櫛田はさらに裏がありそう
櫛田→堀北に対する感情は表面的な印象だと、自分に対する隠さない敵意に戸惑い、好かれてないからこっちからもアクションを起こし難い複雑さと受け取れるものの、櫛田の裏の顔を考慮するとまぁそれだけじゃないよなと。
今回の偵察シーンでの2人のやり取りからも、過去に対する引っ掛かりがうかがえます。
ちなみに2人の会話の流れはだいたいこんな感じ▼
櫛田:(綾小路に向けて)私が堀北さんに好かれてないこと知ってるでしょ
堀北:私はあなたのことに興味はない
船上試験で龍園に優待者の情報を漏らしたのは本当か
過ぎたことだから答えなくていい
今後クラスメイトとして信用していいのか聞いておきたい
櫛田:私はみんなと一緒に上位クラスを目指したい
上記は単に裏切り者か否かの追及のみに見えますが、何か含みを持たせたやり取りにも感じられます。
堀北的には、櫛田が裏切っていようが裏の顔を持っていようが興味はなく、Aクラスにのし上がるために協力し合えるかどうかが重要。
対する櫛田は、まず堀北が私を嫌っているから居心地悪いのをアピールするという強かさから始まり、自分はあくまでもみんなとAクラスを目指すのが目的と言います。
この“みんな”というのが肝で、櫛田的には堀北を含んでいないみんなじゃないのかと考えています。
私が目指すAクラスに堀北は要らないとか櫛田は思ってそうなんだけど深読みし過ぎかなぁ。
櫛田は表には出さないけど堀北のことがめちゃくちゃ嫌いなら裏切り者ムーブするのも、保健室で龍園と結託して堀北の立場が危うくなりそうな行動するのも合点がいくんですよね。
2人の因縁に堀北兄も関与している可能性
冷静で理論的思考な堀北がいつも危うくなるのは兄が絡んだ時ですが、彼女にこれ程の尾を引かせる感情を植え付けるのって実は2人の因縁も兄絡みって可能性はないでしょうか。
櫛田と堀北兄弟幼馴染説
突飛だけど堀北兄弟と櫛田が幼馴染で、櫛田に対しても妹のように接していた兄に対して妬いていたとか。
事あるごとに比較されて不出来をなじられたとかもありそう。
だとすると兄限定であれだけの承認欲求の強さを発揮させるのも納得というか。
堀北兄と櫛田は元恋人説
これは完全にブラコンの延長ではあるけど、過去に堀北兄と櫛田が交際していたとする。
何かのきっかけで櫛田の裏の顔を知ってしまい兄の交際相手として相応しくないとか騙していたと憤っているとか?
けど堀北兄が櫛田の二面性に気付いていないとは思えないし、むしろお似合いではなかろうか。
逆に櫛田の二面性の発端が堀北や堀北兄が原因って可能性もありますよね。
ようこそ実力至上主義の教室へ2nd Season 2期5話感想
平田ほんとに散々やん。そのうち胃に穴が開きそうですよね……!!
しかし何やかんやで平田は優秀だし配慮もできるしでいい子。ほんと何でDクラスに配置されてるのか疑問。
そしてここに来てますます強くなる龍園の小者感……兄に迷惑をかけまいとする堀北の性格を考慮した策略なのはいいとして、姑息なチンピラみたいなやり口なのに土下座でいいとか、「はっ?」ってなったんですけどあの流れは股を開けとか体を要求する流れじゃないの……?
とりあえず堀北は根が素直で真面目だから交渉事は下手くそなのはよくわかった。
綾小路が描くシナリオ通りに事は進んでるんだろうけども、堀北をあれほど酷使するからには最終的には心バキバキになってついでに須藤という手駒もゲットして上昇して欲しいところです。
綾小路としてはたとえ捨てゲーでもしっかり得るものを得て今は力を溜めて見守っている段階なんでしょうね(よくわかりませんが)
あとこれだけ言っときたい。
体操服が似合わなさすぎる高校生が多すぎる珍妙な体育祭でしたね!! アルベルト大活躍で色々と面白かったです笑
それでは次回もお会いできますように!
