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ひぐらしのなく頃に業24話(最終回)考察・解説・感想!ひぐらし卒について【ひぐらしのなく頃に業 郷壊し編考察】

こんにちは!「ひぐらしのなく頃に業」担当ライターの深夜特急です!

さて、今回の24話は「郷壊し編」の第7話目です。

23話では、まさかの鉄平が改心して帰ってきて、沙都子の周囲で少量ずつではありますが、何らかの形で記憶が皆に蓄積されていることがわかりましたね。

沙都子はそれをも利用して、作戦を考えていることが今回の24話の冒頭で明らかになりました。

今後の沙都子の行動がどういったものになるのか、今回さらに明らかとなった新しい情報を元に、考察していきたいと思います。

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今回、明らかになったことでの時系列の訂正

初っ端から過去の訂正から始めるのはいかがなものかと思いましたが、根本的に時系列が違い過ぎて、訂正しないことには今回の考察が始まらないため、突然の訂正から失礼いたします。

まず、この「郷壊し編」「鬼騙し編」「綿騙し編」がすでに経過した後の世界、そして、「祟騙し編」を沙都子視点で見ていった話であると仮定してましたが、全然そんなこともなく、まだ惨劇は始まっておらず沙都子の準備段階でした。

実は、24話オンエアより以前に「やべぇ、こいつは考察見誤ったかも知れねぇ…」と思ってはいました。

なぜかと言うと、前回コメントをいただき、その方からこの流れを的確に捉えたご指摘をいただいていたからです。リンクを張っておきますので、よろしければご覧になってください。

▼沙都子準備段階説はこちら

ひぐらしのなく頃に業23話考察・解説・感想!祟騙し編へのつながり【ひぐらしのなく頃に業 郷壊し編考察】
こんにちは!「ひぐらしのなく頃に業」担当ライターの深夜特急です! さて、今回の23話は「郷壊し編」の第6話目です...

名無しさん、ありがとうございました!

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沙都子の今の世界

エウアの言う通り、記憶の累積が不可逆ならば、今後の世界は終末作戦がないことが当たり前の世界です。つまり一度回避した惨劇はもう二度と起こらないということでしょう。

終末作戦だけではなく、「罪滅し編」では圭一とレナが自力で回避し、「目明し編」では、乗り越えてはいませんが、詩音は自身の4の間際に改心したことを覚えており沙都子に恨みを抱くことはもうありません。

鉄平も「郷壊し編」で改心しているので、二度と沙都子に手を出すことは無いでしょう。

そのため、今までのループのおかげで平和な雛見沢は、もう既に作られていたのです。

人が神に祈るときは大体、感謝するときや恐れている時、それとお願い事がある時ですが、そんな雛見沢では、恐れるものはなく、平和が当たり前の為、感謝も薄れていきます。

さらに、願いは自力でつかみ取るもの、と悟れるほどの経験をした梨花はもう、もしかしたら神を必要としなくなったのではないでしょうか?

「祭囃し編」であんなくっきりとしてた羽入が今は残り香でしかないのもそういった背景があるのかもしれません。

もしかしたら、神を思い出してほしい羽入含む神々の、長期的なわがままなのかもしれません。実際「礼」で羽入は、繰り返す時の中でがいないことが当たり前になっていた梨花に、かなりえげつない方法のありがたみを思い出させています。

沙都子は駒に使われている?

とはいえ、神が人に関与することも基本的にNGなので、人を神に仕立て上げます。そこで沙都子が選ばれました。

梨花と一緒にいて影響されてる上に、人の意志を変えたいという願いを持つ沙都子はかなり適任です。

沙都子は梨花を変える為に大変過酷な努力をしています。もちろんそれは神の力を持っていることが前提でできる努力です。

さらに沙都子は、雛見沢を離れるなんて巫女として罰当たりというような発言もしていました。今まで熱心なオヤシロ信者な描写もなかった沙都子が、そこにこだわるのは少々不自然と感じました。

そして、今回の終盤に沙都子はオヤシロ様と成り代わりました。そこまで盲目に梨花との世界を望む沙都子を、あざ笑うかのように接するエウアの姿からは、行動すべてを予測できてはいないものの、どことなく掌で動かしている印象を受けました。

ひぐらしのなく頃に業 24話 エウア

©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会

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残された謎・伏線

今回の最後、次回作のタイトルが明らかになりましたね!

