▼11期の記事はこちら
どーも、闇芝居をこよなく愛する当サイト運営者小鳥遊です。
いやー、待ちにまった闇芝居6期がついに始まりましたね!
楽しすぎて、この度は闇芝居6期の感想・考察・解説記事を書くことにしちゃいました。
闇芝居と言えば、たまーにめちゃくちゃ意味深に終わる回もあるので、みなさんが納得できるような考察を目指して書きます!
この日のために1~5期まで見返したりと復習もばっちりしてきたので、過去作の内容も交えながら書けるよう頑張るぞー
※視聴次第追記していきます。
スポンサーリンク目次
第1話「雷客」感想・考察・解説
雷の夜に行方不明になった母親が帰ってくるお話。
ホラー:★★★★☆
ギャグ:☆☆☆☆☆
めっちゃ真面目なホラーしてる初回。
真面目過ぎて、よくある怪談話になってしまってるやないかい!
らしくない。減点!
闇芝居には、怖さ+不気味さ+シュールギャグを求めてしまうからなあ。
でも顔芸じゃなくてホっとした笑(闇芝居の黒歴史
今回の作画は闇図鑑っぽかったなー
考察:母親は結局なんだったの?
行方不明かと思われていた母親は、実は父親の手にかけられてなくなっていた。(首を絞めた痕あり)
そして幽霊として現れた。
という感じで単純に考えて良さそうな回でしたね!
初見もついてこれるように、まずはジャブといった感じか!?
雷の夜に現れたのは、息子が母親との雷の思い出を強く考えたことで姿を見せることができたって解釈でOKかな?
あのあと父親は連れていかれたのか、それとも自首したのか…想像力が掻き立てられますな!
スポンサーリンク第2話「友無洞」感想・考察・解説
洞窟の立ち入り禁止場所に入った女子学生が怪奇現象にあうお話。
ホラー:★★★★☆
ギャグ:★★☆☆☆
シュールギャグを挟みつつ、最後に謎を残す。
闇芝居らしさが出てきましたねー!
この理不尽感も個人的にはらしさだと思ってる笑
ただ、まだ不気味さの面が物足りないかなー
1期2期の不気味さが秀逸だったから、あの頃の闇芝居に徐々に近づけていって欲しいところ。
友子(今回の主人公)が可愛かったのは良し。
考察1:メガネの突然変異
今回最大の謎、メガネの突然変異。
首180度回転かしげ→タヒねタヒねダンスのコンボで、霊に身体を乗っ取られたんじゃないかと考えた人も多いんじゃないでしょうか。
![闇芝居6期 2話](https://i2.wp.com/animedeeply.com/wp-content/uploads/2018/07/779f49d001369e95b8eba8a86e3ad1cd.jpg?resize=680%2C381&ssl=1)
©「闇芝居」製作委員会2018
▲首180度回転+かしげながらのカニのような動きの煽りダンス。人間であればバランスを崩すはず。
ただ、吐き捨てたセリフ的にはメガネの本音っぽいんだよなー
「お前みたいなのろまを助けて~」という発言は、友子のことを知っていなければ出てきませんからね。
この点を考慮すると「記憶を共有するタイプの霊がとりついた」という感じでしょうか。
はい、考察終了。
これで納得して下さいお願いします(ゴリ押し
まあこの通りだったとして、友子たちを引っ張っていった霊とはまるで関係なさそうなところが闇芝居っぽいよね。
考察2:複数の手の正体とは?なぜメガネは生存?
他の人は引きずり込まれたのに、なぜメガネだけは生存したのかという点も、この物語を語る上での重要なポイントですね。
この点に関しては、面白い考察があったので紹介します。
【闇芝居6期】
第二闇 友無洞
こわさ★5
感動★1
おもしろさ★5
友達、友子を無にする怖い話。
きょうこ?が友達を口にしことが始まる。あかねが残ったのは友と呼べる人がいないから。きょうこ、あやかは友? 友子は友達を口にした。洞窟を発見した人が作り出した闇かな。https://t.co/lgXMc9hNLE— 星導輝(せいどうひかる) (@seidouhikaru) 2018年7月14日
▲闇芝居で「感動」を評価対象としている猛者の方の意見
友無洞という名称
洞窟の名前に意味があるという発想は必要そうですね。
「友(達がいる人を)無(にする)洞(穴)」という意味であればしっくりくるかなと。
あの手たちは生前非リア充だった人たちの手で、友達がいる(と思っている)人を恨めしく思っていじわるする……なんてね!
