澪ちゃんの「あれよぉ」可愛すぎませんか……!!
こんにちは。サマータイムレンダ担当、和歌山出身の模造紙です。
「あれよぉ」は標準語で言うところの「あらまぁ」ですが悶絶必至の愛らしさで癒されました。さすがプロ。わかってらっしゃる。
他、7月を“しちがつ”じゃなく“なながつ”読みしたり細かい箇所で和歌山っぽさがあり9話も楽しく視聴しました!
肝心のストーリーは前回の顔芸の余韻を微塵も感じさせないバイオレンスホラーな展開に。
影しおりもハイネも恐すぎるんよ……
今回はハイネと影しおり・影潮の関係性、マーキングされた慎平の今後について考えていきたいと思います!
※ 登場人物の影の表記については、「影〇〇」という形で、名前の前に影をつける記載方法で統一しています。
目次
サマータイムレンダ9話おさらい
ループ4周目7月23日。
海難事故前日に潮が残したと思しき動画ファイルを見始める慎平、影潮、窓の3人。
映し出されたのは生前の潮と、姿形がそっくりのもうひとりの潮(影潮)でした。
彼女らは動画を見ている相手は慎平だと想定し、影と遭遇したしおりの話、潮と影潮の出会いとタカノス山の立ち入り禁止区域での出来事を語って聞かせます。
動画を見終えた影潮は記憶と力を取り戻し、記憶データから過去を再生、7月21日の事故を慎平らと共有、疑似体験させます
事故は、影しおりがしおりと入れ替わるために仕組んだことであり、潮の首を絞め影潮に記憶を欠落させるまでの衝撃を与えたのも影しおりの仕業だと判明。
ところが突如、触れたり話しかけたりが不可能なはずの記憶のなかの影しおりが慎平の腕をつかみ、姿をハイネへと変化させ「随分探したぞ、もう逃がさん」と凄みます。
事態に驚いて現実世界に戻るものの、慎平の腕にはハイネの手の跡がしっかりと残されていたのでした。
動画ファイルの内容開示、影潮の記憶と能力の復活、そして海難事故の真相判明と一瞬たりともが目が離せず、今回もスピード感が凄まじいなと思っていたらまさかの記憶映像の影しおりからの接触。
▲ 恐怖映像でしかない……ひたすら恐い
海難事故中の影しおりの表情や中の人の怪演といい、影しおりのビジュアルがハイネに徐々に変化するおどろおどろしさといい、一層に禍々しさと恐ろしさに拍車がかかってまいりました……!!
影潮、影しおり、ハイネの関係
他者の追体験の世界に割り込み、記憶への介入をやってのけた影しおり(ハイネ)。
影の統率者=ハイネという見たまんまな認識でいくなら、組織の一員、いわゆる子どもにあたる影しおりに潜り込んで姿を表に出すのは不可能ではなさそうだけど、影しおりは何だか他のモブ影たちとは一線を画す性質や立場を担っていそうな雰囲気をガンガン出しています。
四本腕の影の本体が影しおりという線もありそうですが判断材料が乏しい。
敵陣営にファンタジー要素が強く感じられることから、個人的には「影しおりと影潮、2人とも元々はハイネの一部だった説」を推したいと思います。
2人はハイネの一部なのでは?
実は影しおりってハイネから直接生まれたって可能性はないでしょうか。
一部を分けて生命を吹き込んだのか、クローンなのか、はたまた本当に母娘とか可能性としては色々考えられるものの、過去記憶を追体験中の他者の思考に紛れ込めるくらいだから影しおりとハイネは≒(ニアリーイコール)、限りなく近いイコール程度の認識がしっくり来るんですよね。
なお前回記事では、影潮もハイネの一部のなんじゃって推測をチラっと書きました。
つまり生み出された目的としては、影しおりも影潮も同じ立ち位置にいるのではないでしょうか。
今回影しおりが対峙した影潮に対して「不良品」と呟いた点からも、彼女らが同じ役目を担うために生を受け、一方はハイネの目の能力を譲り受けた後に潮をコピーして影潮となり(影潮になる以前の記憶は失われた?)、一方は本来のハイネの目的を遂行しながら、最終的にしおりに目をつけたというところでしょうか。
何故しおりに決めたのかは謎だけど、単なるフィーリング? もしくは何か理由があってか?
