シャルス様、想像以上につらい過去を抱えていらっしゃった(号泣
こんにちは!
彼方のアストラ担当のわせです!
シャルスのカミングアウトに始まり、アストラ号の故障や謎の女性の登場と、今回も盛りだくさんの30分でしたね!
アストラ号は操行不能となってしまいましたが、ストーリーは歩みを止めるどころかビュンビュン加速していくという…!!
ついにOPで一瞬だけ名前が映っていた“セイラ”も登場した、第7話「PAST」。
早速考察して参りましょう!
よって、ネタバレの心配はございません。
同じく未読の方にはわせと一緒にワクワクしながらお楽しみいただき、既読の方にはネタバレナシで温かく見守っていただければ幸いです^^
目次
シャルスの出自と過去について
アリエスの映像記憶能力がきっかけで、「何か隠し事をしているのでは?」と疑いの目を向けられることになったシャルス。
その内容は、自身の出自や過去にまつわる内容でした。
・ヴィクシア王政地区(=世界で唯一王様や貴族がいる地区)の貴族の生まれ
・平民の女の子であるセイラという幼馴染がいたが、セイラは事故以降目覚めなかった
・事故から4年後セイラの家族はヴィクシアを出ていき、シャルスもヴィクシアを出た
前回記事▲では、シャルスの正体について「異星人か?」「アリエスの未来の子孫か?」などとあれこれ予想してみましたが…まさかの貴族オチ(驚愕
あのキラキラオーラは、高貴で雅なお生まれゆえのものだったんですね…!
しかも、ヴィクシア王政地区は中世を模して作られたこと、シャルスが暮らしていた王族・貴族エリアは閉鎖的な空間だったことを考えると、以前の「未知の動物の背中に乗って未開の荒野を走れるなんて、僕の夢が叶った」という発言にも納得です。
しかも、よくよく見返してみると、6話ED▲でシャルスが着ているTシャツにはでーん!と「キングダム オブ ヴィクシア」のロゴが!!
これは原作未読勢へのヒントであり、既読勢へのサービスショットでもあったんでしょうね…ナイス演出!
スポンサーリンクシャルスにとってのセイラとアリエス
セイラの存在
セイラはヴィクシア王政地区に住む、平民の女の子。
貴族であるシャルスに「変態っぽい」とツッコミを入れるあたり、2人は身分の垣根を越えて良い関係を築けていたのでしょうね。
しかしある日、シャルスがセイラを貴族エリアに招き入れたことがきっかけで、セイラは塔の上から落下。
そしてそれ以降、目覚めなくなってしまったと…。
また、シャルスはセイラの家族がヴィクシアを出ていった後、程なくしてヴィクシアを出たとのことでした。
父親らしき人物に「貴族なんて檻の中の動物」「僕は自由に生きる」とかみついていましたし、外の世界に出たかったというのももちろん理由の一つなのでしょう。
ただ、シャルスがヴィクシアを出た最大の目的は、セイラを探しに行くことだったのではないでしょうか。
いずれにしても、シャルスにとってセイラは、家族や生まれ故郷を捨てても構わないと思えるほど一番大切な存在だったのは確かだと思います。
アリエスの存在
では、シャルスにとってアリエスはどんな存在かというと…今回のこのセリフ▼がそのままシャルスの気持ちを表しているのでしょう。
「(セイラは)君に似てるんだ、アリエス」
そう、シャルスにとってアリエスは、「セイラに似ている子」。
だから特別に優しくしちゃうんでしょうね。
シャルスは以前、アリエスのオッドアイを見て「知り合いに似ている」と言っていましたが、この知り合いとはセイラのことだったのでしょう。
ただし、旅をする中で、シャルスの心境にも少しずつ変化が起きているんじゃないかな〜とも思うんですよ。
要するに、シャルスは少しずつアリエスに惹かれ始めているんじゃないかと…!
というのも、アリエスと会話した後、自室に戻ったシャルスはセイラの画像を見ながら「すまない」とつぶやいていましたよね。
今まさにシャルスの中で、アリエスの存在が大きくなっている最中なのかもしれません。
そう考えながら今回のEDを見ると、めちゃくちゃ切なくなりますね…。
生物の写真が大半を占めていたことから察するに、今回のEDの画像はシャルスが撮影したものだと推測できます。
で、ラスト1枚が上の写真ですよ!!(号泣
この画像を撮ったとき、シャルスはアリエスにセイラの姿を重ねていたのか…はたまた、アリエス自身に惹かれてシャッターを切ったのか…。
いずれにしても、シャルスが少なからずアリエスを恋愛対象として意識しているのは確かだと思います。
シャルス…前回の記事で「アリエスに優しくするのは、自分の秘密を悟られないよう監視するためだ」なんて書いちゃってごめんね…(土下座
スポンサーリンクセイラの正体&アリエスとの関係性
3話記事▲で考察した、「アリエスのオッドアイ&OPは二重人格フラグかも?」の内容は、以下のような内容でした。
・無理やり読もうとすれば「SEIRA」と読める
・シャルスがアリエスの瞳を見て「知り合いに似てる」と言っていたが、実は昔シャルスは、アリエスが別人格バージョンの時に出会っているのかも?