そんなふざけた理由ではなく、そういうシステムなんだと割り切った方が納得いくかな。
メガネが生き残った理由
メガネが生き残ったのは、元々誰のことも友達だと思ってなかったと考えれば説明がつきます。
もしくは、友達の件は全く関係なくて、ただ単に変な霊がとりついちゃったから放置しておいたとか笑
メガネが霊たちの好みじゃなかったなんて理由とは思いたくありません。
とまあ、2話についてはこんな感じですかね。
これで納得してください(威圧
第3話「風知」感想・考察・解説
締めた窓がなぜかすぐに開いてしまうお話。
ホラー:★★★☆☆
ギャグ:★★☆☆☆
え、まさかの感動もの?
感動のままで終わったのは闇芝居史上初めてではないだろうか。
2話考察部分で載せたツイートの方、なぜ「感動」を評価対象にしているのだろうかと思ったが、もしや感動回があることを知っていた…!?(ちなみに3話の感動評価は星3つでした。じわる笑)
でもさー、ぶっちゃけ闇芝居に感動って必要ないよね…
今回限りの変化球だったとしても、いらないと思っちゃうぐらいいらない。
なので、この回を感動回だと思わないようにしようと思う(???)
実際、最後のほっこりBGMの突然のストップ&不気味な感じにも聞こえる男の笑いには何か意味があるように思えるしね。
きっと、意味が分かると怖い話パターンなんだよ…!
そう思えるよう考察していきます。
考察1:先入観を捨てる
意味が分かると怖い話って、人間の先入観を利用した話が多いですよね。
つまり、先入観を取り除くことで自ずと答えが見えてくるかも!
まずは全ての先入観を取り払ってみました。
男は生きているという先入観
実は入浴時に溺タヒ。
最後に黒猫が現れたことで自分がタヒんでいると気付き、笑った。
この場合、脚本家には今すぐ仕事をやめてほしい。
電話の相手が妻だという先入観
実は普通の悪霊。
メモやタロー帰宅はたまたまで、風は悪霊の仕業。
風と共に家に入り込み、男を乗っ取った。
この場合、脚本家には今すぐ仕事をやめてほしい。
タローが家に帰ってきたという先入観
実は元から家の中にいた。
窓を開けていたり、男が窓を閉めるのを阻止していたのはタローだと気付いたから笑ってしまった。
この場合、脚本家には今すぐ仕事をやめてほしい。
タロー=最後に現れたネコという先入観
実は最後のネコはタローではない。
全く知らんネコが家に上がり込んでたから笑ってしまった。
この場合、脚本家には今すぐ仕事をやめてほしい。
ダメだ…さすがに無理がありすぎる。
脚本の人が無能でない限りは、この話は感動話と捉えるべきでしょうな。
考察2:最後の笑いの意味
最後の男の笑いは単純に考えると、
・窓が開いた意味がわかった
・今はなき妻とやりとりをした
・タローが帰ってきたことによる喜び
これらが重なって起こった笑いという感じでしょうか。(BGMの停止は演出のおちゃめ心)
もしくは、妻がタローのために事故にあったのに、タローがのうのうと帰ってきたことによる怒りや虚しさを含んだ笑いだったり…?
もしくは、自分の「だから開けてたのか」というよく考えたら馬鹿らしい発言にじわったとか…?
それはないか。
何て言ってた?