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コメント
う~ん;今回は新情報の少なすぎる回でした、ぶっちゃけ記事にするのも一苦労だった事でしょうね・・・お察しします
今回の要点は>察してた堀北と櫛田の不仲説が確定情報に、と予想を上回る堀北のポンコツぶりの2点w正直今回は考察する新要素が無かったのでおさらいをメインにしようと思います
“裏切り者は櫛田”
前回試験での櫛田の裏切りの可能性>4クラスで8チームなので各クラス2人の優待者がおり櫛田が裏切ってた場合8分の3の優待者情報が敵に知られる事になります、流石にこれだとカラクリを解明されてた可能性は高いと思われます、だが高円寺のものを除けば結果3は二つだけで肝心の地球が結果1で終わった事から見てもこの件に関しては櫛田の裏切りは無かった事になります
櫛田がもっと長期にわたる潜入を任務にしたスパイである可能性は否定できないが彼女がスパイである可能性は現状だと低いと思われる
では何故に龍園&綾小路は彼女を裏切者と言ったのか>これは奇しくも二人の思惑が一致した結果だと予想される、望む結果は弱体と強化と真逆ではあるがDを混乱させたい龍園が疑惑の種を蒔き更に堀北のポンコツぶりを露見させて真のリーダーを暴きに掛かったのに対してそれに綾小路が乗っかって故意に対立を煽り成長を促し自分への依存度を上げついでに手駒も増やすwってな感じでしょうかね
おそらくは綾小路の予想すら超えた堀北のポンコツぶり;>ボッチのコミュ症なのは分かっていましたが1期では彼女の比較的に良いところしか描かれていなかったwってのが事実に近いようです;龍園のアタリ屋まがいの難癖にまったく対処できなかったのは軽く衝撃でしたw軽井沢もそうなんですけど堀北も意外とアッサリ貞操を失っちゃう娘な気がします;
櫛田と堀北の因縁とは>まぁ見てれば仲良くなれなさそうなのは分かりますよねw二面性を使い分ける櫛田と不器用すぎて使い分けも出来ない堀北とじゃソリが合う分けもなく;正直二人の因縁うんぬんよりも櫛田がなぜストレスを貯めながらもブリッコしてるのかの方が気になってたりします!彼女もまた何らかの戦略の元にやってるのでしょうがこの行動で何かが有利になったりするんだろうか?人気者になるとか友達が多いとかが勝ち残りに繋がるってのがいまいちピンとこないんですよね、視聴者に明かされてない学校からの隠し指示もしくはルールみたいのでも有ったりするんだろうか?
そう言えば高円寺もそうですよね!度重なるボイコット、あれもマイナス要素にしかならないと思うのに彼は一貫してるんですよね(彼の場合はもっと特殊な理由がありそうな気もするが)前回の試験もそうだったんだけどどうにも隠し要素が有るとしか思えん事例が増えてきた気がする
ようこそ実力至上主義の教室へ2nd Season 2期5話感想>さすがに土下座は無いですよねwwww彼への印象的に私も体を要求する流れだと思ってただけに悪い意味でなんだそれ;でした、ってか龍園にとって土下座ってそんなに重い意味があるの?って一周回って疑惑すら湧きましたw何だろな?龍園の意外な一面なのかw何かの伏線なのかw正直なところ4P展開が来てすら意外ではなかった龍園だけにもしかした深い意味があった可能性も・・・この違和感は凄く引っかかるな・・・まさか!堀北兄と過去に因縁があるのは龍園だったってオチじゃないだろな?兄に土下座されられた過去が?!さすがに現時点では妄想が過ぎるってものかw
とりあえずDクラスの問題点が浮き彫りになった回、ポンコツをいかんなく発揮した堀北、かつて綾小路が両天秤にかけて放置してしまった櫛田との関係、相変わらずやる気のない高円寺、カリスマ性が有りそうだが押しが弱すぎる平田、チャンスを!と主張してたのに結局はやる気のないその他の面々、結局のところこれらは他のクラスのように強いリーダーがクラスを引っ張るって体制で無い為の弊害なわけだがはたして綾小路はどう選択する気なのかな?堀北をりーだーとして相応しいレベルにまで鍛えなおすのか?それとも堀北&櫛田&軽井沢をそれぞれの派閥トップにしたてて実は裏では繋がってるみたいな仕組みを目指すのか?有りそうなのは後者ですかねw
今週はマジで情報が少なかった;前回に答え合わせをスルーされて今回はある程度の新展開を期待してただけに肩透かし感がハンパないです;次回こそは!と期待を込めて・・・
また次回に と〆させていただきますw
いつもコメントいただきありがとうございます!
そうです。今回の圧倒的情報量の少なさはもう……アニメ勢にも面白おかしく考察する余地を残して欲しいと言うか何というか。
一貫して登場人物も視聴者も綾小路の手の内で踊らされてる感が否めず困惑しますよね笑
龍園の土下座の件は本当に何だったのか…育ちがいいからあんな発言になったのか、おっしゃるとおり堀北兄と確執がある?それとも何らかの意図があったのか謎ですよね。
同じく新展開を切望しております。
貴重なご意見ありがとうございました^_^