三傑、集結せり。
はい、どうも! ロシアスキーでございますっ!
無限の住人、ついに十二話が放送されましたね!
節目の話数ということもあり、かなり重要な回でございましたねー。
ではでは、参りましょう。
スポンサーリンク無限の住人 IMMORTAL 第12話 あらすじ
唐突な状況に混乱する凜であったが、そこに影久の命を狙う刺客が現れる。
理解及ばぬまま、なし崩し的に影久に同行することになる凜。
道中、影久は病により疲弊していき、凜はそんな影久を支えていくことになる。
復讐と倫理、情と矜持の板ばさみになる凜。
再び影久を襲おうとする刺客たち。凜は何を、どう選択すべきなのか……?
ということで、前回の記事で予想していたことが半分くらいは当たった感じですね。
今回は凜と影久の旅を経ての凜の成長がメインとなる回でしたねー。
ではでは、要点について語ってまいりましょう。
スポンサーリンク凜と影久の再会について
今回一番語らなくてはいけない、と思ったのはこの部分についてですね~。
『凜と影久が再会した状況について』。状況そのものについて、ですね。
いやぁ……これは私の読解力・理解力が低いのかもしれないんですけど。
時系列、分かりづらくありませんでした!?
私最初に見た時、「あれ、え? 加賀に向かうんじゃないの? えぇ?」ってなっちゃいましたもん。
なので、ここでは『私なりに』解釈した今回の凜ちゃんと影久の動きについて少し語りたいと思います。
まず最初にですが、凜ちゃんを助けた影久はすでに加賀に行った後の帰りだった、ということで間違いないかと思われます。
加賀に向かった影久が、自分が狙われているということの顛末を語っていましたし。
凜ちゃんと影久は、どうにも今回のエピソードを通して江戸に帰ろうとしている感じでしたしね~。
恐らくは、凜ちゃんが関を突破してから倒れるまでは歩いていた訳ですが。
影久はとっくに駕籠で先回り、というか。加賀へとたどり着いていたんでしょうね。
で、帰りは歩いて帰っていたら、凜ちゃんと出くわした、って感じですかねー。
多分状況から考えるに、こういった感じでまずはあたっていると思います。
と、なりますと。状況としては『先に影久が加賀に行き、帰りに凜と遭遇。一方万次(まんじ)は凜を追っていたものの徒歩で合流。そこに更に凶(まがつ)が追いつく』という感じかと。
影久としては、槇絵(まきえ)に会う必要があるから歩きでの移動は必然、だった訳なので……。
そう考えると、今回のエピソードでの全員集結はある種の運命だったのかもしれませんねぇ。
逆説的に言うなら、凜ちゃんが影久によって助けられたのは偶然の産物、ということでもありますので。
……いやぁ、よかったねぇ凜ちゃん。下手したらぶっ倒れてゲームオーバーだったねw
無骸流の面々が万次や凜ちゃんに接触してから、どれだけの時間が経ったのか。これはちょっと分からないですけれども……。
全部総合して考えても、一週間から二週間前後くらいなのではないかなぁ、と私は考えております。
片道四日の駕籠の旅に足して、帰りは歩きだった影久の行動。万次・凶はソレに対して逆に加賀に向かう方向に移動していたので。
案外そこまで時間は経過していなかったのではないかなぁ、と。
と、ここまでつらつらつら、っと推理・考察を重ねて状況について書いてきましたが。
……完全正解、なのかはちょっと自信がないですねぇw あまりにも、詳細情報が無さ過ぎるんですよねぇw
ただまぁ、状況から推測するに、これで当たってるとは思うんですが。
……あ~。良く考えると、凜ちゃんや影久が無骸流と遭遇してなかったのはラッキーでしたかねぇ。
下手したら、無骸流が凜ちゃんを敵認定しててもおかしくなかったもんなぁ……。
結果がすべて、とはいえ。ずいぶんと凜ちゃんは危険な橋を渡っていたようですね。
スポンサーリンク凜ちゃんの心変わりについて
今回の話の最後、凜ちゃんに大きな変化が生まれましたね。
これまで、復讐に全てを捧げていた様子だった凜ちゃんなのですが……。
今回の景久との旅を経て、復讐の仕方、あり方について考えたようでございますね。
万次さんと合流したにもかかわらず、すぐさま戦うのではなく……。
景久の、もっと言えば逸刀流の行く末を見届けてから復讐をするという旨を告げておりましたねー。
これについては、驚き半分、納得半分、っていうのが私の気持ちですね。
まぁ、今回の旅を経験してたらそうだよなぁ、っては思えたんですが。