Twitter上で「何て言ってたのかわからない」という声がチラホラあったので触れておきます。
電話「しめ…しめ…しめ…しめ…閉めないで」
物語の結末から考えると、こう言ってたと考えるのが普通ですかね。
ただ何度も繰り返し聞いてみたんですが、「タヒぬ…タヒぬ…タヒぬ…タヒぬ…閉めないで」って聞こえるんですよねー
これが聞き間違いでなかったとしたら、奥さんはタローが外で腹を空かせてタヒなないように電話で伝えたという解釈もできるかな?(凍えタヒなないように説も考えたけど、木の緑や男の服装的に冬ではなさそう)
もしくは、電話の声の主が実はタローだったとか。
そう考えると、最後の笑いは「声の主お前だったんかーい!!」っていう意味の笑いだったのかも!?
ないな。
なぜ窓は締まらなかった?
![闇芝居6期 3話](https://i2.wp.com/animedeeply.com/wp-content/uploads/2018/07/eb61a2347eeb9dce91718f7e56aca722.jpg?resize=680%2C383&ssl=1)
©「闇芝居」製作委員会2018
▲お前それ窓開ける時のモーションやないかーい!
その閉め方だと指挟みますよ。
これには視聴者も総ツッコミ
結局感動ものなの?
▼演出担当の方のツイート
明朝4時闇芝居第6期3話「風知」が放送です。
脚本の佐々木巨匠といつも闇芝居を引っ張ってくれている村井くんとの化学反応で切なくも怖い?ショートホラーに仕上がりました。村井くんはドアマイガーの時に自分の仮ナレに本アフレコしてもらった想い出もあり、今回改めてご一緒出来て嬉しかったです。— やながわ薫平@「闇芝居」6期放送中 (@kunpeism) 2018年7月20日
「切なくも怖い?」という風に言っているので、素直に感動回と捉えてよさそうですかね。
ただ、ファンの感想に対して気になるツイートが…
ありがとうございます!
どの家の猫でもそうですが、
猫はご主人様を“よく”見てますよね。
次回も是非ご視聴よろしくお願いします!— やながわ薫平@「闇芝居」6期放送中 (@kunpeism) 2018年7月22日
ネコについて一切触れていない感想なのに、「猫はご主人様を“よく”見てますよね」という超意味深な返信。
ここにヒントが隠されているのでは!?
と思ったものの、何にも思いつかん…
どういう意味なのか見当ついた方がいたら教えて…
ただ単に、猫の特徴を上手く描けたから嬉々として語ってるだけだったり?笑
第4話「奉沼」感想・考察・解説
沼に一番大切なものを投げ入れるお話。
ホラー:★★☆☆☆
ギャグ:★☆☆☆☆
過去の闇芝居でも何度もあった田舎のならわしネタ。怖い話の鉄板設定ですね。
雰囲気は闇芝居らしさが出ていたものの、最後はまさかのスカッとオチ!?
いじわるBBAざまあwww
こんなスカッとする回が過去にあっただろうか。いやない。
ただ、ギャグ要素がほぼ皆無だったのと、ホラーとしても若干物足りなかったので満足度は普通。
解説:「なずみ」とは?
あまり馴染みのない「なずみの者」というワードが3回ぐらい出てきたから調べてみた。
泥み、滞み(なずみ、なづみ)
深く心を寄せること。執心。
執心する者。めっちゃ噛み砕いて「ヤベえ奴」って感じかな?笑
それとも「泥」と書いて「なずみ」とも読めるみたいなので、「ドロの者」という意味で使っていたと考えるか。
後者かな。
考察1:なぜ義母はいなくなったのか?
