みなさん、どうもでございます。『東京喰種:re(トーキョーグール)』の担当 たまniねこ でございます。
2話冒頭、佐々木の本気をあっさり凌駕してしまったカネキの力には驚かされました!カネキどんだけ強いん?そして、やっぱりオロチは西尾先輩(ニシキ)でしたね!
佐々木=カネキ、クインクスメンバーの体内構造、佐々木と有馬の関係性、そしてトーカとの再会、他にも色々。あぁ~盛りだくさん過ぎる2話でございやした!
全てに関して語りたいところですが、今回はトーカとの再会、佐々木=カネキといったところでモリモリと語らせていただきたいと思いやす!おっしゃーッス!(トーカとの再会にテンションがあがってしまって…、すみません)
スポンサーリンクトーカとの再会
今回はこれを語らずにはいられませんです!はいっ!
私同様に佐々木とトーカとの再会を喜んでいらっしゃる方は多いことでしょう!
『:re』でのシーン良かったですよねぇ!
2人のシーンってだけでも感動なのに、音楽や映像効果もあいまってさらに感動!
そして佐々木とトーカは直接言葉を交わすことなく、お互いを見つめながら、佐々木は心の語りでトーカはその表情だけでそれぞれの心情を表現するという、なんとも心憎い演出!あぁ感動!!
……おっと、ちょっと熱くなり過ぎちゃいましたかね!?(あっ、お願い、引かないで…。)
ではここからは少し冷静に、この感動シーンから感じたことや今後の考察などを語らせていただきたいと思います。
佐々木
『:re』に入る前から素敵な予感を感じとり、店内ではその香りでおいしい珈琲の店だと察した佐々木は、トーカの顔を見て表情が変わり、珈琲を味わって涙を流しました。
これらはきっと、佐々木の中にいるカネキの感情がそうさせたのでしょう。
トーカ(もしくはヨモ)が淹れる珈琲の香りや味は『あんていく』のそれと同じで、トーカを見たことや、珈琲の香りや味といった感覚がカネキの感情を呼び起こしたのです。
『:re』の珈琲を飲んで、左目(カネキの嚇眼でカネキが半喰種である象徴)から涙を流した姿を見て、前作「√A」でカネキが帰りたかったのは、『あんていく』でみんなと笑い合っていたあの頃だったんだなと、あらためて感じましたし、今でも佐々木の中にいるカネキはあの頃に帰りたいと思っているんだろうなと感じられるシーンでした。
しかしこれらはカネキの感情であって、佐々木の記憶にはないことです。
美味しい珈琲店巡りが趣味の佐々木は、今後『:re』に通うことになるのでしょう、そこでトーカたちと関わることがカネキの記憶を取り戻す要因の一つになるのでしょうね。
そして、現在・人間の側で喰種を狩っている佐々木と、過去・喰種の側で喰種の仲間たちを守り過ごしていたカネキという、相反する存在が一つの身体の中にいるということに佐々木はそれこそ身を引き裂かれる思いで葛藤するのでしょう。
あぁ、考えるだけで苦しくなる展開ですね。
私としては、どちらかの人格が消えるというよりは、落としどころを見つけて共存っという風になるのではないかと予想していますが。
トーカ
トーカは佐々木に言葉をかけることなく、ただ微笑んでいました。
困ったように、少し悲しそうに。
トーカは何を想っていたんでしょうか?
それ以前に、トーカは佐々木がカネキだということに気付いていたんでしょうか?
もちろん、気付いていたと思います。ただ、あの場で気付いたのではないと思います。
私はOP映像からトーカとヨモとニシキは同じお店にいると考えていました。
(良ければことらをどうぞ)
なので、トーカはニシキから佐々木がカネキだということを聞いていたと思うんです。
つまり、カネキが自分たちのことを忘れて人間の側で喰種を狩っているということも知っているということです。
ずっと会いたかったカネキが、自分の事を忘れて、自分の命を脅かす存在になっていると知った時、きっとトーカはものすごく苦しんだと思います。
生きる場所・立場が違い過ぎて、もう以前のように接することはできませんからね。
でも、それでも佐々木(カネキ)に会えたことはうれしい。
だから、言葉をかけられず、ただ、困ったように、少し悲しそうに微笑むしかなかったのでしょう。
トーカと佐々木、2人の今後を考えると、暗く苦しい展開ばかりが思い浮かんでしまいます。
ですが、せめて最後には光が感じられる展開が待っていることを願わずにはいられません。
ヨモ
佐々木が入店する、無言・無表情・無反応。
………。
さーせんッ、ヨモ先輩!私みたいな未熟者ではヨモ先輩のお考えを察することができやせんでした!さーせんッしたぁー!