そんな中でも自分の思いを一度封じ、身を退けるというのは凜ちゃん驚きの成長だったかなぁ、と思いますね。
だってねぇ……『めちゃくちゃ疲弊してる人間を』『まぁまぁ恨みの大元ではあるとはいえ一応罠にかけられた人間だっていうのに』……。
『大人数で追い詰めて』『人質取ってまで倒そうとする』なんてのを目の当たりにしてたわけですしねぇ。
それに足して、凜ちゃんは過去の逸刀流の行いも目の当たりにしているわけで。
『復讐とはどうあるべきか』『自身はどうすべきなのか』ということについて、おそらくとてつもなく考え込んだんでしょうねぇ。
実際、凜ちゃんは今回影久を倒せるチャンスは無数にありました。
ですが、そのチャンスをすべて打ち捨てた凜ちゃんとしては……。
やっぱり……甘い、って言っちゃうとちょっと乱暴なんですけど。
『正々堂々』とか。『自分の心の納得』っていうのを重視しちゃってるんでしょうねぇ……。
でも、私的には、それイイと思います。だってそれって、言ったら人間性・善性の発露ですもの。
どんな手をつかってでも! 犠牲を厭わず! なんてのは、それこそ復讐鬼としての姿でしかないというか。
そういう冥府魔道に落ちるしかないんですよね。その選択しちゃうと。
念頭として『自分(たち)は逸刀流とは違う』という想いが凜ちゃんの中にある以上、その選択だけはするわけにはいかない。
それを今回、凜ちゃんは改めて再確認、そして成長したんだ、という回だったということですね。
ただ、わずかに凜ちゃんの中に迷いもあったみたいですけどね。万次さんと合流した時。
自分の行いは、刺客たちの行いと一緒なのではないか。道を踏み外しているのではないか。
つい口に出てしまった、万次さんへの懇願はその発露といえるでしょうね。
しかして、万次さんはそれをまったく気にしない漢っぷり。
逆にそれが救いになったのか。凜ちゃんはなんとか自分らしい選択をすることができた訳でございますねぇ。
ただまぁ、凜ちゃんがその選択をしたとして、それはいいんですよ。
ただね? 凜ちゃんと万次さんがそういう選択通りに行動してたとしても。
周りの面々がそれを許すかな? っていう部分が気になるんですよね。
影久をはじめとする、逸刀流はまぁ、突っかかってこない以上は動かないかもしれませんが……。
怖いのは無骸流ですね~。仲間にならないなら、排除する! くらいは考えてるかもしれません。
今回のこの凜ちゃんの選択。これが今後どのような結果を引き起こすのか。これは注目でしょうね。
万次・凶・槇絵の実力
今回見ててテンション上がった部分としては、やはりここですよね。
万次・凶・槇絵の三強集結。いやぁぁぁぁ、ある意味待ち望んでいた!
特に槇絵の再登場は本当に待ってた! なにせ作中最強クラスのキャラなんですから!
で、ですね。今回この三人が一同に会したということで。改めてこの三人の実力について考えてみました。
まず、過去の戦績から考えますと。強さの序列は……。
槇絵>>>万次≧凶といった感じになるかと思われます。
万次さんは凶には勝ってるけど、あれ復活使っての不意打ちでの勝ちですしねw
槇絵は……万次さんに完勝してますからね。この三人の中では一番強いのは間違いないでしょうね。
あとは、影久の実力も高いんでしょうけど。さすがに今回の状況では戦いうんぬんの状態ではないですからねぇ……。
で、あとは敵の撃破数で考えますと……。
合流してから、戦いが終わるまでとなりますと。万次さんの撃破数は三人
凶は一人で、槇絵が三人撃破ということで。
まぁ、これに関してはそれぞれに何人に追われたか、襲われたか、ていうのも関わってくるんでね。
ただバトルシーンを見るに、やっぱり槇絵は頭一個抜けて強い感じですね。
多分、やっぱり私の考えている通りの強さの序列で間違ってはいないのかな、とは思うんですけど……。
問題としては、このまま今後この三人が戦うことになるなら、万次さんに勝ちの目がなかなか無い感じなんっすよねぇw
今後、無骸流の面々も入り混じっての戦闘となると、誰が生き残るのか。それによって、最終的な勝者に関しては大きく変わってくるでしょうから。
その辺りが注目点でしょうね。強い=勝てる、ではないでしょうから。
予想外の結果や結末が訪れる、なんてこともありえるんじゃあないでしょうか。
スポンサーリンク無限の住人 IMMORTAL 第12話 感想
さて、12話の個人的感想なのですが。
いやぁ! 今回も面白かったですな!
