「終末トレインどこへいく?」の記事を毎話更新していきます。(1話の記事を読みたい方は下にスクロール)
こんにちは!はじめましての方ははじめまして!TKJohshiro(てぃーけーじょーしろー)と申します!
この度、2024年春の新作アニメ『終末トレインどこへいく?』の考察・解説記事を担当させていただくことになりました!
本作は『SHIROBAKO』や『監獄学園』などで知られる水島努×横手美智子の黄金タッグによる完全新作オリジナルアニメ。(大変恥ずかしながら2作品とも未視聴です…)
荒廃した日本を舞台に少女たちが電車に乗って行方不明になった友人を捜す、というなんとも惹きつけられる世界観…!
1話から多くの謎が飛び交いましたね…!
とにかく気になる部分が多すぎて全てまとめ切れるか心配ではありますが、どうにかして書き連ねていきたいと思います。
では早速振り返っていきましょう。
目次
登場人物について
まずはメインキャラとなるであろう5人の少女について見ていきたいと思います。
千倉静留
本作の主人公。
事件以降、2年間ずっと友人である葉香を探し続けいているようで、進路志望調査でも「人を探す」と書くほど。
4人(葉香も含めると5人?)の中でもリーダー的存在のようで、電車で池袋に向かうと言ったのも彼女です。
星撫子
優しくて穏やかな性格、ケンカが嫌いで玲実と晶のケンカをよく止めているよう。
本名は「なでしこ」ですが、皆からは「なでこ」と呼ばれているみたい。某千石かな?
ケンカが嫌いってのは何か理由がありそうな気がする。
ケンカが原因で友達をなくしてしまったとか?
裏の顔とかもありそう感じしますよ~。
久賀玲実
都会に憧れるギャル?っぽい雰囲気のキャラ。
「練馬の国のアリス」というアニメが好きなようで、ムック本を取り寄せていました。
晶とはよくケンカをしているようですが…
東雲晶
物知りで難しい本を読むことが好きなキャラ。
大人ぶっているものの本当は怖がりだそう。
水島監督曰く5人?の中で唯一の中学生だそうです。
中富葉香
2年前に行方不明になった静留の友達。
葉香はなぜ池袋に来たのか
で、最初に気になったのは、葉香はなぜ池袋にやってきたのかということ。
静留の反応を見るに、知らないうちに池袋に行ってたっぽいんですよね。
少なくとも静留は池袋に行っていたことを知らなかったように見えました。
となると、事件の前に静留との間でトラブルがあり、その影響で家出した、とかになりますかね?
まあ家出にしては葉香の荷物は少なすぎるようにも思えるけど…
7G回線について
続いては7G回線について。
葉香が池袋に到着した直後、謎の集団に連れられてやってきたのが7G回線の開通記念式典。
葉香がポイズンポンタローなる人物に煽られしぶしぶ7Gと書かれたボタンを押すと世界が一変。
世界が歪み、空も建物もぐっちゃぐちゃになってしまいました。
世界が荒廃した原因っぽいですし、OP映像でも一番最初に映っていることから、本作における重大な要素になってくるかと思われます。
実際の7Gとの違い
現在の日本における最新の回線は5G(第5世代移動通信)ですが、すでに7G(第7世代移動通信)が実現したら何ができるのか明らかになっているようで。
調べた限りだと、遠くにいる人とまるで目の前にいるかのように会話ができたり、一般人が火星を旅行できたりなど、宇宙・惑星との距離がグッと近づくなると言われているようです。
一方でポイズンポンタローは
「脳に浮かんだ思考を直接読み取りすべてのデバイスにアプローチ!思う、即伝わる!考える、即動く!まさに神の使い手となるそれが7G!」
という発言をしており、実際の7Gとはずいぶんとかけ離れているようにも思えます。
脳に浮かんだ瞬間にデバイスに伝わるってのがどうも現実味がなくてですね…
実は脳内にチップか何かを入れてるという見方しかできないなぁ…
葉香が歪みを加速させた?
7Gのボタンを押してしまった葉香は世界の歪みを止めようとしたのかもう一回ボタンを押しました。
すると、一瞬歪みは止まりますが、数刻もしないうちに再び歪みが始まり、再度ボタンを押しますが歪みはさらに加速していったようにも見えました。
これを見ると、葉香がボタンを押したのが最初の一回だけであれば最低限の歪みだけで済んだのではないかと思ってしまいました。
実際どうなんだろう…?