24日の夏祭りにおいて島を悲劇で飲み込むために、何らかの理由で条件の合う肉体が必要。
安直すぎだけどハイネが成り代わる器としてしおりを選ばれたってことかな。
現時点では影の目的が不明なため予測の範疇を出ませんが、人柱や生贄、はたまた器となる肉体を求める過程で影しおりや影潮の元となるハイネと≒な影を生成。
けれど影潮は影しおり曰く“不良品”で影の行動原理から大きく逸脱してしまったと。
不良品で裏切り者だからハイネは影潮には強く干渉できないとかかな?
2人がハイネから生まれたとすると、なんなく記憶を再現した世界に割り込むのも影しおりに憑依したのも合点がいくんですよね。
厳密にはコピーではあるけど影潮ではないのか?
動画ファイルにあったタカノス山旧病棟でのバトルで、潮はコピーされ影と戦いましたがひづる理論でいくと人間ひとりに対して影は1体のみの生成。
なのに潮がコピーされたとなると、影潮は厳密には潮の影とは異なるってことか。
それとも一度コピーされたらコピーされない理論は間違いとか?
影潮は最初から友好的だったし、やっぱりイレギュラーな存在で秘密があるのは確定ですね。
菱形医院旧病棟跡に覚えがある様子だったので、影潮になる前に関与していたと考えるのが自然でしょう。
どう考えても何か重大な謎が隠されていそうな場所なので次回は旧病棟跡に潜入してひと悶着ありそうです。
マーキングされた慎平のこれから
敵のラスボスに最大の秘密を握られ、しかも目印をつけられてしまったとか詰みではないでしょうか(困惑)
夏祭りバッドエンドでハイネと目があった時点で勘付かれたか…?! と嫌な予感は過ぎったけど、まさかループを追っかけて捜索されていたとは……!!
恐い、恐すぎる。
はっきりとマーキングされてしまった今、今後はハイネに監視&ストーキングされている前提での行動を強いられることに。
まだ物語の折り返し地点にも辿り付けていないのに主人公の切り札が逆手に取られそうな展開が予想され胃が痛いです……。
呪いの類でしょうからタヒに戻っても消え無さそう。
結局のところ協力者を多く獲得して影の病の大元を叩くといった流れか。
潮のタヒの真相も判明したし次の周回はひづると根津コンビも共闘してくれそう。相手は手強いけれどまだまだこれから。
そこでやっぱり影澪の味方になる説が有りえそうなんですが ▼
姉のタヒの真実と影潮と密かに共闘していた件を伝えると心を動かされて仲間になったりしないかな。そんな簡単じゃないかな……。
サマータイムレンダ9話感想
記憶の映像の人物が腕をガッとつかみ、生気を失った輝きのない目で凄んで来るとか何たる最上級の恐怖展開。
今回恐ろしくてひたすらに怖かったです。鳥肌立ったわ。
前半は序盤の謎の諸々の種明かしもあり、なかなか良い消化具合でしたね。
反して後半パートの海難事故と潮のタヒの真相は慎平には辛すぎる真実だった。からの影しおりの恐怖。ただただホラーでリアルに「ヒィィイィッッ」ってなってしまいました。
本物のしおりちゃんはあんなに快活で明るい女の子やったんかぁ……
▼ 活発でおしゃまでちょい背伸びした感じが可愛い
そっからの影しおりは振り幅がおっきすぎて、姿形だけが同じの別人にしか見えずスワンプマンからは大きく離れる印象。
影潮と潮のシンクロを見てるから余計にモヤモヤ。
影の性質とか及ぼす影響が不明瞭だから、今後も何が起こってもおかしくないってのが更に恐怖を煽りますね。
目印つけてストーカーするお母さんとか嫌すぎるけど今後はそれを上手く回避しながらの戦いになるんだろうな。
序盤の何が何やら状態から程よく情報供給され格段に見応えもアップ。これまで以上の危機の予感が漂い、今後の展開が非常に楽しみです。
それでは次回もお会いできますように!
▼サマータイムレンダの記事はこちらにまとめてあります
▼当サイトでは他にも多数のアニメを考察しています!
最新情報をお届けします
Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!
Follow @anideep11