新天地にて 出会い有り。
はいどうもロシアスキーです!
今回前夜 赤い彗星は7話目ということで。
もう後半戦に入ったということですが……。
いやぁ、今までのジレンマが吹き飛ばされましたわー!
今回も結構語るべきポイントがあったので、語ってまいりましょう!
スポンサーリンク目次
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星 第7話 あらすじ
そんな中シャアは不思議な少女、ララァと出会う。
ちょっとしたきっかけから、ララァと共に生きることを決めるシャア。
一方、モビルワーカー改めモビルスーツ開発の主導者、ミノフスキー博士がジオンから連邦へと落ち延びようとしていた……。
ということでいよいよモビルスーツが出てきてくれたー!
もうそれだけでテンションだだ上がりですよ、えぇ!
ではでは、要点について語ってまいりましょう。
スポンサーリンクシャアは地球で何をしていたのか
『え、工事のバイトでしょ?』なんて声も聞こえてきそうですが、そういうことではなくw
問題は『なんでわざわざ地球まで行って工事現場で働いているか』という点でございますよ!
これに関しまして、私は二つの予想をいたしました。
一つは、『情報収集のため』という部分です。
シャアが働いていたのはジャブローという場所。……ずばり、機動戦士ガンダム本編で連邦の本拠地となる場所でございます。
恐らくですが、シャアは地球に降りた後、とりあえず仕事を探していたのでしょう。
そんな中、ジャブローで大きな工事の仕事があるのを知ったシャアは……。
恐らくこう考えたのでは無いでしょうか?
『地球で大規模な工事をするということは、もしかするとそこが連邦の将来の重要拠点になるのではないか』と。
そう考えたシャアは、連邦とジオンの間に緊張高まっていることも合わせて考え、事前に拠点の構造を調べる為に工事の現場で働いていたのではないでしょうか。
とはいえ、残念ながら結局はゴタゴタに巻き込まれてそれどころではなくなってしまったのではありますが……。
そしてもう一つは、『モビルワーカーの操縦技術の修練』の為に働いていたのではないでしょうか。
士官学校時代、モビルワーカーについて知ったシャアは近い将来モビルワーカーやその発展系の存在が戦場の主役になりえる、と考えたのでしょう。
いざ連邦とジオンが戦うことになった時。その操縦技術において少しでも有利に居たい。
しかもそれは敵に対してだけではなく、味方の中でも長けておきたい、と考えたのでしょう。
それならば少しでも練習を積んでおきたいと考えたシャアは、工事現場でMWを操縦しようとした。
とまぁ、こんなところでは無いかな、と私は考えております。
まぁ要するに、シャアは決して物見遊山やしばしの暇を満喫するために地球に降りた訳ではなく。
深慮遠謀。企み……もとい、計画あってのことだ、というのが私の予想でございます。
決して。決して地球生活をエンジョイしている訳ではないと思います。
……多分w
スポンサーリンクララァ・スンという少女
今回登場したララァ・スン。シャア・アズナブルという存在を語る上で(あるいはアムロ・レイという存在に関しても)外せない重要キャラですね。
ガンダム本編ではいきなり登場するララァですが。シャアとの出会いについては語られなかったんですよね。
で、今回描かれたのがその出会いのエピソードだという訳で。
さてこのララァですが。早速その能力の片鱗を見せておりましたねー。
ここでハッキリ申し上げますと。ララァはいわゆるNT。ニュータイプでございます。
……あれ、NTだよね? 強化人間じゃなかったよね?