ただ、ヨモは芳村からトーカの事を託されていますし、ヨモにとってもトーカは大切な存在でしょう。
だからもし佐々木やCCGがトーカの命を脅かすことがあれば、容赦なく反撃しトーカを守ると考えられます。
そうすると、1・2期ではあまり見られなかったヨモの嚇子でのバトルシーンが、今回は見られるかもしれませんね。
スポンサーリンク佐々木はカネキだった!
早い段階で佐々木=カネキだと明かされましたね。
ただ、記憶喪失はどうして起きたのか?なぜ、カネキは佐々木になったのか?などは、まだ分かっていません。
ということで、ここではその辺りを考察してみます。
記憶喪失の原因は?
佐々木は過去20年間の記憶を失い、今あるのはここ2年の記憶だけです。
つまり、佐々木が記憶を失ったのは2年前ということ、2年前にはCCGと喰種との大規模な戦争がありました。
その戦闘時、もしくはその直後に佐々木(カネキ)は記憶を失ったと考えられます。
ではその原因は? いくつか考えてみました!
① 外傷性の記憶喪失[頭に強い外的衝撃が加えられることで起きる]
前作「√A」の最終回でカネキがヒデを連れてCCGの前に現れた後に、カネキと有馬が対峙するシーンがありました。
↑ 分かりにくいですが、右の白コートが有馬で左のしゃがんでいる白髪がカネキです。そこから想像すると、あの場でカネキと有馬のバトルが勃発→戦闘の末、カネキ頭部に大怪我→怪我は完治するも記憶を失う、というパターン。
うん、ベタですが、なかなかアリな気がします。
② 心因性の記憶喪失[心的な衝撃やストレスに脳が防衛本能として現実逃避しようとして起きる]
大怪我を負ったヒデを助けるためにCCGに投降→治療のかいなくヒデが命を落とす→ヒデを失ったショックで記憶を失う、というパターン。
ヒデはカネキにとって幼い頃からの親友で、自分が喰種だということも受け入れてくれた唯一無二の大切な存在です。
だからヒデが助っていなければあり得るとは思いますが…、1話のアバンでヒデらしき人物の探し人の張り紙があった(その時点でヒデは生きていたと推測される)ので可能性は低いと思います。
③ 薬剤性の記憶喪失[薬などの影響によって意識を失い、その拍子に起こる]
カネキCCGに投降→半喰種は極めて珍しいので、カネキはありとあらゆる検査や実験を受ける→その際に使用された薬や実験によって意識を失いそのまま記憶も失う、というパターン。
CCGは捕まえた喰種の嚇子をクインケにしたり、捜査官が使用するクインケに自分の肉を食べさせることで身体能力を格段に上げる機能をつけたり(「√A」で篠原が使用していた〈アラタ〉)と、喰種駆逐のためなら実験的なことや非人道的なことも行う組織なので、これは十分あり得ると思います。
私としては、③>①>② の順で可能性があると考えていますが、みなさんはいかがですか?
なぜ、カネキが佐々木になったのか?
それは半喰種であるカネキの強大な力を喰種駆逐に利用するため、CCGが佐々木という人格を形成したと考えられます。
ただこれは、いつカネキの記憶が戻るか分からないとても危険な措置です。
だからCCGは佐々木が暴走した時には、「SSレート喰種・ハイセ」として対処し、いざという時は駆逐するよう命令を出しています。
とても非人道的に思えますが、そこには、人類より優れた戦闘能力をもつ喰種への決定的な対抗策が無いCCGの切迫感と、どんなことをしてでも喰種を駆逐しなければならないという覚悟が感じられます。
スポンサーリンク東京喰種:re 2話感想
ここまで本当にながながと語ってしまい、申し訳ありません!
大丈夫ですか?下スクロールする指に負担はかかっていませんか?
今回、佐々木やトーカのことを中心に語らせていただきましたが、この第2話にはCCG(組織・捜査官)の覚悟も描かれていたように感じます。
それは、嚇子強化のために自らの身をかえりみない瓜江の姿や、自分を慕う佐々木をいざという時には駆逐するアキラや有馬の覚悟、逆に自分が暴走した時に家族のように思う仲間に命を奪われる佐々木の覚悟などです。
そしておそらく、喰種たちにもそれぞれの覚悟や思いがあるでしょう。
ヒナミやアヤトをはじめ喰種キャラたちが今後どのように描かれてくるのかも見どころですね!
そういえばアヤトは、トーカからラビットの呼び名を受け継いだんでしょうかね?マスクが以前のものと変わっていましたが…。
そしてそして、次回はいよいよ、才子ちゃんが捜査に参加しそうですよ!楽しみだっ!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
3話記事でもまた、みなさんにお会いできますように。
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