ごきげんよう。おそ松さん2期担当の模造紙です!
この間、明けましておめでとうござい松~とか言っていたはずなのに、もう今年がひと月過ぎようとしています。
さて2期17話。そろそろ茶番劇来るか?と思ってたら、UMA探検隊3回目!
寝たらあの世へ行っちゃうぞ→全力で起こす→最終手段→いてーな!→フルボッコの一連の繰り返しは、単調だけどテンポ良くて面白かったです。
そして何故か割と普通に喋ったダヨーン 笑
「おわり」の文字が出たけど、本当に今回で締めなのかな?
どう見てもバッドエンドなんだけどな 笑
では今回は一松の幸せ借金と、新しいパラレルワールド(?)おそまちゃんと女将の正体について掘り下げていこうと思います。
スポンサーリンク目次
松野家は貧乏じゃなくて中流家庭っぽい
今夜は焼肉だぜヒャッホォォォォォォウ!!!!
とガチではしゃぐ6つ子が微笑ましかったですね。喜び方が中学生かよっていう。
家族回ではいつも思うのですが、息子たち全員ニートDTという客観的に見るとお先真っ暗な家庭環境なのに、かなり親子関係も兄弟仲も良好ですよね。
実際にこんな家族がいたら、もっとギスギスして鬱憤も溜まってそうだし、親としては将来の不安しかないと思うんだけどな。
大人8人で焼肉しようとしたら、お家焼肉だとしても相当な額が必要ですし、実は松造の稼ぎがかなりいいとしか思えない。
一家の家計を預かる松代お母さんではなく、軍資金を持たせて息子たちに買出しに行かせるところを見ても、生活に困窮して切り詰めてるって感じてはないですもんね。
▼買ってきたお肉も国産のそこそこのやつっぽい 笑
スポンサーリンク「戒め!」幸せ借金とは
一松の気持ち、私もネガティブ思考に陥りがちだからわかる!
幸せと不幸のバランスは均一であるとか、一生分の幸せの量は決まっているとかね。
幸せばかり続いていると、そのうちどん底に突き落とされるぞっていう理論は、負の要素が強い元来の性格もあるだろうし、ドメスティックパリピな一松だからそう思うのかも。
だからって、ラッキーな出来事を帳消しにするために自ら戒めるのは違いますよね。
大きな幸せのために小さな幸せを遠ざけるスタイル=一松
というか、幸せ耐久が本当になさすぎるんだけど、幸せばっか続いたら大きな幸せを失うってわけじゃないだろうと 笑
▼キャンペーン発動の時もそうだったけど
基本、いちまっちゃんは自分を犠牲にして我慢するんですよね。
他人に我慢や気遣いを強いる時でも、自分が有利になるように事を運ぶわけではなく、それなりに自分に対しても規律で縛るところなんか、自ら幸福から遠ざかっているようにも思えますね。
もっと私利私欲に生きたら、それこそ幸せ借金とか不幸返済とか何それ状態だと思うんだけど、他人に気を使って何事にも平等であろうとするからこそ、ラッキー続きを手放しには喜べないんだろうなぁ。
気の毒としか言いようがない。確実に人生損してるよ。
いいことがあったら譲渡やおすそ分けしてあげるのは?
一松や十四松は極端なんですよね!
自分を物理的に痛めつけたり、精神的に追い込むことで幸せ借金がチャラになるとかなんやねんっていう 笑
自販機や駄菓子で当たりが出たのならそれを誰かにあげればいいし、大好きな猫に会えたのなら写真を撮って皆と可愛さを共有すればいい。
500円は交番に届ければいいしね。
融通が利かなくて、機転も利かない。一松と十四松らしいお話でしたよね。
これがおそ松やトド松なら、とりあえず貰えるもんは貰っとこう、そうそう悪い事なんて起こらないだろうってなりそう……。
スポンサーリンク「旅館」おそまと女将は幽霊だった?旅館は実在しないのか?
突然の背筋がゾワっとくるホラー回!
カラ彦さんとトド美が旅行で訪れた旅館には、おそまという名前の座敷童子がいて……という不思議な話。
(カラ彦さんってネーミングセンスが、中島御大の昼ドラに登場しそうでツボw 中島御大は真珠夫人や牡丹と薔薇で有名な脚本家さんです)
カラ彦とトド美の関係性について
一見すると、妻帯者であるカラ彦(上司)と部下のトド美の道ならぬ関係という印象を受けますが、奥さんや子供の話が一切出てこない点や、おそまを見て「あんな可愛い子が欲しい」と語っていることから、
・年の離れた夫婦(新婚?)
・周囲には内緒で付き合っている関係(上司と部下)
のどちらかでしょう。フリンっぽく見えるけど、実はちゃんとしたお付き合いor夫婦ってことなんでしょう。
カラ彦さんはバツイチとかありそうですが。
にしても、カラ松はどの世界軸でもいい奴すぎる!自分本位な部分があっても、その分周囲を思いやれる目配り心配りができてるので、カラ彦みたいな明るいダンディなキャラもハマり役ですね。
中の人効果もあるだろうけど、サマー仮面といい自由度が相変わらず高いと思いました。
おそまと女将は何だったのか?
