進撃の巨人37話の感想・考察・解説！エレンが持つ座標の力とは？

こんにちは。くまこฅʕ•ᴥ•ʔฅです。

なんということ…！「進撃の巨人」アニメ2期、気づいたら最終回です！これから大きく話が展開しそうだ…という良いところで、たくさんの謎や伏線を残しながら、終わってしまいましたね～（涙）。とはいえ、3期の制作も決定しているそうなので、ひとまず一安心です。

前回の「進撃の巨人」36話は、エレンを奪還するべく追いかけてきた調査兵団と憲兵団が大量の巨人やライナー・ベルトルトに立ち向かいました。

今回は、巨人化できなかったエレンの意志が他の巨人たちに伝わる謎の力を手に入れた描写や、コニーの村の人間が巨人化した可能性が示唆されたところで最終回を迎えました。3期に続くような猿の巨人のラストカットも印象的でした。

早速、37話「叫び」考察・解説をしていきたいと思います。

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エレンはなぜ巨人化できなかったのか？

母親を食べた因縁の巨人が目の前に現れたエレンは、「仇を取る」とその巨人に立ち向かうハンネスに加勢するため、いつものように手の付け根を噛み切って巨人化しようとします。

しかし、血まみれになるほど何度噛んでも巨人化できず、結局ハンネスさんは、母親と同じように食べられてしまいました…！

身体を噛み切るほどの強い痛みと、巨人化するための目的（この場合はハンネスさんを救うために巨人と戦うこと）がハッキリしていれば、巨人化できるはずなのですが、なぜ今回はそれが叶わなかったのでしょうか。

それは、エレンの身体の状況を見れば明らかです。この時点でまだエレンの身体の修復は進行中であり、指の途中までしか回復ができていませんでした。

34話でライナーが言っていました。

いや…そんな都合のいい代物じゃねぇのさ。体力は限られている
今はお前らの体を修復するので手いっぱいのようだ

つまり、今は身体が修復仕切っていないため、能力が身体を修復するために作用しており、それが終わるまでは巨人化するために力をまわすことができなかった…ということだと思われます。

母親を食べた巨人の仇を取るどころか、またしても同じように目の前で自分のために戦ってくれたハンネスを失ってしまい、エレンの心境を考えると辛すぎるシーンでした…。

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座標とは？座標を持つ人間が持っている能力とは？

巨人化できず、それでも襲ってくる巨人に立ち向かうエレン。
そして、母親とハンネスの仇を取るため、二人を襲った巨人を倒そうと強く願ったとき、周りの巨人たちが一斉に、その巨人に襲いかかりました。

そしてその後、エレンがライナー・ベルトルトを許せないと強く思った瞬間、巨人たちの矛先が変わり、今度はライナーとベルトルトに巨人たちが押し寄せました。
marker”>操れる対象は、意志を持たない巨人に限られるようです。

また、ライナーはこう言っています。

最悪だ。よりによって座標が最悪のヤツの手に渡っちまった。絶対に取り返さねぇと…。

このセリフから考えると、「座標」は人から別の人に、なんらかの方法によって譲渡することもできる、ということですね。

また、ユミルが「だからライナー達はエレンを連れ去ろうとしたのか…」と納得しているシーンを見ると、ライナーたちはエレンが座標を持っている可能性を感じていて、だからこそエレンを目的の場所に連れて行こうとしていたということが考えられます。

改めて考えるライナーたちの目的

さて、まだ「座標」について多くの謎が残ってはいますが、エレンが「座標」を持っていることが今回明らかになりました。この時点で、再度ライナーたちの目的を整理してみたいと思います。

前回までのやりとりで、
・ライナーたちは故郷にエレンを連れて行きたがっている
・猿の巨人を目指せば、ライナーたちは故郷に帰れるらしい
ということがわかっています。

それらを踏まえ、今回明らかになった「座標」の情報をあわせて考えてみて、ライナーたちの目的は、エレンを猿の巨人のところに連れていき、エレンの持っている座標の能力を猿の巨人（の中の人間）に譲渡するコト、ではないかと考えました。

そして、それを達成できれば、晴れて故郷に返してもらえるのではないかと考察しました。

ライナーたちの苦しい表情や言動を見ていて、故郷に帰るために達成する条件があり、それを叶えれば許され故郷に帰れる…というような状況ではないかと感じていました。

ラストシーンで、猿の巨人と、その肩に乗る筋肉ムキムキの金髪メガネの男が描写されました。

こいつが、ライナーたちが目指している場所のようですね。ラスボスなのでしょうか。

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進撃の巨人37話感想

ハンネスさん…。もう結構前からそんな気配がアリアリとしていたのですが…なくなってしまうなんて…無情すぎます。

恩師を救えなかったエレンの悲しみや憤りも激しく伝わってきて、本当に胸が揺さぶられました。

そして対象的に美しかった最終回のミカサ…。前回の怖すぎるミカサの表情とは打って変わって、きれいでキラキラしてましたねえ…。エレンはもっと愛されていることを自覚したほうが良いと思うぞ！！

3期に続くラストシーンが圧巻でした。
そして、猿の巨人と、その肩の上にいる謎の男…。

巨人が人間だったというとんでもない事実が明らかになったところで、アニメ2期終了です。

3期は2018年以降のようですが、待てるかなあ…。楽しみすぎますね。

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