この場を借りまして、先日発生した放火事件で犠牲になられた方々。
ならびに、関係者の方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
どうも。ロシアスキーです。
さて、炎炎ノ消防隊の3話が放送されました。
今回は新キャラや情報開示が非常に多かったですね。
では、粛々とやってまいりましょう。
スポンサーリンク目次
炎炎ノ消防隊 第3話 あらすじ
大会の会場で、人を探す森羅。その相手は、第1の大隊長であった。
自分の過去の事件の現場にいたのはその男だと確信する森羅だが、声をかけてもあしらわれてしまう。
定刻となり、大会が開始され、森羅は一人能力により先行。
単独で行動していた森羅の目の前に現れたのは、謎の男、ジョーカーであった。
ジョーカーの語る言葉の意味とは? 森羅が選ぶべき道とは?
という感じで。いきなり情報を叩きつけられた感じでしたね。
ではでは。一つ一つ、語って参りましょう。
スポンサーリンク新キャラ3人について一気に解説
今回、新キャラが一気に3人も出てきましたねー。
それぞれがそれぞれにかなり強い個性を持っているので、ここは一人一人、解説をしていきたいと思います。
1人目 謎の科学者『ヴィクトル・リヒト』
今回冒頭に登場し、さらには大会会場で来賓席に座っていた科学者。
名前は名乗っていませんでしたが、公式サイトで確認したところ、名前はヴィクトル・リヒトという名前でした。
なにやら……っていうか、めちゃくちゃ一杯悪巧みを抱え込んでいそうなキャラクターですが……。
考えるべきは、このヴィクトルはジョーカーと繋がっている、という点。
公式サイトによればヴィクトルは灰島研究所の所属で、専攻が人体発火の研究。
つまり、今回語られた灰島重工という企業の所属員であると推測できるのに……。
なぜ、灰島も関わっている特殊消防隊に対してちょっかいをかけているジョーカーと繋がっているのか。
これがどうにも腑に落ちないポイントですよね~。
まぁ、この点に関してはこの後の項目でちょっと語ろうと思うので一度置いておきますが。
どうにもこのヴィクトル。怪しいというかなんというか……。
まぁ露骨に怪しいキャラだからこそ、実はミスリード役、って可能性もありますけれどもね。
今後はヴィクトルに関しては、ジョーカー絡みの問題点を含めて注目しておくべきでしょうね。
なお、名前からのキャラクターのイメージ、造詣についてですが。
『ヴィクトル』で研究者、ってなると……世界でも有名なあのキャラクター。
ヴィクター・フランケンシュタイン博士が想起されますね。(ヴィクトルはヴィクターのヨーロッパ読みの名前)
リヒトはドイツ語で『光・昼』を意味する単語ですね。
この世界にある単語として『聖陽教会』という単語がある以上、光・昼というのは太陽のイメージもありますし……。
なんらかの繋がり、暗示もあるのかもしれません。
ただ、やはりヴィクトルの印象としては……フランケンシュタイン博士の如き、マッドサイエンティストのイメージなのかと。
あるいは、大久保先生の作品ですから、ソウルイーターとの繋がりを感じさせるファンサービス的側面もあるのかもしれませんね。
2人目 新人隊員『環 古達』
2人目は森羅やアーサーと同じ新人消防官である環 古達ですね。
環ちゃんもまた、第三世代能力者であり、その能力は……。
詳しくは分かりませんが、見た感じだと、まるで猫の耳や尾の様に炎を固定し、自在に操ったりしているようですね。
もしかすると、基礎的な運動能力も向上するのかもしれませんが……。
アーサーの跳躍力とかを見てると、特殊消防隊に所属する消防官は基本的に凄まじい身体能力って可能性もあるんですよね~w
ま、それはともかく。環ちゃんはなんか、『ラッキースケベられ』体質らしいですが……w
いや、それただ単におっちょこちょいとドジと不運の合わせ技なだけなんじゃないかなぁw
後は、この環ちゃんなのですが。公式サイトのキャラクター紹介ページだと、第8のオレンジを着てるんですよね。
(オレンジ:現実でも救助隊が着ている活動服。転じて、そのオレンジ色の服から、救助隊を『オレンジ』と呼ぶこともあるとかないとか)
ここから考えるに、環ちゃんは第1から第8に転属になるのではないか、と私は予想しています。
OPとかでも、第8と一緒に活動しているようですしね。
ただ、そうなるとして、どんな理由から転属になるのか……これはまだ分かりませんね。
