縁は刃と怨みと共に。
はいどうも! ロシアスキーです!
今回で無限の住人は十一話めに入りましたね! 言ったら1クールクライマックスですな!
無限の住人は二十四話予定なので。
もうここからは後半戦に入るぞ! ってタイミングですねー。
ではでは参りましょう。
スポンサーリンク無限の住人 IMMORTAL 第11話 あらすじ
先行する凜(りん)に追いつこうとする万次に対し、凶は微かに不平不満を口にするが……。
ちょうどその時、万次に向かって矢が射られる。
突然の襲撃者に対し飛び出す凶。
しかし、次の瞬間、万次の背後から刃が翻り万次の腕が斬られてしまう。
そこにいたのは、様子の変わった尸良(しら)であった。
万次に対して怨みを募らせてきた尸良。尸良に対して怨み持つ凶。凜を早く追いたい万次。
三者三様。それぞれの思いが複雑に交差する。
ということで、今回はまさかの尸良の襲撃ということで。
いやぁビックリした。だってもうちょっと後だと思ってたもんなぁ~。
ではでは、今回もポイントについて語っていきましょう。
スポンサーリンク凶VS尸良 事の顛末
いやほんと早くもこの因縁バウトが発生するとは思っていませんでしたねー。
尸良にしてみれば凶のことなんざ知ったこっちゃねぇという感じでしょうが。凶にしてみればそうもいかない。
尸良にとっては些事でも凶にしてみれば探していた怨敵。逃がすわけにはいきません。
……って言ってもですよ? 視聴者にしてみればまさかこの1話で決着を(一応の形とはいえ)つけるとは思ってませんでしたですよ。
さてさて、今回のエピソードのメインに据えられた凶VS尸良の戦いですが。
まず形の上では凶の勝ち、ということにはなりましたが。
それはあくまでも、今回の戦いのみの話でございます。
もしも今回のラスト、滝に飲まれていった尸良が生きていた場合……。
もう一戦、っていう可能性はあるでしょうね。
その場合は尸良は凶に対しても怨みを持っているでしょうから。かなりの強敵になって帰ってくるのではないでしょうか?
ただまぁ問題は尸良は右腕を失い、さらに今回左腕も失っているわけで。
まず普通に考えて、泳いだりして岸に上がれるのかどうか……。
いやそもそも、落下のダメージで助からないという可能性も十二分にあるんですよね~。
とあるサイトさんのお力をお借りしてちょっと色々計算したんですけど……。
尸良が落下していた時間はおよそ2.5秒。それに重力加速度を用いて計算しまして……。
尸良が落ちた高さは(計算上)おおよそ30mということになりました。
調べたところ、水面に対して落下した場合は75m以上の距離から落下するとタヒに至るということで。
もしかすると、それよりも距離の短い落下だった尸良は生きている可能性がありますね。
ただ何にせよ、尸良が生き残って、もう一度万次たちの前に立ちはだかるには並大抵の努力や幸運ではおおよそ不足でしょうから。
もしも今後尸良が再登場した時は、それはもうかなりの強敵になって立ちはだかるでしょうね。
それこそ、両腕を失い、とてつもない逆境からの生還を果たすわけですから。
下手したら、逸刀流の上位勢にも匹敵する実力になって帰ってくるのではないでしょうか。
……もしそうなったら、面倒なことになりそうですねーw
スポンサーリンク凜の命運やいかに?
今回の最後の最後。空腹か、喉の渇きか、あるいは疲労によるものか……。
そういったものの積み重なりにより、気絶してしまった凜ちゃん。
目を覚ますと、なんと目の前にいたのは命を狙う相手である影久(かげひさ)でした。
いやー、こっちもビックリしましたねー。まさかこのタイミングで凜ちゃんと影久が再会するとは思ってもいませんでしたから。
そりゃあ視聴者だけじゃなくって凜ちゃんも絶叫しますよねぇw
そもそも凜ちゃんは先行して影久を追っていたわけですから。
これは影久を追い抜いてしまったのか、それとも影久はデコイの後から出発したのか。
なんにせよ、形の上では影久が凜ちゃんに追いついてしまったわけですね~。
……さてさて、問題はこの後ですよねぇ。
ぶっちゃけると、凜ちゃんの命やいかに!? って感じの状況ではございますが。
……ただまぁ、おそらく凜ちゃんから仕掛けない限りは影久から凜ちゃんに対して攻撃したりはしないのではないかなぁ、と私は思っております。
だって、わざわざ気絶してる凜ちゃんを助けてるわけですからね。
何かするつもりなら、助けたりする前にもう攻撃しているでしょう。
まぁ影久の狙いというか、何が目的で凜ちゃんを助けたのかという部分についてはまったく不明なのですが……。
とりあえずのところは! 凜ちゃんは命の危険は無いのではないかな! と思います。
あと、凜ちゃんもさすがにこの状況で影久に対して攻撃はしかけないのではないかと。
さすがに無理がありますからねぇ~。万次さんもいない、自分は疲弊しきっている。
そんな状況では攻撃はしかけようがないですもんねぇ。
と、なると……こっからどんな展開になるのか、ということですが。
案外、凜ちゃんと影久は二人で加賀に向かうんじゃあないでしょうか!?
