東京喰種：re(アニメ3期)3話の考察・解説！什造と月山の現在

「お前たち、まさかクインクスっ!?」才子、サイコー!! っというわけで、

みなさん、どうもでございます。

昨日友人に、「第1話RESTART・第2話remember・第3話refreshって感じで、グールの英語のサブタイには『ｒｅ』がつくんだよ！」と意気揚々と話したところ、「えっ、いまさら!?」みたいな冷たい視線を返された、『東京喰種：re（トーキョーグール）』担当の たまｎｉねこ でございます。自分としては大発見のつもりだったのに…(涙)

さて、クインクス班の貴重な女装姿を見ることができた第3話ですが、出てきましたね～、什造くん！そしてチラッと月山も！

ということで、今回はこの2人の事と透の性別について語らせていただきたいと思います。

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什造の過去と現在と今後

2期では、精神も肉体も常人離れしていて対喰種戦では驚異的な戦闘能力をみせてくれた什造ですが、3期ではどのような活躍をみせてくれるんでしょうか？

過去と現在を比べながら今後の什造について考察してみたいと思います。

過去

飼いビト時代

幼少期から飼いビトとしてSSレート喰種・ビッグマダムに育てられますが、毎日のように「解体屋」として残ギャクにヒトをサッ傷したり、ビッグマダムからの執拗なギャク待を受けることにより、モラルや人間的な感情を持つことなく育ってしまいました。

捜査官時代

特例で喰種捜査官になってからも、高い身体能力を活かして喰種討伐の成績を伸ばす一方、モラルや感情などの人間性の改善はみられませんでしたが、パートナーの篠原幸紀と過ごすうちに、問題の多い什造にも穏和に接してくれる篠原を慕うようになっていきました。

隻眼の梟との交戦で自分を命がけで守ってくれた篠原のために、什造は重傷を負いながらも意識を失うまで必死に戦いました。その姿に人間性の回復の一端を見ることができましたね。

現在

准特等捜査官として、そして鈴屋班の班長として4人の部下を従えており、部下の様子からすると尊敬され慕われているように感じられます。

少し話は変わりますが、鈴屋班の阿原半兵衛はどうして黒目無しの白目だけなんでしょうかね？第2話で少し出たキジマも白目だけだったし…。

もしかしたら、彼らもクインクスメンバーとはまた違う施術を受けた特別な捜査官なのかもしれませんね！

√Aから：reまでの2年間で変わったこと

：reは√Aから2年後を描いているということなので、その間に什造がどのように変化したのかを見てみましょう。

所属と階級

過去：篠原班で篠原のパートナーとして活動。階級は二等捜査官。
現在：鈴屋班の班長で4人の部下を持つ。階級は准特等捜査官。

昔は組織や集団の一員としての自覚はなく単独で突っ走っていましたが、今は4人の部下を持つ班長ですから、ある程度は集団としての意識はあるんじゃないでしょうか。

また、オークション掃討作戦の会議中に作戦に有効な意見を自ら述べるなど捜査官としての成長も見られますね。

CCGの階級は三等捜査官から、二等／一等／上等／准特等／特等の順に上がっていきますが、什造は2年間で3階級もの昇格という異例のスピード出世を果たしていて、それだけ凄い功績を上げてきたということが分かります。

現在も意識不明の篠原を見舞う什造の姿が描かれていましたが、什造がこの2年間功績を上げ続けた、つまりは喰種を倒し続けたのは、隻眼の梟戦で自分を命がけで守ってくれた篠原に報いるためだったのでしょう。

もしかすると、「当時の篠原と同じ階級(特等捜査官)になれば意識を取り戻してくれるかもしれない」という淡い願いが什造にはあるのかもしれません。

人間性が欠落していた什造が、「誰か(篠原)のために、何かをしたい」という人間的な感情を持てたことが、過去からの一番大きな変化だと思います。

（↑サイドテーブルに紙飛行機が置いてあります）

喰種捜査官は作戦前に遺書を書くことになっていて、√Aではその遺書を白紙のまま紙飛行機にして飛ばしていた什造ですが、今回は篠原の傍らに紙飛行機を置いたようですね。

√Aで篠原は「遺書にありがとうの気持ちを込めてもいい」みたいなことを言っていたと思うのですが、什造の紙飛行機には篠原へのありがとうの気持ちが込められているのかもしれませんね。

