9つの命を持たぬもの
どうも、ロシアスキーでございます!
さて、チェンソーマンの第3話が放映されたわけですが……。
……久々に呼吸するのを忘れてましたねぇ……。
いや……これで3話かぁ。これが3話かぁ……。
本当に凄い作品ですこと……。
ではでは、まずは語っていくといたしましょう!
既読の方は初見の考察にニヤニヤしながら読んでいただければと思います。
チェンソーマン 第3話 あらすじ
パワーの失敗に巻き込まれたデンジは、パワー共々マキマに叱責されることになる。
失敗の原因をなすりつけられそうになったデンジは、パワーとの相棒関係に不安を抱く。
だが、パワーの願いを聞き、さらにその交換条件を聞いたデンジは協力を約束する。
パワー曰く、他の悪魔に面倒を見ていた猫をさらわれた、という。
猫に関しては特に思うところはなかったものの、交換条件のために尽力しようとするデンジ。
猫をさらった悪魔の隠れ家に近づいた時、デンジはパワーに倒されてしまう。
そのまま、パワーはデンジを悪魔へと差し出してしまい……。
という感じで……。
今回はパワーに関して掘り下げを行いつつ。
デンジのバトルシーンがバシッとあり。
さらに、細かい情報も描写され、と。
なかなかにボリュームのあるエピソードでございましたね。
ではでは、細かく語ってまいりましょう!
デンジの強さについて
まず語りますはこちら。
『デンジの強さの秘訣』について、ということで。
今回後半のデンジVS蝙蝠の悪魔のバトルなのですが。
まぁぁぁ~~~~デンジの圧倒的な強さが描かれておりましたねぇ。
そもそもデンジ、1話のゾンビの悪魔相手も圧勝だと言えば圧勝だったのですが。
まぁ……強いですよねぇ~。
そのデンジの強さに関して『なぜ強いのか』っていう部分を考えたのですが。
まず1つ。『単純に武器として強い(であろう)チェンソーが3個も装備されている』っていう部分ですね。
いや、そもそも武器として使うものではないんですがw
ただ、やっぱりチェンソーのパワーっていうのは凄まじいですよね。
基本的に『切断』用の道具であるっていう強みがありますもんね。
そしてもう1つ、『デビルハンターとしての経験』っていうのがありますね。
そもそもデンジはデビルハンターとして活動してる経験が元々ありますから。
その経験値を活かしていけるっていうのは強みですよねぇ。
そしてさらに言うのであれば1つ。
『デンジが特別な存在である』ということが大きいのかな、というのが。
私の予想としてありますね。
そもそもデンジは悪魔に体を乗っ取られた存在、ではなく。
ポチタにより命を救われ、チェンソーマンに変身(という表現でいいのかな)できる存在です。
今現在の情報ではまだまだ判断に難しい部分ではあるのですが。
デンジと同じ存在は今のところ出てきておりません。
デンジはチェンソーマンになっても『理性』を保つことができます。
それは、今回戦闘中に周囲の一般人を逃がしていた部分からも見て取れます。
つまり、今のところデンジは『力に振り回される』という状況に陥ってないんですよね。
更には今回デンジは『腕のチェンソーを出し入れできる』ということに気づきました。
つまり、チェンソーマンとしてのデンジは、まだまだデンジ本人も気づいていない力があるということですね……。
後は、デンジの耐久力も『特別な存在だから』っていうのが影響してそうではあるのですが。
この辺はまだまだ、情報開示を待ちたいところですが……。
今のところ私としてはデンジの強さは理由無く強いのではなく。
『ちゃんとした理由があった上で強い』のだと思いますので。
今後は『デンジ本人の現在の体について』という部分は注目していきたいと思います!
パワーの発言から読み解けるもの
続いて語りますはこちら。
『パワーの発言から読み解けるもの』についてということで。
今回……っていうか前回からかなりパワーは言動がエキセントリックではあったんですがw
今回しっかりとキャラとして描かれたことにより、色々と見えてきたものがありましたね。
たとえば冒頭のデンジへの罪へのなすりつけなのですが。
これは単純にパワーが嘘つきなのか。
あるいは『悪魔はウソをつかない』という発言が本当(伏線)なのか……。
今回だけ見たのなら、パワーがただただ嘘つき、あるいはウソをつく癖がある、とも考えられるのですが。
ただ、今後の展開としてですが。
悪魔って多分結構な数出て来ると思うんですよね。
そうなってきた時に、『悪魔の習性』とか。そういう何かが結構大事なキーになってくる可能性もあるんじゃあないか、と。
そう思うんですよね~。
そもそもで言うのであれば、パワーは公安所属ではあるものの。
『悪魔側』の存在であるというのは間違いない事実。
そういう意味では、今後パワーの言動に関しては気を抜けないところはあると思うんですよね。
後は、パワーのニャーコへの感情とか、そういう部分の発言についても。
見守っていると、『悪魔サイドの存在』でも他の存在に関しての情愛をしっかり持てるという。
それが間違いなくあるというのがわかるんですよね。
これに関しては、ポチタなんかもそれを体現してると思うんですが。
前回のデンジの発言なんかも含めて考えると。
今後『人間と悪魔が縁を深めていく』っていう描写も鍵になってくるのかもしれないですね……。
次回以降、そこにちょっと気をつけて見ていきたいですねぇ。
世界情勢について見えてきた?
