生きとったんかーい!!!!(全力ツッコミ)
やってくれたな…!最後のバカでかい爆弾投下に動揺を隠せない、ケムリクサ考察担当の模造紙です。
web版をチェック済みの方なら、なんとな~く最後のキャラが誰か予想はつくものの、まるっきり初見だと本当に「新キャラ?!」って感じになるんでしょうね。
▲irodori自主制作版の考察記事はこちらです!▲
にしてもストーリの組み立ては基本に忠実、魅力的なオリジナリティ溢れる設定の肉付けが丁寧に為されているからこその、唯一無二の作品に昇華しつつありますね…!不気味な世界観なのに面白い…可愛い…!!
というわけで今回も気になったポイントについて語って参りましょう!
スポンサーリンクミドリのケムリクサについて再考
今回、ミドリちゃんの興味深い効果について明らかになりました。
そのシーンはこちら▼
ミドリちゃんの葉が、数枚わけてもらったわかばの手元で発光し、壊れた柱(配管?)に向かって投げつけたところ修復する事態に。
この件からヒントを得た彼は、列車の失われた車輪を別の代用でもってあてがうのに、ミドリのケムリクサを活用するに思い至ります。
結果はご覧のとおり▼
パーツの損傷や足りない箇所を見事にケムリクサが補って、元の状態に修復されます。
以上の要素より、ミドリのケムリクサの効果について再考していきます。
治癒能力がある
これは効果を発現したわかば自身も考えていたようで、「ミドリが治す(直すなら)アカムシは…?あれ…?」と呟いている描写があります。
ミドリに治癒作用があるのは、今までも姉妹やわかばで実証済みなので、“ヒトに対しては治癒や再生能力”、“アカムシに対しては攻撃手段(サッ傷能力)”と捉えて来ました。
…が!
今回わかばがやってのけた、生物ではなくモノに対して修復するという行為は、何だか引っ掛かりを感じますよね。
アカムシを消滅に追いやっていたからこそ、ミドリのケムリクサ=敵(アカムシ)の対抗手段・武器と思い込んでいましたが、もしかしてもしかすると、アカムシに対しても治癒および再生や修復の効果が与えられていた…なんて真相もあるのかも。
▼前回記事で
仮定の話ですが、遠い遠い昔にケムリクサの技術で繁栄した文明があり、それらのテクノロジーを管理統括するのに機械とロボットが用いられていた。
その後何らかの原因でアカギリが発生し、アカギリに侵された機械がアカムシ化して人々を襲い出した。
と考察しているのですが、この仮定に倣って深読みすると、アカムシの本来の姿は無害な青いロボットであり現在はアカギリの毒に蝕まれた状態。
ようは人間で言うところの病や怪我に侵された状況にあるので、ミドリのケムリクサの回復効果でもって、本来の正常な状態に戻ったということなのかもしれません。
時間が巻き戻っている可能性も
もうひとつ、治癒や回復効果ではなくて対象物の時間を逆行させているという線も残されています。
キズや破損状態が再生されているように見えても、実はそうではなく、元々の健康で問題のない過去の状態に時間が戻っているということですね。
車輪の部品が欠けている部分を修復したのではなくて、きちんと役割を果たせていた過去の状態に時間が巻き戻ったと考えても筋は通ります。
後述するのですが、ミドリのケムリクサ=時間が巻き戻る効果でいくと最後の謎キャラが何故現れたのか?についても、一応説明がつくんですよね。
スポンサーリンク最後の謎の人物は誰?
はいー!まさかね。こう来るとはね…!!!
りつねぇの毒とか、わかばの毒とか、白いのとか薄色とか。
文字とかアカギリを見たわかばの違和感とか。まぁ色々と考えたい点は山積みではありますが…。
▼彼女の登場ですべて持っていかれましたね…!!!▼
結論から言うと、この人物は“りく”でしょう。
自主制作版の印象から受けるサバサバした口調とか、シルエットの特徴からもパッと見た感じりくっぽく感じます。
▼EDのシルエット、りつねぇの隣の少女(りく)もフードをかぶっているように見えますし
▼OPでも散っていった姉妹のカットが挟まれており
画像左上の子…今回最後に登場した少女じゃないですか…?
実は生きていたのか、それとも…?
