こんにちは。くらむBONです。
東京リベンジャーズ・アニメ12話について原作未読勢の考察をしていきます。
タケミチが2017年に帰還した世界(以降、「2017年世界」と記載)では事件は形を変えて起こり、結果的に何も変わっていない未来へとたどり着いていました。
この記事ではリープで変わったはずの世界の謎について考察していきます。
ポイントは3つ。
それぞれの謎に関して整理しながら、次のリープについて考えてみましょう。
原作既読勢とは違った視点の未読勢考察をお楽しみください。
目次
リープ後の世界の3つの謎
タケミチが戻った2017年世界は表面的にはタケミチの理想としていた世界かと思われましたが、問題が根本的に解決していませんでした。
2017年世界で私が疑問に思った謎は3つ。
2. 直人の行動の不審な点
3. アックンがトリガー能力者にならない理由
それぞれの謎について、一つずつ考えていきましょう。
①不可解な半間の発言
タケミチがヒナとのデートの最中に出会ったのは、メビウス抗争で登場した半間でした。
トイレでタケミチと半間が出会った際に半間は不可解な発言をしていて、「クルマ乗ってねえじゃん」と「まとめてやっちまおうと思ったのにな」です。
私が引っ掛かりを覚えたのは後半の発言の方です。
まとめてやっちまおう
半間の前半部分の発言はリアルな考え方なら「情報源がいくつもある組織」の幹部である事、リープのような異能力アリなら「未来に起こりうる事を知る能力」の持ち主という事がうかがえます。
半間の後半部分の発言は主語がはっきりせず、謎の部分があるのですが「タケミチと誰をまとめてやっちまおう」なのかが問題です。
私はアックンを含め元卍会関係者を4人まとめて排除する目的があったのではないかと、考えました。
そのため、タケミチや直人が車に乗っていない場合のにアックンのテ口を止めなかったのは、また2017世界が改変されることを知っていたので「だりぃ」といったのではないでしょうか。
罪と罰
半間がもしタケミチを1話で始末しようとしたアックンの背後にいる人物なのだとしたら、その動機は何でしょうか?
半間の手の甲にある「罪と罰」は誰に見せるためのものなのか、以前から気になっていたのですが半間はひょっとして復讐者なのかも知れません。
私は「卍会の乗っ取りに邪魔な旧卍会の人間を始末する」や、「将来発生するだろうリープ能力の能力者を根絶する」なのではないかと考えます。
半間が現在もヴァルハラの副総長なのか不明ですが、アックンを使っていることからキサキと通じているのは間違いなさそうです。
②直人の行動の不審な点
直人の行動には不審な点があります。
そもそも現在警察官なのかが不明な直人は、今回仕事を理由にタケミチとヒナを2人きりにしました。
その後、アックンの自爆テ口が起きますが、ちゃっかり回避してしまっています。
前回の考察でも触れましたが、タケミチの電話番号を直人がどうやって知ったのかはわかっていません。
キサキと通じているアックンの美容院にいるところにタイミング良く電話をかけてきて、直人は結果的にアックンにタケミチを尾行させるきっかけを作っていました。
直人には以前から警察官として不審な点がいくつかあるので、気になるところです。
直人への疑問
例を挙げると次の点で直人に対して、私は疑問を持っています。
・潜入捜査をしていた捜査官の後を引き継いで、半年前に捜査を開始しているにもかかわらず潜入捜査をしていない。
・直人の階級が明らかに警察官(巡査)で、年齢的に大卒2年目の捜査員として単独行動が許されるはずがない。
直人への疑念への答えは、今後も記事にできればと思います。
直人の誘いとアックンの尾行
直人が誘った3人でのドライブは当初から右隅に、事件の該当車によって既に尾行が開始されているのがわかります。
アックンが卍会の捨て駒となっているのは初回ループ以前からなのであまり不思議なところはありませんが、直人の間の悪さが意図的なのか単なる天然なのかわかりません。
以前のループでタケミチを2度ほど始末しかけている、アックンの存在を忘れているとするならば、警察官として直人は不用心すぎる気がします。
③アックンはなぜトリガーにならない?
タケミチは4回目のループで、アックンが生存している2017年世界に変革させましたが、アックンは以前の2017年世界の記憶を持っていませんでした。
直人を救ったときには直人がトリガーになる2017年世界に変わっていたことと矛盾します。
ここでいうトリガーとは、タケミチのリープ能力を発動させられる能力がある事と、変革以前の記憶があるということを指します。
アックンと同じくタケミチに救われているヒナにも、2017世界の記憶が引き継がれていません。
この二人は何故タケミチのトリガーにならないのでしょうか?
直人とヒナ・アックンの違い
直人だけは、2005年の7/4にタケミチからタイムリープ能力を告白されて、自分の意志で未来を変えているようです。
トリガーには条件があるのでしょうか?
・トリガーとなれるのは一人だけ。トリガーがいなくなればタケミチに救われた別の人間に発動する。
・タケミチがタイムリープ能力を持っていることを告白され、タケミチの能力に理解がある。
・自分の4因についてタケミチから聞いていて、タケミチの行動以外で自分で未来を変革する。
思いつくところだと以上の仮説が考えられます。
今後の展開によっては直人以外のトリガーの出現もあり、ヒナ・アックンがトリガーとなる事もあるのかもしれません。
東京リベンジャーズ第12話感想まとめ
今回のタケミチとヒナの港でのデートシーンはEDのシーンを回収しているのでしょう。
12話視聴中はここでこう来たかと、やられた感に陥りました。
2017年世界ではヒナをタケミチがふったという過去らしいのですが、やはり過去のタケミチの行動にも謎が多いですね。
タケミチは次のミッションで、東京卍会の頂点を取るつもりで決意を新たにしました。
今までのミッションはどちらかというと他人任せで傍観者気取りな部分がありましたが、他人任せは当てにならず自分が変えるしかないと、ようやく気が付いたようです。
タケミチ自身が自分の望む未来を勝ち取る決心をした成長は、共感できるところがあります。
2クール目に向けて新たなミッションを決意したタケミチに期待しましょう。
ではまた。
ばいばい。
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