まぁいいや。ここではNTとして語ってまいりますが。
さぁじゃあニュータイプって何よー、って部分なんですけど。
……何て言うべきかなぁ。エスパー、とか超能力者、ってのは作中例えとして否定されてるんだよな……。
まぁでも分かりやすく言うとエスパー的な何かですよ。雑に言うなら勘がいい人というか。
敵意が見える~とか悪意を感じ取れるーとか。色々形容されていたりしますけど。
まぁ……そんな感じですよw もうそんな感じ、としか言えないんですよね。
その能力に関しては、二度強調されて表現されていましたね。
一つはカジノでのルーレットの出目の予想で。
二つ目はシャアの戦闘時に危険を教えるという形で。
これにより分かった部分について解説をしていきたいと思います。
まずルーレットの出目の予想を通じて分かったことですが。
ララァの能力は『完全に未来が分かるわけではない』ということですね。
予想を的中させまくっていたララァなのですがディーラーが変わると予想を外しまくっていました。
それに関してシャアが尋ねると、『変わりのディーラーがヘタだから』という返答。
この言葉から読めるのは、『運が絡むような状況だと予知の精度が落ちる』ということか。あるいは『明確な意思がないと感じ取れない』ということか、ですね。
というのは、今はそうじゃないかもらしいんですが。昔のルーレットディーラーさんってある程度数字を狙い撃ちできるらしいんですよね。
宇宙世紀時代のルーレットがどうかは分かりませんが。もしも狙い撃ちができるのだとすれば……。
ララァはそれを感じ取っていた、という可能性はありますね。だからヘタなディーラー相手だと読めなくなる、とか。
二つ目の点に関してですが。これはどっちかというとララァの能力云々だけではなく……。
シャアの能力もあっての話、なのかなぁと思ったり。
ララァがシャアに危険を伝えようとしたのも確かにあるんでしょうけど、それをシャアが受け止める素質があったというか……。
そもそもシャア、エースですからね。能力の高さは士官学校時代で明らかになってましたし!
ただまぁ、もしかしたらララァとシャアだから、っていう可能性もあるんですよね。
この二人だからこそ何か特別な力が働いたんじゃないかなぁ、っていう部分も……。
具体的には、ララァがシャアを信頼していたからこそ何か生じたんじゃないかという私の予想もございます。
詳しくは語られなかったから予想だけで考えるしかないんですけど。いや、今後ララァ出番あるのかなぁ?
確かララァってこの時点でシャアの傍を離れてるんじゃなかった……?
まぁ、もしも出るならきっと重要なポジションになるでしょうから。
不思議な力を持つララァというキャラには一応注目しておいたほうがいいかもしれませんね。
MS起動
ついに今回ガッツリ動いてくれたモビルスーツ!
いやぁ、待ってた! 待ち望んでた!
今回大暴れしてくれたのはみんなご存知ザクⅠ! と!
MS-04 ブグ!
……キミ誰ぇ!?w
えっと。ちなみにザクⅠがMS-05なんですよね。
ブグに関しては映像化は初めてなんじゃないかなぁ。
一応連邦側もガンキャノンを出してましたけど……。
あんなんは俺の愛したガンキャノンではありません。偽物です。
さてガンキャノンVSザク・ブグの戦いですが。結果はまぁ酷いものです。
ジオン側超圧勝、ということで。でもまぁこれに関しては仕方ないと思うんですよね。
ていうのもジオン側のMSは正しくMSとあるべきMSとして作り上げられた存在なのではありますが。
ガンキャノンに関しては連邦側が入手した情報から真似して作っただけのモドキでしかないんですよね。
だからこそこの結果になってしまったわけです。っていうのも……。
ザク・ブグは対戦艦戦闘から対戦車戦闘、対MS戦闘までを想定して作られてるんですよ!
それに対してガンキャノンはそういう想定が成されていないんです。あくまでも戦車からの延長でしか作られていない!
機動性、装甲、火力。そこでその差が如実に出てしまっているわけなんですよねー。
まぁ正直今回の戦闘は見ていて胸がスカッとするものでございました。愉快愉快。
(連邦のMSは好きだけど連邦自体は嫌い派)
今回結構MSが暴れてくれたのでね! 今後はガンガンバトルシーンも出てくれるんじゃあないでしょうか!
