こんばんは。眼鏡は顔の一部じゃない、全部だ! ライターの雨琴です。『ゴジラS.P』を担当しています。
前回は大量発生したラドンとの戦い。ジェットジャガーもなく多勢に無勢の中、ユンとユング、銘とペロ2の機転により事態を打開します。
それにより生まれた縁で、銘は海建宏という独立自営ジャーナリストづてに渡された李教授のアーキタイプの謎に迫ります。
今回はラドンを分析して判明したことや、ミサキオクの佐藤とユンの接触。ついに登場した李教授の周囲の不穏な動き。
銘によるアーキタイプの考察と新たな怪獣の出現。もりだくさんな内容です。
気づいたこと感じたこと思ったこと考えたことを今回もふり返っていきましょう。
ラドンの進化の原因は
ラドンは、最初に出現した個体と前回大量発生した個体で顕著な変異があると認められているようです。
学術的な意味においての”進化”は世代を経て形質を獲得し環境に適応し変化していくことだと思いますが、ラドンの場合は世代を経るというプロセスが曖昧です。
なので作中でも言及されていたように”変体”が適当かもしれませんが、同一個体でもないので難しいところです。
エラのような器官も発見されているところから海中で生息できていたことは間違いないと見て良さそうです。
ミサキオクの佐藤は例の音楽を「誤作動」と説明していましたが。
地下の骨が関与していると仮定した場合、ラドンはあの骨になった生物に呼応して、「進化を急いだ」のかもしれません。
たとえばゴジラと戦うため。もしくはゴジラから逃げるため、とか。
いずれにせよあの骨がそもそもミサキオクの地下に安置されている経緯が知りたくなります。
戦中の研究であれを捉えたり発掘したりすることがあったのでしょうか。
防護服を着なければ近づけないということは放射能汚染されているのだろうし、つまりはやっぱりゴジラ!? と勘ぐってしまいます。
アーキタイプを作る方法
変な形の分子とかありえない物質のように語られるアーキタイプですが。
李博士は実在させることに成功したようです。
銘の持っていたサンプルと同じものかはわかりませんが、デモンストレーションで惜しみなく破壊してしまうくらいなので、銘のものも類するものなのでしょう。
ユンの洞察とヒントとして与えられたMD5ハッシュから銘も考察を続けます。
李博士の発表を受けた銘は「時間方向に屈折させることで未来に登場する光子の先取りを行っている」と見立てました。
光を閉じ込め増幅させるという、エネルギー保存の物理法則を破ったありえない物質です。
ユンの4つの仮定によるとものすごい計算機を使うか、ものすごい天才か、ものすごい強運でないと作れないようです。
つまり4つ目の仮定。「最初から知っていた」ならば作ることはできます。
時間を越えて光子のやりとりができるということは、情報のやりとりも可能になるかもしれない。
ならば未来に存在するアーキタイプのレシピに該当する情報を先取りする方法があるのではないか。
現時点での予想ですが、ラドンが進化を急いでいる件や、この作品のキーワードでもある”未来”という言葉からしてもいい感じの予想な気がします。
謎の地下施設
一見して何が起こっているのかわからなかった。エレベーターガール気分で地下施設を訪問する紳士の件ですが。
公式サイトのストーリーを読むと、インド・ウパラにある研究施設の地下だということがわかります。
李教授と関わりがあるようですがアーキタイプの研究にしては規模が想像以上に大きいですね。
むしろジェットジャガーみたいな巨大ロボットを作っていてもおかしくない印象です。
彼はベイラ・バーン”BB”という人物のようです。
海中を移動する新たな怪獣の影もあることですし、BB氏はアーキタイプではなく怪獣に呼応して動いている人物かもしれません。
『ゴジラS.P』4話感想
ラドンがまとう赤い土は紅塵(こうじん)と名づけられたようですね。
ラストに登場した四足の怪獣は、ビジュアルからしてやっぱりアンギラスなのかな?
異なるアプローチから怪獣に迫っているので、これがどうつながっていくのか。毎週大変興味深いです。
▼『ゴジラS.P』の記事はこちらにまとめてあります
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