ごきげんよう。模造紙です。
おそ松さん2期、とうとうスタートしましたね!ひどい1話で安心しました!(褒め言葉)
開始5分弱でピー音とか、お約束になったケツネタとか、相変わらずの弾けっぷりは健在ですが、やはり1期初回で色んなところから怒られたのか、若干勢いは抑えめの手堅い1話だなという印象を受けました。
(それでも他アニメに比べると気持ち悪くてアレな部分も盛りだくさんなのですが、それは感覚がマヒして下品のハードルが低くなっているからかも)
さて、1期1話の使いまわし(笑)のような導入から始まり、2期1話は松ロス1年半を公式が利用した形の、非常に面白い構成でした。
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公式が公式をネタにするスタイル
1期の人気と関連物の爆売れを、公式が自ら自ギャクして皮肉った描写が目立ちましたね。
女オタの表現とかリアル過ぎるからヤメテwww
筆者自身は、イベントや聖地に赴く活動からは遠ざかった腐なのですが、現在も昔も根っこの部分はあまり変わらないですよねー(棒)
親バカと化する松野家両親なんかは、少子化で親&ジジババが子どもを溺愛する現代の揶揄なのかな。
イヤミとチビ太が毒されていなかったのは?
イヤミはフランス旅行(実際はアメリカ?)に行っていて、6つ子人気を知らなかったため。
チビ太のほうは詳しくは語られていませんでしたが、おでん屋の経営に邁進し過ぎていて他の事まで気が回らなかったのでしょう。
にしても、1年半であれだけ容姿が様変わりするとか、中途半端な地位と名声と金って人間をダメにするということが、如実に再現されていました。
一松だけゲッソリしているのは何があったんだ(笑)
スポンサーリンク「ちゃんとする」を突き詰めた結末
普段の生活で何気なく「ちゃんとする」という言葉を使いますが、
しっかりとする、堂々とする、立派である、まともである、などの意味の表現。
「ちゃんとした」「ちゃんとしなさい」などの形で用いられることが多い。
引用:実用日本語表現辞典
上記のような意図で、私たちは日常的に使用しているのですね。
子ども時代の6つ子が見た初めの未来は、人気に溺れた結果、物理的に炎上したという散々たるものだったわけですが、
それを猛省して、ちゃんとすることを心に留めて大人になることを決意しました。
ちゃんとした長男は、ごく普通の家庭を築いて、仕事も順風満帆、部下のフォローやプレゼンもお手の物。ちゃんとフリンもするという始末。
次男はサイボーグ化のトランスフォーマー。
三男は90年代のあかほりさとる作品を彷彿させる絵柄、しかも男女入れ替わり(流行りをぶっ込んで来たww)
四男はなんかよくわからん冒険活劇?アメコミテイスト。でも剣がねこじゃらし(笑)
五男は3DCG映画のドラえもんに出て来そうな、実際かなり手間も製作費も掛かっているであろう3D化。
末弟はもはや実写という!作画が大混雑していて目が痛かったですね。
ちなみに実写版トッティの中の人は、俳優のたじましんぺいさんという方みたいです。
おそ松さん2期!第1話!
ご視聴ありがとうございました(^^)
これからもおそ松さんをよろしくお願い致します! pic.twitter.com/U5y6pAkpwe— たじましんぺい (@ShimpeiTajima) 2017年10月2日
プロフィールによると特技がアニメものまねとのことなので、これを機にトド松のものまねも練習するのかな?
努力してここまで区別された成果を出せるのは、正直凄い。ただ、極端すぎて振り切っているのが問題なだけかと。
結局「ちゃんとする」の意味がふわっとしているので、迷走し信じ込んだら一直線という感じなのでしょう。
基準や、すべき事を正しく認知したうえでの「ちゃんと」
ここから自分語りになるのですが、毎日、様々な場所や場面で「ちゃんと」を使う機会がありますが、私は子供に対して「ちゃんとしなさい」とよく言います。
これは、躾の意味も勿論ですが、周囲から外れないように、遅れないよう、丁寧に、きっちりしてという意図があります。
ですが、すべき事が正しく理解できないうえでちゃんとしたとしても、結局、実が伴わないというか、外面だけ形どっただけで中身がないのですよね。
そして次第に、理解に時間がかかる子どもを待てず(さっさと早く)ちゃんとして、と考えるようになってしまうのです…。
つまり、6つ子達のちゃんとした結果も、落ちぶれたダメな大人になりたくないという目的があるだけで、世間一般から評価されるちゃんと努力した何かに、自分の枠を嵌めただけに過ぎないのですよね。
本当は成長過程の中で、周囲の大人や体験から学んで進む道を模索していくのですが、先に「ちゃんとする」という目的を定めてしまった故に、極端なちゃんとになってしまったのでしょう。
くそ真面目に考察しましたが、つまりはニートDTの6つ子が一番「らしい」ってことですね!(無理やり締めときます)
ファミリー層獲得に向けたロボ?
前回の事前記事で、ファミリーや子供受けを狙ったネタをぶっこんで来そうと書きましたが
まさかの、おそ松ロボが来ましたね!
スパロボ参戦を狙っているのか、かなり真面目にクオリティが高すぎる。
ニチアサをここ5年ほど継続視聴していますが、ヒーロータイムに放送していそうな出来で、制作陣の力の入れ込み具合が伝わってきます。(このロボ発売したら、普通に子どもに買ってあげたい←)
OPにもしっかり登場していましたし、作中で再び使われることになりそうですね。
PTAが嫌いそうなおそ松さんは、一旦保留?
2期1話を視聴した限りは、PTAが文句を言って来そうな過激な発言や描写は、気をつかってマイルドにされていたなという印象です。
むしろ、場面転換や話を一旦締めるためにPTAやアンチを賢く利用していますよね(笑)
回を重ねる毎に、荒れそうな描写も登場するのでしょうが、1期の円盤未収録ネタを受けて、どういった具合でオブラートに包みつつ面白くストーリー展開していくのか注目ですね。
スポンサーリンクおそ松さん2期1話の感想
素晴らしく上手にメタ要素のおそ松フィーバーを取り入れた、期待以上の2期1話でした。
今回の1話は幻にならずに済みそうですね。
原作はありつつも、制作陣が自由に6つ子を動かせる強みでしょう。
ですが、しっかり赤塚先生に敬意を払っている点も健在で、先生の写真や「これでいいのだ」が出てきたりと、アニメが独立して暴走し過ぎていないところも好感が持てました。
おそ松ロボが2期から新たに登場ということは、本気でファミリー層や子ども人気も得ようと間口を広げているようなので、1期とはまた違った切り口の要素も加わって来そうですね。
ちなみに我が家は録画したおそ松さんを、まず私が日中末っ子1歳児と視聴→幼稚園・小学校から帰宅した息子と娘が視聴→仕事から帰って来た夫が夜視聴…という大盛況っぷりです。
そうそう、CMが全部おそ松さん関連だったのには驚きましたね!
おそ松人気、恐るべし。
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