絆は軋みはじめ、音を立てて崩れていく。
はいどうも! ロシアスキーでございます!
無限の住人。今回いよいよ十話が放送されました。
前回の静から、急激な動、という部分についてはまぁ……。
見事、というしかないですね~。
ではでは、今回も参りましょう!
スポンサーリンク無限の住人 IMMORTAL 第10話 あらすじ
しかし現実問題、万次の身の上では関を抜けるのは難しい。
悩む万次は懐かしい顔と出会うことになり……。
一方そのころ、無骸流を取り巻く状況にも動きが生じる。
根城で待機していた百琳(ひゃくりん)と真理路(しんりじ)の元に、尸良(しら)が姿を現すがその様子は激変していた。
なにやら意味深なことを呟く尸良の様子に違和感を覚える二人。
根城を出ようとするのと同時に、逸刀流の襲撃があり……。
という感じで。万次さんサイドも、無骸流サイドも大きく動きはじめる回でしたねー。
見ていてハラハラする部分もとっても多くて、楽しめましたねー。
では、今回の要点を語ってまいりましょう!
スポンサーリンク謎の人物『アカギ』とは?
今回出てきた情報で一番私が気になるのがこちら。
百琳が情報を引き出されそうになっていた『アカギ』という人物について考えていきたいと思います。
おそらく逸刀流の人間はこのアカギという人物が無骸流の重要人物だと見ているんでしょうね。
正直私もそう思います。何せ詳細不明の人物ですからね。
で、問題のその人物について語られたという七話の冒頭シーンを確認してみましたが。
確かに、アカギという人物名が語られておりました。
しかも、凶の情報の聞き出し方は『誰がお前たちに、オレを襲うように指示したか』という感じでして。
そのアカギって人物が、命令を下すレベルの人間であるというのは間違いないのではないかと思われます。
で、そのアカギさんですが。百琳によると『すでに逸刀流の面々の前に姿を現している』とのこと。
そして、アカギがもしも赤木という苗字ですと、由来としてとある藩の士族にその苗字が見られるらしいんですよね。
何か、赤木さんは結構天皇の子孫だったりとか。そういう系統の苗字らしいです。
あるいは赤城という苗字ですと、こちらもまた士族系の苗字らしいんですよね~。
そういった苗字からの出自について考えつつ……以前の逸刀流のパトロンについての予想をあわせますと。
おのずとアカギさんの正体についても予想がつくのではないかと思われます。
ハッキリ申し上げますと、おそらくアカギさんの正体は『吐 鉤群』(はばき かぎむら)ではないかと思われます。
(↑多分、鉤群……ですよね?w)
鉤群は幕府の役人であり、逸刀流に接触しております。
なので、私の予想である『無骸流のパトロンは国または政府』という条件を満たせますし、逸刀流の前に姿を現しているという条件も満たせます。
……というか、現在登場しているキャラで考えると鉤群くらいしか該当する人物がいないって感じなんですけどね~w
消去法と言うとちょっとアレですけど。現時点で一番可能性が高いのは鉤群で間違いないでしょう。
ただ問題は役人として逸刀流に接触した時鉤群は『吐 鉤群』を名乗っていたようなんですよね。
じゃあなんで無骸流の人間は鉤群をアカギと呼んでいるのか。
いや、正確な物言いをするのならば。アカギが鉤群だとして。
『なぜ鉤群はアカギを名乗ったのか』という部分が問題でございますね。
まぁこれについては簡単に答えを見出せますね。
もしも無骸流の人間が尋問されたりしたときに、苗字から素性・正体を読まれないように、ということでしょう。
なにせおそらく逸刀流襲撃計画において、影久(かげひさ)を引きずりだすためには自身は接触しなくてはいけない。
そうなると、当然本名名乗らないと意味が無いわけですからね。『アイツ、この間来た役人。アイツ調べたけどそんな名前のヤツいねぇぞ!?』ってなったらもう計画どころじゃあないですから。
ただだからといって、無骸流に接触する時にも本名名乗っちゃってたら……。
『あれ、その名前この間の役人じゃねぇか!?』ってなっちゃって、計画がおじゃんになりますから。
だからこそ、おそらく無骸流には偽名……というか、コードネーム的にアカギを名乗ったのではないか、と思われますね。
……まぁ、もう一つ考えられるとすれば。
『いざって時に無骸流を切り捨てるために、無骸流には本名を教えてない』って可能性もあるんですけどw
だって、無骸流に本名『も』名乗ってるかどうかなんて分からないですもんねw 誰もそう言ってないしw
鉤群が『自身が役人である』っていう証拠を出すのと本名を名乗るっていうのって、両立する必要はないもんねw
……とまぁ、ここまで書いておきましたが。本当にそうかどうか。これはまぁまだ予想の範疇ですから。
今後の動向を見守っていきたいですね。えぇ。
ただまぁ、現時点では謎の人物『アカギ』は鉤群であるというのが私の予想でございます。
……あんまアカギアカギってカタカナで書いてると、別の作品みたいだな?w
スポンサーリンク尸良の思惑とは?