今回の7話を見る限り、この予想わりといい線いってそうじゃないですか?(真顔
回想シーンがセピア色だったのは、セイラの髪色(アリエスと同じピンク)を隠すための演出…?
しかもセイラの声は、アリエス役の水瀬いのりさんっぽかったですよね…?
いやこれ絶対、アリエスとセイラに何らかの繋がりあるでしょー!!
▲ふんわりウエーブの髪型も似てますよね!
ただ、現時点ではまだ二重人格(=アリエスの中にいるもう一人の人格がセイラ)かどうかまでは断定できないかなぁと。
セイラが塔から落ちた際のショックで別の人格(=アリエス)が目覚めた…というパターンも十分考えられますが、個人的には「記憶移植(ザック父とキトリー母の研究)」が絡んでいる可能性が高いと思うんですよね…!
つまり、セイラの体にアリエス(エマ・スプリングの実子)の記憶を移植して誕生したのが、現在のアリエスなんじゃないかと…!
エマ・スプリング(アリエス母)とアリエスの髪や瞳の色が異なっているのも、現アリエスの体がセイラのものだから(=エマ・スプリングの遺伝子情報を引き継いでいない)と考えると納得できますし。
↓
セイラの体に旧アリエスの記憶を移植し、現アリエスになった
この場合、記憶は(おそらく人格も)旧アリエスのままですよね。
保護者たちが冷静に話し合う中、エマ・スプリングだけは子どもの安否を気にし続けていたのも、このあたりの事情が関係しているのかもしれません。
・セイラの体に別人の記憶を移植した状態が、現在のアリエス
いずれの場合も、シャルスは(他のメンバーももちろんですが)葛藤することになるでしょうね…(震え
また、今後アリエスが映像記憶能力によって、セイラ時代の光景を目にする日がやってくるかも…?
シャルスは他にも隠し事をしている?
シャルスは自分のことをすべて話したのか
ごまかしてもよかったんだけど、君たちに嘘はつきたくなかった。
友達だから。
(みんなが自分のために)泣いてくれて嬉しいんだよ。
これがシャルスの本音だと信じたい!(真顔
ただ同時に、引っかかるセリフもあったんですよね…。
何もかも捨ててきた。
でもどうしてだ。
また、家族が…。
ふ、不穏すぎる(震え
おそらく、シャルスにはまだメンバーに話せていないことがあるのでしょうね…。
「すまない、セイラ」発言に込められた思い
先程述べたように、この「すまない」というセリフは、セイラに向けて「アリエスに心惹かれつつあること」を謝っているとも考えられると思うんです。
直前のシーンがアリエスに「(セイラは)君に似てるんだ」と告げる場面だったので、余計にそう感じられますよね…。
ただこのセリフ、別の解釈もできると思うんですよ。
実はこのシーンは、みんなにすべてを話せなかったことをセイラに懺悔していた…なんて可能性もあり得そうじゃないですか?(震え
今回セイラの件でみんなが大泣きしてしまい▲話が途切れてしまったので、シャルスの刺客疑惑は晴れていないんですよね。
「(キャンプの直前に転校してきたなんて)刺客だと言ってるようなもの」というザックの発言もごもっとも…。
(まぁ、正確には、完全に疑いが晴れたメンバーはいないのですが^^;)
仮に、「シャルスがまだメンバーに言えずにいること=自分が刺客」という内容だった場合、刺客になった理由もセイラ絡みなのでしょう。
たとえば、セイラを返してもらうことを条件に記憶移植の研究機関から刺客になるよう指示された、とか。
その場合、また家族を捨てる(=B5班メンバーを裏切る)ことになる。
だからこそ、シャルスはあんなにも苦しげに「すまない」と口にしたのかもしれませんね。
人工冬眠装置の女性の正体
宇宙を漂流する物語である彼方のアストラは、基本的にB5班の9人以外の登場人物は出てきません。
そう、これまでは出てこなかったのですが…ついに宇宙で人類と遭遇!!
人工冬眠装置で眠っていたこの女性は、一体誰なのでしょう。
手がかりがない今の状態で予想を立てるとするなら…この女性、B5班とまったく同じ境遇なのではないでしょうか。
つまり、この人工冬眠装置で眠っていた女性は、カナタたちと同じく、「惑星キャンプ」という名目で宇宙漂流することになった一斉サツ処分対象者なのではないかと…!