予想が当たるとして、その転属理由は恐らく軽んじていいものではなさそうですね。
何せ、特殊消防隊には派閥の如き力関係があるにも関わらずの転属、ということになりますからね……。
今後の環ちゃんへの注目ポイントは、転属するのかどうか。その理由は。また、その時期は、ってことですね。
なお、名前から見える環ちゃんのキャラクターイメージですが。
まぁ、ネコ、ですよねw
名前の古達は、まんま『コタツ』。ネコが大好きなアレですね。
環、っていうのは。ちょっとこじつけっぽいですけど。日本で有数の猫キャラクター。三丁目にいる頭に黒いブチのある『タマ』からきてるのかな、と思われます。
しかし……人気出そうなキャラだなぁw
3人目 第1の大隊長『レオナルド・バーンズ』
最後の3人目は森羅の探していた人物にして、第1の大隊長でもあるレオナルド・バーンズですね。
第1はエリート集団ということで、その大隊長たる男としての風格もバッチリ。
冷静沈着。質実剛健。そんな印象を受ける男ですが、森羅に対しての当たりはどこか冷たいというか、不自然な感じでした。
公式サイトによれば、バーンズも第三世代能力者、ということで。
これ、勝手に私が考えていた『若いやつは第三世代。中年や老人は旧世代』っていう予測を覆されちゃってるんですよねー。
これってつまり、生年月日・年齢は能力者としての区分に影響を与えない、ってことですよね、多分……。
このバーンズもやっぱり怪しいキャラなのですが。やっぱりヴィクトルと同じでミスリード狙いの可能性もあるんですよね~……。
バーンズに関してその怪しさの理由は、『森羅の事件の現場にいたと思われるのに、それについて何も語らない』という点ですよね。
もしかしたら、本当に覚えていないって可能性もあるから、ここは深読みできないですし……。難しいなぁ……。
もしもバーンズが第8の敵になることがあるとすれば。その前に不審な点が見られるでしょうから。
バーンズに関しては、言動、そして誰かと密会していないか、などの点が注目ポイントになりますね。
まぁただ、怪しいには怪しいんですけど。怪しさだったらジョーカーやヴィクトルの方が怪しいですからねぇ。
さて、バーンズの名前からのイメージなのですが。まずレオナルドはイタリア語、ポルトガル語の名前。
ラテン語のレオ。つまりライオンと、ゲルマン語のハルティ。『堅い』の合成名であり。
ドイツ語だとレーオンハルトとなりますね。英語だとレナードとかだったり。
堅い、獅子。まぁイメージぴったりですよねー。
バーンズは、恐らく燃やすという意味のBurn。バーン、から来てるんでしょう。
もしも予想が当たっているなら、獅子の様に気高く、堅牢なる男、って感じでしょうが……。
裏があるのかないのか。それによって、意味合いもガラッと変わってくるでしょうねー。
と、以上が今回の新キャラ3人についてなのですが。
コレ以降もガンガン新キャラは出てくるでしょうから。その辺り、人間関係、背後の組織の関係などなども注目ですね。
様々な衝突やドラマも次々に見えてくるでしょうから。一人一人、しっかり把握をしていきたいものです。
スポンサーリンクジョーカーとヴィクトルの会話から読み取るアレコレ
さて。ここからはジョーカーとヴィクトルの謎について、冒頭の会話などから読み解いていこうと思います。
ジョーカーについて
まず前回の記事から話題にしていた、ジョーカーの立ち位置についてなのですが。
どうにも……。前回予想した、12年前の事件の黒幕の仲間、だとか。焰ビト信奉者、みたいな予想はハズレっぽいですねぇ。
今回ジョーカーは前回よりは直接的な行動に出ていましたが。やはり、したことといえば特殊消防隊にちょっとちょっかいをかけたくらい。
消防官二人を襲撃こそしたものの、森羅には過去の事件の情報を与え……。
森羅・アーサー・環の三人を圧倒しておきながら、撤退するという行動を選択していました。
森羅への言葉から考えるに、どうにも、ジョーカーは森羅に対して『特殊消防隊への不信感を抱かせよう』としていたようにも見受けられました。
あるいは、森羅だけではなく。自分が気に入った相手にはことごとくそういう交渉をしているのかもしれませんが……。
もしもジョーカーの言葉に嘘が無い場合、森羅の弟はどこかで生存しているし、特殊消防隊は12年前の事件について何かウソをついている。
真実を隠して、嘘の情報を公表している、ということになります。
それをあえて森羅に突きつける意味、となると。仲間に引き込んで……そこから、どうする……?
