こんにちは!『終末トレインどこへいく?』担当のTKJohshiro(てぃーけーじょーしろー)です。
早いもので4月も下旬、もうすぐGWに差し掛かろうとしてますねー
いつも以上に時の流れが速く感じる…
そんな中でも一日一日を大切にしながら生きていきたいものです。
さて、今回の終末トレインは第4話。
東吾野を出発し、再び池袋への道を歩みだした静留たち。
前回は晶のお尻に何か生えてきた…?という気になる引きでしたが、結局何だったのか。
早速振り返っていきましょう。
目次
各駅の7G事情
今回は東吾野駅を出てから稲荷山公園駅まで実に8駅分を一気に駆け抜けていったテンポの速い回でした。
その中でもバラエティ豊かな7G事件の影響を見ることができたのも今回の特徴の一つでしょうか。
本編とあまり関係はなさそうですが、それぞれの影響をまとめてみます。
第2話の記事で「武蔵横手駅ではヤギと人間がイノシシの如く襲い掛かってくる」という予想をしていたのですが、この予想は(ほぼ)的中!
正確には「ヤギの格好をした人間が襲い掛かってくる」って感じですかね。
なんで突進なんだろう?と思って調べてみたら、ヤギは見知らぬものを見かけたら突進する習性があり、その威力はかなり強力なんだとか。
東吾野の住人みたく、精神は完全に乗っ取られてるみたいですね。
その他、高麗駅では高麗人参、東飯能駅ではゴルフボール、飯能駅は木。そして第2話記事での予想通り元加治駅は家、仏子駅は地蔵様、入間市駅は胃を含む臓器にそれぞれ変化してしまったみたいです。
飯能駅の木は、1話で吾野の住人の話に挙がっていたものになるんですかね…?
地図の法則~□編~
各駅の様子と仙人からもらった地図を照らし合わせるとあることに気がつきました。
静留たちは各駅で情報を集めながら進んでいっている訳ですが、武蔵横手駅から入間駅の7駅の中でまともに住人と話をすることができたのは仏子駅の地蔵様だけで、それ以外の駅では容赦なく襲い掛かってくるわそもそも生物の形を成していないわなどで話を聞くことなどありえなさそうな雰囲気でした。
そして地図をよく見てみるとここまでで住人と話ができた吾野、東吾野、仏子の3駅は四角で表されています。
つまり、地図の四角は意思疎通が可能な集落ではないかと考えました。
そして丸で表されている駅は意思疎通が不可能な集落ということになると思います。
地図の内容を確認して以降、ずっと謎に思っていた部分が多少なりとも解けた気がします。
ただ、今回停まった稲荷山公園駅をはじめとしたひし形についてはまだ不明。
次回以降明らかになりそうですが果たして。
晶のお尻に生えたもの
前回の記事で晶のお尻に生えたものは何なのか、という考察をしましたが。
正解はキノコでした。
水島監督曰くエノキだそうです。
キノコ化の原因と思われるミストサウナに唯一入っていなかった晶になぜキノコが生えてしまったのかは明らかになりませんでしたが、私は前回の予想と同じくトイレに行った際、キノコ化の成分?を浴びてしまったのではないかと考えています。
ウォシュレットとかに仕組まれていたのかも。
実は今回の道中、曇りの天気の中で「平穏、静謐、ずっとここにいたい」というセリフを漏らしていたので、察しの良い方はこの時点で気づいていたのではないでしょうか。
慌ててキノコを抜いた静留たちでしたが…
おや、晶の様子が…?
晶から離れたエノキがなぜか少し動き、はじけるように消えていった直後、晶はそれまでのクールな一面とはかけ離れた言動をとるようになってしまいました。
どちらかというと酔っぱらったような感じですかね。
その後の定時連絡で善治郎さんは「脳に直接影響を及ぼしている」と話していました。
一体なぜこのようになってしまったのか。
水島監督のポストにヒントらしきものがありました。
キノコ生えるという問題を先送りにして大ごとになるシーン、既視感があるなあと思っていたら、アレでした。
歯医者さん。 #終末トレイン— 水島努 Tsutomu Mizushima (@tsuki_akari) April 22, 2024
つまり、晶がお尻に生えたエノキを放置しすぎたことが原因みたいですね。
思い返してみると、他の3人からキノコが生えていた時間はせいぜい数十分。
一方で晶はというと、ただでさえ1駅行くのにかなり時間がかかるというのに(今回のAパート初めの時点で東吾野を出てから2,3時間経過したと語られていました)、それを何駅も通っていった後ですから、そりゃ時間かかって成長していますよね。
にしても、時間が経過すると抜いても手遅れになってしまう東吾野のキノコ化、恐ろしい…!