万次さんだって加賀には向かっているわけですから。とりあえず加賀に着けば合流はできるでしょう。
凜ちゃんとしては、旅の危険性を減らすには影久に同行するのは有効でしょうからね。
……まぁ、内心穏やかではないでしょうけどw
でもでも! これ案外ありそうな展開じゃないですか!?
憎い敵ではありながらも、渋々共に旅する凜ちゃん。
次第に、影久を見る目が変わっていき……。
な~んて展開も、あるかも知れませんよねぇ! 最終的に決意と感情の狭間で揺れ動く乙女心! みたいな!?
……いや、そこまではどうかな?w
とはいっても、現状ですとこの展開は十分考えられると私は思っております。
まぁ、その辺りは次回以降に乞うご期待、ってことですね。
……いや、どうなるんだろうね、ホント。
駕籠について
今回万次さんの言葉で出てきた、『加賀まで駕籠なら四日』という言葉。
よくよく考えると駕籠って、どれだけの速度なの? って疑問がありますよね。
えー、だってさぁ……なんだかんだ人力っしょ?
しかも明治には人力車に取って代わられてる乗り物でしょ? 早くないんじゃないの?
ってことで、色々と調べましたよ、本当に色々と。
まず駕籠の速度! いわゆる早駕籠といわれる乗り物の速度はおおよそ時速6kmということらしいです。
……早くなくない? って思ったソコのアナタ。いやいや甘い。
確かにこの時代の馬は時速15kmくらいは出るらしいですが。駕籠には馬にない強みがある!
それは、三人、四人、八人のチームで組むことにより、昼夜問わず走れるということ!
加賀藩の参勤交代記録では、おおよそ600km~660kmほどの距離を移動したという情報もあります。
時速6kmでざっくり計算しますと、移動時間は100時間から110時間。
これを24で割りますと、四日から四日半というところ。
万次さんの言ってた加賀まで四日、っていうのは間違いないわけですね。
ちなみになのですが、料金につきましては諸説様々、地域によっても様々らしいのですが。
一説には4kmごとに400文、なんて記録があるらしいので。それを基準に考えますと。
600kmだとして、60000文。これを両に直しますと、おおよそ15両となりますね。
これをざっくり現代の金銭感覚に直しまして……。
おおよそですが、江戸(東京)~加賀間は60万円ということになるかと思われます。
……え、高っ!?
現代ですと、東京から石川県までは4時間45分ほど。運賃1万4千円ほどで到着できるわけですが。
いや~、江戸時代、物価おかしい。あと時間かかりますなぁw
ほんと、現代科学の進歩ってのはすごいですねぇw
スポンサーリンク無限の住人 IMMORTAL 第11話 感想
さて、11話の個人的感想なのですが。
いやー! 面白かった! 見ててハラハラしちゃった!
いきなりの尸良の襲撃にはビックリしましたが、やはり因縁あるキャラのバトルは見ごたえありますねー!
あとは、やっぱり万次さんと凶のコンビが見てて凄い癒される。本当にたまらん……。
凶と尸良のバトルに関しては、互いに自身のスタイルを貫き通す、意地の張り合いって感じがしてよかったですねぇ!
話全体から伝わってくる、物語動いてるぞ感も非常に好ましかったですし。
今回は個人的には文句の付け所は無いかなー。まぁ、万次さんは相変わらず油断が過ぎてて笑っちゃいましたけどw
でもホント、今回は満足度高かったですね!
今後の展開もどんどん気になってきてますし。次回以降も楽しめそうです!
以上、ロシアスキーでした! 次回もどうぞよろしくお願いいたします!
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