嫁が義母のことを一番大切に思うようになったので、指輪じゃなくて義母を奪いに来た。
というように、オチはシンプルに捉えて良いかと思います。
深読みすると…
深読みすると、以下のような考えもできそうだが…
「自己中すぎて自分が一番大切だった」
→だとしたら過去の奉沼の時に同じことになっていたはず
「他人の大切なものをなげた罰」
→本当に大切なものを奪いに来るだけで、一番大切なものを投げなかったから命を奪うなんていうルールはない
「姑の嫌がらせという災難から守ってくれた(消すという形で)」
→「一番大切なものが災難の身代わりになる」という表現だったので、消すまでの効果はなさそう
という感じでしっくり来ず。
あり得そうなのは、「ならわしのせいと見せかけて嫁が義母を沼に沈めた」というパターンぐらいかな。(見立てサツ人説)
こう捉えるとホラー感は少し増すね。
考察2:嫁の思考
シンプルパターンだったとして、嫁の思考がどうだったのかは気になるところですよね。
ショックで現実逃避して義母が一番大切と思うようになっちゃったのか。
あるいは義母が泥みの者に奪われるのを狙って、義母が一番大切であると自己暗示をかけたのか。
義母がいなくなった後の嫁のニヤリとした口を考慮すると後者かなーというところですが、個人的には前者かなーと思っています。
自己暗示ってやろうと思って完璧にできるものじゃないと思うんですよねー。泥みの者みたいな正体不明なものって、ごまかしがきかないイメージがありますし。
なので、本当に義母を一番大切に思うようになっちゃったけど、嫁の中に眠る本心が口をゆがませたという風に解釈しました。
考察3:嫁の手が汚れていた理由
![闇芝居6期 4話](https://i0.wp.com/animedeeply.com/wp-content/uploads/2018/07/035d7f39fcc5deb57648169e0eef7ec7.jpg?resize=553%2C603&ssl=1)
©「闇芝居」製作委員会2018
嫁の指輪をつけている方の手が汚れていたのは気になりますよね。
果たしてこれは泥なのか、それとも血なのか。
泥の場合
①泥みの者が指輪を返しに来てくれた
②自分で沼から拾ってきた
②である場合、手以外汚れていないことや手首までは汚れていないのを見ると、可能性は薄そうですね。
「なんで右手だけ洗わないねん。右手だけで探したんか?」
「沼浅すぎwww」ってなるので。
なので、①が妥当かなと。
と考えると、見立てサツ人説の可能性も薄いか。
血の場合
血の場合、見立てサツ人説が考えられますが、やっぱり上述の指輪が戻ってきてる件が説明しにくいんですよね。
旦那が寝てる内に義母を手にかける→沼に運ぶ→沼に沈める→指輪探す
っていう流れがあるはずなのに「なんで手に血がついたまんま?」「泥の汚れはどうしたの?洗い流したなら手もきれいなはずだよね?」ってなるので。
やっぱ泥やな。
考察4:一番大事なものって…
義母が消えたことで、「一番大事なもの」には人間も含むことが判明したわけだが…
旦那さんの一番大切なものって奥さんじゃないんだね笑
もっと言うと、この村の人達の一番大切なものって人じゃなくて物なの!?と思った方も多いはず。
薄情だなあと思いつつ、リアルを描いているのかもとも思ってしまう笑
ならわしは本物なのか?
薄情だと思いたくないから、実際にはならわしの方に効果がないのでは?と思いたい。
ならわしを小ばかにするような旦那さんの態度的に、旦那さんの周りでは泥みの者が本当に大切なものを奪いに来るという事件は一度も起こらなかったっぽいしね。
どの家庭でもならわしにめちゃくちゃ厳しかったから事件が起こらなかったという可能性はあるけどさ。
でもやっぱ、そもそも村の者全員が人を一番に想っていないのはさすがにないよね。そう思いたい…
この点を考えると、見立てサツ人説の方がしっくりくるんだよなあ。
…結局、どの説もしっくりこないっていう笑
闇芝居って真面目に考察するようなアニメじゃないなーって改めて感じさせられますね!
そういうところも面白いんですが。
第5話「雫来」感想・考察・解説
傘を盗んだら濡れてる悪霊に憑りつかれたお話。
ホラー:★★★★★
ギャグ:★★☆☆☆
5話にしてようやく好みのタイプ!
ホラー苦手な人は見れないぐらいの怖さがあったし、不気味な雰囲気もしっかり。
強いて物足りない点を挙げるとすると、ギャグ面で弱かったのともう少し捻りも欲しかったって感じかな。
展開的にはありがちな話だったからね。
でも、今後のお話に期待できそうな回でした。
考察1:どういうお話?
