ターニャの精神がおっさんで、若干ショックを受けておりますジャム君です。
今期は、幼女戦記や他のアニメも担当させていただいています。
そう!
1話で「フォン」というミドルネームに対して「流行りだったのかな」と述べていたのですが、その意味について1話の記事にコメントをいただきました。
なるほどね、という意味を持っていましたので、お時間ある時にでも、他のアニメやライターさんの記事ともどもチェックしてみてくださいね!
前回は、ターニャの秘密とも呼べる存在Xとの出会いと転生、そして協商連合軍 魔導師たちとの戦闘における素晴らしい戦果により、ターニャに銀翼突撃章が授与された、というお話でした。
今回は、前回のラストに出てきた、怪しい科学者のような人とターニャとの関係がわかるお話。
そして、重要なアイテムである、ターニャが身につけている、あのネックレスについても語られています。
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演算宝珠
演算宝珠とは、魔導師が身につけているネックレスのようなもののことである。
演算宝珠により、保有している魔力の蓄積や放出をコントロールできると考えられる。
そのため、魔導師が魔法を使う時には、光って魔力放出を知らせているのではないだろうか。
エレニウム95式
エレニウム95式とは、演算宝珠の一種である。
主任技師として、アーデルハイト・フォン・シューゲルが開発した。
現在は、扱えるようになったため、ターニャが身につけている。
4基の演算宝珠核を同調させるものであり、段違いの性能を得られる試作機。
このエレニウム95式を扱えるのは現状ターニャのみであるため、上層部から危険視されてもいる。
ということは、1話で話が出てきた95式というのは、銃の種別のことではなく、この「エレニウム95式」を指していたわけだ。
アーデルハイト・フォン・シューゲル
帝国軍技術開発部主任技師であり、エレニウム95式の開発責任者。
ターニャに、「天才とマッドは紙一重」と思わせるほど、エレニウム95式の開発へかける情熱は素晴らしいものであった。
エレニウム95式の開発実験成功の前夜に、神の声を聞いたことを告げる無線通信を、ターニャに行っている。
スポンサーリンク再び現れる存在X
転生前に現れてから姿を見せていなかった存在Xだが、再び姿を現した。
人間や動物だけでなく、モノにも存在Xは宿ることができるようだ。
それが、存在Xの求める『信仰』なのであろう。
伝統工芸品に体を借りて姿を現した存在Xだが、未だに存在の欠片も芽生えないターニャの精神内にいるおっさんに、やはり焦りを感じる。
存在X「なるべく無干渉を貫くつもりだったが、愚かな子羊には道を示してやらねばならん」
と、転生させた後は無干渉を貫いてきたのに、わざわざそれを伝えてまでターニャの前に現れているからである。
存在Xが語った恩寵(おんちょう)というのは、言い直したとおり奇跡のこと。
この恩寵が、シューゲル博士の「神の声を聞いた」に繋がるのであろう。
ターニャとヴィーシャの今後
今回、ターニャとヴィーシャの将来に関わるような描写がなされていた。
それぞれ、どのような道を辿るのか、予想してみよう。
ターニャの今後を予想
ターニャの処遇は、帝国軍参謀本部・作戦局の会合にて、レルゲンが懸念を抱く中、ゼートゥーアが「処遇は決定済み」としている。
そして、ターニャは中尉に昇進し、軍大学へ入学するよう任命されている。
順調に、出世コースには乗っているのだ。
だがしかし、信仰を求めたい存在Xが、安々とそれを許すだろうか。
後方で、優雅に指揮を執るだけならば、エレニウム95式も必要がない。
軍大学に行っても、またも演習で戦闘に巻き込まれるという不運さがありそうである。
ヴィーシャの今後を予想
ヴィーシャはターニャより、シュワルコフ中尉に進言してもらった将官課程への道を手渡されている。
中身は当然、重要なことが書かれた書類であろう。
後方の、安全な場所での作戦に参加できるわけだ。
ターニャの中身がおっさんであるから気にかけているのか、努力家であるのを認めているからその対価を支払うのか。
合理的に考えるおっさんの性格上、後者である可能性が高い。
しかし、それが仇となり、自ら出世の道の邪魔者を増やしてしまったとは考えられないだろうか。
いつか、ヴィーシャと衝突せねばならない日が来るような気がする。
呪われているエレニウム95式
試作機であるエレニウム95式の実験には何とか成功したが、存在Xに介在を許してしまった。
融解寸前にまで追い込まれた実験であったが、存在Xが姿を現し、宝珠を使う度に神への祈りを唱えることで、エレニウム95式を使いこなせることを認識してしまう。
そのため、エレニウム95式の実験が成功する間際、ターニャは神へ祈りを捧げたのだ。
神の奇跡は偉大なり 主を讃えよ その誉れ高き名を――
Deus lo vult
エレニウム95式の実験に成功した直後にシューゲル博士が発した言葉であり、さらにゼートゥーアが持つターニャの書類の裏にも書かれていた言葉。
意味は「神がそれを望まれる」という、シューゲル博士が語った言葉と今回のタイトル。
ちなみに、ラテン語らしい。
ジャム君は、さすがにラテン語は理解不能です。。。
スポンサーリンク幼女戦記3話の感想
3話から、ようやくOPとEDに正式な映像が付きましたね!
