こんばんは。眼鏡は顔の一部じゃない、全部だ! ライターの雨琴です。『ゴジラS.P』を担当しております。
前回は謎の洋館の怪現象調査に乗り出したオオタキファクトリーのユンと、ミサキオクの研究所に出向してきた銘のニアミス。
そして翼竜と思しき未確認生物の襲来と、ミサキオク地下で佐藤が恐竜の頭骨を見せられるまででした。
それを受けて今回は、翼竜改め電波怪獣ラドンとジェットジャガーの対決。並行して佐藤は恐竜の骨について記録を遡ります。
銘とユンも各々の持てる知識と情報でラドンについて調べていく中、赤潮の海から大量のラドンが飛び立つところまで。
謎はありつつハイペースで情報が更新されていくので情報の交通整理力が問われますね。今回も気づいたこと感じたこと思ったこと考えたことをふり返っていきます。
ラドンVSジェットジャガー なぜラドンは突然落下したのか
ラドンから子供をかばって主人公適正は花丸なユンでした。これがウルトラマンだったらユンが変身資格を得てウルトラマンと融合してますね。
ラドンは大きく口を開くもユンたちを捕食することはないようです。
胃に該当する器官が発見されていないとのことで『進撃の巨人』の巨人の如く、捕食という概念がないのかもしれないですね。
ジェットジャガーの再起動を待つ間、ユンが工具を使って音を出してラドンをおびき寄せていました。
それまでの描写からも音に反応しているそぶりはありましたし、ネオン看板の高周波に反応した情報もユンの考察から出てきています。
ラドンは音に反応し、電波を出し、人を捕食しない生物。という情報から、ユンたちの前で突如落下した理由も考察できそうです。
ラドンは高周波におびき寄せられる性質があるとしたら、生物の本能として高周波を求める理由があるはずです。
また電波も発信するところからエネルギーとして波動を扱う性質があるのかもしれません。
ラドンが高周波を受信し、増幅してエネルギーに変換できるとしたら、ラドンは胃に該当する器官を持たなくても生存できるのかもしれません。
ここからは妄想を含めた予想です。ミサキオク地下の恐竜の骨から発せられた高周波に引き寄せられやってきたラドンは、まだ見ぬゴジラとの接触が目的だったのではないか。
ゴジラから波動をキャッチしてエネルギーを摂取するつもりだったが、それが叶わなかった。
結果、町中にある中途半端な波動では活動を続けることができず落下したのではないか。
ラドンまんじゅうで町おこし
怪獣という言葉が自然発生的に使われるようになり、ラドンがたびたび発見されても喫緊の危険はない。
ワイドショーでは専門家が事件時のジェットジャガーの対応について意見を述べる中、巷ではすっかり観光資源として消費されている。
こういう描写が入ると非常にリアリティがあるというか。
多摩川にアザラシが来たとか、レッサーパンダが立ち上がったみたいな、そういう感覚をなぞるようでいいですね。
古史羅図とアシハラミチユキ
近いうちに赤潮になることは前回のユンの台詞にもありました。古史羅図は赤潮だから赤い海だったんですね。
あたかも予言であったかのようにラドンの大群が赤潮の海から飛び立ちます。
あれだけの大きさで数もいるのに関わらず人間に発見されず生存し続けたというのは確かに違和感がありますね。
一方記録を遡る佐藤はミサキオクの創設者としてアシハラミチユキという人名と写真に行き当たります。前回の洋館の主人はこの人物でしょうか。
銘もラドンについて独自に調べる中で、論文を発表することになり、李博士なる人物と縁ができるようです。
ユン、銘、佐藤の3者の動きが混じり合うと一気に話が動きそうなので注目していきたいです。
『ゴジラS.P』2話感想
ラドンとジェットジャガーの戦闘シーンのカメラワークなど、怪獣やロボットの重量感を感じる演出で見応えがありました。
エンディング映像にはモスラやメカゴジラと思しき姿も見えて、これが全部登場したら13話じゃまとまらないと思いつつ、楽しくなりました。
ラドンの大量発生は特撮でやるとなかなか大変そうなシーンですが、CGを駆使したアニメだと描けてしまいますね。これは今後登場する怪獣たちにも期待が持てます!
▼『ゴジラS.P』の記事はこちらにまとめてあります
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