結局おそまちゃんの素相や目的がはっきりしないところが、無駄に不気味さを醸し出していましたね。
終始うす暗い画面といい、カメラアングルやSE効果も手伝ってガチで怖かった……おそまちゃんが可愛いから余計に。(櫻井さんの幼女声は貴重過ぎて逆に笑えましたw)
で、とりあえずおそまちゃんはこの世の人間ではないというのはわかりましたが、視聴者に考える余地を与えたエンドだったなと思います。
① おそまちゃんは口減らしのため母にコ口された
劇中でも、おそまがカラ彦とトド美に明かしていましたが、実はあれこそが本当に真実だったんじゃないかという話。
女将とおそま、歳が離れすぎですし、さすがに高齢出産の域を超えているだろうと。
昔は貧しい家庭では生きていくために幼い子供を口減らしと称して手にかけた……という話が各地に残っていますし、事実、おそまちゃんも幼い頃にコ口されてしまって幽霊(地縛霊)になって、母の営む旅館に憑いてしまったのではないでしょうか。
しかし、おそま自身は自分がタヒんでしまっている認識がないため、大好きな母に構って欲しいがために、いたずらをしてお客さんを驚かせて母を困らせるという遊びをしているのでしょう。
このパターンでいくと、女将のチョロ江は自分がコ口した子どもが幽霊になっているのを知って、ずっとおそまに付き合ってあげているというわけで……。
子どもの命をとりたい母なんていないと思いたいですし、この先の苦労が目に見えているから物事がわからない幼い内に命を奪った、大好きだからコ口す以外の選択肢はなかったんでしょうね。
「おそまのこと好き?」と聞かれて
「そんな当たり前のこと聞くんじゃないよ」の返答。
この言葉はほんとうだと思いたいですね。にしても寂しいお話だったなー。
② 女将もタヒんでいる可能性も考えられなくもない
最後のシーンの後ろ姿から、おそまは生きていないのは確定でしょう。
ですが、タヒんでからも座敷童子として旅館に居ついたわが子を見えていて、かつ、お客に対しておそまがいたずらをしていることもなんとなくわかっている感じです。
普通の親の感覚、そして旅館の女将という立場上、子どものいたずらを放置したり何もせず傍観する期間が長すぎない?
格式の高い旅館という雰囲気ですし、尚更、そんな旅館の女将が座敷童子化しているとは言え、幼子のいたずらを黙認するとは思い難いんだけどなぁ。
何が言いたいのかというと、女将も本当の女将じゃないのではということなんです。
つまりチョロ江も故人だと。
もちろん、まったく旅館に縁もゆかりもないわけではなく、過去に女将を務めていた人物なのでしょうね。
そのチョロ江は、口減らしで手にかけてしまった自分の子が地縛霊として現世に留まっているのが気になって、自身のタヒ後も離れられず…といった具合では。
とすると、最後の「好き?」の台詞が非常に深いものに感じられますよね。
タヒんでからはじめて、親子の愛情を確認し合えたってことになりますから。
▼悪霊退散の札
おそまとチョロ江の気配を感じて、旅館の従業員が貼ったんじゃないでしょうか。
もしチョロ江が貼ったとしたら、それはそれで意味深すぎる……
③ そもそも旅館自体が存在していないかも?
温泉で他のお客さんがいる描写もあるため、この線はあまり考えられないかも。
カラ彦たち以外のお客がすべて人間ではない何かであった可能性もありますが、おそまちゃんが見えていない様子でしたし、やっぱり旅館そのものは現実っぽいですね。
(妖怪アパートみたいな、霊や妖怪ばかりが集まる旅館では?とも考えましたが、そうすると、おそまがカラ彦とトド美にのみ見える演出はおかしいし……)
④ おそ松さんの思考とリンクしている?
おそま=おそ松、チョロ江=チョロ松として考えると、愛に飢えている長男と、長男や他の兄弟を突き放すポーズを取りつつも実際は依存しているチョロ松と取れますよね。
おそ松はタヒんでも兄弟から離れたくないと考えているとか。
チョロ松は自立を妨げる兄弟から解き放たれたい(おそ松を排除することで松野家から抜け出せるかも)と思っているのかとか。
カラ松は長男に依存したい。本音では逃げ出したくても行動ではなかなか示せないとか。
トド松は兄弟のストッパーの役割なのかとか。
旅館のあの部屋を、おそ松の心の中と見立てるとかなり不気味に感じられます。
おそまとカラ彦の最後目が合うカットとかいらなかったんじゃないのと思うんだよね。逆にあれがホラーを引き立たせる…(震え)
カラ松やトド松が去っても追わないのに、チョロ松は繋ぎとめておくのかーとか。かなり長男の闇を感じました。
おそ松はチョロ松を運命共同体か何かと思ってるの……?(震え)
もう、自分でも何を言いたいのかわかりませんが(笑)兄弟の関係性を示したい話だったのかもってことです。
おそまちゃん、可愛いだけにその裏に潜んでいるであろう異常な部分が見え隠れして怖いです……。
スポンサーリンクおそ松さん2期17話の感想
1期17話と言えば、十四松まつりでしたよね!
2期も似たようなテイストの狂気じみた物語かと思ったら、違う方向に闇深かったw
一松と十四松は焼肉にありつけたのかどうか気になるところ。自分たちの取り分が増えるからと、華麗にスル―する兄弟たちクズすぎ。
オサレスポットやイケてる若者が闊歩する街に繰り出すことも、一松たちにとっては戒めなんだなぁ。というか、その部屋着の延長みたいなファッションじゃなければ、そんなに浮く心配もないと思うんだけどな。
これがアキバとかなら、そんなに戒めにならないのかな?
デリバリーコントも面白かったですね。ジュウシテール!に笑った。
カラ松、語尾を伸ばして叫ぶやつ好きだなぁ 笑
▼実は提供に「おわかりいただけただろうか?」っぽく、おそまちゃんがww
ますますガチホラー要素が際立つから止めて欲しい…。
ポプテピ2話でも似たようなのやってたし流行りかな?
それではまた次回!
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