どっちもカッコイイ仕上がりで、リピートさせて見たくなります。
しかし、今期担当している作品に歯車が関係したものが多いのは、気のせいでしょうか。
それにしても、あのアバンで内示を受けた時のターニャの顔。
隠してあの顔とは、さすがおっさん、悪ですね・・・
「後方のお飾りとも~」というターニャの台詞が、何だか伏線にもなっていそうですし、まだまだ展開の予想が難しいです。
さて、次回はターニャが軍大学に行くお話ですね。
無事に済むとは・・思えないですけど、どうなのでしょうか。
では、記事も書き終わったら、CHAOS;CHILD見てきたいと思います。
https://animedeeply.com/syujing/chaoschild/1744/
せっかく考察・解説記事を書いてくれているライターさんもいることですからね。
次回お会いするまでに結構重要なことを言っているので、是非ともEDはリピートさせてみてください。
ターニャの考え方が、理解しやすくなりますよ。
それでは、また次回の戦場で!
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コメント
>>宝珠を使う度に神への祈りを唱えることで、エレニウム95式を使いこなせる
アニメ内でもちゃんと存在Xが語ってましたが、正確には『祈らずにはいられない』、つまり【強制的に口から祈りが漏れる】んですよ……洗脳魔道具です……
その後のターニャの台詞からもそれはわかります→『ハッ、私は何を……まさか祈りを捧げた、アレに!?』
ふむふむ。
「私は何を……」という無意識下における祈りとは、確かに洗脳されるような呪われた宝珠ですね。
そもそも洗脳属性を持つような魔道具が作れるのか、洗脳だけを解除して宝珠の力を引き出すことができる方法があるのか。
これらができるのは、存在Xのみであるのか――
エレニウム95式は、まだ気になることだらけですね!
貴重なご指摘とコメント、ありがとうございました。
>しかし、それが仇となり、自ら出世の道の邪魔者を増やしてしまったとは考えられないだろうか。
考えられないです。
士官学校卒・軍大学卒のターニャと、幼年学校卒・将校過程のヴィーシャではスタート地点もゴール地点も異なります。基本的に前者は最高レベルのエリートであり、中央勤務の将官を十分に望めますが、後者のコースは事実上の叩き上げで、頑張っても地方部隊の佐官止まりがいいところです。警察におけるキャリアとノンキャリと同様で、進むコース自体が全く違いますから、そもそも競争相手になりえない存在です。
あー、警察のキャリアとノンキャリアと同じようなレベルで違ってるんですね。
それなら、出世の邪魔になるどころか、ターニャが心の中で思っていた部下想いを実現しているので、出世の手助けになってくれていますよね。
そうするとヴィーシャにとっては出世を助ける神の声ともなる存在X、なんてお邪魔虫が入らないことには、ヴィーシャの予想は外れそうですねぇ。
貴重な情報、ありがとうございました!