性格

昔は、モラルと「喜」以外の感情が欠落しているため、ただ自分が楽しいと思うことをする、というように他人や組織への配慮などはありませんでした。

しかし現在は、鈴屋班の部下から慕われる様子や、オークション掃討作戦の会議で自らも囮として潜入すると提案して透の単独潜入を心配する琲世を安心させる(もちろん戦略的なことも考慮して)様子から、他人や組織への配慮がうかがえて、什造の人間的成長を感じさせてくれました。

昔の什造を一番近くで見てきた篠原が現在の成長した什造を見たら、感動して泣いちゃうかもしれません。

篠原の意識はこのまま戻らないのかな？不屈の篠原の奇跡の復活を期待しています！

容姿

什造の外見は、ずいぶんと変わりましたね。

髪型・髪の色・服装・ボディステッチの模様・ヘアピンの形など色々な変化がありますが、ここではヘアピンについて。

東京喰種とタロットの関係については有名な話で什造のヘアピンの形は、√Aでは『ⅩⅢ』で：reでは『ⅩⅩ』になっていますので、ここではそれぞれの意味を紹介したいと思います。

飼いビトから喰種捜査官に変わり新しい人生をスタートさせて、篠原と過ごすことで人間性を回復させた√Aでの什造を、正位置でも逆位置でも表わしていますね。

√Aでは正位置でも逆位置でも什造を表わしていただけに、こちらの逆位置での離別や再起不能という意味が引っかかります。

離別が篠原との別れを、再起不能が什造が喰種との戦いで重傷を負うもしくは命を落とすことを表わしているように思えてしまいます。

私としては什造も篠原も生きていてもらいたいです！

什造の今後を考察

什造に関わりが深いのは、篠原・ビッグマダム・隻眼の梟なのでそれぞれに対する什造の行動について考えてみました。

ビッグマダム

第4話で描かれるオークションはビッグマダムの主催ということで、ここで什造の因縁を晴らすようなことになりそうです。

ただ、昔の什造なら闇雲にビッグマダムの命を奪っていたかもしれませんが、人間的成長がみられる今の什造ならもしかすると捕獲という選択をするかもしれませんね。

隻眼の梟

アニメ終盤には隻眼の梟を含めアオギリの樹に対する掃討作戦が描かれるんじゃないかと思うのですが、その際に什造は隻眼の梟に一番に飛び掛かって攻撃しそうですよね。

篠原との関わりで什造が人間的な感情を持ったとすれば、篠原を意識不明にした隻眼の梟への恨みや憎しみといった感情も今の什造にはあるでしょうから、戦術や戦略などには構わず自分の命すらかえりみずに、ただ感情を剥き出しにして什造は戦うんじゃないんでしょうか。

篠原

什造は隻眼の梟戦で重傷を負い一時意識不明になる→夢の中で篠原が最後の別れを告げる→什造が意識を取り戻すと篠原はもうこの世にはおらず、什造は初めて人のﾀﾋの悲しさを知る。

うーん、これは悲しすぎるなぁ。できれば篠原には生きていてもらいたい！

ということで、

什造は隻眼の梟戦で重傷を負い一時意識不明になる→夢の中で篠原が什造を呼ぶ声が聞こえる→意識を取り戻した什造の前には篠原の姿がある。

というハッピーな展開を強く望みます！（すみません、これ考察じゃなくて願望です）

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月山が臥せった原因を考察

パンツをクンクン！

おぉー、アバンからいきなり登場！月山 習！！

っていうか、私はなんで前回の予告で気付かなかったんだぁ！「シュウさま」って言ってたじゃないか！「習様」って！！あぁー自分の愚か者ぉ～！

（すみません、だいぶ取り乱してしまいましたがここからは落ち着いて）

アバンの雰囲気、カナエ（月山家の使用人）やホリチエの様子から察すると月山はかなり重症のようですね。

そこで月山が臥せってしまった原因を考えてみました。
（ここでは、月山は佐々木＝カネキを知らないという事でお話しさせていただきます。）

カネキを失った喪失感

√Aでカネキが喰種とCCGの戦闘の場に向かおうとした時、月山は必死に止めますが結局カネキを止めることはできず、「後生だから行かないでくれと」涙ながらに訴えていました。