もちろん、次回は「超」ではありませんでした。あわよくばOVAであってくれたら嬉しいという想いはここに置いておいて。次回の「卒」に想いを爆ぜようと思います。

今回の「郷壊し編」では、まだ惨劇は何も始まっておらず、沙都子の準備段階で終わりました。恐らくここからH-173を使った沙都子の頑張り物語が始まるのかと思いますが、ただ純粋に沙都子視点で進むのかな?という疑問が残りました。

「無印」から「解」に変わった際、大まかな視点圭一から梨花へと変わりました。もしかすると「業」の解答編「卒」でもそんな展開があるかも知れません。

それでは誰の視点で「卒」は進んでいくのかと言えば、それが全くわかりません。 ただ、沙都子が「業」でところどころ皆にヒントを残して言っているような気がします。

圭一に時期部長の話を匂わせたり、神経衰弱の件でもそうですが、未来を見ていると言うことを匂わすことは、少量なりとも記憶が蓄積されている状態の中、匂わさない方良いのではないか?と思いましたが沙都子はあえて伝えています。

そのことから、沙都子は無意識のうちに仲間を頼っているのではないかと思います。そうであって欲しいという私の願望ではありますが、「卒」ではメンバーの誰かが沙都子の現状に気づいて、新たな視点で立ち向かう話になって欲しいです。

強いて言えば魅音かな?と思っているのですが…何故かと言うと、何だかんだで今までそこまで日の目を浴びていませんし、「卒」だって一番卒業に近いの魅音ですし…

いや、もうごちゃごちゃ言わんと、好きです!魅音が!

魅音が良いんです!

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ひぐらしのなく頃に業 第24話(最終話)感想

今回で出題編が全部終わりましたね!…全部終わったんですかね?全体を通して、とにかくすごい規模の展開になりました。

初めて「解」を見た時も梨花が実は主役だったなんて、とかなり驚いたことを覚えてますが、今回の「業」ではそれを超える驚きがありました。しかも数多く。

24話でのロールシャッハテストで、沙都子は「2匹の蝶が再会して喜んでいる。」と答えていましたので、今の梨花と沙都子を表しているのかと思い、過去はどう答えてたのか気になって見返してみたら「解」の時点でも同じ答えでした。

もし、それが作者の「解」からの伏線であるのならば鳥肌ものです。「業」でも「解」でも、沙都子の答えがどういった心理を表しているのかという結果は出ていませんが、終末作戦も無くなって、本業に専念できるようになった入江が結果を出してくれないものでしょうか。

「ひぐらしのなく頃に」はいつも予想を遥かに超える驚きを見せてくれます。「超」ですね。

きっと「卒」でも今まで以上の驚きを見せてくれるでしょう。考察は色々と届きませんでしたがそれだけは間違いありません。

ひぐらしのなく頃にのキャッチコピーは「正答率1%」この考察がその1%に少しでも近づけていることを祈りつつ…

次回作が楽しみです!

▼ひぐらし業の記事はこちらにまとめてあります!

【鬼騙し編】ひぐらしのなく頃に業4話感想・考察・解説!圭一が生きていた理由【ひぐらし2020年版】
『ひぐらしのなく頃に業&卒』の記事をこちらにまとめておきます。(4話の記事は下にスクロール!) ...
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コメント

  1. 名無し より:

    羽生の残り香は梨花が巣立つ事を促してましたし、少なくとも羽生はこの状況を望んでないと思います
    雛見沢症候群が治まりかけてたのも、梨花の解釈だと「羽生の人間不信が癒やされたから」らしいですし
    そもそも羽生が祭り囃し編で実体化して部活に入ってるので神が人に干渉するのが禁じられてるって事もない気がします

