ども!!みなさま、いかがお過ごしですか?
闇芝居担当・monyoです!
残暑ですねぇ…もう9月ですよ。今年の夏は、大変でしたね…。
普通に日々仕事に明け暮れてたんですけど、あまりにも忙しすぎて。
1日フリーの日なんて、1回のみ。
自分で望んで働いてるので、文句は言えないんですけど、休みが欲しいです…。
はてさて、私のせつな過ぎる願望は置いといて。
終盤に行くにつれてドンドン内容が怖くなっていくショートアニメ・闇芝居。
最初のほうも怖くはあれど、身震いするほどでなかったのですが、
なんか怖さがどんどん益している気がします。
それでは、参りましょう。
闇芝居の時間だよ?
スポンサーリンク目次
第8話 「お隣さん」
この物語は、
「新居に住み始めた女性が、隣人に巻き込まれ哀れな末路を送ることになる」
物語。
スポンサーリンクあの部屋にまつわる6つの謎
新しい部屋に住み始めた女性。
友だちと部屋で話しているときに、隣室から「ギーギー」という不気味な音が。
そして、酔った友達を送ろうとしたときにみた、新聞受けから伸びる手。
あまり隣人の人と関わりたくないなぁと思いながら、自分の部屋に帰ろうとすると、
彼女に悲劇が起こります。
隣室から聞こえてくる音、隣室にいたたくさんの人たち、そして、吊り下がっていた女性・・・。
あの部屋にある謎を1つずつ考察していこうと思います!
1.吊り下がっていた女性
部屋にぶら下がっていた謎の女性。彼女は一体なんだったのでしょうか。
まぁ、まず人間ではないですね。首を吊ったような状態で、天井でゆれていた彼女。
まず、首を吊った状態で長く生きられる人間はいません。
おそらく彼女は、首を吊りこの世をさった人間ではないかと思います。
原因はわかりません。なにか人生に絶望したか、それとも他人の手によってか・・・etc。
なにはともあれ、成仏できずいるのでしょう。
あの部屋に残ってしまった怨念が、彼女を作り出したのではないでしょうか。
ところで、彼女の身体は、生身なのでしょうか。なにが言いたいのかといいますと、
吊ったままずっとその場にいる。もしくは、怨念の強さから出現したなにか。
のどちらなのかということ。
両方おぞましいですが、ずっとそのままだった場合、怖いですよね。
あの世に旅立って、何年たっているかわかりません。腐敗は進み、匂いがすごいはずです。
ずっとそのままのはずないだろうと、思われる方、いらっしゃると思いますが、
わかりませんよ?
人間いつ誰に見放されるか分かりません。親・仲間、誰もがずっと一緒にいてくれる保証はどこにもありません。
世間には”孤独タヒ”なんていう言葉もあるんですから、見つかってないタヒ体があってもおかしくはありません。
首吊り女性は、その類の人間だったのかもしれません。
その可能性を匂わせるセリフ、彼女は言ってますよね。
「またお友達が増えちゃった。」
2.部屋の中にいた女性たち
怪しい隣室にいたたくさんの女性たち。彼女達は一心不乱に壁や床を引っかいていました。
彼女達はいったい何者なのでしょうか。
物語みていたらだいたい察しは付いている方は多いではないのでしょうか。
彼女たちは、過去に隣に住んでいた女性たちではないかと考えます。
今回引っ越してきた女性と同様に、首吊り女性の罠にはまったのでしょう。
首吊り女性を目の前にし、幻覚か何かを見せられ、どこかを引っかきまわすように、うごめく彼女達。
首吊り女性から逃げているのか、それとも部屋の現状を普通に見て逃げようとしているのか。
どちらにしても、正常な思考状態ではなく、ただ一心不乱に壁や床を引っかき続ける。
首吊り女性の魔の手から、逃れようとして。
途中聞こえてきた「助けて」という声は、彼女達の心の声だったのでしょう。
3.「ギーギー」という音
隣室から聞こえる「ギーギー」という音。
これは、罠にはまった彼女たちが床や壁を引っかく音、
または、首吊り女性が放つ縄の音ではないかと考えます。
どちらかというと、後者のほうが強いかと。
彼女達が、床や壁を引っかいている速度は、結構速いです。
猫が壁をひっかくぐらいの速さで、腕を動かしているので、
床がきしむような音は、彼女達からはでないと思います。
なので、どちらかといえば首吊り女性が揺れる際にきしむ縄の音が
可能性としては大です。
4.彼女はどうやって中に入れられたのか
友だちを送り、自分の部屋に帰ろうとしていた女性。
自分の部屋に入る前に、隣室のドアが開いており、「あいさつしないと」と思っていると、
部屋の中からまぶしい光が。
どんどん強くなる光でしたが、MAXに達した瞬間、一気に暗闇に。
この光が罠だったのではないかと考えます。
普通に部屋に入れようとすると、首吊り女性は顔のみ出してくるか、腕をのばすか、
胴体が動かせないため、異常な状態で、彼女の前に現れることになります。
普通、異形な姿を目撃した女性は叫んでどこかへ逃げてしまいます。