これまでもずっと感じていた違和感、消滅した姉妹の思い出話をするりんやりつですが、特に悲しんでいる様子がなかったように思うんですよね…。
すでに気持ちに踏ん切りをつけてしまっているのか、悲しい想いが昇華した領域に達しているのかとも思っていたのですが、実はタヒんでいないとしたら姉妹の何でもなさそうな態度にも納得がいきます。
りなちゃんズのような分裂して増えるというケースもありますし、一旦消滅して行動を共にしていないけど、どこかで実は生きているなんてトンデモ展開は十分にあり得ます。
と、同時にりなちゃんズも分裂前の記憶が曖昧というのがこれまでのストーリーで語られて来ていますし、アカムシとの戦闘で敗北して消えてしまうと、たとえ復活してもちぐはぐな記憶になったり、もしくはまっさらな状態になってしまっている可能性もありますね。
幻や別個体?
わかばの幻覚というパターンも考えられますが、彼はりくの姿形を知らないわけですし、もし幻だとしても、その土地に残った思念体とか地縛霊などに似た存在というほうがしっくり来るかも。
転生した別人というのは流石に突飛な気もするので、ないと思っておきます笑
過去の時間軸に戻った?
ミドリのケムリクサの作用が時間の巻き戻しだとすると、その効果で過去の時間軸に戻ったという可能性もあります。
ようは、“りくという個体”を過去の状態(タヒぬ前)で復元した”というわけですね。
今回見せたミドリのケムリクサが発揮した作用が姉妹復活への伏線だとしたら、ミドリちゃんの葉の力で次々に姉妹が戻って来るなんて胸躍る展開があるのかもしれません…!!!
スポンサーリンクケムリクサ5話感想
とうとう、りつねぇまで毒にやられてしまった…だ……と…?!
▲頬を赤らめるりつねぇ可愛すぎませんか…!!
ラブコメ色をところどころ挟んでくるものの、たぶん最後までふわっとした感じで終わりそうな気がする 笑
あと白いの、偵察機とか上位の敵とか思ってゴメン。
可愛い…一家に一台欲しいくらいの愛らしさではないですか…!!りなちゃんズといい白いのといい、マスコットキャラ?が多種多様な豊富さで嬉しすぎですねー!
個人的にはわかばが最後に迷った六島の穴が、まんま阪急梅田の階段で衝撃でした 笑
▲大阪人にお馴染みの梅田迷宮
おいおいわかば、何迷子になってんの?と思った方もいるでしょうが、梅田なら迷っても仕方ないんですよ…!!
明るくても案内矢印があっても梅田ダンジョンで迷うのは必定ですし、どこかしら工事をしてて以前通った道が無くなって地下迷宮化しているので、廃墟と化しているなら尚更自分のいる位置がわからないハズ。
もうね、本当に梅田地下街は全体に入り組み過ぎ 笑
以前出て来た遊園地は北九州にあったスペースワールドとのことですし、六島が近畿地方だとすると湖はやっぱり琵琶湖なんでしょうね。
このペースで移動となると、最終的には関東…もっと北まで進むってことも…?
それでは次回もまたお会いできますように!
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コメント
こんにちは ひろです。
今回 ケムリクサの効果で、電車の車輪等をなおしていましたが、私は、「形状記憶合金」のように、本来のあるべき形に復元する能力ではないかと解釈しました。実際に形状記憶合金は、分子構造配列を記憶することができて、一定の温度以上にすると、記憶していた分子構造に戻ります。その結果、記憶させた形状にもどすことができます。PCでいったら初期状態にリセットするようなものですね。それを拡大解釈すると、ケムリクサの能力は、対象となる部質の本来の構造を読み取り復元することができる能力を有しているのではないでしょうか。その対象が「人」であれば、死人を復活させることもできるし、溶けた腕を再生することもできるということかと思います。
最後にでてきた人物は、最初わかりませんでしたが、模造紙さんの考察をみてなるほどと思いました。
来週の展開楽しみです。それではまた来週よろしくお願いします。
>ひろさん
コメントありがとうございます。
なるほど形状記憶合金ですかー!!
その線も十分にありそうですね。ワイシャツやメガネなど、形状記憶加工には私も沢山お世話になっています笑
同じく来週の展開も楽しみです。貴重なご意見ありがとうございました^^