7Gについてはまだまだ謎が多く、これから明らかになっていくことも多いと思われるので注目して見ておきたいところです。
動物化について
7G事件以降、主人公たちの住んでいる吾野(あがの)では21歳3か月を過ぎると動物の身体になってしまうようです。
動物化は現代の生物だけでなく古代の生物もチラホラ。
ちなみに水島監督曰く、7Gの影響は駅ごとに違うらしく、今回登場した吾野は動物化でしたが、他の駅ではまた別の現象が起きているとのこと。
駅ごとに7G(以後7Gの暴走のことを7Gと略します)の影響は違います。
吾野は動物でした。
他の駅はどうなってるかは、お楽しみに。 #終末トレイン— 水島努 Tsutomu Mizushima (@tsuki_akari) April 1, 2024
別の集落では木になってしまったところもあるとか。
OP映像でそれらしきものが確認できましたが、今後の旅にはさらに恐ろしい展開が待っていそうで怖い…
にしても、なぜ吾野は動物なんだろうか?(しかも大人だけ)
…人が少なくて動物が多いからとか?(適当)
この辺は次回以降法則が見つかりそうな予感がします。
善治郎さんについて
初見での印象は、ちょっと頭のおかしいおじいちゃんって感じですが、どうやらその存在自体が物語のカギを握ってそうで…
本来の姿
吾野の住人曰く、都会に出ていたが2年前(7G事件の後?)に帰郷。
その時に現在の変わり果てた姿で帰ってきたそうな。
しかし、電車の中から見つかった帽子をかぶると…
まさかのイケメンに変身。
そして普通に話せるようになりました。
「昔はイケメンだった」という声もあるようで、こちらが本来の姿と見て間違いないでしょう。
ただ、中途半端なところで元のしおれた姿に戻ってしまうようで(静留と話している真っ最中など)、その時は帽子をかぶせてもイケメンの姿に戻っていませんでした。
イケメンの姿になれるのは一日のうちの限られた時間のみって線が濃厚そうですね。
額の傷
ここで一つ疑問が。
吾野の住人達も言っていましたが、善治郎さんはなぜ人間の姿を保ち続けているのか。
個人的には善治郎さんの額に刻まれていた傷が関係しているのではないかと思っています。
善治郎さんがイケメンの姿に戻った際、「ポンタローのバカヤロー!(意訳)」的なことを言っていました。
アバンで葉香いろいろ話しかけていたポイズンポンタローとは知人のようです。
さらにその後「私にうにゃうにゃ手術までさせやがって」といって額の傷を見せるような素振りを。
額の傷は何かしらの手術跡みたいですね。
話を元に戻しますと、善治郎さんはうにゃうにゃ手術なるものをされたことで動物化を免れたと思うんですよね。(その代わりに変な姿にされたとはいえ)
まあ今度はそのうにゃうにゃ手術ってのが気になるところですが…
先述の脳内にチップを入れるってところなのかな。
何故同乗できないのか
静留が出発する直前、善治郎さんは「私は訳あって同乗できない」という発言をしていました。
復活した時は2000系に乗って7Gを阻止してみせると言っていたのに。
あくまで推測ですが、他の駅に停まった時に何か悪影響が出るとかですかね?
先程も話題に挙げましたが、水島監督のポストを見る限りは、7Gの影響は駅ごとに違う(吾野の場合は動物化)らしいので、他の駅(もしかすると池袋?)に着いたときにシャレにならない大事が起きるのを防ぎたかったようにも思えます。
池袋は魔境になってそうな予感がしますね…!
新聞の記事
池袋のとある新聞を見つけた静留。
一瞬しか映りませんでしたが、気になるトピックがあまりにも多かったのでまとめておきます。
隠れていた部分、読み取れなかった部分など確信が持てない部分は赤字で表示しておきます。
・びっくりガードこと池袋架道橋の名称が「ポンタロー賞賛橋」に変更
・グリーン大通り陥没
地下に巨大な建造物 巣鴨プリズンか
基準を超える有機フッ素化合物検出
・新種のフクロウ発見か?
子どもやお年寄りを中心にフクロウ型住人は外出を控えるよう注意喚起
前年度に比べて265%増の未確認生物情報
絶滅したワライフクロウに酷似
・地表数ミリ膨らむ
・木炭車乗務員募集
・第四次新宿渋谷探検隊隊員急募
・雑司ヶ谷霊園1種18号の立入禁止が一年間延長
深夜に闊歩する老人たちに打つ手なし
霊園に眠るタヒ者なのでは?と情報○○ジョン万次郎が首謀か?
なんだこの内容…!?
これ全部本当だとしたら、やっぱ池袋(東京?)は相当な魔境になってそうですね。
さらに写真に葉香(とついでにポンタロー)が写っていた記事は「ダイアゲート更に増幅」。(これで合ってるのか分からん…)
異世界、もしくは宇宙への入り口とかなのかな…今後も注目すべきワードかもしれないですね。
新聞の発行日は2024年(令和6年)3月1日。静留たち曰く先月らしいので現在は2024年4月となりますね。
なんならアニメ放送開始日の4月1日って可能性も…
終末トレインどこへいく?1話感想
情報量が多かった…!
世界が壊れてしまった経緯や崩壊後の世界の状況などは伏せられていた部分が多かったので、新鮮味を感じるのと同時に驚きがかなりありましたね。
1話は序章って感じの内容でしたが、これから池袋を目指すにあたって数々の困難や辛い展開が待っていそうでちょっぴり心配…
「駅と駅の間、街と街の間はありえないほど広がった」というセリフもあった通り、個性豊か(意味深)な集落がたくさん登場すると思うので、視聴者的にはワクワクも強くなるかと思います。
武装しながら物資を届け続けているクロヒョウ便の皆さん本当に凄い…!
また、本作では水島監督がX(Twitter)のほうで解説をされているので、気になった方は是非!
私も本記事を作成するにあたって参考にさせていただいたところも多くあります。
池袋まであと30駅…遠いと感じるのと同時に尺的には大丈夫なのだろうか。
オリジナルアニメってことで少し心配もありつつ、電車の如く全12話を駆け抜けていけたらなと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
また次回お会いしましょう!
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