あの傘には悪霊が憑りついていて、持ち主に雫の音関係の嫌がらせをしまくっている。
その呪いから解き放たれるために、持ち主はコンビニで傘パク待ちをするという感じでしょうね。
つまり、最初のヒゲ面も最後に登場したメガネも同じ目にあって同じようなことをした(する)のでしょう。
ループする感じは、2期7話「ガチャ」を思い出すなー
にしても、悪いことすると罰当たるよってメッセージ性も感じた回でしたねー
脚本の人が傘パクされてムカついて書いた回だったりするのかな笑
考察2:なぜ傘パク待ち?渡せばいいのでは?
上記の内容の通りだとすると、なぜ知り合いなどに直接傘を渡さずに、わざわざパクられるのを待ったのか?という疑問点が沸きますね。
考えられるのは3パターン。
良心がそうさせた
悪霊に憑りつかれたのは自分が傘パクしたせい。
悪いことをすると罰が当たると実感して、せめて自分と同類の悪いやつに渡そうという思考になったのかも。
自分と同じ考えをしてるやつを改心させるためなんて考え方も…まあないだろうな。
そんな余裕ないだろうし笑
前の持ち主がそうしてたから
とりあえずヒゲ面と同じ手法を試してみたってだけの可能性も大ですね。
雫におびえていて冷静な判断ができないでしょうし。
傘パク野郎(悪いやつ)にしか憑りつかないシステム
描かれてはいなかったものの、普通に渡しても傘が戻ってきてどうしようもなかったという可能性も。
あの悪霊は傘パクされたことが原因で命を落としてしまった女性で、傘パク野郎を改心させようと行動しているのかも…?
実は良い霊説。
考察3:最後のシーンで男がぶつぶつと言っていたこと
最後の主人公がぶつぶつ言ってるシーン、ちょっと聞き取りにくかったと思うのでセリフを載せておきます。
「雨は嫌だ、雫の音がする、どっかいけ来るんじゃねえこのままじゃ俺は…雨が止む」
「止む」の部分だけ聞き取りにくかったので違う可能性がありますが、他は合ってるはず。
最後の「雨が止む」というセリフが合ってたとしたら、メガネに傘パクされたことによって霊がターゲットを変えて呪いが解けたという感じなんでしょうかね。
割となんとかなるタイプの霊だった…?
考察4:サブタイトル「雫来」の意味
サブタイトルの「雫来(しずく)」ですが、まあ「雫が来る」というそのままの意味なのでしょう。
おそらくあの霊の名前は「雫」でしょうから、ダブルミーニングになってるのかも。
さらにもう一つの意味があるかも…というツイートを発見したので紹介しておきます。
『闇芝居 第6期』第5話:今回はけっこう怖かった。傘に憑いてた霊に精神的に追い詰められてこのままだと死んじゃうから、自分と同類の人間に持っていってもらったってことかな。サブタイトルの雫来(しずく)は逆から読むと「くずし(クズ死)」。人の物を平気で盗む輩はこうなっちゃうよと?
— アニミスク (@animisc) 2018年8月3日
雫を逆から読むとクズタヒwww
その発想はなかった!すげえ笑
でもタヒんではいないと思うから、制作サイドの意図せぬことだったのでしょう笑
第6話「咲暗」感想・考察・解説
病院で隣室の人と話してると思ったら幽霊だったというお話。
ホラー:★★★☆☆
ギャグ:☆☆☆☆☆
よくある怪談話。1話と同じように真面目に怪談している…
オチが弱いし、ひねりも特になくて微妙な回だった。
今期から闇芝居を見始めたって人には受け入れやすい回かもしれないけど、1期からずっと見てきた勢にとっては物足りなすぎるよなー(間口を広げたいって狙いでもあるのかな?)
こういう話は闇芝居じゃなくても他で見れそうだし…
闇芝居だからこその話がもっと見たいんやー!もっと不気味さを…!
考察点は特にありませんでしたが、強引に一点だけ取り上げておきます。
考察:子どもの霊と大人の霊の違い
子どもの霊は裏表なく友好的に接してきたのに対し、大人の霊は完全に向こうの世界に引き込むために接してきてましたよね。
これは単純に、恨みを持ちながら吊った人と恨みを持たずに吊った人という違いなのかな?(「不公平」というワードが出ていたので、「何で私が…」という悔しさを抱きながら吊ったのかな?)