今回、見事に裏切りムーブを決めた尸良ですが……。
いやまぁ、裏切りっていうか。そもそも尸良って仲間意識薄かったっぽいですよね。
抜け駆けして影久倒して報酬ゲットしようとしたり。百琳と衝突したり。
こうして考えると、無骸流の面々って仲間というよりはただの同じ目的を果たすために集まっただけ、って感じなんですよね。
まぁとはいえ一応仲間という感じの立ち位置ではあった、と。ここではしておきましょうか。
そんな無骸流の面々を、逸刀流に売るようなことをした尸良ですが……。
なぜこういったことをしたのか。そこについてちょっと考えてみたいと思います。
まず一つは、尸良が受け取っていた物が意味を持つのではないか、という点です。
尸良が受け取っていたのは、白い紙でした。ハッキリと何かが見えたわけではないですが、特別なソレには見えない、ただの紙のようでしたね。
現状の尸良のことを省みるに……おそらくあれは、『通行手形』か、あるいはソレに近しい何か、なのではないかと私は思っております。
というのも、おそらく尸良の今の行動目標は『万次に復讐する』だと思うので。
万次や凜を追うには、当然関を抜けるための手立てが必要になってきますよね。
そうなると、おそらくその手立てを逸刀流への手引きにより手に入れることにしたのではないかなぁ、と。
私的にはそう考えているわけでございます。
で、尸良がその関を抜けるために無骸流を裏切る形になったわけなのですが。
ここでさらに考えるべきなのは、『なぜ無骸流を裏切ることを選択したのか』なんですよね。
まぁ、ぶっちゃけて言うと。別に逸刀流と組まなくても、手形(暫定)を入手する方法って、あると思うんですよね。
なのに尸良が今回選んだ方法は、ずいぶんと短絡的で直接的でした。
これに関してなのですが、尸良としては『万次・凜と繋がってる可能性のある無骸流を潰しておきたい』という思いがあったのではないでしょうか。
っていうのも、もしも無骸流の面々が今回の一件を知った上で。
『あ、そりゃあ尸良が悪いわ』ってなった場合、尸良の行動を邪魔してくる可能性は非常に高いと思うんですよね。
直接的な妨害はしないとしても、万次チームを追う時などに情報を漏らされたり……。
尸良にしてみれば、ちょっと喜ばしくないことが引き起こされる可能性は十分に考えられると思います。
と、なると。おそらく復讐を第一に考えているであろう尸良としては、確実に目標を達成する為には……。
後顧の憂いは断っておきたいところでしょうねぇ。
まぁそうでなくとも。尸良のことですから。
『なんでオレだけこんな目に遭わなきゃいけねぇんだチクショウ全部あいつらが悪い』
とか逆恨みしてもおかしくないですからねー。
ま、なんにせよ。今の尸良には冷静な判断はできなくなってきている、ということなんでしょうね。
凶・宗理・万次の協力関係
今回まさかの再登場を果たした宗理と、共にいた凶。
この二人が一緒にいるだけでもちょっとおもしろいのですが。なんとその二人の協力体制に万次さんも乗っかる感じに。
個人的には、凶と万次さんが轡を並べる姿、ってのは非常に好ましいですねー。
この二人は私、個人的に作中でも双璧の好きなキャラなんですよねー。
何でしょう。私の性癖に刺さる(蓮っ葉、斜に構えたオッサン好き)。
気になるのは、宗理がどう関抜けを手引きするのか?
そして、万次と凶の協力関係はどこまで続くのか、ということですね。
まぁ、関を抜ける方法はある程度予想はできるんではないでしょうか。
なにせ宗理は絵描きですから。助手として手形を取るとか、自身が旅して絵を描くので護衛を勤めてもらうとか。
そういう名目はいくらでも立てられますからね。この時代の宗理の名がどれほど売れてるかは不明ですが。
まぁ、宗理有名人ですから。コネとかも結構あるでしょうからねー。
なので、関を抜ける手法については心配はしなくてもいいでしょう。
問題は、万次と凶の協力関係についてなのですが。
もちろんなんですけど、凶は万次・凜の逸刀流への復讐にまでは手を貸さないでしょう。
あくまでも、尸良を倒すまでの協力関係、って見るのが自然でしょうね。
ただその道中で凶の心情に変化が生じたり。あるいはそうする必要が出てきて、凶が逸刀流の誰かと戦うことに、くらいはあるかもしれませんけれども……。
ただ、最終的に万次さんと凶がまた戦うことになったり、って線もあるんではないかとも思いますが……。
個人的には、二対二の変則バトルとか見てみたいですよねー。
万次さんと凶の連携とか、すげぇ画面に映えると思うし!
少なくとも、万次さんは凶の境遇に思うところあるようですし。
この二人が、すぐに斬った張ったするってことはないと見ていいんじゃあないでしょうか。
なので、この二人の共闘は……あるいは、宗理も腕は立つわけですから。三人共闘なんてのもあるかもしれませんね!
この辺り、今後注目でしょう!
スポンサーリンク無限の住人 IMMORTAL 第10話 感想
さて、10話の個人的感想なのですが。
うんうん。やっぱりこういうの大事!
前回みたいな静かな回もいいんですけどね。やっぱ、スリリング、バトル、これもまた大切なんですよね。
あとは、人間ドラマ。人間関係! エッセンスとして大事ですよね!
一時的共闘! あるいは衝突! 裏切り!
う~ん。なんでしょう。面白くなってきた。
ホント、無限の住人は展開速度、展開そのもの、さまざまな要素が変化に富んでおりますねー。
こういう、じわじわ楽しめる作品って貴重だわー。
ホント、僕こういうの大好き(歳ぃ取るとホントアニメ消化力落ちるんですよw)
次回以降も、じりじり楽しんでいきたいですな!
以上、ロシアスキーでした! 次回もどうぞよろしくお願いいたします!
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コメント
原作完結してるのに考察とか無意味なことなんでやってるん?