よう実2期8話感想・考察・解説！学級崩壊の真実とは【ようこそ実力至上主義の教室へ2nd Season】

世間じゃそれは身勝手と言うんだよ……

こんにちは！ よう実2期担当の模造紙です。

櫛田の過去が予想以上にしょーもなくて驚きを禁じ得ません。

自覚があって開き直っちゃってるところが厄介ですね。改心する未来が微塵も見えないんだけど大丈夫かな。

ペーパーシャッフルに向けての勉強会と試験対策に本腰を入れつつ、櫛田の秘密が赤裸々になるラストも強烈で面白かったです。

それでは今回も諸々考えていきますのでお付き合い下さいませ！

ようこそ実力至上主義の教室へ2nd Season 8話おさらい

櫛田の過去がようやく明らかに！

当考察でも色々と推察してきたけど、何というか……しょうもない？ え、それであんなに大騒ぎしてたの？？ みたいな過去で拍子抜けでした。

私は承認欲求が人一倍強い、だから障害物は取り除く、それの何が悪いの？って自覚がしっかりあって違和感なく行動に移すのが恐ろしい。

櫛田みたいなキャラを見ると“一番怖いのは人間”ってのを再認識させられる。

前回、予告なくロマンス到来したかと思った綾小路だけどひたすらに佐藤の一方通行だし、

単純に綾小路の能力の一端が明らかになり周囲の見方に変化が生じた象徴に過ぎないのだろうか。

綾小路や幸村と共に勉強に取り組む長谷部（青髪ロングの泣きボクロちゃん）の反応は、

未だ綾小路の魅力というか能力に気付かない（本人の意図するところだけど）クラスメイト女子としては当たり前の反応なので、彼女みたいな子に見直される段階を経て、今以上に綾小路がクラス内で頭角を現す流れになっていきそう。

ペーパーシャッフルの出題範囲

試験問題を生徒が作成し指名した他クラスに解答させるというのがペーパーシャッフルの肝。

出題範囲の縛りや専門分野の如何に対する懸念は“出題は教科書から”というのが今回明示されており、作中の会話であったように捻りや引っ掛け、応用を上手く効かせた問題作成が要求されそうですね。

あと、どの程度の捻りが許容されるのかは学校側のジャッジによるというのも言われていましたが、正直この辺はこの学校に関わらず教師によって曖昧というか好みに左右されるため明確なライン決めは困難なのでは。

だって先生が“教科書の知識を活用したら高１が解ける”と判定すればOKなわけだし。

はたまた抜け道を探したり端的に賄賂を送り奇問難問を容認してもらう線も考えられますね。

学級崩壊の真実が判明

櫛田は承認欲求の怪物だった

綾小路のネーミングセンス好き笑

“承認欲求の怪物”という二つ名が櫛田という人物の本質を見事に表現していますね……！！

櫛田本人の口から、彼女視点で中学時代の事件に至るまでの経緯が語られたのは間違いなく2期の正念場のひとつと言えるでしょう。

龍園とつるんでいる時点で小者臭が増してたものの、真実の暴露によりクラスを破滅に追い込んだ手腕はモンスター級と言っても過言ではないです。（中ボスくらいか？）

前回の考察では、櫛田が用いた武器について“情報の拡散”ではと推測していたのですが

▼　7話記事はこちら

実際は、クラスメイトから打ち明けられた秘密を大勢の前でぶっちゃけて白日の下に晒し、クラスを混沌に陥れて崩壊させたというのが事実。

↑　自業自得の所感を持つエグいものばかり。良くも悪くもラノベさがありますね。。。

称賛と羨望を浴びるための虚像を演じ続けるのは気持ちがいいが疲労も圧し掛かる。そのストレスの掃き溜めとしてクラスメイトの悪口を書き連ねていたブログが露見。

叩かれて攻撃対象から逃れる手段として、彼女は持っていた全ての情報を暴露したわけですが、凄いのがデマではなく嘘偽りのない確かな事実だということ。

多少は大っぴらな言い表しやセンセーショナルな盛った表現もあったでしょうが、学級崩壊まで追い込まれ果ては再構築されない程なので、嘘のネタではなく確かなデータ（噂や伝聞ではなく櫛田が本人から打ち明けられた感情や情報）で計り知れない打撃を与えたのは他には真似できない櫛田の武器と言えます。

櫛田のやっていることは捻くれていて同意はしかねるものの、嘘のでっち上げや水面下でデマ情報を拡散する陰湿さはなく、あくまでも事実にこだわる点は筋が通っていて感心させられるなと。

信念と表現するには恐ろしすぎる行動だし、秘密を露見させて他人をどん底に突き落とす行為はインモラルでしかないけど、敵に回すと厄介で対応も一筋縄ではいかないのは確かでしょう。

綾小路＆堀北は仲良く自主退学の瀬戸際に立たされたわけですが、確実に勝てるであろう勝負しかしないであろう綾小路が、まさか信頼のみで堀北に乗っかかるとも思えないため、まぁお決まりの秘密裏で暗躍したり手を回しているのだと思われます。

ようこそ実力至上主義の教室へ2nd Season 8話感想

櫛田の秘密が本人から明かされる2期の山場！ 声優さんの演技も光ってて見応えありましたねー！！

ミステリアスを通り越し、不気味だしお近づきになりたくない女子の筆頭格だけど、実際にあんな子が近づいて親身になって助けてくれたら心の内を明かしちゃいますよね……そう思えちゃうから本当に怖いね。

中学時代の失敗から学んで更生するでなく、今度はネットに書かず叫んで発散しながら秘密を知る人は排除☆って思考に及ぶのが本当に理解不能でした。

結局、高校卒業してまた過去を知る同級生に再会して排除してを繰り返すのかと思うと、刹那的な生き方で幸せになれそうにないし、彼女が求める自分からどんどん遠ざかっていってますよね。

相当こじらせちゃってるし更生させるのは極めて困難な印象。まだ1年生で卒業までの猶予も長いし改心するならもっと先になるのかな。

意外なのが約束の立会人に堀北兄を召喚してた件。

櫛田と堀北兄、中学時代に面識があったか否か、どちらにもとれそうな反応だったけど今後に繋がる伏線でしょうか。

堀北兄はもしかすると妹想いのシスコンの線も捨て切れていないので、公正なジャッジができるのか心配になります笑

それでは次回もお会いできますように！

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