    エウアはデスノートのリュークみたいな感じの存在だと思います
    企みがあって沙都子に力を与えたというよりは、資質のある人間に力を与えて観察するのを娯楽にしてるだけに見えます
    梨花が雛見沢に残ったからといって、別にオヤシロ様信仰が強くなるわけでもないですし
    何より沙都子はエウアに会った時点では漠然とした「やり直したい」という願望があっただけで、あの時点では「梨花の意志を変えたい」という明確な目的を持っていませんでした

    そもそも雛見沢そのものを滅ぼす鷹野が今の今まで放置されてた時点で、神々にとっては所詮は人間世界はその程度の扱い
    無数の平行世界もカケラ遊びの道具に過ぎない
    人間との間に子供を作った羽生だけが特別に人間に感情移入してるだけだと思います
    (梨花は羽生の子孫 公式設定)

    沙都子の「オヤシロ様の巫女が雛見沢を離れるなんて罰当たり」は梨花を雛見沢に縛り付ける大義名分をでっち上げただけかと
    別に本気でオヤシロ様を信仰してるのではなく、「だから梨花が雛見沢を離れるのは悪い事 自分には梨花を罰する正当な理由がある」という大義で自分を正当化してるように見受けました
    ラストでも惨劇で梨花の心をへし折る事を目論んでるのに口にするのは「大好きな梨花と幸福な世界に」です
    鷹野もそうでしたが、人間は大きな行動をする時、まず自分を納得させられるかが重要で、そのために自己正当化をしたがるものなんですよ

    以下、各章の謎についての個人的な推理
    「鬼騙し編」
    沙都子はレナに薬を投与して発症させる 
    しかしレナは梨花ではなく、圭一が自分のリナと鉄平殺しに気づいたと勘違いし、圭一がそれを警察に話したと思い込んで圭一の方を襲う
    (リナと鉄平56しが別のカケラでの夢だった可能性もある)
    おそらくレナは圭一を刺すも突き飛ばされた際に頭を打って4亡、その後の死闘は圭一の幻覚
    仕方なく沙都子は自分で梨花を56して自サツ
    (この時点の梨花はループしてる自覚はあっても自分の4の瞬間を記憶してないので犯人を覚えてない)

    「綿騙し編」
    沙都子は薬を投与して魅音を発症させる
    圭一、詩音、鷹野、富竹が祭具殿に入った事、(圭一に電話した詩音は魅音だったと思う)
    富竹、鷹野が行方不明になった事(自供のため山狗に悟られないように姿を消した)から、
    魅音は目明かし編の詩音と同じ疑心暗鬼を抱き祖母と村長、圭一を巻き込んだ詩音をサツ害
    翌日、学校での梨花の圭一への八つ当たりを目撃して、その内容から梨花が黒幕と確信してサツ害 トイレに沈める
    (猫騙し編でトイレの鍵を持ってたのは魅音と描写されたので、魅音が実行犯なのは、ほぼ確定)
    学校内だったため番犬部隊の護衛は届かず、沙都子も梨花の4に気づかなかった
    魅音が圭一を地下に閉じ込めた後、沙都子、番犬部隊が園崎邸へ 沙都子、梨花の4を知り隠し持ってた拳銃で魅音を56して自サツ

    「祟り騙し編」
    鉄平のギャク待は無かった
    だからシャワーシーンで沙都子は無傷だった
    沙都子の圭一たちの前での発狂は演技
    沙都子は大石に古手への疑惑を吹き込む
    鉄平が圭一を襲い、それを止めようとした大石が誤って鉄平を4なせてしまい発症
    大石は神社を襲撃

    • sinyatokkyu より:

      名無しさん、コメントありがとうございます!
      エウアはリュークのような傍観者…確かに神としては人に感情移入した羽入よりも神らしいかも知れませんね!

