こんにちは!天国大魔境担当のTKJohshiro(てぃーけーじょーしろー)です。
最近は過去作を年代順に見ていくというなかなか特殊な漁り方をしているのですが(現在は2009年冬・春)、今のところ特に楽しめてるのが『WHITE ALBUM』。
まだ2話までしか見れていませんが、14年前とは思えない綺麗で可愛げなキャラデザと80年代を舞台にしたどこか寂しげな雰囲気もある恋愛劇で早くも好感度UP。
これからの展開にも期待したいところです。
…と関係ない話になってしまいましたが、今回の天国大魔境は第3話。
キルコの過去を中心に掘り下げつつ、ラストには衝撃の展開も。
今回も気になる点が多く見つかったので早速振り返っていきましょう。
目次
5年前、2034年9月
竹早桐子とその弟、春希は電動カートレースの興行を生業として、船山孤児院で荒廃した世界を過ごしていました。
しかしビルには「レース観戦者が行方不明になる」という怪しい張り紙が。
そんな中行われた9月20日のレース。
スタート直前で春希はコース中に化け物がいることを伝えるが…
って感じのAパート。
稲崎露敏
ここで1話に写真で顔を見せていた稲崎露敏(イナザキロビン)が登場しましたね。
彼は孤児院のリーダー的存在で、格闘もかなり優れている様子でした。
そんな彼は同じく1話に写真で顔を見せていた医者の裏の顔を探っていた、という噂もあったそう。
化け物との対峙
コース中に出現した化け物を退治しようと奮闘する春希。
しかし春希は化け物に下半身を持っていかれそうになる。
そこへ駆けつけた桐子。電力車に乗って化け物の方向へ一直線。
1話で出ていた痛々しい傷跡はこの時のものとみられます。
桐子は何とか春希を救出するも、春希は上半身のみに。
春希が見た最後の姉の姿に哀愁が漂う。
脳移植について
その後に登場したのは頭を切り取っていると思われる手術シーン。
春希が目を覚ますと…桐子の姿に!
というわけで前回の予想通り、キルコの中身は弟、ということが判明しました。
「き」り「こ」と、は「る」き、で「キルコ」だったのね。
にしても、まさか物理的に脳を移植していたとは思わなかった。
好きな人の身体を手に入れた春希のG行為が妙に切ない…
桐子のその後
で、ここで気になるのが搬送時の状況。
前述の通り春希は上半身のみの姿でしたが、桐子はどうだったのか。
病院の人(ボランティア)曰く、二人とも瀕タヒの状態だったとのこと。
電力車で突っ込んだだけではそこまで大きなケガにはならなかったと思うし(ヘルメットはしてなかったけど)
じゃあ何が起こったのか。
誰かに撃たれた?
この謎を解くヒントになりそうなのが、Aパートラストで鳴り響いた銃声。
↑白背景に銃声が響いてAパート終了
ただの演出って可能性もあるけど、それにしてはあまりにも意味深すぎる。
撃たれたとするならやっぱ頭でしょうねえ。脳移植してたわけだし。
孤児院の園長説
じゃあ誰が撃ったのか、ってところですが、なんとなくありそうだなーと思ったのが孤児院の園長・船山通。
医者と内通していた、みたいな展開とかありそう。
姿こそ確認できなかったものの、堂々と名前を出していたあたりなんか怪しい。
今後登場するのかも分からないけど、名前覚えておきましょう。
桐子の中身が登場する?
ここからは何の根拠もないただの予想に過ぎないのですが、こんないい子だった桐子をここで退場させるだろうか、と気になりまして。
どこかで桐子の意識が出てくるのではないか、と考えたわけです。
それこそ『サマータイムレンダ』の南方ひづる・龍之介姉弟みたいな感じで登場したらめっちゃアツそう。
桐子(中身)も協力して敵対勢力に立ち向かう、なんて展開も見てみたいものです。
孤児院の人々はどこへ行ったのか
退院したキルコは孤児院に戻るも、そこには露敏含め誰もいませんでした。
失踪事件が増えた後、露敏が調査をしていたものの、そのまま消えたとのこと。
タヒんだという確証はないということなので生存フラグはたっているものの…じゃあどこに行ったのか、ですよね。
壁の中の世界に関連した場所?
個人的には、ここで壁の中の世界と繋がりが出てくるのではないかと予想します。
遠く離れた場所なのか、はたまた化け物をつくる人体実験をするような場所なのか。
壁の中の世界そのものという可能性もまだ捨てきれないと思います。
露敏はその場所を探しているのでは。ここまで見た限り電話も登場していないので少なくとも連絡がとれないのは納得がいきます。
春希とタラオには関係がある?
ちょっとだけ話が脱線しちゃうかもしれませんが、春希とタラオ(2話冒頭でトキオと話していた車いすの少年)に、いくつか共通点があるのではないかと感じました。
下半身と両腕を化け物に食べられてしまった春希と、下半身が動かせないタラオ(2話では右腕を痛そうにしているシーンもありました)、なんか似てない?
マルとトキオの関係性と同じで、タラオが春希のクローン説とか、前回マルが持っていた薬、キルコの前でタラオに打ったら同じことが起きそうだなあという予想もしてみたり。
コナの絵:追加情報
今回のラストで現れたデカい魚、無数に伸びた人間の腕が印象的。
間違いありません…前回コナが描いていた絵の魚です…!
てことでこれまでにコナが描いていた絵の生物も化け物として登場するとみて間違いなさそうです。
また、Cパートではコナが新たな絵を描いていました。
赤ちゃん。
これを見てククが一言。
「本物の赤ちゃんには顔がないんだ」
???!?どゆこと???
と一瞬思ったんですが、よーく見返してみたら、前回の鳥型の化け物も、今回の春希を襲った化け物も、首(と思われしもの)がないんですよね。
もしかしてここと関係があるのでは…?
いろんな生物を混ぜ合わせる際に脳が邪魔、とかですかねえ…?
次回以降何かしらヒントが見つかるかもしれません。
天国大魔境 3話感想
あ”あ”あ”あ”あ”も”う”や”だ”あ”あ”あ”!!!!!(褒め言葉)
次々と待ち構える残酷な描写、多すぎる情報量、正直考察を投げ出したくなるような展開が続いていますが、それはすなわちものすごーーーく面白くて楽しめているということなのです。
このままいけば自分の中で歴代トップ10に入る可能性も十分にあります。
また、なんとしても化け物を仕留めてやる、自分の姿が変わってもそれでも謎を解明してみせるといったキルコ(春希)の意思の強さが色濃く出た回だったと感じました。
この過去回を通じて、キルコの見え方がまた一段と変わってくると思いますし、どんな活躍が見れるのかと思うとワクワクしてきます!
ということで、次回以降も滅茶苦茶楽しみです!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
また次回お会いしましょう!
▼天国大魔境の全記事はこちらにまとめてあります!
▼当サイトでは他にも多数のアニメを考察しています!
最新情報をお届けします
Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!
Follow @anideep11