どうも。イングレス担当、ロシアスキーです。
イングレスも配信開始から一週間が経ち、人によっては最終話までの視聴を終えた方もいらっしゃるのではないかと思います。
自分はマイペースで視聴をしておりますが、この作品に関してはその方が負担にならなくていいのかな、とも考えています。
まぁ、話が進むにつれて次のエピソードが気になる、という様になっていけば。自然と視聴速度も上がってしまうかと思いますが……。
では、早速語っていくといたしましょう。
スポンサーリンクイングレス 2話あらすじ
前回もそうでしたが、イングレスは各話で本当にキリのいい所まで描いてくれるので。
考察などをする立場から言いますと、非常にやりやすい作品でございますね。
以下、2話のあらすじになります。
しかし、フラッシュフォワードという短時間予知能力を持つジャックからは逃げ切ることが出来ず、二人は依然危機的状況にいた。
絶体絶命と思われた時、誠のスマートフォンにインストールされた謎のアプリ、イングレスに通信が入る。
性急にエキゾチックマターを奪い合う勢力について説明し、誠にジャックと敵対する陣営になれと言う謎の声。
状況を打破すべく、その声に従いレジスタンスのポータルを破壊する誠。
ジャックを退けた二人だが、逃げ込もうとした警察にも既に捜索の手は打たれており、更なる逃亡を強いられることになる。
誠を巻き込んだことを悔い、別れることを切り出すサラだったが、誠は協力するという姿勢を崩さない。
サラの記憶を読み、サラが狙われる理由、そして行くべき場所を読み解く誠。
目的地、京都に向かう新幹線の中でサラは告げる。誠もまた、センシティブなのだと。
一見スローテンポに見える2話でしたが、早くも物語の部隊を東京から京都に移した辺り、ここから速度が上がるのか、という気配を感じますが。
おおまかな雰囲気の説明、補足。さらにキャラのちょっとした掘り下げなど、なかなか好感度の高いエピソードでございました。
では、キーポイントなどを語っていきたいと思います。
スポンサーリンクセンシティブについて
前回ブラントがサラに語った言葉の中で重要そうだ、と指摘しておいた『センシティブ』ですが。今回早くも意味が明らかになりました。
端的に説明をするのであれば、エキゾチックマターによって特殊能力を身につけた人間、という所でしょうか。
このセンシティブがどれだけ一般的な存在なのかは分かりませんが。その数によってはこの作品の中盤以降の毛並みが変わってくるかと思います。
陣営ごとの戦闘がメインになるのか。エキゾチックマターに主軸をおいたSF物なのか。超能力者同士のバトル物なのか。
これらの属性を併せ持つ中で、どこを売りとしていくか、というのは大事な部分なのですが。この辺りは3話以降で雰囲気を感じ取れるかと思います。
ここでは、現状のセンシティブの代表である3人の能力について説明と推理、考察をしていきたいと思います。
翠川誠
能力:『サイコメトリー』(ただし、人間の記憶は読めず、物体の記憶のみを読み取れる)
主人公、翠川誠の能力は物体の記憶を読み取る能力。その発動条件は対象の物体に対して右手で触れること。
本人の自己申告によると、人の記憶は読み取れないとのことですが、物の記憶であれば、ある程度見たい記憶の映像をサーチすることも可能なようです。
最大でどこまでの記憶を見れるのか。また、記憶を見る際は新しい記憶からしか見れないのか(古い記憶を探すには、時系列を一々遡らないといけないのか)という疑問もありますが。
現状の映像だけから判断するのなら、新しい記憶から遡ることしかできず、また、そこまで古い記憶は見れないのではないかと予想されます。
弱点としては、誠はこの力を制御しきれてはおらず、右手で物体に触れてしまうと記憶を勝手に読み取ってしまうようで。
それを防ぐ為に、自ら手袋をしているのが分かります。なにやら、過去にこの力のせいで虐げられていたようですね。
サラ・コッポラ
能力:『???』
物語の重要な鍵を握るであろう少女、サラの能力は『常人の見えぬものが見える』というものでした。
ただしこれに関しては詳細は不明な上、あくまでも自称なので……今後、別の情報が出てくる可能性もあります。
現状、映像から判断するに、『エンライテンド』、『レジスタンス』の陣営のセンシティブの各所属。
それに併せ、各陣営のポータルと、その状況なども見えるようですが。他の不可視の物……例えば、紫外線や赤外線。
そういったものが見えるのかどうか、という点については不明です。
ジャック・ノーマン
能力:『フラッシュフォワード』(短時間未来予知)