その叫び声により、周りにも知れわたり、“友だち”が減っては困る。
そのために、“自分の姿を見られない方法”を考えたのではないでしょうか。
それが、強い光を見せること。
光をみせることで、相手はまぶしくて目を細め、最終的には目が完全に閉じてしまう。
もし、まぶしさに耐えられたとしても、強い光が発している先は、目の錯覚上、見えなくなります。
目をつぶっている人間を引き入れるのは簡単なこと。ほんの一瞬の出来事ならなおのこと。
光がまぶしくなり、一瞬で暗闇になった原因は、以上のことがあったからではと考えます。
そして、まぶしいところから暗いところに行くと、目がなれず、何も見えないまま。
慣れて、見えてきた風景は、首吊り女性の部屋の全貌だった。
ということです。
5.新聞受けから出ていた手の正体は
友だちを送り届ける際に、隣の新聞受けからでていた手。
あれは、誰だったのでしょうか。
最初私は、捕らわれている女性かと思っていたんです。
逃げ出そうとして、手を出したのではないかと。
しかし、そのシーン見返してみたらですよ。
新聞受けの隙間から、目が見えていたんですよね。
団地の新聞受けって、一般的に↓のような感じですよね。
これだった場合、あんなにはっきり目が見えることはまずありません。
人間には無理な所業です。
首吊り女性が、頭を伸ばし、ターゲットを見ていたのではないかと、私は考えます。
6.部屋に捕らわれた彼女たちの運命
首吊り女性に捕らわれた住人達。彼女たちはどうなってしまい、今後どうなるのか。
彼女たちの所在は、部屋の外からは消されていると考えます。
新しく入居した女性が捕らわれた後、不動産の会話の中に、彼女がいたという形跡がなかったので。
おそらく、存在そのものを消されているのではないでしょうか。
彼女達が正気に戻り、首吊り女性の部屋を出れば、存在が復活するかというと、
そこは100%の確証はなく、定かではありません。
しかし、彼女達が正気に戻るということが、無理だと考えます。
正気じゃない人間を、正気に戻すには、なにかしら大きな衝撃を与えないといけません。
何でもかまいません。揺さぶったり、殴ったり、まぶしい光を浴びさせたり…etc。
揺さぶったり、殴ったりする人間は、あの部屋の中にはいません。全員、悪夢の中ですから。
可能性があるとすれば、太陽光。直射日光を見れば、目が覚め可能性はあるかもしれません。
しかし、部屋にはカーテンがかかっていました。
月灯りが入って明るくはなっていたので、完全遮光ではないのでしょうが、
太陽の光が100%入ってくることはないでしょう。
まぶしくもない光は、正気でない人にとっては無意味なもの。なんの衝撃にもならない。
もし、仮になんの前触れもなく正気に戻れたとしても、部屋の中は首吊り女性の支配下。
なんどでも惑わせるでしょう。せっかくできた“友達”を逃がさないために。
外部から来る人間から“友だち”を奪われないために、存在を消しているのだと思います。
不動産会社は共犯だったのか
首吊り女性に捕らわれた後、不動産会社に電話が鳴ります。
そして、女性専用物件でいいものがあいています。とのこと。
不動産会社は、この部屋にいる首吊り女性の共犯だったのでしょうか。
どちらのケースも考えられますね。
共犯である⇒怪物が住人を部屋に閉じ込め続けていることを黙認した上で部屋を提供。
共犯でない⇒怪物がいるということを知らない。
共犯である場合、消えた住人の記憶は不動産にあるんでしょうか。
その詳細はわかりませんが、あったら立ちが悪いですね。
共犯ではない場合、首吊り女性だけを認識していないのか、それとも部屋自体視認できていないのか。
共犯であろうとなかろうと、どちらにも得るものはあるんですよね。
不動産には、入居時のお金、そして、首吊り女性には、隣人という名の“友だち”。
不幸になるのは、被害にあった女性たちとその周囲の人。
いうて、周囲の人間も存在を忘れている可能性があるのなら、
本当に不幸なのは被害にあった女性たちだけですね。
みなさんの家の隣の人は大丈夫ですか?
スポンサーリンク闇芝居5期第8話感想
今回の主人公、どこかしら新垣結衣に似てると思いませんか?
逃げ恥のときのガッキーの雰囲気に似てるなっと思った私です。
物語は、夏の意識された女性の亡霊の話でしたが、
怖いかと言うと特に…。
こういう目にはあいたくないなということと、こういう女性にならないでおこうとだけ思いました。
嫉妬だったり、執念だったり、人間が必ずもつ醜い感情ですが、
それは表に出すものではなく、自分の中で消化しないといけないもの。
表にさらけだし、自分の思い通りに他人を巻き込んで行くのは間違っている。
私はそう思います。
それでは、今回はこの辺で。長文読んでいただきありがとうございました。
おしまい。
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