『炎炎ノ消防隊』の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。
どうも! ロシアスキーです!
この度、灼熱のダークファンタジーと題された、大久保篤先生の作品。
週間少年マガジンにて連載中! 累計発行部数200万部越えの人気作品!
『炎炎ノ消防隊』の記事を担当させていただくことになりました!
こちらの記事では、炎炎ノ消防隊の各話について考察・解説をした記事をまとめていきます。
以降は放送開始にあたり、現段階で出ている情報および、今後の展開により考察に重きを置く可能性がありそうなポイントについて綴っています。
(なお、ロシアスキーは原作コミックは未読でございます。ネタバレ等の心配はございません。ご安心くださいませ)
スポンサーリンク炎炎ノ消防隊のあらすじ
まずはあらすじの紹介の前に、PVをどうぞ!
大久保篤(「ソウルイーター」)×david production(「ジョジョの奇妙な冒険」「はたらく細胞」)
灼熱のダークファンタジー始動!
全人類は怯えていた―――。
何の変哲もない人が突如燃え出し、炎を操る怪物“焰ビト”となって、
破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。
炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命!
とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、
“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焰ビト”との戦いの日々に身を投じる!!
出典:TVアニメ『炎炎ノ消防隊』公式サイト INTRODUCTION
ということで。簡潔ではありますが分かりやすいあらすじとなっておりますね。
ではでは、こちらのあらすじを踏まえまして。
本編放送開始前の段階での情報から、ポイントについて語って参りましょう!
スポンサーリンク見所1 個性的な世界観
まず第一の見所としては作品全体の世界観ですね!
正直大久保先生の世界観設定、世界観構築の手腕というのは私はソウルイーターの頃から光るものを感じてたわけなんですよ。
具体的に言うと、王道からの外しが上手いんですよ。
きっちりと、王道を知っているからこそ。そこに変化を加えて個性を出す。これが上手い。
で、今作の世界観についてなのですが……。まぁ詳しくは公式サイトの『SPECIAL』の項目内に『用語解説』があるので。
こちらを一度ご覧いただきたいですね。もう結構丁寧に説明がなされているので。
で、私がこの世界観で素晴らしいと思うのがですね。『消防隊』という現実的な要素を根幹に持ちつつもですよ。
焰ビトという独自の要素。これはまぁ第●世代能力者とかも含めてですが。
ファンタジー要素を織り込みつつ、ファンタジーな世界を現実の世界に落とし込むのが上手いんですよね。
例えば用語解説内の特殊消防隊。『消防庁』『聖陽協会』『東京軍』という組織で構成されているらしいんですが。
消防庁は実在するんですが、東京軍なんて存在しませんよね? でも、何かわかりやすさがある。
これは『東京』っていう固有名詞を使うことにより理解をしやすくしている部分があるということや。
ちょっと捩れている要素の中で、ストレートな物を用意することで世界観の把握を段階的に行える妙手だと思いますね!
後は、そのファンタジー要素が絶妙な分量なんですよ。
いわゆる『中二』になり過ぎない。かといって『小五』レベルでもないバランスっていうんでしょうか。
これは私の持論なんですが、いわゆる中二病っていう病気って、発症前にまず『小五病』ってのがあると思うんですよね。
これはどういうアレかといいますと。中二病よりもやや幼稚な内容の病です。
具体的には。『やたらに各種神話を調べ始める』『RPGゲーム至上主義者になる』『詳しい設定こそ練らないがオリジナル武器、オリジナルキャラをやたらに作り始める』とw
そういう感じで、中二病になる前の下地ができあがってしまう病気というかw
ちなみにここから中二病まで発症しきると、漏れなく治らなくなりますからねw ソースは私ですw
あ、話逸れてる。えーと、それでですね。そんな幼稚すぎない。かといって気取りすぎていないファンタジー要素っていう。
そのバランスが見事だと思うんですよね。えぇ。
まぁまとめますと。物語、キャラ。それだけじゃなくて世界観もとても楽しめるものですよ、ってことです!
例えば『炎の大災害』とはどんな災害なのか。例えば『なぜ第8特殊消防隊』は他の特殊消防隊を調査するのか。
そういった世界を構築する要素そのものについても注目するとまたより一層楽しめるのではないかな、と思います。
っていうか、より深く楽しむ為にはそういう『素材』の部分もしっかり味わう必要がある、って感じですかね。
ただ、正直に言えば初見の時は映像から伝わる個性を楽しむだけでもいいと思うんですけどねーw
スポンサーリンク見所2 魅力的なキャラクター
次の注目点というか見所は、個性的なキャラクターたちとその関係性ですね!
例えば主役。ヒーローを目指す少年『森羅 日下部』ですが、過去になにか傷がある模様だったり、足から炎を出すというなかなかケレン味のある能力を持っています。
ライバルっぽい立ち位置の『アーサー・ボイル』は騎士王と名乗るというちょっとアレなところがありますが、動いてる映像はマジで格好いいです。
柔らかな表情見せている『茉希尾瀬』ちゃんは元軍人という消防士らしくない経歴の持ち主です。
こう、軽く見ただけでもなんとも癖のあるキャラクターがいるわけですが、当然それだけではありません。
例えば、第8特殊消防隊の大隊長の『秋樽桜備』は、なぜ第8特殊消防隊を結成したのか!?
