どんな十字架を背負おうと
どうも、ロシアスキーでございます!
今回、『TRIGUN STAMPEDE』の第4話が放送されましたが……。
いやぁ……今回もよかった……。
シナリオと画の『力』ってのを、バリバリに感じるエピソードでございましたね……。
ではでは、まずは語っていくといたしましょう!
原作コミック・前作アニメなどのネタバレが含まれている可能性があります。
あらかじめご了承くださいませ。
目次
TRIGUN STAMPEDE 第4話 あらすじ
車で移動する最中、メリルの不注意から、人身事故を起こしてしまう。
慌てて被害者男性を助けようとする三人であったが、たどり着いた先では、何らかの事件が発生した痕跡があった。
そこで出会った少年と共に、埋葬を済ませる中、事故の被害者男性……『ニコラス・D・ウルフウッド』は、自身のことを葬儀屋だ、と言う。
埋葬の料金として、法外な値段を請求するウルフウッドであったが、次の瞬間、ヴァッシュたち5人は大型砂蟲の体内に取り込まれてしまう。
その中で、少年は光り輝く小型砂蟲の後を追い、姿を消してしまう。
大型砂蟲に消化される前に脱出するため、少年を手分けして探すヴァッシュたち。
しかし、今度はメリルも姿を消してしまい、ロベルトはウルフウッドに疑念を抱く。
険悪な雰囲気になる二人をなだめるヴァッシュだが。僅かな時間視線を反らしただけで、今度はロベルトも姿を消す。
三人を探すヴァッシュとウルフウッドだったが、そこで二人は思わぬ敵の攻撃を受けることになり……。
といった感じで、今回は新たな味方、そして敵の登場、ということで。
全編通して、かなりハラハラする展開でしたねぇ。
そんな中でも、疾走感とウエット感がしっかり感じられるあたり。
「あぁ、やっぱりこれはちゃんとTRIGUNだなぁ……」って思いましたね!
では、ここからは詳しく語っていきたいと思います!
前作アニメとの違い キャラクター編
まず語りますはこちら。
『キャラクターから見る前作アニメとの違い』ということで。
前回の記事同様、今回登場した主要キャラごとに、前作アニメとの変更点を語っていきましょう。
ニコラス・D・ウルフウッド
今回登場した、新たな旅の仲間。
私の一番のお気に入りキャラである、『ニコラス・D・ウルフウッド』ですが……。
まず、基本のキャラクターデザインに関しては、ほぼほぼ変化はないのかな、といった感じですね。
細部に変化はあるのですが、黒いスーツに、サングラス、背負った大きな十字架、という部分は原作などと変わりません。
ただ、原作などではウルフウッドは『旅の巡回牧師』を名乗っていたのですが。
今作では『葬儀屋』を自称していました。
ここは結構大きな変更な気がしますね。
あと、性格面に関しては。原作や前作アニメ版の初期のころの性格よりは。
原作コミック『MAXIMUM』版からの性格に近い気がしますね。
ちょっとシニカルというか、攻撃的な面が見え隠れする、という感じですね。
今のところ、今作でのウルフウッドの背景が見えてこないのですが……。
ウルフウッドは大きな秘密を持っているキャラなので……。
今後も注目していきたいですね!
ザジ・ザ・ビースト
今回登場した、新たな敵。
『ザジ・ザ・ビースト』なのですが。
まず、原作などでのザジは『GUNG-HO-GUNS』(ガン・ホー・ガンズ)の一員で。
割と序盤から登場し、最終局面までかなり長い間出番のあったキャラなのですが……。
デザインは、かなり変更された感じですね。
原作などでは、褐色肌で、ショートヘアの少年だったのですが……。
(前作アニメ版だと、肌の色はそこまで強調されていませんでしたね)
今作のザジは、髪がちょっと長く伸びていますね。
ただ、基本の肌の色や髪の色、マフラーの属性を活かした服装など。
やはり、『一目見てわかる』キャラクターデザインのリファインっぷりには舌を巻きますねぇ。
能力としては、原作などでは『砂蟲』(ワムズ)を自在に操れる。というような能力なのですが……。
今作でも、そこは変わりはなさそうですね。
ザジは原作と前作アニメでは、ちょっと設定が違う部分があるのですが。
今作では、その二つの設定の要素をうまいことミックスしているように思えました。
今回登場した、という意味では、ウルフウッドと同じなのですが。
ザジもまた、かなり秘密の多いキャラなので……。
今作で、その秘密がどう明かされていくのか。
そこについては、着目していきたいですね!