やっぱり、強者たちが集結する展開ってのは血が滾りますわ!
後は、敵味方入り乱れての共闘ね! これは結果共闘になった、でも明確に共闘した、でも。
どっちでも私の大好物なので! ホント今回は楽しかった!
万次さんの、「人の女」発言も飛び出しましたしねー!w やっぱそういう意味だよね!?w
ま、あとは十二話という節目でこういう話をやってくれたことにより。
後半戦はまた趣向が変わってくるぞ、と明確に感じ取れたのもポイント高いですね!
総じて考えると、前半のまとめとしては非常に良い回だったのではないでしょうか?
ただ、最近万次さんが強敵とあんまり戦ってない印象なので。
次回以降は万次さんがガンガンバトってくれると嬉しいかなー、と。
まぁ、こんな感じですかね。いやぁ、ホント今回は大満足ですよ!
以上、ロシアスキーでした! 次回もどうぞよろしくお願いいたします!
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コメント
ども、よろしく。
漫画をタダ読みしている私のペースに遂に追い付かれたなぁ。
この先は私も知らない。
>時系列、分かりづらくありませんでした!?
うん、時系列はロシアスキーさんの考察通り、大正解です。
ただ、加賀で何があったか、話さないのは分かりずらいですね。
影久と凜を襲っていたのは心形唐流と言う、道場の門下生ですよ。
彼らもまたね、恨みによって動いていた訳ですよ。(詳しくは原作で。)
百琳、尸良、凶、心形唐流、無骸流と逸刀流、そして…凜。
これら全てが「恨み」、復讐で動いていたお話でした。
でも、
>逸刀流の行く末を見届けてから復讐をする
という凜の言葉で、「終血」を迎えた感じです。
次回からはどうも権謀術数的な話になるのだろうか?。
復讐劇は古今東西、和洋問わず、色々ありましてテーマとしては鉄板ですよね。
気楽?に観れるのが、凶vs尸良で、決着が直ぐついて良いですね。尸良のクズっぷりも良い。(再生怪人として、再登場はあるのか?。)
反対に影久を正当な武人にしたことで、凜に復讐の正当性を疑わせる、ここをどう描いていくか?、そこが楽しみな処でもあります。
ただ、この物語で、恨みを持たない人物がいると思う。
それは、槇絵。(だと思うなぁ。)
彼女はねぇ、もっと人を、世の中を恨んだ方が良いと思う…。
いや…、恨んでいる人はいた…。(これも漫画で…。)
最強の剣技に迷いの無いサシ陣(タテ)。
影久が目指す全てを持っている。
なのに、自タヒに近い事をする。
もっとも、彼女をコ口せる人の方が稀か…。
復讐は生きる糧になる。
もし、凜が恨みを持たなかったら、彼女は槇絵と同じ事になったかもしれない。
まあ、万次がいる限り、凜は槇絵には為らんだろうけど。
さてと、これから先は私にとっても未知のお話。結構、楽しみです。
それでは、これにて失礼して
さようなら~。
てけり・りさん
コメント、ありがとうございます!
やっぱり時系列分かりづらかったですよねw
いや、冷静になって考えると分かるんですけど。
ちょっと、情報が、足りぬ、ってのがw
古今東西、復讐劇っていうのはホント、数多いですよね。
まぁ、ぶっちゃけると登場人物の心が激しく動くのが表現しやすいんですよね~。
自分は、復讐劇書くの苦手なんすけどw
槇絵さん、確かにちょっと他のキャラに比べると毛色が違いますよね。
そこが、凜ちゃんと対比になってるんですよね~。
……と、いうところなのですが。
大変申し訳ありません。実は、むげにんの記事、今回にて終了、ということになってしまいまして~……。
また、次の作品の記事にコメントいただけると、嬉しいです!
ではでは!