続いて語りますはこちら。
『チェンソーマン世界の世界情勢について』ということで。
今回、マキマメインのシーンとして。
おそらく、マキマの上司に当たる存在の前で、マキマが色々と報告をしているシーンがあったのですが。
そこで、ちらっと気になる部分がありました。
一つは『ソ連』という単語。
当然ですが、今世界にはソ連という存在は存在していません。(おおむね)ロシアになっております。
なのでそこがチェンソーマン世界と現実世界においてはズレているということになります。
ソ連がロシアになったのがいつなのか、と言いますと。
これは結構難しい問題なのですが。
(文章的にも政治的にも国家的にも複雑なお話です)
あえて『ここだ』というタイミングを言うのならば、91年の12月ということになると思います。
つまり、チェンソーマン世界は現代社会を描いているのだとすれば。
おそらくは80年代後半から90年代の世界である、ということになるのではないか、と思われますね。
もう一つは『悪魔の軍事利用』という言葉ですね。
そもそもこの発言の前には『米国の件に対してソ連タカ派の~』という発言がありました。
この二つの発言をつなげて考えるのであれば。
『悪魔がいるのは日本だけではなく、世界各国にいる』となると思います。
悪魔の軍事利用に関しては、ソ連とアメリカって国を考えると。
『……まぁ、やりかねないっていうか。むしろ率先してやりそう(ド偏見)』ってのがあるんですがw
自国領土内でポンポン悪魔が出てきて、それを捕獲なりなんなりできて軍事利用できるんなら。
まぁ、使いますよねきっと。だってめちゃくちゃ強いですもん。
それこそアメコミなんかでよくある完全兵士計画とか、機械兵士計画みたいに。
普通の兵隊より強い存在を抱えられるとすれば、他国に対してのアドバンテージになりますもんねぇ。
というところを考えますと、今後の展開として。
外交問題系のネタも入ってきたりするのかな? っていう気にもなってきますよね。
特に90年代、っていうかソ連・アメリカの関係ってまぁ~危険ですから。厄ネタですからねぇ。
その辺り、今後注目していきたいですね!
チェンソーマン 第3話 感想
ここまで語ってきた、チェンソーマンの3話についてですが。
個人的感想としては。
うおおおおおおお、すっげぇぇぇぇぇぇ!
いや、前回デンジがチェンソーマンに変貌しなかったんでね!
その反動で、ラストのアクションシーンがめちゃくちゃアガりましたねー!
あとは、デンジやパワーから感じるその『歪さを抱えつつ』の生き様とか。
それの対比になっているように見えるアキとマキマの姿とか。
そういうところが、非常に『良かった』っていうのがありますよね。
あと凄いところとして、『これが3話である』ということ。
このテンション感、ライブ感を3話にもってくるということの凄さですよねぇ。
この3話が原作だと何話まで進んだ上でのエピソードなのか、という部分はあるんですけれども。
(アニメの1話って、原作漫画だとすっごい話数使うことありますよね)
ただ、これって原作コミックでも全然序盤のエピソードだと思うので。
この圧を序盤でたたき出す構成ってのは凄いな、って思いましたね。
全然こういう内容作るなら、パワーと猫のエピソード無しで。
破天荒なパワーとまだ公安所属デビルハンターとして未熟なデンジが。
『ただ協力するだけ』でもいいわけなんで。
そうしないところにチェンソーマンの凄さを感じますよねぇ。
っていうか、パワーとニャーコ、無事なのか!? デンジの救助は間に合うのか!?
そこが気になって、早く次回が見たいところですね!
ということで、今回はこの辺でお別れ、ということで。
また次回の記事でお会いいたしましょう!
お付き合いありがとうございました! ロシアスキーでした!
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