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【推しの子】11話(最終回)感想・考察・解説!この作品のテーマとは?

新たなる一歩と続いていく一歩。

どうも、ロシアスキーでございます!

今回、【推しの子】最終話である11話が放送されたわけなのですが……。

いやぁ、本当に良いものを見せてもらった、って感じですねぇ……。

見たいものをばっちり見せてもらいましたねぇ……。

では、語っていくと致しましょう!

原作コミック未読者によるネタバレなし初見考察です。

既読の方は初見の考察にニヤニヤしながら読んでいただければと思います。

【推しの子】 第11話 あらすじ

いよいよJIFの舞台へと上がるB小町の三人。

センターを務めるかなは、ルビーとMEMを応援するサイリウムを眺める。

自分を応援するサイリウムの無いこと。ルビーのアイドルへの姿勢。

そういったものを目の当たりにし、心を摩耗させていくかな。

しかし、そこで自身を応援する白いサイリウムを振るアクアの姿を見つける。

それを見た瞬間、かなはアイドルとしての目標を見出すことになる。

帰り道で、アクアとあかねの関係について知ったかなは、アクアと普通に話ができるようになる。

一方、アクアとあかねには、新たな仕事として、大人気作品の舞台への出演オファーが入ってくる。

その舞台には、かなもオファーが入っていた。

互いに役者として、またそれ以外の面でも対抗意識を見せるあかねとかな。

アクアは、劇団ララライに近づくためオファーを受けることを決めるが……。

といった感じで、ルビーを主軸としつつも芸能界の先輩であるかなについても描いた。

そんな『アイドル編』も今回で締めくくられたわけなのですが……。

いやぁ、本当にいい出来でございましたねぇ……。

まぁこれに関しては、私がかな推しなのもあるんですがw

では、ここから詳しく語ってまいりましょう。

かなとあかねから見る『在り方』について

まず語りますはこちら。

かなとあかねの言動から見るそれぞれの在り方について』ということで……。

まずかななのですが、今回JIFの舞台上で自分を応援するアクアを見たことにより……。

それまで乗り気でなかったアイドルとしての活動に対して、自分なりの目標のようなものを持つことに至りました。

そもそも、アイドルは『偶像』という意味を持つ単語であり、ファンに支えられている存在であります。

だからこそ、恋愛事情などについてはかなり敏感だったりするし、可能な限りファンに対しては平等に対応していくことが求められたりします。

(まぁ、私は最近のアイドル事情には疎いので、絶対にそうである、とも言えませんが。

 少なくとも、ひと昔前のアイドルはそんな感じだった気がします)

推しの子 第11話 かな

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

そんな中で、かなが抱いた『アクアの推しになる』という目標は、そういったアイドルのスタンスとはある意味かけ離れたものです。

あかねに関しては、これまでかなり押しが弱いというか、あまり前にでるタイプの人物像ではなかったのですが……。

推しの子 第11話 あかね

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

舞台でアクアだけではなく、かなと共演するということが分かったとき、かなに対して敵愾心といいますか……。

珍しく負けん気を見せていました。

これは子役時代、かなに役者として一歩先を歩まれ続けつづけたが故の反応らしいのですが……。

同じように、現在の役者としての立ち位置に焦っているかなもまた、あかねに露骨には見せていませんでしたが。

推しの子 第11話 負けず嫌い

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

ライバル意識をむき出しにしていました。

このかなやあかねの反応を見て思ったのは……。

こと芸能人だけに限った話ではないのですが、『ある種の人間は強烈なエゴを持ち合わせている』というのを。

強く感じましたねぇ……。

例えば、アイドルのセンター争いとかだって。

私が私が』っていうのって絶対あると思うんですよ。

当然役者・俳優・女優とかだって。

多少、周囲への気遣いとか、作品をチームで作っていくという感情こそあれど。

自分が!』っていう気持ちを持ってるからこそ、その世界に飛び込んでいると思うんですよ。

そういった、エゴのぶつかりあい。エゴの発露っていうのが。

この推しの子という作品がある種視聴者に叩きつけたいことでもあり。

そして、芸能界でのそのエゴのぶつかりあいを表現していきたいのかなぁ、なんて思いましたね。

またその、個と個のぶつかり合いっていうのが。

光と影のドラマを生み出すっていうのが、芸能界にはあると思うんですよねぇ。

なので、これは結構この作品の主軸たるテーマなのかな、と。

私は今回思いました!