サラを追うエージェント、ジャックの能力は短時間の未来予知というもので、実に強力な能力です。

©「イングレス」製作委員会
今回のエピソードでその凄さも分かりましたが、対人戦闘において、未来を予知し、敵の攻撃を回避できるというのはこれ以上無い武器です。
更に、ジャック自身の戦闘能力の高さもあり、現状近接戦闘においては無類の強さを発揮しております。
これに関してなのですが、具体的にどれだけ先の時間を予知できるのかは不明ですが。恐らく長くても数十秒から一分ほどの時間なのではないかと予想されます。
自分の行動によって、逐一未来が変化する可能性がある以上、ジャックの戦闘能力を生かすには逆に予知時間が短いほうが活きてくる、という部分もあるのでしょう。
センシティブの能力について
これから先、更に能力者が出てくるのかどうかは不明ですが。この時点で、考えておくべきことがあります。
一つに、今回明らかになった『自陣営のポータルの範囲内ならば能力を十分に発揮できる』という点。

©「イングレス」製作委員会
これに関しては、ポータルを結んだ範囲の外でどの程度能力が弱体化されるのか、ですが。
恐らく使用自体は普通に出来るのでしょうが、今回のジャックの様に無制限に使用し続けることは出来ないものと考えます。
もしも範囲外で全開使用が出来るのなら、ジャックは1話でブラントを誘拐されていなかったでしょうしね……。
次に、使用についての制限ですが……。
今のところ、能力の使用についてのデメリットは描写されておりません。疲労、肉体へのダメージなど……。
もしもこういったデメリットがないのであれば、センシティブの能力というのはその種類問わず、恐ろしく強力だということになります。
あるいは、今のところデメリットが出ていないだけということも考えられますので。今後のエピソードでも注目していきたいところですね。
そして能力の発現についてですが。エキゾチックマターが力を引き出す、とのことですが。
その詳細についても不明なままです。これは今後語られる部分なのでしょうが……。
エキゾチックマターは人間の精神に影響を及ぼす物質ということでしたが。それがどのように作用し、なぜ能力を発現させるのか。
その仕組みは不明ですが、もしも自由自在に特殊能力を身につけることが出来たのなら、恐ろしい軍事力強化に繋がると思われます。
ヒューロン社の研究目的。それはずばりここにあるのではないか、と私は思いますが。
その辺りは今後の情報次第という所でしょうか。
スポンサーリンク二つの陣営について
今回明らかになった、ジャックがレジスタンス所属という事実ですが。
ジャックに対抗するため、誠はエンライテンドの所属になることを選びました。
個人的には軽率な選択だったのでは、と思うのですが。状況打破のためなら仕方なかった部分もありますしね。
二つの陣営、エンライテンド、レジスタンス。これらは勢力として戦うだけではなく、特殊な意味でも戦う理由がありました。
私はあくまでも陣営として、エキゾチックマターを奪い合っているだけなのかと思いましたが。事実はその逆。
まるでエキゾチックマターに操られているかのように。あるいは、導かれるかのように。ポータルは既に各陣営の色に別れ……。
それを利用し、陣営は能力などを使い戦っているように見受けられました。
疑問なのは、陣営を鞍替えすることはできるのか、という点。
特に今回の様に、状況に追い詰められて陣営を決定した誠のような存在が、後々に陣営を変えることはできるのかが疑問ですね。
各陣営にはそれぞれ主張や狙いもあるでしょうから、それに気付いて誠が陣営を変えようとしても、それができないとなれば問題です。
更に言えば、サラはどちらの陣営に所属しているのか、という疑問もあります。
今回あくまでも陣営を決定したのは誠。サラもエンライテンドに所属したとは描写されていなかったのです。
これについては、あくまでもサラは中立の立場なのではないか、というのが私の予想です。
サラの能力は陣営の光を見ることもでき、さらにはバースターによるエリア破壊すら視認できました。

©「イングレス」製作委員会
これは陣営間での争いにおいてはかなり優れた能力と言えます。もしもサラがあらかじめどちらかの陣営に所属していたのなら、敵対陣営が放っておかないでしょう。
……とはいえ、サラの過去の記憶や、素性が分からない以上。その予想もあたるかはわかりませんが。
もしかすると、ブラントはサラの所属陣営を知っていて、自陣営に勧誘しようとした、という可能性もあるでしょうね……。