シナリオの構成について
続いて語りますはこちら。
『今回のシナリオの構成について』ということで……。
今回のお話全編を通して、気づいた点などを語っていきたいと思います。
まず、ウルフウッドの登場シーンですが。
これは原作同様。空腹やら脱水やらでへろへろの状態で登場、ということで。
これにより、ウルフウッドが『旅をしている人間である』ということがわかりやすく描かれています。
そして、ザジの登場から、大型砂蟲の中に取り込まれる流れなのですが……。
最初にメリルが行方不明になるのは。原作で似たシチュエーションがありました。
ただ、原作ではそこからヴァッシュとウルフウッドは強敵と戦う流れになったのですが。
今回はそういった流れにはなりませんでした。
まぁ、さすがにここでいきなりタッグバトル、っていう流れになると。
かなり詰め込み過ぎかな、とも思いますのでね。
それはやむなし、というところでしょうか。
そして、個人的に「あ、そこ描くの!?」と思ったのは。
ザジと会話するウルフウッドのシーン。
この二人、実は原作でもこのように会話するシーンとかがあるのですが。
当然、このシーンを描くことで『ウルフウッドがただの旅人ではない』ということがわかってしまいます。
描くにしても、もっと後かとは思っていたので。そういう意味で驚きましたね。
後は、このシーン。
ナイヴズは相当数のプラントを集めているのが見て取れるのですが……。
これも原作に照らし合わせて考えるのであれば、やはりクライマックスに相当する展開の流れですね。
このように、今回も原作からの落とし込みをしっかりとしているのですが。
やはり、今回のエピソードに関しても『原作最終話まで』を想定してエピソード構成をしているような気がしますね。
本当に、細かな部分を原作から拾ってきて、再構成していってるのが見てわかるので。
その一つ一つの要素が、しっかりとラストまで活きてくるのではないか、って気がするんですよね。
ただ、ここで気になるのはやはり話数……。
もう今回で4話なので。残りが何話なのか、というが気になりますね……。
次回以降の展開速度によっては、ちょっと流れが変わってくる可能性もあるのですが。
今回、ウルフウッドが合流したので、ここからちょっと展開していってほしいところですね。
パニッシャーがかっこよすぎる!
続いて語りますはこちら。
ウルフウッドの武器『パニッシャー』について、ということで……。
今回ウルフウッドが使用した武器。背負っていた十字架でもある『パニッシャー』なのですが。
原作再現部分と、原作以上のケレン味がたまらなくかっこいい……!
このパニッシャー。原作でとあるキャラクターに言わせると『最強にして最高の個人兵装』とされているのですが。
長辺部分には機関銃を装備。さらに、短辺側には原作ではロケットランチャーを装備しているのですが……。
なんか、今作だとビーム出てるんですけど!?w
いやぁ、かっこいい……かっこよすぎる……。
ちなみに、原作での設定だと、本体の強度は機関砲弾の直撃にも耐えられ、鈍器としての使用も可能。
どんなミラクルなのか、リロードの必要無く膨大な弾丸を発射できる、というトンデモ兵装なのですが。
そんなすさまじい武装を、CGベースでこれだけバッキバキに描写するという。
スタッフさんたちの手腕、すさまじいですね……。
個人的には、このパニッシャーとウルフウッド、という画がとてつもなく好きなので。
今回のパニッシャー登場シーンはめちゃくちゃテンション上がりましたねぇ!
今後、ウルフウッドがこのパニッシャーを使ってどれだけ活躍するのか。
ここはもう、かなり期待大だと思いますね!
TRIGUN STAMPEDE 第4話 感想
ここまで語ってきた『TRIGUN STAMPEDE』第4話の個人的な感想なのですが……。
いやもう、100点のウルフウッド……!
本当に、画も、演技も完璧……!
正直、動き回ってパニッシャーブッ放すウルフウッドが見れるだけで、もう私としては……!
本当にね~、めちゃくちゃおもしろかった……。
ただ、個人的にはザジともっとバシバシバトってほしくもありましたけど。
そもそもザジって、そこまで戦闘向きの能力でもないので。
そこは仕方ないかな~、という感じで納得ですね。
このウルフウッドが登場したことにより。
TRIGUNの名コンビがこれからバリバリ活躍するのだろうと思えるので。
そこもね、期待感を更に高めてくれますねぇ……!
おそらく、次回以降もバンバン激しいバトルが繰り広げられるでしょうから。
そこを楽しみにしていきたいですね!
また次の記事でお会いいたしましょう!
お付き合いありがとうございました! ロシアスキーでした!
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