考えられるパターンとしては、ジョーカーは悪党に見えるけど悪党ではなくて。
特殊消防隊の闇を暴こうとしている、正義……というか、反体制側の人間である、ということ。
実は特殊消防隊はとてつもなく大きな秘密、闇、悪行を抱えていて、それを暴こうとしている、っていう線はあるのかもしれません。
ただ、それにしてはやり方がやや乱暴と言うか、どうにも悪っぽいムーブが気になるんですよね……。
もしかするとジョーカーにも重い過去があって、もはやなりふり構っていられない、ということなのかもしれませんが……。
とりあえずは、ジョーカーについては現状、予想を修正して『特殊消防隊の秘密を暴こうとする存在ではあるが、第8の味方でもない完全第三勢力』としておくことにします。
ヴィクトルが語った世界の現状
今回冒頭でいきなり凄まじい情報が開示されましたね。
なんと、この炎炎ノ消防隊の世界は、もはや極限的状態にあり。
まっとうに人が暮らせるのは日本、東京。あとはほんの僅かな地域だけ、ということでした。
いやー、驚いた。だって空間が断裂してんだもん。
これに関しては公式サイトの用語解説に載っている『炎の大災害』こそが原因だと思うのですが。
載っている情報は、200年ほど前に世界が炎に包まれ、多くの大陸が消失した、ということだけ。
原因不明。内容も現在は情報開示無し。考えられることといえば、それが人体発火現象、ひいては焰ビトの発生に何か関係があるのでは無いか、ということだけ……。
この辺りは、とにかく何でもいいから情報が出てくるのを待つしかない、って感じですね……。
後は個人的に気になったのは、聖陽教会と灰島重工が作ったという発電施設、天照。
人類最後の希望、とも呼べる。人々の生活を支える発電施設ということですが……。
どういった仕組みなのか。どんな施設なのかが不明なのが怖いんですよねー。
それって、全うな発電方式使ってる? だって、公式サイトによれば『火力』発電所なんでしょ?
……この世界で火力発電って、な~んかキナ臭いんだよなぁ……。
例えばさぁ……それってさぁ。
人の命を燃やしてたりするんじゃないの?
それこそ、森羅の弟の様に。若い人間の命とかをさぁ……。
なんてのは、まだまだ予想でしかないんですが。
どうにも、この世界の状況にも、謎と秘密がありそうですね。
結局、ジョーカーとヴィクトルはどんな関係?
冒頭の会話で一番気になるのは、ほかでもないジョーカーとヴィクトルの関係です。
ヴィクトルは灰島の研究者。さらに大会の来賓席にもいたという事は、灰島の息のかかっている第5にも関係していると思われます。
そうなると、ヴィクトルは特殊消防隊側の人間という事ができると思うんですが……。
だとすれば、特殊消防隊にちょっかいをかけているジョーカーとつるんでる理由が分からない。
前回、今回とジョーカーが使っていた『灰』を作ったのもどうやらヴィクトルのようですし、表面上だけの仲間、ってわけでもなさそうです。
こうして考えた場合、答えは二つのパターンになるかと思います。
1! ヴィクトルは灰島や特殊消防隊に協力しているが、実はジョーカーの仲間!
特殊消防隊などの闇を、ジョーカーと一緒に暴こうとしている!
こう考えると、二人の関係についてはある程度納得できるのですが……。
冒頭、世界の状況について語っていた時のヴィクトルの「ボクとしては続いて欲しいとは思っている」という言葉がひっかかる。
ヴィクトルのそれって、ジョーカーの問い。「その話はまだ続くのか」に対して、話ではなく、世界の状況がこのままであってほしい。
そう言っているように聞こえるんですよね。
だとすると、ヴィクトルは少なくとも正義、善の人ではないような気がしてきます。
そうなってくるとパターン2!
ヴィクトルは別にジョーカーの仲間ではなく。ジョーカーもヴィクトルを仲間とは思っていない!
お互いがお互いに利用しているだけである!
って考えると更にすんなりと納得できる気がします。
ヴィクトルは多分マッドサイエンティストですから、世界の混乱は、自身の研究を高みに持っていく為には好都合。
例えばジョーカーが特殊消防隊の秘密を暴き、弱体化させれば、世界の混乱は長続きするから研究にはもってこい、みたいに思っている。
ただし、自身の飼い主である灰島に危害が及ぶと研究ができなくなるから、そこだけは邪魔させないようにしている、って可能性はあるんじゃあないでしょうか?