それとも、大人は吊ってなくなっていて、子どもは普通に病院でなくなってしまった人という違いなのかな?
子どもがそう簡単に桜の木を使って吊れるとは思わないので、後者の可能性もあるかもね。
あ、でも桜の木と共にいなくなったっぽいので、やはり前者か。
というか、あんだけたくさんの人が吊ってる木をよく今まで残しておいたな。
第7話「蛙卵」感想・考察・解説
蛙の卵に執心した結果、目をえぐってしまったお話。
ホラー:★★★★☆
ギャグ:★☆☆☆☆
放送前ワイ「サブタイトルの”蛙卵”で何て読むんだろ?」
「か え る の た ま ご」
頑なに漢字のみでサブタイ作る6期スタイル。
物語にギャグを挟まなかった分、サブタイにちょっとしたギャグを含めてくるとはやりおる。
いやー、物語にギャグ要素はなかったものの、闇芝居らしい不気味さはめちゃくちゃ出てましたね。
個人的には、ホラーやギャグよりも「不気味」なところが闇芝居らしさだと思っているので満足な出来でした。
良い感じに気持ち悪くて怖かった!
さて、今回はそんなに考察点がないように見えて、よくよく考えてみると…という点があったのでその辺りに触れていきますね。
考察1:オチの意味
周りの人の目が怖いので目をえぐったというオチでしたが、問題なのは自分でえぐったのか、それともバケモノ的な何かにえぐられたのかという点。
個人的には、自分でえぐったという解釈で良いんじゃないかと思っています。
バケモノ的なものが出てきた描写も特にありませんでしたね。
洗脳状態になってしまったというパターンはありそうですが。
ちなみに、周りの人や写真の不気味な目の描写は、少年視点の被害妄想だと解釈しました。
考察2:蛙の卵は本物だったのか?
あの蛙の卵は本物だったのか?それとも人間に悪影響を及ぼす何かだったのか?という点も少し気になりますね。
そんな中こんなツイートを発見。
『闇芝居 第6期』第7話:蛙の鳴き声は聞こえるけど見るからにカエルの卵じゃない。もしかして…と思ったらやはり。今回一番の驚きはサブタイトルの読み。あらん?、わらん?なんて読むんだろう?そして意味は?答えは「かえるのたまご」そのままだった(^^;
— アニミスク (@animisc) 2018年8月17日
「見るからにカエルの卵じゃない」だと…?
そこで実際の蛙の卵の画像と、今回の蛙の卵の絵を見比べてみたところ…
実際の蛙の卵は膜の中心に黒点があるだけなのに対し、闇芝居の絵は人間の目みたいに瞳孔と角膜(黒目)が存在しているように見えました。
濃い黒の円の周りを薄い黒の円で囲ってる感じですね。(気持ち悪いので画像は貼らないでおきます笑)
ということは、あれは蛙の卵ではないと考えた方が良いのかな?
蛙の卵と捉える場合とそうでない場合では物語の意味合いが変わりますが果たして…
→蛙の卵に触発され、自分の意思で目をえぐった
蛙の卵ではない場合
→目のような何かに洗脳されて目をえぐってしまった
闇芝居って幽霊だとか霊的現象だとか得体のしれない何かによる恐怖を描いている作品なので、やっぱり後者と捉えるべきなのかなー?
前者と捉えた場合、単なる少年自身の行動の怖さになるので、おそらく闇芝居史上初のパターンになるかと思います。
ちなみに個人的には後者と捉えたいですねー。前者だとこの後考察する部分に説明がつけられないので…
考察3:少年が蛙の卵に執心した理由
人の目が怖いという少年が、何で人の目みたいに見える蛙の卵に執心したのか。
あれが蛙の卵のような何かであれば「洗脳された」という強引な解釈ができるのですが、本物だった場合は意味不明なんですよねー
逆に怖がって遠ざけるのが普通でしょうに…
見てるだけならただの好奇心と解釈できますが、わざわざ深夜に捕りに行って水槽に入れるぐらいですからね。しかも膜の中の黒い物の動きにビビってたのに…理解に苦しむ。
「田舎に来ても人の目が怖い、ついには家にいても人間の写真の目まで気になるようになってしまった…そうだ!あの蛙の卵で人の目に慣れよう!…でも無理だったからもう諦めて目を見えなくしちゃおう」
っていう思考しか思い浮かばなかったけど、ガキ大将が来る前は普通に怖がらずに眺めてたし無理があるか。
よって蛙の卵のような何かによる洗脳説を押しておきます!(どうでもいいとか言わないで!!