      なるほど!言われてみれば沙都子が作戦を立てたのもエウアと出会ってからでしたね…
      掌で踊らされてるというよりおもちゃにされてるようですね。
      神の意志は関係ないとすれば力を持った沙都子の完全な単独犯というわけですか…
      デスノートの例えがより、しっくりきますね!
      推理もたくさんありがとうございます!「綿騙し編」は沙都子が手にかけたという感じではないのですね!
      参考にして「卒」を楽しみに待ちたいと思います

  2. より:

    コメント失礼します。
    郷壊し編を通して、不可逆的という言葉が使われていたので少なくとも、これ以降の編では鉄平は沙都子をギャク待することはないと考えられます。
    その前提で、祟騙し編を考え直すと、沙都子は惨劇を引き起こすために双方に別々のアプローチをしていたのではないでしょうか。
    学校の部活メンバーにはギャク待されているフリをして、鉄平には学校でイジメられていると嘘をつき。
    祟騙し編で大石が敵対的だったのは、鉄平から学校でのイジメの相談を受けていたから。大石は改心した鉄平の言い分を信じ、村を巻き込んで彼を悪者に仕立てようとしている圭一達と対立した。
    大石視点では悪者は圭一達になります。そもそも、圭一、レナにはそれぞれ過去に大きな暴行事件を起こした経緯があり、魅音と梨花は疑念を抱いている御三家の者。鉄平の改心を見れば、どちらを信じるかは火を見るより明らかです。

    • sinyatokkyu より:

      Nさんコメントありがとうございます!
      その通りだと思います!
      ただ、沙都子が鉄平にも学校でイジメられているとアプローチしているのは全く予想していませんでした。
      確かに、それならば鉄平が知恵先生に高圧的だったことにも納得できますね!
      御三家に疑念を抱いている大石の心情をも利用する沙都子…
      トラップを極めてますね!

  3. ひぐらし より:

     https://www.nicovideo.jp/watch/sm38406395
    この考察動画見て欲しい。9分くらいから要約すると、今まで背景描写に矛盾や作画ミスが異常に多かったのは
    郷壊し含む全編で複数カケラの映像がザッピングされてて
    無限回繰り返して精神が擦り切れた沙都子が再びババシロ様に再会したから「久しいな人の子よ」という説
    オヤシロブレードはわざと壊されたんじゃなくて無限回正規の使い方された果てにあそこまでボロボロになってる。
    まじでゾッとした

  4. より:

    コメント失礼します。
    反転世界説以外にも断片世界説というが出てきました。
    断片世界という言い方をしていますが、これはエウアが言っていた不可逆的な記憶の蓄積が原因だと思います。
    レナが鬼騙し編の世界で罪滅し編、宵越し編の過去(分校爆破END)などの記憶を思い出したように、その人物の視点では幾つかの世界観が混合していると考えられます。
    それを、踏まえると鬼騙し編でレナと格闘した後、病院で魅音から「レナがあんなことに」と言われたのも実はすでに、鬼騙し編の世界ではなく別な世界だったとも読み取れます。
    他にも、祟騙し編で圭一が鉄平(?)と乱闘したのも祟殺し編などの記憶が混合した。
    これまでの沙都子の行動を踏まえると、相当な場数をループしているので全員にかかる記憶の蓄積は鬼騙し編開始直後は相当なものになっていると思われます。

    ただし、その一方で鉄平のように記憶の蓄積が元で精神が病んでいる人が少ない謎は残ります。
    雛見沢症候群を患っているのならば、鉄平だけでなく部活メンバーにも異変が起きていてもおかしくないはず。それが、他の編では何事もなかったかのように生存しています。
    記憶の蓄積が不可逆的なら鉄平とリナを一度でも殺したと思い込んだレナは何度世界を繰り返しても、同じ記憶を所持していなければならない。魅音にしても綿騙し編を経験したのならば、どの世界線でも詩音やばっちゃんを警戒しなければならないはずが、そのような素振りがない。
    エウアの言う、記憶の蓄積については何かしらの嘘が含まれているのかもしれません。
    長文失礼しました。