と、言いつつ次回からMSフェードアウトしたら大爆笑なんですけどねw
しかし、MWから着々と築き上げてきた戦闘能力は脅威の一言ですね……。
特にラルのブグのこの二段蹴りなんてのは今の連邦では絶対再現不可能でしょうね。
(いよっ! 近接戦闘の鬼っ!)
ただ気になるのは、このMS登場(ミノフスキー博士逃走)シーンの前がいきなりの場面転換だったんですよねー。
なんでシャア宇宙に上がってんの、とか。ララァどこいった、とかそう考えてしまったわけなのですが。
これ、視聴者のほとんどが一瞬置いてけぼりくらったんじゃないかなぁw
まぁ何はともあれ私としてはMSが動いて暴れてしてくれてりゃ大満足なんでね!
……ただ、どうだったかなー。いわゆるルウム開戦の時点でザクⅡになるんだっけ……?
ま、MS開発史についても期待しつつ、ミノフスキー博士を助けられなかったテム・レイさんの苦悩辺りも楽しめそうですからね。
次回以降、そういう技術者サイドの描写も楽しみにしていきたいですね!
……つーかシャア、もう専用カラーかよ。コネか、コネなのかw
スポンサーリンク機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星 第7話 感想
さて、今回7話の感想なのですが。
やっぱりバリッバリに動くMS戦はえぇのう!
やはり! やはりMSあってのガンダム!
しかも今回のMSはいわゆるモビルスーツ史における最初期の機体たち。
それ故にどこか鈍重でありながらもその存在感は重厚の一語に尽きしかしてコレより先のMSの発展に思いを馳せずにはいられない……!
今回再確認しましたね。『あー、俺やっぱガンダム好きだわぁ』って。
後は、ララァなどが出てくることによりこの物語が本編へと繋がっていくんだなぁ、というのも再確認。
そもそもORIGINって初代ガンダムのリメイクでもリライトでもなく再解釈版ってポジションなので。
だからこそ描写されずにいた部分が描写されるっていうのは大事ですよねぇ。
さて、次回以降物語がどうなるかはちょっと読めませんが。
多分、そろそろ連邦とジオンの間の緊張も限界なのでは無いかなぁ、と思います。
ぼちぼち戦争開始かも……?
以上、ロシアスキーでした。次回もよろしくお願いいたします!
スポンサーリンク
最新情報をお届けします
Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!
Follow @anideep11
コメント
こんにちは ひろです。
ララァ(NT)は、超能力者か?ということに対して私なりの解釈をまとめてみました。
今回のルーレットに関しては、動体視力が高い人は回っているルーレットの数字を把握することは可能だと思います。
また、ディーラーが玉を投げる瞬間の玉の速度と方向が分かれば、軌道計算することで最終的にどの数字に入るかは、かなりの確率で言い当てることは可能とみています。それができるのがNTで、決して未来を予知しているわけではないと思われます。実際に頭の中で軌道計算するわけではなく、何回かディーラーの投げる状況をみることで投げる癖を読み取って、入った数字と関連づけることで結果を予測していると思われます。これは、今AIではやりの「ディープラーニング」と同じで、今のPC並みの演算能力を獲得しているのが「NT」であるというのが私の解釈です。「予知」ではなく「予測」しているだけなので、外れることもあるのは納得できます。ただ、制作側がこんなこと考えていたとは思いませんが(笑)。
考察遊びの一つとしてとらえていただければと思います。
次回以降もよろしくお願いします。
ひろさん
コメント、ありがとうございます。
結局のところ、NTがどういった存在で科学的にどのような状況を起こしている、とか。
そういうのって曖昧なままですよね~w
感受性が高いとか、そういう抽象的な説明で納得なんてできますか、って~のw
で、ひろさんの考察ですが。なるほどなぁ、と思わせていただきました。
ガンダムのNTキャラのNTとしての力の強さって、個々人様々ありましたが。
こういう経験を積んで能力を開花するまでに差があるのかもしれませんね。
ただまぁ、全盛期のアムロは完全未来予知レベルの戦い方をしてたのでw
やっぱりNTってなんじゃろなー、って疑問は残りますけどw