ヒロインっぽいポジションの『アイリス』ちゃんと森羅の間にはロマンスなんかがあるのか!?
森羅の過去を知る『ジョーカー』の目的は!? なぜ森羅の過去を知っているのか!?
などなど。個々の人物の魅力だけではなく、個人それぞれの魅力や要素が絡み合うことにより増幅されていく!
またねー。大久保先生のキャラ作りが上手いんですわ!
これもまたバランスが良いんですよ! 浅い部分のキャッチーさと、深い部分のいわゆる『そいつのオリジン』の定義、そのバランスがね!
そしてまたこの作品がバトル物的側面があるからこそ。気になるのは『リタイア者が出るのかどうか!』って点ですとかね!
それが敵とのバトルによるリタイアなのか! それとも特殊消防隊内部での争いがあってそれで……なのか!
もうね、その辺も注目ですよ! 何せ大久保先生はソウルイーターの時もそうですけどね。
キャラクターのリタイアが意表を突いたりすげぇ深かったりで予想不可能なんですよ!
なので、キャラ! そのキャラの魅力や行動にも注目でしょうね!
見所3 映像美
次の見所はずばり映像そのものですね!
まずね! なにせジョジョやはたらく細胞でお馴染みのdavid productionですからぁ! バトル描写については間違いないでしょ!
後はもうPV見ていただけたら分かると思うんですけどね! 味が凄い!
「え、何の? 味って何?」って思われる方もいらっしゃるでしょうから説明させていただきますけれども!
これ、この炎の感じ! 分かるかなぁ……! なんていうんですかね、テイスト?
独特な描き方っていうか、その味ですよね。大久保先生の作風に合った見事な描き味ですよ!
こういう微に入り細を穿つっていうんですか。これができるってのが非常にイイ! 凄い! 期待ができる!
恐らくバトルシーンだけではなく、日常シーンなどでもそのテイストは見事に発揮されることでしょう。
この映像の……なんて表現したらいいかなぁ……雰囲気、ってのが一番近い表現かなぁ……。
この雰囲気もまた大事なんですよ。作品の世界観、作風を補強しレベルをもう一段階押し上げる。
その為にはやっぱり映像のクオリティというのも間違いなく大事なんですよ!
なのでね! できましたらば皆さんにはバトルシーンなどの派手な部分だけではなく!
むしろ、日常的な部分にこそ注目して欲しいですね! ホント、むしろそういうところの方が難しいからね!
どう描いてくるか! ここ、注目してくださいね!
炎炎ノ消防隊 結末予想
さて、そんな炎炎ノ消防隊の結末についての予想なんですが……。
この作品、まだまだ連載中なんですよね。
まぁそういう原作が終了していないけどアニメ化、なんてのはいまや珍しくはありません。
じゃあ今回どこまでが描かれるか、という事に関してなんですけれども。
まず私の予想としては『森羅たちが大きな戦いを2度ほど経験したところで終了』なのかな、と思っております。
これはつまりどういう事かと言うと、物語としてですよ?
『まず1度強敵と戦うという盛り上げがあり、そしてそこから真のボス的な存在への推理が入り、そいつと戦って終わり』という。
基本的なアニメの流れ。いや、基本的っていうかよくあるパターンですね。それにこの作品も当てはめてくるんじゃないかな、と思います。
ただ問題はこの作品が連載中であるということで。その二度目の盛り上がりに関してはラスボスではなく中ボスが出てくるんだろうな、ということになりますが。
ただまぁこれっていわゆる二期放送を想定していない終わり方なんですけど。最初から二期放送を計画してるならこの終わり方は当てはまらないでしょうね。
とはいえ昨今のアニメ放送事情を顧みるに。そこまで長期展望を最初からできるかというと……厳しいかなぁ、とは思うんですよね。
なので、今回の放送としてはそういう流れになるんじゃないかな、と私は予想しております!
……まぁ、言ったら『俺たちの戦いはこれからだ』に近いですかw
スポンサーリンク炎炎ノ消防隊 放送前感想
さて。ここまで語ってきた炎炎ノ消防隊について。
放送前の感想なのですが……。
これはまぁ、安定して面白いでしょ!
だって大久保先生の原作でしょ!? david productionでしょ!?
まぁこけないでしょうね! 問題はどの程度ウケるか、っていう感じで。
要するに成功はまぁ間違いないけどあとはどれだけ大成功するかの勝負だ! みたいな部分はあると思いますよ!
個人的に望む部分があるとすれば、『そこまで複雑なシナリオじゃないほうがいいなー!』ってことで。
こういう感じの作品だったら、結構シンプルに楽しめるくらいが丁度いいと私は思いますね!
もっと言うなら、リズム。テンポ感は重視してほしいですよね~。
メリハリとでもいいましょうか。描くところはキッチリカッキリ。省くところはサッと省く。
そういう風にしてさえ貰えれば、まぁもう磐石でしょ。
とまぁ細々語りましたけどね。まぁ期待してますよ、えぇ!
これはもうただの大久保先生のファンとしての期待値もあるんですけど!
え、なのになんで原作読んでないんだって? いや、俺ジャンプ派なんでw
とにかく!w この作品は面白いのは間違いないですよ!
今から放送が楽しみですねー!
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以上、ロシアスキーでした。本放送開始後も、どうぞよろしくお願いいたします!
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