なんにせよ、この二つの陣営の戦いは、恐らく事前の情報以上に重要、かつ重大なものであるといえるかもしれません。
『イングレス』の存在
前回誠のアプリに勝手にインストールされたアプリは、それこそそのものズバリ。『イングレス』でありました。
画面に関しては、自分の記憶がおぼろげなのですが。まるで現実世界のイングレスのように表示されていたような気がします。

©「イングレス」製作委員会
このイングレスですが、一体誰がなんのために作ったアプリなのでしょうか。
気になるのは、時々聞こえるADAの『ログインしてください』という声です。
前回の記事で書いた、『ゲームではない』という言葉の意味は、このアニメ内のイングレスのアプリについての言葉のようですが。
このアプリが、もしも謎の男が作ったものでないとすれば……。次に考えられるのは、ADAこそがアプリを開発したという可能性。
なにせADAは人工知能。ちょっとしたアプリを開発するなんてお手の物でしょう。
さらに、ADAは公式サイトによればエキゾチックマターによって感情を獲得した人工知能です。
エキゾチックマターに操られて、というのは言い過ぎかもしれませんが。
エキゾチックマターもまた、感情。あるいは近しいものを持っているとしたら?
自分を獲得する人間を導くため、ADAにアプリを作らせたとすれば?
そして、人類を二つの陣営に分け、戦わせた上で自分を手に入れる人間を選別しようとしているのだとすれば?
考えられないことではない……のかもしれませんが。現状ではここまでは空論と言ってもいい予想です。
ただ、現状でイングレスを作り上げることができそうな人物としては、誠に連絡を取っている謎の男。もしくはADA。
次点でブラントという可能性もありそうです。科学者的な雰囲気を持っていましたし、サラに接触した際の落ち着きようは、アプリ開発者であり……。
エキゾチックマター、ポータル、陣営の争いについて詳しかったから、と考えることもできるかもしれません。
なんにせよ、私は現状ではADAこそアプリの開発者であると予想しますが。このイングレスこそアニメと現実を結ぶ架け橋として重要な要素に成るのは間違いないでしょう。
スポンサーリンクイングレス 2話感想
さて、イングレス2話の感想ですが。
今回はジャックのバトル描写で、上手く能力者についての説明を行ったな、というのが素直な感想ですね。
センシティブについてをスムーズに解説し、それに伴い、ポータル、エリア、陣営についての説明もこなす。
こういう風に、関連性のあるものについてリズミカルに説明を行うのは非常にストレスが無く見れて好印象です。
物語自体も、適度に説明を行いつつ、序盤に謎や疑問を置いておくというのは有効です。
速度に関しても絶妙だったのではないでしょうか。必要な情報開示や、キャラの掛け合いをして、舞台を移す。
次回以降、冒頭から展開自体や速度を切り替えていけるので非常に興味をそそるいい引きになっております。
総じて、2話としてはとてもストレス無く、唸りながら見れたのですが。
画面全体の配色などもあるのでしょうが、かなり地味な印象を強く感じてしまった部分はありますね。
とはいえ、1話と2話は夜の時間の出来事。次回以降の京都編では日中の描写などもあるでしょうから、その辺りは不安に感じなくてもよろしいのではないかと。
問題は物語自体の、どこか地味な印象ですね。
これに関しては、能力者同士の戦いやエキゾチックマターの謎、組織同士の思惑、人間ドラマなどをしっかり描写してもらい、盛り上げてもらうしか無いわけなので……。
そこまで不安にはおもってはいないのですが、やはり少しは不安に思ってしまうわけで。
ただ、ここまでの2話を見ている分には。きっちり盛り上がるだけの素材は用意できているので、後は楽しみにしておくしか無いでしょうね。
今のところは、自分としては『小粒だが悪くない。ここからの盛り上がりに非常に期待』という所でしょうか。
3話で物語がどう動くか。そこに期待でしょうね。
ですが、当記事ではTV視聴勢へのネタバレを考慮して、1話分ずつ記事を執筆していきます。
ネタバレされたくない方はTV放送のペースに合わせて記事を読んでいき、ネタバレされたいという方は更新された記事をどんどん読み進めていって下さい。
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以上、ロシアスキーでした。次回も、どうぞよろしくお願い致します。
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