第8話「海籤」感想・考察・解説
海辺のほこらにあったクジを引いたら大変なことになったお話。
ホラー:★★★☆☆
ギャグ:★★★☆☆
1話以来の「世界の闇図鑑」作画。
内容は…なんだこれ全くわけわからん。
演出担当の方が「脚本が壮大」ってつぶやいてたけど、これは壮大なのか…???
ただね、世の中にはこのわけわからなさが好きな人種がおってですね…
はい、私です。
闇芝居に関しては、不気味さとホラーとギャグが兼ねられていたら合格なんですわ。
赤ちゃんのくだりとオチのおっさんの理不尽すぎる不憫さがじわじわくる笑
これまでの話で一番闇芝居らしいと思ったかも。
ただ…考察はどうしよう……笑
いつもは最低でも1つぐらいは考察ツイートが流れてるんだけど、今回は難解すぎてか1つも見当たらなかったわ笑
そうなっちゃったらさ…私がやらずに誰がやる!!
考察1:突然小舟の上にワープした理由
旦那と一緒にいたはずの嫁が、なぜか急に海上の小舟の上に…
あれは嫁の精神内での出来事だったのではないでしょうか。
実際にワープしていたとしたら、どうやってあそこから戻ってきたのか&なんで生きてるんだよという問題があったり、旦那さんの反応ももっと驚いたものになっていたんじゃないかと思うので。
考察2:「私はもう…」に続く言葉
嫁「私に近づかないで!」
旦那「どうしてだ。俺はお前の夫だぞ!」
に対する嫁の「私はもう…」という意味深な発言。
この後に続く言葉は一体何なんでしょうね。
無難に考えると「私はもういけにえなのよ」でしょうか?
もしくは、オチの展開から考えるに「私はもう海籤なのよ」もあり得るか?
大穴で「私はもうタヒんでいるのよ」とかもあるかな?
何にせよ、嫁は旦那を巻き込まないよう突き放したのでしょうね。
ええ話やん。
考察3:オチの意味
嫁の右腕が海籤(当たりのみ)になっていて、こけた嫁の腕を不運にもとってしまったおっちゃんが次のいけにえになりました。
というオチなんだろうけど、なんだそのいけにえ伝染システム。
元々伝染するシステムで、伝染した人が周りを巻き込まずにいけにえになったことで近年は途絶えてたのかな?
それとも、最近は全くいけにえを差し出さなかったから、その分いけにえちょうだいね☆って意味で伝染システムが採用されたのか。
もしくは、オチに迷った脚本家による悪ノリ。これやな。
第9話「泥戯」感想・考察・解説
子どもを迎えに行く際に交通事故に遭ってしまった母親のお話。
ホラー:★★★☆☆
ギャグ:☆☆☆☆☆
母親は交通事故で、子どもは雨の中で砂遊びをして待っていたことで風邪ひいておなくなりになってしまったという悲しいお話でしたね…
実は主人公は既におなくなりになってましたっていうホラーはよくあるけど、子どもの方もかー
子どものビジュアルがやたらかわいかったということもあって、悲しさ倍増。
▼きゃわわ
![闇芝居6期 9話](https://i0.wp.com/animedeeply.com/wp-content/uploads/2018/07/35f2affe85ba64787b9263e8a059bb31.jpg?resize=680%2C382&ssl=1)
©「闇芝居」製作委員会2018
悲しさだけじゃなく、子どもが語るシーンに怖さや不気味さもあったので話としては好きな方かな。
ただ、普通に起こったまま話を捉えると、ありきたりで少し物足りない。
そんな物足りなさを解消するため、深読み考察をして勝手に盛り上がろうかと思います。
考察1:「泥戯」というサブタイトルを考慮すると…
このお話は、一見母親の脳内の出来事のように見えるかと思います。
