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進撃の巨人34話の感想・考察・解説!ライナーは兵士か戦士か?

こんにちは。くまこฅʕ•ᴥ•ʔฅです。

進撃の巨人コラボのリアル脱出ゲームに参加したい今日この頃です。もうすぐ終了しちゃうのでそれまでに行きたいなあ~。

さて、前回の「進撃の巨人」33話では、エレンがライナーに敗北し、ユミルともども連れ去られてしまいました。

今回は、森の中で夜になるのを待つライナー・ベルトルトに、エレンが目的を問いただすも理解できず激高…。そしてエレン側にいたユミルがライナー側にひるがえりそう!!…という展開でした。

早速、34話「開口」考察・解説をしていきたいと思います。

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巨大樹の森に立ち寄った理由

鎧の巨人は、人間に戻ったベルトルト・エレン・ユミルを連れて、壁からだいぶ離れた所にある巨大樹の森までやってきました。進撃の巨人 巨大樹の森

故郷にエレンを連れて行くのが目的ならば、そのまま(鎧の巨人のまま)走っていけばよかったはずです。なぜそうせずに、わざわざ巨大樹の森で夜まで待機する必要があったのでしょうか。

夜まで待てば、森の巨人が動かなくなるから?

理由のひとつではあるかも知れませんが、すぐ故郷に向かわず、わざわざ夜になるのを待つ理由にはなりません。ほかに何か理由があるはずです。

故郷に向かう前に体力を回復する必要があったため?

一番ありそうな理由は、これではないでしょうか。獣の巨人も超大型巨人も激しい戦闘をしたあとだったので、かなり体力を消費していたはず…。

失った腕を修復しているエレンに、体力には限りがあるから巨人化は難しいと話しているように、巨人化することや巨人を保つことには相当体力が必要だと思われます。

また、エレンやユミルの回復を待ち、完全に修復した状態になるのを待っている、ということも考えられます。

進撃の巨人 ユミルとエレン

エレンやユミルの命を奪うつもりならば、目が覚める前にそうするはずだったので、自分たちの目的を完遂するためにあわよくばエレンやユミルの巨人の力を借りるつもりなのではないかと考察しました。

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夜に動けない巨人と、動ける巨人

ウドガルド城で夜でも動ける巨人が確認されていたのに、「ここの巨人(=巨大樹の森にいる巨人)は夜は動けない」とライナーは言い切りました。

ハンジの実験で、日光を遮断するとすぐ元気がなくなった巨人に対し、3時間たっても元気だった巨人もいて、個体差があるという調査結果がありました。

しかしライナーの口ぶりからすると、城の巨人は夜動ける巨人、森の巨人は動けない巨人と、明確に区別しているような印象を受けました。

進撃の巨人 ライナー

思い返せば、獣の巨人もまた、夜でも関係なく動ける巨人でした。そしてユミルはその「獣の巨人が壁の中に巨人を発生させた」と言っています。進撃の巨人 獣の巨人

つまり、獣の巨人&獣の巨人が発生させた巨人=夜動ける巨人、ということではないでしょうか。

城の周りに現れた巨人は、壁に穴が空いていないのに発生した巨人ということが分かっているので…。

ん…?でもここで新たな疑問が…。

鎧の巨人&超大型巨人は夜でも動ける巨人なのか?

わからなくなってきました…!
でもライナーやベルトルトは獣の巨人が発生させた巨人ではなさそうなので、夜動けないタイプの巨人のように思います。

だから巨人ではなく人間の姿で、夜にひっそり故郷に向かおうとしている…んでしょうか。

兵士と戦士

今回のライナーの発言は、「頭おかしい」以外の何物でもありませんでした。

自分とベルトルトのせいで人類が巨人に脅かされている事実を棚に上げて、「壁が壊されてなくてよかった」「自分たちは飲まず食わずで良い働きをした」「兵士として評価されていい」…などと…。

支離滅裂なライナーの発言に、目がテンになっているエレンとユミルの顔がこちら。
進撃の巨人 エレンとユミル

そして、呆れ顔(もはや関わりたくないみたいな表情)のベルトルト。
進撃の巨人 ベルトルト

前回まで、あまりに模範的な兵士としての発言が多かったために、ライナーが人類の敵だということが信じられずにいました。

しかし、今回、ライナーは壁を破壊する戦士であるのに、兵士を演じて生活するうちに、どちらが本来の自分かわからなくなっていたことが明らかになりました。

さながら、潜入捜査の任務でもぐりこんだ組織に身も心も馴染んでしまい、本来の自分が何なのかを見失ってしまう公安警察官のようですね。

回想シーンで、マルコをタヒに追いやった理由が自分にあるのにも関わらず、マルコのタヒに誰よりもショックを受けているという描写がありました。

進撃の巨人 ショックの表情のライナー

もうその頃から精神分裂が起こっていたようですね…。

戦士ということを忘れ、模範的な兵士を本気で目指していたライナー。だからこそエレンはライナーを尊敬していたし、裏切られたエレンのショックは大きかったのだと思います。

ベルトルトに「僕らは戦士だろ」と諭され、我に返るライナーでしたが、このまま人類の敵である戦士にまた完全に戻ってしまうのか…今後の展開に要注目です。

本気でクリスタに惚れているようだし、まだ兵士の気持ちも残しているような気がするので、どうにか踏みとどまってくれないかなあという希望も私は捨てずに見守りたいと思います!

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進撃の巨人34話感想

今回はライナーやベルトルトの目的が少し明らかになった半面、ますます謎が深まってしまったような不思議な沼にはまったような印象を受けた回でした。

獣の巨人が、城の巨人を発生させた…。

そして、獣の巨人のほうに向かえば、ライナーたちは故郷に帰れる…。

ユミルとライナーたちの立場の違い…?

クリスタを救うことで未来が開ける…?

進撃の巨人 クリスタ

考察できていない箇所がたくさんありすぎです(涙)。

とりあえずクリスタがみんなから愛されすぎです。クリスタが今後の展開のかなり鍵になってきそうですね。

今回の最後に調査兵団たちが猛スピードで(特にミカサがやる気満々で)森に向かってきたので、次回は調査兵団と戦うか逃げるかして、故郷を目指す展開になりそうです!

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コメント

  1. monkey より:

    この森って壁の中なんですか?
    それとも外なんですか?

    • kumako より:

      monkeyさん、コメントありがとうございました!
      進撃の巨人担当くまこฅʕ•ᴥ•ʔฅと申します。
      コメント頂いたの初で舞い上がっております。
      ありがとうございます。

      どこを壁の中・壁の外というか、いまどこにいるかによって
      表現が変わるので、表現が難しいのですが、
      巨大樹の森はウォール・ローゼとウォール・マリアの間にあると考えられます。
      理由は、ウォール・ローゼの壁の上で巨大化したベルトルト&ライナーが
      壁の外側に向かって逃げて行ったためです。
      既に巨人がウヨウヨしている地域です。