歩むべき道は。
どうも、ロシアスキーでございます!
今回、【推しの子】の4話が放送されたわけなのですが……。
いやぁ~、爽快感が……!
なんというか、期待していたものがバッチリ見れた感じですねぇ!
では、語っていくと致しましょう!
既読の方は初見の考察にニヤニヤしながら読んでいただければと思います。
【推しの子】 第4話 あらすじ
しかし、その現場での監督の言葉を聞き、アクアはらしくないことをすることを決める。
台本や、リハーサルでの段取りを無視し、かなの最高の演技を引き出すことにしたアクア。
結果として、ドラマの最終回は静かながらも評価されることとなった。
高校に入学したアクアとルビーだが。
ルビーはそこで様々な人物と出会うことになる。
しかし、芸能科に入学したルビーは、自らの置かれた状況に焦りを覚え……。
といった感じで、今回はアクアによる『メチャクチャ』な行動が描かれ。
それがかなに影響を及ぼしつつ……。
前回ちょっと地味だったルビー周りも描かれる、という。
一気にシナリオが展開していったエピソードでしたね。
では、ここから詳しく語ってまいりましょう。
微かに見えたアクアの本心
まず語りますはこちら。
『今回見えた、アクアの本心』について語りたいと思います。
今回私がアクア周りで気になった描写として、こちらのシーン。
アクアがかなの最高の演技を引き出そうとした時の内心の言葉での……。
「全部使ってでも『アイみたいになってやる』」
ここが凄い引っかかったんですよね。
当然、素直に考えればこの言葉は「こと今回、この場に置いてアイのように人の眼を惹きつけるような」という。
思惑通りの結果を出すために、演技にそういったものをアクア自身が求めていたが故の言葉だと思うのですが。
私としては、ちょっと深読みしてしまいまして。
やはり、監督も言っていたようにアクアの中には役者という道への熱い想いがあり。
『アイのように人を惹きつける存在になりたい』
という部分が発露したのではないか、と思ってしまいますねぇ……。
当然、アクアにとって一番大事なのは復讐というのは間違いないのでしょうが。
今回のアクアの演技を見ていると、アクアは才能は無くとも、役者が向いている、とは感じるんですよね。
少なくとも、今回アクアは場にあった物をすべて使って素晴らしい結果を生み出しました。
その能力は評価されるべきだと思いますし、アクア自身も達成感はあったのではないかと思います。
ここから先は多分に私の願望が入っての予想なのですが。
このままアクアが役者・俳優としての経験を積むうちに……。
アクア自身、『役者として大成したい』という思いも強くなっていくのではないでしょうか?
というか、そういう展開だと熱いんじゃないかなー、って思いますね!
なので、今回のアクアの言葉には。
そういったことへと繋がる本心が隠れていたのではないか、と私は考えています!
かな メインヒロインルート?
続いて語りますはこちら。
『かなはメインヒロインなのか?』という部分について語りたいと思います。
前回から感じていた部分ではあったのですが……。
かな、割とストレートに可愛いなぁ……!
演技への熱い想いとか。
この表情とかもう、本当に人気出そうだなぁ~! って感じるわけなのですが。
今回私が気になった点としてはこの描写ですよね。
小さくアクアが画面内にいる状態から……
台本を映してからの~……。
このかなの表情ですよ!
当然、この【推しの子】という作品の主人公はアクアなわけですから。
そこを意識させるこの描写は本当に見事ですよね~。
実際、かなもアクアに惹かれているのでは? と思わせる描写として。
こちらのシーンで、アクアに対して彼女がいるのか、と聞いた上で。
こんな表情しちゃったりしてるわけなのですが。
いやぁ、これはもうそういうことでしょう!
おまけに今回のラストでかなをスカウトする、という展開を匂わせてもいましたし。
これはもう、かなはメインヒロインのポジションに向かっているのではないでしょうか!
いや、これも個人的な好みになってはくるのですが。
かなとアクアって、結構お似合いな気もするんですよね~。
もちろん、そういう展開になったとした場合。
アクアには復讐という大きな目的があるわけですから。
すんなりとラブラブになったりはしなさそうではあるのですが……。
それはそれで、物語として面白くなりそうな気がするんですよね。
なので、私としてはこの【推しの子】において。
現状メインヒロインはかななのではないか、と。
そう判断させていただきます!
鏑木プロデューサーの言葉について
続いて語りますはこちら。
『鏑木プロデューサーの言葉について』ということで。
今回明らかになった情報として、鏑木プロデューサーはアクアとルビーの父親ではない、ということが判明しました。
ですが、その鏑木プロデューサーの発言により。
『アイが特定の男性と会っていた』ということが判明いたしました。
現状、アクアとルビーの父親としてはその謎の男性が一番可能性が高そうなのですが。
当然、鏑木プロデューサーからすんなりとその人物についての情報を引き出すことはできませんでした。
鏑木プロデューサーは、その人物の情報をアクアに渡す代わりに、交換条件を出してきたわけですが……。
その内容は、今回明らかにはされませんでした。
分かるのは『恋愛リアリティーショーに興味があるか』という質問のみでした。
この交換条件なのですが……。
素直に考えれば、やはりアクアの演技を見たが故に。
『自分の作品に出演すること』
という条件を突き付けてきたのではないか、と思うんですよね。
それこそ、幼少期のアクアに対して監督がその演技力(ではないのですが)を認めたように。
アクアの、場を操るような演技の力に何かしらを感じ取ったんだと思うんですよね。
実際それによっていい作品を作り続けることができれば。
利益的にも、業界での立ち位置的にも美味しいのは間違いないでしょうからね……。
まぁ、悪く言えばアクアを利用しようとしているのではないか、と思います。
ただ、この交換条件に関してはアクア的にも決して悪くないことかと思います。
もしも交換条件が本当にそうであれば、業界内でのパイプが増やせますしね。
それに、単純にアイと会っていた男性の情報はアクア的には間違いなくほしい情報でしょうから。
アクアの復讐のためのロードマップがかなり進んでいくのではないか、と思いますね。
ということで、私の予想としては……。
『鏑木プロデューサーは、アクアに役者としての力を貸すように交換条件を突き付けてきた』
のではないか、と予想させていただきます!
……ただ、売りたい若手アイドル、役者、俳優を起用して。
あまり演技の質に関しては頓着しないような方針のプロデューサー。
そんな人物が撮る恋愛リアリティーショーって……。
波乱の予感が……w
【推しの子】 第4話 感想
ということで、ここまで語ってきた【推しの子】の4話の個人的な感想なのですが……。
いや、イイっすねぇ!
1話の衝撃の展開から、2話3話が割としっかり足場を固めるような展開速度だった中。
今回、ガツンッ! と爽快感のある展開を見せてくれましたねぇ!
やっぱり、視聴者としてはアクアの役者としてのあれこれだって見たいし。
ルビーがアイドルとして頑張る部分だって見たい、ってのもあったので。
今回からいよいよ、本格的に高校生となった二人が。
芸能界にどう関わり、どう生き延びていくのかというのが描かれていくフレーバーを感じることもできましたし。
なにより、かなが可愛い! いや本当に可愛い!
そういったライトな部分も描かれつつも、アクアの復讐というダークな部分も決して忘れない。
いやぁ~、良バランス……。
本当に絶妙なバランスで展開されてて、今回もあっという間でございました……。
う~ん、早く次回が見たい……!
という感じで、今回はこんなところで。
また次の記事でお会いいたしましょう!
お付き合いありがとうございました! ロシアスキーでした!
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