それ以前にも見られたカネキに対する月山の執着度合いを鑑みてもカネキを失った喪失感は相当なものでしょうから、これは月山が臥せってしまう原因の筆頭ではないでしょうか！

そんな月山を見兼ねたホリチエは琲世＝カネキの噂を聞きつけ、カネキが生きていることを知れば月山が快復すると考えて、琲世（カネキ）の私物（パンツ）を月山に渡したのかもしれません。

残念ながら月山は興味を示してくれませんでしたが。（洗濯済じゃダメだったのかな？）

美食を突きつめ過ぎて

「食事を最も美味しくするスパイスは空腹感」「食を断つと味覚がリセットされ食材本来の味を味わえる」などと言いますが、美食家の月山はそれらを突きつめ過ぎているのかもしれません。

つまり、最も食したい食材（カネキ）を最高に美味しく頂くために、2年間食事を断っているのではないでしょうか！

もちろん月山家の御曹司様を餓ﾀﾋさせるわけにはいきませんから、使用人たちはあらゆる手段を使って習様に生きるための栄養を摂らせているのでしょうけどね。（例えば、点滴とか!?）

重病

今まで描かれることはありませんでしたが、実は月山 習は不治の病を患っていたんです、という可能性もありますよね？

この場合は救いようがないのですが…。（苦笑）

次回予告でオークション会場にカナエらしき姿がありましたが、「習様に少しでも良い食材を」ということでオークションに参加しているのかもしれませんね。

 

（そういえば、予想とは少し違いましたが月山とホリチエは繋がっていましたね↓）

透は女の子！？

第1話から思っていましてけど、透って女の子ですよね？

女性ばかり狙うトルソーが、2話でも3話でも透に執着するシーンが描かれていましたから、

これは完全に透は女の子ですよね！

そして次回のオークションにトルソーもビッグマダムの護衛として参加するようですから、そこで透vsトルソーという展開になり、潜入捜査のためクインケを持ってない透は追いつめられ初めて嚇子を出せるようになる、っていうことも考えられますね！

そういえば今回、透は男性の目線を怖がるようなシーンがあり、何か闇を抱えていそうな感じがしました。

しかし、琲世に「かわいいよ」と言われて「なんだかくすぐったい」なんて乙女的発言をしていることから、今後、琲世に恋愛感情を持ってしまうという流れもありそうな予感です。（ただそうなると、待ち受けているのは悲しい結末で透が可愛そうなんですが…）

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東京喰種：re　第3話感想

今回、琲世が「奪われたくなければ、奪うしかない。この世界はそういう風にできてるんだ」と言っていましたが、√A でもカネキが似たようなことを言っていたのを思い出して、オロチ（ニシキ）の「お前はどこまで行っても救われねぇな」という言葉の重みを感じました。

琲世（カネキ）は人間の側でも喰種の側でも、奪われたくないもの大切なものを守るために戦って相手から奪い傷付けるしかないという現実。やはり人間と喰種の平和的な共存は無理なんでしょうか？歩み寄るにはあまりにも溝が深すぎるように感じます…。

さて、ドナート・ポルポラが気になる喰種がいると言っていましたが、その男って私はOP映像から亜門だと予想していたんですけど…、
(詳しくはこちらをどうぞ)

えっ？亜門は喰種になっちゃってるの!?なんで??

アヤトのマスクが前回はラビットっぽかったのに次回は√Aの時の物に戻ってるのも気になるし…。

次回は今回以上に過去作のキャラが登場しそうですね！

ウタさん、オークション仕切ってたけど…、ピエロってなんだ??

今後も東京喰種：reから目が離せません！

 

ここまで長々と、失礼致しました。

お読みいただいたみなさん、お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございます。

これに懲りることなく、第4話でもまた、みなさんが会いに来て下さいますように。

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