カナタたちの先輩に当たる人物、とも言い換えられるかもしれませんね。
物語における位置づけとしては、カナタたちに一斉サツ処分計画の全貌を知らせる役割を担ったキャラクターなのではないでしょうか。
また、ストーリー展開的に、今後B5班と一緒に旅をするとは考えにくいので、最終的にこの女性とは惑星イクリスでお別れすることになりそうだな〜と…。
スポンサーリンク彼方のアストラ7話の感想
うぅ…シャルス…(号泣
本文でも触れさせていただきましたが、シャルスにとってセイラは本当にかけがえのない存在だったのでしょうね。
「親友」とか「初恋の相手」なんて言葉じゃ足りないくらい、当時閉鎖的な世界で生きていたシャルスにとっての宝物だったんじゃないかなぁと思うんです。
もしかしたら、シャルスが生物好きになったのはセイラの影響なのかもしれませんね。
貴族エリアにセイラを招き入れようとしたのは、セイラが王立動物園に行きたがっていたからですし…。
「(セイラが好きな)生物のことをいっぱい教えてあげたい」という当時の思いが、現在のシャルスを形作ったのではないでしょうか(涙
▲あ、変態気質は生まれつきみたいでしたね!笑
また、カナタに発破をかけるウルガーがとても頼もしかったです!!
1話では「絶望的だってちゃんと言えよ」なんてザックを煽ってたのに、今回は沈むメンバーたちを鼓舞したというね…!
本当に立派になって…(親の目
▲着陸時にはフニちゃんをかばってました!;;
そうそう、ウルガーといえば…皆さま、毎週月~火曜日頃、次回予告動画が配信されているのをご存知でしょうか?
私の中では、「前回記事を書き終えたらご褒美として次回予告動画を見る」というのがルーティンと化しております…!
今回(7話)予告▲ではルカがめっちゃ楽しそうにウルガーをいじっているので、ぜひご覧になってみてください^^
あと最後に、このシーンにも触れていいですかっ!?
▲もう、プロポーズにしか見えなかった(真顔
意地悪ばっかり言わないで
一緒に生きよう、この惑星で
キトリーの泣きの演技に胸が締め付けられる一方で、「尊い…」ってうっとりしちゃいましたわ…。
幼馴染2人の「お互いに分かりきってます」感がたまらなく愛おしかったです(感涙
さてさて、来週は人工冬眠装置からお姉さんが出てきたシーンの続きから!
彼女の口から一体どんな内容が語られるのか。
そして、B5班は再び宇宙へと旅立てるのか。
みんなの無事を祈りつつ、次回の放送を待ちたいと思います!
それでは、また8話の記事でお会いできますように!
以上、わせでした^^
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コメント
彼方のアストラ7話考察、お疲れ様です。
今回の7話、お酒飲みながら まったりと観ていたのですが、
セーラという名前が出てきた時、グラスを持った手が止まりました。
慌てて戻して再生。
わせさん、さすがです。ビンゴですね~。
わせさんの考察を読んでいなければ、ただ 通り過ぎたシーンでした。
気になった エンド・クレジットですが、セーラの名前はありません。
中の人、水瀬さんですよね~。
私にとりまして、わせさんの考察記事は、
アニメを10倍楽しく見るブログ です。
次回の考察も楽しみにしています。
>かくれんぼさん
いつもコメントありがとうございます(^^)
また、お返事が遅れてしまい申し訳ありません…!
お酒を飲みながらのアニメ鑑賞、最高ですよね(^^)
予想していたセイラがちゃんと登場してくれてホッとしております…!
今後セイラがどのような形でストーリーに絡んでくるのか注目ですね。
また、嬉しいお言葉ありがとうございます(´;ω;`)
かくれんぼさんのアニメ鑑賞にお力添えできているなんて、光栄です!
貴重なご意見ありがとうございました!
また覗きに来ていただけたら嬉しいです(^^)
こんにちは ひろです。
セイラ(SEIRA) とアリエス(ARIES)は関係あるでしょうね。二重人格というよりは、一卵性双生児で記憶を操作されているのではと思います。ひょっとすると
シャルスのほうも、記憶を改ざんされているのでは? もしかして セイラという人物は存在していなくてシャルスの記憶に植え付けられているのではと勘ぐっています。
シャルスがアリエスに近づく動機付けにされているのではと思います。本人が気が付いていないでアリエスの監視役?にさせられているのではと考えています。
すこし考えすぎのようなきもしますが、次回以降 アリエスの動きが気になります。
ではまた来週よろしくお願いします。
>ひろさん
いつもコメントありがとうございます(^^)
また、お返事が遅れてしまい申し訳ありません…!
おお…!一卵性双生児説!!
思いつきませんでした!すごくあり得そう…!
また、シャルスも記憶操作されているのでは?というご意見も大変興味深く拝読させていただきました。
アストラ世界の大人たちならやりかねませんよね…(震え
貴重なご意見ありがとうございました!
また覗きに来ていただけたら嬉しいです(^^)