ラストシーンに対しての考察

続いて語りますはこちら。

今回のラストシーンについて考えたこと』ということで。

推しの子 第11話 演者

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

今回のラストシーンでは、複数の人物のカットシーンが描かれていました。

最初私はぼーっと見ていたのですが。

「あ、これって舞台編に関わる人間か!」と、気づいてすぐに集中力を取り戻したのですが。

当然、舞台というものもまた多くの人間が関わるわけなのです…。

そうなってくると、このカットシーンには劇団ララライの人間もいるのでは、ということになるわけですが……。

推しの子 第11話 謎の男

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

それを踏まえて考えると、私としてはこの人物が気になるんですよね。

面々の中で、ちょっと若さを感じない。

イコールもしかしてアイの恋人なのでは!? と私は考えたわけなのですが……。

だがしかし、逆に言うとシナリオ上大事な要素をこんな風に見せてくるか? という疑念もあるのですが……。

そもそもこういう風に考えさせられていること自体が、翻弄されてるような気もしてきて、って感じでもありますし……w

ただ、少なくともこのカットシーンに出てきた人物は舞台に関係するのは間違いないでしょうし。

そこから、アクアが求める父親についての情報や、アクア、かな、あかねの三角関係

更にアクアやルビーの芸能界での生き残りに関しても話が関わってくるのではないか、と思えるので。

その中で、私としてはこの人物がかなりキーパーソンになってくるのではないか、と。

私はそう予想しております!

二期放送について

続いて語りますは、私が最終回の記事を書く時のお約束。

『推しの子は二期放送はあるかどうか

という点なのですが……。

こちらはすでに、二期放送が決定しているという情報が出ております!

いやぁ~、これは嬉しいですねぇ……。

何度か言っていると思うのですが、最近だと二期放送されるためのハードルが高かったりしますので……。

まぁ正直なところ、推しの子は知名度や人気、クオリティから考えて二期はほぼほぼ確約されているものだとは思っておりましたがw

それで、その推しの子の二期についてなのですが、放送時期などはまだ情報が出ていないようです。

おそらく、ちょっと間は開くと思いますね~……。

かなりクオリティが高かったので、じっくり時間をかけてくるのではないでしょうか。

そして、その内容なのですが。

推しの子一期は、原作コミック既刊11巻中の4巻までのエピソードとのこと。

となると、次のいわゆる舞台編のボリューム次第ではあるのですが。

多分、二期も単行本4巻分の内容になってくるのではないか、という感じでしょうかね……。

シナリオの構成次第になってくるとは思うんですけれど、おそらくはそこまで大きく展開スピードは変わってこないとは思うので……。

一期同様の巻数を消化することになるのではないか、と。

私としてはそう予想しております!

【推しの子】 第11話 感想

ということで、ここまで語ってきた【推しの子】の11話の個人的な感想なのですが……。

いやぁ……これ面白いなぁ……。

本当に、最終回まで全編通して、シナリオが良い……!

1話の衝撃から、アクアメインのストーリーになるのかなー、って思ってたら。

ちゃんとルビーのアイドル活動も描かれるし。

そこで、アクア・ルビーが芸能界で生き抜くために様々な関係者が出てきて、人間関係が描かれて。

さらに芸能関係のアレやコレが凄く深く描かれて、みたいな。

一個一個の要素がどんどんどんどん絡み合って膨らんで、みたいなのが。

本当にすっごい面白かったですね……。

しかもそれが各区切り区切りでちゃんと強調される部分があって、芯がブレない、っていう。

なんていうんでしょうかね。私は見ててストレスを感じずに引き込まれていったんですよねぇ……。

だからこそ本当にこの最終回もあっという間でしたねぇ……。

当然、ここからの展開とかも気になってるんで。

いや~……多分二期もウキウキしながら見るんだろうなぁ、って感じですねw

という感じで。今回で推しの子の記事も終了となります!

また次の作品の記事でお会いいたしましょう!

お付き合いありがとうございました! ロシアスキーでした!

▼【推しの子】の全記事はこちらにまとめてあります!

【推しの子】1話感想・考察・解説!アクアとルビーの父親は誰?
【推しの子】の記事を毎話更新していきます。(1話の記事を読みたい方は下にスクロール) ...

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