ジョーカーもジョーカーで、もしも灰島が悪巧みしてるなら潰す気ではいるけど、その前に邪魔な特殊消防隊をなんとかしたい。
特殊消防隊をなんとかしたら、次はお前らだ、なんて思ってるけど、利用できるものは利用するつもりでいる、とか……。
ただ、この予想はどちらのパターンにしろ、灰島重工の全容が見えないことにはちょっと押しが弱いんですよね……。
あと2、3。予想を裏付ける何かが欲しいのですが……。
まぁ、個人的には現状だとパターン2。互いに利用しあっている関係なのではないか、と思われます。
だって、完全に仲間ならヴィクトル、もうちょっとジョーカーの行動をサポートしてもいいと思うんですよね~。
今回だってジョーカー、正直微妙な戦果しか挙げてないだろうし……。
ただまぁ、現時点では暫定的に『ジョーカーとヴィクトルは互いに利用しあっているだけの関係である』ということにしておきましょうか。
これが当たるかどうか。今後も注目ですね。
現実の消防関連情報 年間の火災発生件数
今回バーンズが森羅に言った一言。年間どれだけの火災が発生しているか、ですが……。
ちょっと気になったので調べてみました。
平成28年ですと、火災件数は3万6773件。過去10年間、発生件数は減少傾向にあるそうです。
おおよそ1日に100件も発生してるんですね~……驚いた……。
ちなみに時間にすると、およそ14分ごとに1件発生。これでも減少傾向ってんだからなぁ……。
東京だけに絞りますと。平成28年は3982件。これを単純に12倍すると、4万7784件となります。
実際の発生件数がこの作品の世界でも同数、とは思えませんが。
これに近しい数字だった場合、なるほど確かに。12年前の事件1つのことを詳細に記憶している人間の方が少ないでしょうね……。
火災自体は、冬に発生することが多いイメージですが、一年通して発生自体はしています。
皆様も、火の扱いには十分に気をつけましょうね。
おまけ 桜備隊長の年齢について
これは本編に全く関係ないのですが。桜備隊長の年齢が判明しましたね。
作中の時間は太陽暦佰九拾八年。冒頭のジョーカーとヴィクトルの会話時に見えた履歴書では桜備隊長は太陽暦佰六十七年生まれ。
つまり、現在は31歳前後、ってことになりますね。
(履歴書は太陽暦佰九十六年時点の物なので、現在は29歳+2歳前後となります)
しかし、そう考えると桜備隊長、30越えてる割には若い見た目してんなぁ……w
オレなんて30越えてからより一層老けたってのに……。
森羅やアーサーよりは一回りほど年上なわけですが。
……そうなると、火縄やアイリス、茉希ちゃんって何歳なんだろ。
火縄と茉希ちゃんは元軍人だし、20代後半くらいか?
アイリスちゃんは普通に若そうだけど……それこそ、森羅たちと同年代っぽいかな。
これ、おまけの話を無駄にしてるわけじゃないんですよ。
キャラの年齢って大事で、過去の出来事が語られる時、謎を解くカギになるかもしれないわけですから。
主人公たる森羅が第8に所属しているからといって、第8が完全にシロ、ってわけでもないでしょうしね~。
いや、第8の面々がシロでも、その背後がどうか、って話になると分からない。
どれだけ桜備が崇高な理想を抱いていても、組織というのは様々な思惑を抱くものですから……。
第8の発足が特殊消防隊の暗部を暴く内偵目的だとしても。そこに余分が加わっていないとも限りませんからねー。
今後も、こういう細かいところ、注目していきますよぉ。
スポンサーリンク炎炎ノ消防隊 3話 感想
さて、炎炎ノ消防隊の3話の感想なのですが……。
まずは無事放送されたことを嬉しく思いますねー。
スタッフさんの努力の結晶が、ちゃんと発表される。実に嬉しいことですよ。
で、話自体の感想としては……。
面白かったけど、ちょっと頭が、こんがらがるなぁ……。
今回一気に情報が提供されたから、理解が追いついてない部分が結構……。
多分だけど、これ、割と説明カットしてる部分多いんじゃないかなぁ?
聖陽教会、東京軍、灰島については今後適宜語っていくのかな。そうじゃないとかなりの置いてけぼり感……。
ただ、今回早くもジョーカーが森羅と接触した、とか。
第8の設立目的について語る、とか。そういう部分は評価したい。
やっぱりね、物語は動いてナンボですから!
あと、環ちゃんはかわいいけど、オレはアイリスちゃん派だ!w
まぁ今回3話までがイントロってことでしょうから。次回以降、ガンガン話は進むんじゃないかと思いますね!
んで、次回のタイトルが『ヒーローと姫』ですか。……ヒーローは森羅のことだろうけど。姫、ってどっちかっていうとアーサーが使う言葉だよなぁ? 誰のことだろ?
……ん~。まぁ、考えてもちょっと読みにくいタイトルなので。
次回は、森羅とアイリスのデート回である! と予想しておきましょう!w
多分外れる!w
以上、ロシアスキーでした! 次回もどうぞよろしくお願いいたします!
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