ごきげんよう。おそ松さん2期担当の模造紙です。
2期14話はハートウォーミング&オチなしイイハナシダナー回でしたね。
それこそ、6つ子サイドか松代サイドかで見方も変わって来そうですが、子持ちの私としてはどうしても親目線で見ざるをえなくて、松代の気持ちが分かり過ぎて胸が痛かったのなんのって…!
松野家の土台をしっかり支え、6つ子のぬるま湯生活をサポートし続ける松代お母さんメイン回は、放送開始前からずっと見たかったシナリオだったので、まさかこういう形でスポットが当てられるとは意外でした!
▼おそ松さん2期事前記事はこちら。
正直、もっとコメディタッチで攻めてくると思っていたので…。
それでは今回は、6つ子と松代の関係性について子持ち目線で考察して参りたいと思います。
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松代お母さんの本音と建前
「フラフラしないで就職しなさい!」とか「年相応にしっかりしなさい!」は、健康な肉体を持っているのに働かない息子に対しての当然の叱咤だと思います。
これまでも、時には厳しく時には優しくと、ニートの自立のために働きかけていましたよね。
ですが、ぶっちゃけた本心は違うもので
「就職できずにニートで、毎日ダラダラしていても、気にしない。元気でいたらそれでいい」と。
これ、母親なら非常に共感できる心理ではないでしょうか……。
息子たちの人生詰んでるから、共感しちゃ本当は駄目なんだろうけど、そう語る松代さんが私には聖母に見えました…。
究極の母性愛
確かに、勉強ができたり、スポーツができたり、良い企業に就職できたり、年収ン千前超えとか、上をみたらキリがありません。
けれど、五体満足で元気で毎日を過ごしていてくれるだけで十分っていうのは、子どもを心から愛していて傍にいてくれるだけで幸せという、親が子にかける愛情そのもの。
ありふれた日常が一番の安息の場所で、いい息子も悪い息子も、母にとってもどの子も大切な息子だと、普段から松代お母さんが認識しているから出た言葉ですよね。
親として人として、息子たちが堕落したニートなのは分かっていても、母親としての甘さが出てしまうのか、成人してもやはり子どもは子どもなんでしょうね。
その甘さがいいか悪いかは別として、基本的に夫婦仲が良くて、根っこの部分では息子のダラけた生活も許容しちゃってるからこそ、松野家は大きなトラブルもなく上手くやってこれたのでしょう。
そして松造に、ニート6人抱えていても食わせていける稼ぎがあるからだな 笑
実際、こんな家庭があったらストレスフルな毎日だろうし、
ニートでも気にしない。
もう少しこのままで…
って締めちゃうあたりが、6つ子たちを産み育てた母ってことなんでしょう。
だめ…もう少しこのまま…
↑これ。めちゃめちゃぐっと来る台詞じゃないですか…?!
いつまでもこのままでいいはずないし、怠惰な現状を打開するために、6つ子自ら前進する日はいつか来ます(来る…のか…?)
1期24話でも就職や自立の話はありましたし、おそ松さんのことだから、今期もしれっとそういうシナリオぶっこんで来そう。
いつまでも親元にいて欲しい。子供のままでいて欲しい気持ちと、自立して頼もしい姿も見てみたい。
そんな松代の複雑な心中が、ギュッと凝縮された一言でした。
スポンサーリンク2期も24話にシリアス回の可能性が?
