皆々様こんにちは。
『キャロル&チューズデイ』担当のgatoです。
前回はアンジェラが歌を披露し、シーベルがヤンデレな一面を見せた印象的なエピソードでした。
そしてシベールが女の子だったということが発覚…アンドロギュヌス(両性具有者)説が怪しくなりましたね(笑)。
今回の『キャロル&チューズデイ』はマーズ・ブライテスト準決勝。
アンジェラやGGK、ピョートルが二曲目を披露するとのことです。
しかし、その裏でタオが意外な一面を見せたり、シベールが暴走したりと、色々すごい展開が目白押しのようです。
一体何が起こったのか、早速振り返っていきましょう。
スポンサーリンクタオの「勘」
個人的に今回最も印象的だったのがタオの発言です。
GGKのパフォーマンスを見たタオは突然アンジェラに曲変更を指示。

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
おまけにその指示を出した理由に「勘」という言葉を使っていました。
これは…ちょっと意外ですね。
序盤で登場した際、タオは非合理的な人間的要素に対して否定的であり、自分が「機械」と呼ばれることに対してむしろ喜びすら見せていました。
そんな彼がある意味非合理的要素の極みである「勘」という言葉を使ったわけです。
個人的なタオのイメージだと「これは僕の勘だ」みたいな発現をしたら絶対否定してきそうなんだけどな(笑)。
少なくとも会社経営を人間ではないAIと行っているタオのイメージからは結びつきにくいですよね。
タオが「勘」という言葉を発した真相は定かではありませんが、もしかしたらこれが彼の本性なのかもしれません。
彼はあくまでAIを最も効率的かつ効果的な道具として使っているだけであり、実際は人間が行うパフォーマンスを、そしてパフォーマンスを行う人間を重視している。
つまりAIを駆使する彼がその実人間を一番信頼しているのではないでしょうかね。
何はともあれタオの人間味みたいなものが垣間見えて、個人的には印象的でした。
でもタオは無表情なうえに寡黙だから、何考えているか読み取り辛いんだよなぁ(笑)。
スポンサーリンクアンジェラの歌とシベール

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
タオの指示でアンジェラが今回歌った歌は「ALL I Want」ですが、前回の「Move Mountains」とは打って変わってアップテンポのかわいらしい歌でした。
ただ、特定の誰かへの強い愛を歌っているという点が共通している印象です。
でも「Move Mountains」が愛する人に向けた自分の決意を歌っていることに対し、「ALL I Want」は相手が自分を愛してくれないことへの悩みがテーマになっています。
この辺りがそれとなくアンジェラとダリアの関係を連想させるのは「Move Mountains」ですが、今回に限っては姿をくらませたシベールのことも暗示する演出になっている気がします。
まさにシベールはチューズデイという愛する人へ熱烈な愛を向けていましたが、結局彼女にふられてしまいました。
そしてそんなシベールをチューズデイが探している場面で「ALL I Want」が流れています。
そう考えると、シベールと「ALL I Want」の歌詞は結構重なる感じがするんですよね。
あの歌はアンジェラの心境と同時に、シベールの心境も歌っているのではないのでしょうか。
そう考えるとピョートルが歌った「Love Yourself」も意味深ですよね。
あちらは「自分自身を愛そう」というポジティブなメッセージが籠った歌ですが、ピョートルはもちろん、他のキャラクターにもはまりそうな感じがします。
まぁ流れ的にはシベールっぽいのですが…もしかしたらシベールがチューズデイをあそこまで熱烈に愛する理由と関わりがありそうな感じがしますね…。
ん?GGKの「Gravity Bounce」はどうだって?
…それはちょっとわかんない(笑)。
でも「周囲から浮いていた」というGGKのエピソード(アンチに囲まれていたピョートルもかな?)が意外とキャロルやチューズデイと重なっている可能性はありますね。
二人ともどこかしら孤独感を持っているわけですし。
意外とアンジェラやシベールともここは共通しているのかもしれません。
そう考えると、マーズ・ブライテスト編は「周囲から疎外され、孤立していた人達の再起」がテーマになっている感じがしますね。
シベールの暴走とチューズデイの優しさ

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
ステージで素晴らしいパフォーマンスが披露されている一方、その裏でキャロルとチューズデイが出くわしたのはシベールの暴走でした。
前回チューズデイにふられたシベールは意味深な別れを告げ、突然姿をくらましました。
慌ててチューズデイはシベールを探しますが、結局行方はわからず。
代わりにチューズデイは楽屋にあった自分宛の箱を見つけ、それを開けたら…。
終盤のチューズデイの様子を見る限り、あれはドライアイスかなんかで、チューズデイはそれに触れて火傷したんでしょうね。
…手を火傷したようでしたが、本番は大丈夫なのでしょうか…。
絶対ギター弾けなくなるよな…。
今の所犯人として最有力なのはシベールですよね…。
うーん、だとしたらヤンデレここに極まれりって感じですね。
自分のものにならないなら壊してしまえ…みたいな発想でしょうか。
チューズデイを「唯一の希望」とまで呼んで慕っていたわけですから、自分のものにならないなら傷つけてしまえ…みたいな。
いやー怖すぎる(笑)。
一周回って別のキャラが犯人じゃないかって思いたい(笑)。
それにしてもチューズデイのシベールの危うさを受け入れてしまう優しさにはちょっと危うさを感じますね。
よくもわるくも世間知らずだからこそ、ああいう無防備な性格なのかもしれませんが、シベールにのめり込むのは怖い感じがします。
それにシベールに気を向けるあまり、プレゼントを渡そうとしているキャロルがおざなりに…。
これまで巡分満帆に進んでいたキャロルとチューズデイですが、ここにきて亀裂が入りそうな雰囲気がありますね。
そういえば、シベールって改めてみるとちゃんと体つきは女性的でしたね。
最初は結構スレンダーなイメージがあったのですが…やっぱりナチュラルな女性なのかな?
うーんアンドロギュヌス(両性具有者)であってくれないかな(笑)。
スポンサーリンク『キャロル&チューズデイ』10話感想

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
キャロルとチューズデイ、シベールの三角関係にいささか不穏な空気が流れ始めた感じですね。
チューズデイとシベールがどういう結末を迎えるのかが気になりますが、キャロルとのデュオが壊れてしまうようなことにはなってほしくないですね。
後、個人的に気になるのがステージを終えたアンジェラとケイティのやり取りです。
アンジェラと喋った後、ケイティが急に真顔になり、さらにカメラがアンジェラのスマホに向けられます。
何だかケイティが何か企んでいる感じがしますね。
純朴なイメージのある彼女ですが、実はとんでもない秘密がありそうですね…。
さて、次回は予期せぬトラブルに見合われたチューズデイとキャロルがどうやってステージに立つかが見所です。
彼女達はどうやってステージに立つのか、シベールとの関係はどんな結末を迎えるのか。
見逃せないところだらけですね!
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コメント
こんにちは ひろです。
シーベルの暴走でチューズデーがけがをしたようですね。来週の準決勝で演奏できるのでしょうか。なかなか波乱な展開になりそうですね。
来週もよろしくお願いします。
ひろさんコメントありがとうございます!
>シーベルの暴走でチューズデーがけがをしたようですね。
まあシベールが犯人である可能性が濃厚でしょうね。
そもそもチューズデイに噛み痕つけていたくらいですから、フラれたらやり返すくらいのことはしそうですけど。
ただ、それはそれでちょっとわかりやすいから、誰か違う人が犯人になってくれないかなぁ…って思ったりしてます(笑)。