稲荷山公園駅
なんやかんやありながら到着した稲荷山公園駅。
で、稲荷山駅の7Gの影響は何なのかというと…
1/6スケールに小さくなった町でした。
物理的に小さな町を進んでいく静留と玲実ですが、突然軍隊のような集団に襲われます。
やがて倒れていく二人。
玲実が目を覚ますと、捕らえられてる!?というところで今回は終了となりました。
医者について
そもそもなぜ稲荷山公園駅で停車したのかというと、腕利きの医者がいるとのことで、おかしくなってしまった晶を治してもらうためでした。
稲荷山公園の医者については、1話でも言及されていましたね。(この時は人間を診る医者なのか、人間の医者なのかは分からんみたいな会話がされていました)
ただ、今回の軍隊の人たちを見てると、姿は人間じゃないかと思います。
善治郎さんとは知り合いみたいで、善治郎さん曰く、
・以前善治郎さんと一緒に働いていた
・小学校の頃う〇こを漏らして善治郎さんのせいにした
・カンニング事件、リコーダーよだれまみれ事件を善治郎さんのせいにした
・今は稲荷山公園にいる?
結構タチ悪いですね…
とはいえ、いいドクターと言っているので、善治郎さんは彼を信頼してるっぽいですね。
現時点で私は『空中ブランコ』の伊良部一郎みたいなのを想像してます。
ちなみに、静留たちが軍隊から逃げる際、しれっと病院らしき建物が映っていたので、病院探しに困ることはなさそう。
軍隊について
静留たちを突然襲った軍隊のよう集団。
どういう意図があるのでしょうか。
個人的な考えとしては、街そのものが小さくなってしまっているので、集落の外からやってくる人間は例外なく巨人のように見えるものと思います。
そして、実質巨人と化した集落外の人々が街を破壊してしまうかもしれません。
なので、彼らなりの街を守るための行動ではないかと思います。
とはいえ、街を破壊するつもりもない人も当然いるので、まずは催眠弾?で眠らせて捕らえ、あとでじっくり話を聞くというスタイルをとっているのではないでしょうか。
この辺は次回明らかになりどうですがどうなんでしょう。
約束の星
今回もアバンは幼少期の静留たちについて。
静留と葉香はそれぞれの将来の夢を応援すると誓い、その時輝いていたシリウスを「約束の星」としました。
今後も静留はシリウスを見るたび葉香との約束を思い出すのではないでしょうか。
後々重要になりそうだったので残しておきます。
また、当時の静留は将来の夢として「吾野柔術でアリクイと闘いたい」「めっちゃ賢くなりたい」「キノコを食べられるようになりたい」「小人を絶対見たい」などを挙げていましたが、キノコは前回、小人は今回の稲荷山公園の人々を表しているような気がしました。
アリクイとの格闘や賢くなることも今後あるかもですね。
更に余談ですがこの約束のシーンの前、5人で川を見つめるシーンで玲実が「川に映った人影と目が合うと3日以内にタヒぬ」という話をしており、『サマータイムレンダ』を思い出した方は少なくないのではないでしょうか。
玲実の変化
道中の食事シーンで、玲実が気になる発言をしていました。
昔はゴーヤが嫌いだったが、最近はおいしく感じるとのこと。
何処か既視感のある異変…
おそらく第2話の記事で書いた「撫子が急に銀梅花を欲しくなったアレ」や「静留が微妙な食料しか持ってこなかったアレ」と似たようなものと思われます。
もしかしたら7Gの影響なのかも…?
終末トレインどこへいく?4話感想
CHAOS
今回は実に8駅分の道のりを一気に駆け抜けていったので特にクセの強い回だったのではないでしょうか。
2話の段階で予想していたヤギの突進、思ってた以上に絵面がアレだったな…笑
ただ、そのヤギの突進含め、各駅の特徴をもうちょっと見たかった感はありました。
まあ尺の都合や意思疎通ができないことによる取れ高の少なさもあるだろうししょうがないね。
また、晶の変化や稲荷山公園での様子など、なかなか予想のつかない展開もあったりで個人的にはかなり楽しめてます。
軍隊の描写なんかは流石『ガルパン』を手掛けた水島監督なだけありますね。
最終的にどういった形に転ぶのかも今からワクワク!
次回は一体どうなってしまうのか…!楽しみです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
また次回お会いしましょう!
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