ニート卒業&就職回がありそう
今回のネタが伏線として、残り数話のうちに回収されるのではと睨んでいます。
1期24話も唐突の6つ子自立ネタが挟まれましたし、きっとオチがあるには違いないでしょうが、ニート卒業や就職活動をする彼らの話はありそうですね。
今回、松野家両親の息子たちの現状に対する考えと親子関係が、かなり丁寧に描かれていたので、自立する方向のストーリーが実現するなら心理描写的な意味合いで相当深みのある話が期待できるのでは。
3期を狙うなら就職松もありかも…
2期開始早々から言われていますが、おそ松人気の低迷は否めません。
理由のひとつとしてはネタのマンネリ化や、目新しさがないというのが大きな理由でしょう。
心機一転を図り、舞台を松野家や商店街以外に作るとするなら、ニート設定を根底から覆して就職やバイトをしてもクズだよ☆っていう展開になっても面白いのではないでしょうか。
現状の彼らだと、どうしても外部の人間との接触が薄くて、これ以上のキャラの掘り下げが難しいというのもありますし、ニート→社会に出た6つ子の成長物語もストーリーの幅が広がって面白そうです。
松代お母さんに息子離れさせるなら…弟か妹誕生しかない(笑)
松野家は家族愛が深いというと聞こえがいいですが、結局はそれぞれの依存度が高いのがニート生活が脱却できない一番の原因です。
いつまでたっても手のかかる可愛い息子たち!っていう松代お母さんに意識改革が起きれば、6つ子はすんなり自立できるのでは?
甘やかしてる&甘えてる自覚が本人たちにあるので、その甘やかす対象が別に移れば簡単に現状が変わりますよね。
そこで、6つ子の弟妹誕生説です! 笑
▼2期おそ松さんの過去話でもありましたが
パパンとママンは実は結構仲良しさんで、特に松造は松代とずっとエ口い関係性でいたいという。
倦怠期を挟みつつも、夫婦水入らずで旅行に行ったりしていますし、本当に6つ子に弟か妹が出来たとしたら、自ずと両親の愛情も下の子に注がれるわけですから、今までのようにニート容認&手をかけてもらうわけにはいかなくなるんじゃないでしょうか?
6つ子サイドとしても、弟or妹が物心つく前にニートを脱却しないとカッコ悪いってなって、奮起して自立の道に…なんて都合よく物語が進むかもしれません!
詰まるところ、アニメ3期を狙うならそろそろ大きな変化や起爆剤が必要なんじゃないか?ってことです。
バカボンのはじめちゃんみたいな赤ちゃんが産まれないかなー←
スポンサーリンクおそ松さん2期21話の感想
オチなし心温まる話(と言えるかは意見が割れそう)もたまには必要ですね。
松代がちゃんと6つ子の母だなってことも再認識できる話でしたし、かなり細かい部分まで作り込まれていて楽しかったです。
▲十四松の不可思議な動きは松代由来だったのかとか、チョロ松との息のあったハモリ具合とかね。あー、やっぱり親子wって見ている側がニマニマしてしまった。
リアルでもそうだけど、本人たちは気付かないけど第三者が客観的に見るとわかる親子や兄弟の共通点って、周囲で見て発見できると幸せな気持ちになりますよね。
にしても、バナナの元ネタは地方民にはわからんなー。
居住地域によって面白みに差が出るネタはちょっと残念!
けど、トド松役の入野さんが芸達者でいちいち笑ってしまいますね!
世界軸的には女子松さんとは別っぽいし、十四松はこっちの女子verのほうが可愛くて好きかも。
十四松と言えば、次回予告のあるあるネタがツボでした。あるあるネタ言いたい芸人のアレですね 笑
しかし、海外旅行なのにサバイバルって…遭難とかそっち系の話になるのかな?
それではまた次回!
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コメント
1期に松造が新しい子を作ろうと言ってたから2期に「デキちゃった」的な事が
あっても可笑しくない気がします。
個人的には「少年バカボン」に出てきたミニマツくんみたいな子が良いです。
栄太郎回を見た限り六つ子も小さい子には優しく接しそうです。
>匿名希望さん
コメントありがとうございます。
1期に松造はそんなことを言っていたんですね!
見たハズなんですが完全に忘れてしまっています…貴重な情報を感謝いたします。
確かに、6つ子は子どもや小動物には穏やかに接しそうですよね!
本当に弟妹誕生が実現しそうな気配でワクワクします笑