ごきげんよう。急に朝晩の冷え込みが厳しくなり、慌てて毛布を買いに走った模造紙です。
そう、世間は秋が深まり冬に片足を突っ込んだ様相にも関わらず、おそ松さん2期5話は謎の夏推し回(笑)
猛暑に悩まされた真夏日が、急に懐かしく感じられました。
構成としては、小噺やショートコントといった小気味よいテンポで、夏の爽やかさヒドさをギュッと詰め合わせた、非リア充の気持ちを代弁した内容だったなと思います。
数ある小ネタの中から、今回はトッティは兄弟の妨害がなければ彼女が出来るのか・おそ松さんの世界は過去の設定が生きている&時間が経過している・イヤミ音頭の元ネタについて考察して参ります。
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トッティは6つ子の中でも抜群にポテンシャルが高い
バイトの立場ですがカフェで勤務経験があることや、異性とフレンドリーに会話できる点、女子力が高いところなど、トッティは女子受けする要素を持っています。
恐らく、テンプレ少女漫画の展開のように、女友達が恋愛対象に変化して恋人へ……という、ど定番中のクソ面白くないシナリオにのっとって彼女ができても、何ら不思議ではありません。
↑5話でも、女子2人に挟まれて写真を撮ろうとしたり(未遂)、無人島でアバンチュールを目論んだり(未遂)、連絡先のID交換をしたり(未遂)していたので、他の兄弟に比べると月とスッポン。松野家兄弟のカーストでは最上位に位置していると言えます。
これまでも、恐らく特定の女性と親密になったり、彼女が出来そうになったことはあるのでしょうが、悉く兄弟たちに邪魔されてきたのでしょうね。
ニートDTの足の引っ張り合いとか超みにくい(笑)
裏を返せば、兄弟の監視さえかいくぐることが可能なら、トッティはとっくにDT捨ててそうですよね。
じゃあ誰が初めにDT脱出するのかガチ予想
つまるところ、異性関係を好転させるには兄弟からの関与を受けないことが大前提と言えます。
1期で話題になり、今回もチラッと「唯一彼女らしきものがいた」と言われた十四松の恋は、邪魔や妨害をするどころか、兄弟たちは応援して恋の成就を願っていました。
トッティと十四松の明確な違いは、下心があるかないか。それのみです。
すぐ起っきしてしまう即物的な面もあるものの、まぁそれは生理現象なので仕方がないとして、十四松は純粋に彼女を笑わせようとして、相手をひとりの人間として尊重して関わっているのですよね。
ところが、トッティは不純なことがしたい!DT捨てたいという気持ちが透け透けで、応援したくない気持ちも理解できます(笑)
超個人的な予想では、やはり十四松はフィーリングの合う相手と巡り会いさえすれば、兄弟の大きな妨害に合うわけでもなく、存外簡単に(性的な意味で)大人の階段を登れちゃうと思っています。
残りの兄弟は、団栗の背比べでしょうか。兄弟から邪魔されない、むしろ心配されそうなのは一松ですが、極度のコミュ障で常闇のオーラをまとった彼は、「自分は特別な存在をつくるのに相応しい人間じゃない」とか考え過ぎて、好きな女性を作ることにブレーキをかけてしまいそう。
残りの4人は、抜け駆けでもしようものなら、今回のトッティのように制裁を加えられるに違いないので、ひと夏の恋や火遊び的なものは到底無理と思っていいでしょう(笑)
スポンサーリンクおそ松ワールドは時間経過している!過去設定も残っていた
ある意味、今回はオールスター回で、過去話でスポットが当たった脇キャラが再登場し、その変化から時間の経過が如実に感じられました。
1期サンタ回のカップルがおめでた!
↑サマー仮面と邂逅した男女、クリスマスのカップルではありませんか。
彼女の腹部が膨らんでいるので、週数としては妊娠後期くらいかと思われます。
クリスマスもしくはそれ以降で仕込んだとすると、出産は8~9月あたりと推察できます。
この世界ではしっかりと時間経過の概念があると証明されましたね。
唐突な十四松の元カノ話
↑先ほどもチラッと書きましたが、例の十四松の恋のお相手の彼女、なかったことにされてないみたいです。
↑にゃーちゃんの結婚設定も生きているみたいですし、ネタやギャグ、パラレルとして処理される要素もあるものの、主軸のメイン話は時間経過しているという考えで良さそうですね。
しかし、どれが正規ルートなのがわからないという問題もありますが―――。
イヤミ音頭の元ネタは?
私は、平成おそ松くん世代です。地域の盆踊り大会などでは昭和アニメの音頭が流れることも多く、おそ松くん音頭がかかっていたのも覚えています。
で、てっきり古き良き昭和アニメテイストの音頭なんやろうな~と思っていたら、めちゃくちゃ汚いひどい内容でしたwww
おそ松くん音頭とクックロビン音頭のオマージュ
イヤミのテンションのまま、音頭を歌える鈴村さんが素晴らしすぎる!
というか、円盤収録完全にアウトのやつじゃないですか?
チョロ松の表情と手の動きはあかんやつやろ……。
噂では、スレスレの部分は放送停止になった地域もあるようです。
シェーとか6つ子の動きは、おそ松くん音頭と同じなんですが、向きは逆なんですよね。
これは何か意味があるのかな?
小学校の頃、パタリロの再放送大好きでよく見てたのはいい思い出。
全体的な構成は、パタリロのクックロビン音頭に寄せて来ていますね。
酷い歌詞なのに、ずっと頭の中をぐるぐる回っている脅威の中毒性……怖い……(笑)
スポンサーリンクおそ松さん2期5話の感想
ちなみにサマー仮面の正体は、うちの小1と年中児にもバレバレだったようです!
カラ松の中の人は、一生分のサマーを言ったに違いありませんね。あの謎のBGMも気になります。
そしてアバンのセミ松。これもアウトのやつでしょう!あだち先生にお叱りを受けないのでしょうか?(笑)
名前は微妙に変えてるけど、イントネーションがまんまだというww
たまには、こういうショートの詰め合わせ回も気楽に見られていいですね。
全体をとおして、夏の狂気が痛いほど感じられました。
1期と比較すると、それぞれ6つ子の扱いも微妙に違うことが明確になってきたようで、チョロ松は1期でもひどかったけど、2期はそれ以上に無茶ぶりというか、いいように使われている感が凄い!
逆にカラ松は、前回の両親回での客観視しての松代お母さん擁護といい、
今回の流刑地で和歌発言とか、知識人っぽい立ち位置を目指しているのでしょうか。(島流しされ、流刑地で和歌を詠んだ人物が実際に多くいた)
まぁ、相変わらず兄弟からの対応は冷ややかなんですけどね。やはり、1期で入れたくても尺都合でカットした内容や設定を、2期で補完しているっぽいですね。
それではまた次回!
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コメント
こんにちわ~はじめて拝見させていただきました。
イヤミ音頭のパロディですが、じゃりんこチエの要素も入っていると思うのですが~
いかがですかね?(笑)
> はっちゃんさん
コメント有難うございます。
なるほど、確かにチエちゃんの花札と猪に乗っている点も似通っていますね!
実は探せば他にも小ネタを仕込んでいそうですね。ご指摘有難うございました。