ただ、「泥戯」というタイトルを考慮すると、人間ではない何か(もしくは泥自身)が泥で母子の物語を演劇していたという物語に思えてきてなりません。
そう捉えると、砂場がもにょもにょしてたことや母子が泥化(?)したこと、最後に泥人形の首が落ちたことにも説明がつけられますしね。(後述します)
と捉えると少し救いのある話になりますが、「戯」という漢字の意味を考えると、遊ばれていたと考えるべきかもしれません。
〖戯〗 (戲) ギ・たわむれる ゲ・ざれる
おもしろさを求めてする。楽しみの動作をする。あそぶ。ふざける。芝居をする。
考察2:時系列を整理
上記の考察通りの物語だったと仮定して、物語をわかりやすくするために時系列の整理をしてみましょう。
↓
2.子どもを迎えに行く最中に交通事故に遭って母親がなくなる
↓
3.母親の迎えを待ち、雨の中砂遊びをしていた子どももなくなる
↓
4.泥による演劇の開始(コンビニシーンの後の泥が動き出すシーン)
↓
5.車内で母子が会話し、どちらも泥化する(泥による演劇)
↓
6.砂場の泥人形の首が落ちる(泥による演劇終了)
↓
7.それを見た別の母子が不思議そうにする
こんな流れかな?
車内に母子がいるシーン~母親が泥化するシーンまで(回想を除く)は泥による演劇という感じですね。
7のシーンがやたら意味深に描かれていたのは、泥の演劇だったということをわかりやすくするためだったんじゃないかと思っています。(わかりにくかったけど)
それとも、この母子も同じような目に遭うという伏線だったりするのかな…
その辺りは受け手次第って感じでしょうかね。
というか、保育園の先生は雨の中子どもを外に放置してたのかよって話ですよね。許せん!
第10話「無邪樹」感想・考察・解説
木に登ったらこの前命を落とした双子の兄に身体を乗っ取られたお話。
ホラー:★★★★☆
ギャグ:★★★☆☆
2週続けて実はタヒんでましたパターン。
中身が入れ替わってたと考えると、木から落ちた後の「お母さん、怖かったよぉ!」の意味合いも違ってきたりと味わい深いものがありました。
ギャグもそこそこ良かったですね。自分の5倍以上の太さの大樹を枝に頼らず幹にしがみついて登るという驚異の木登り能力とか。
化けて出た双子の兄の顔は初見ではホラーだけど、2回目冷静に見るとギャグに見えて、1話で2度楽しめる点もGOOD!
ただ、物語の大筋はよくある感じだったから、若干の物足りなさもある。
でも、動機や小鳥の件、無邪樹とはなんだったのかという点を考えるとちょっと面白味が増しますね。
というわけで今回も考察していきます。
考察1:サブタイトル「無邪樹」とは?
サブタイトル「無邪樹」は「無邪気」から来てるのでしょうが、一体どういう考えで付けられたのだろうか…
というわけで、まずは「無邪気」の意味を調べてみた。
無邪気
1 素直で悪気がないこと。いつわりや作為がないこと。また、そのさま。
2 あどけなくかわいらしいこと。また、そのさま。
3 思慮に欠けること。また、そのさま。
んー、つまりどういうことだ?
子どもの無邪気さを誘発させる樹
という感じの意味で捉えたらいいんでしょうかね?
仮にそうだとしたら、一見子ども同士の争いに見えるこの物語は、実は鳥の巣を子どもに見せつけて木登りさせて落っことした樹の話ということになるのかも?
と深読みしてみましたが、多分スタッフの思いつきダジャレなんだろうなー
「サブタイトルどうしよっか?」
「この子どもたち今どき木登りとか無邪気だから…”無邪樹”でどう?」
「いいね。採用!」
ぐらいのノリな予感。笑
考察2:乗っ取りの理由
双子の兄タカシの生前は、弟サトシのために小鳥をとってあげようとするなど兄弟で仲良くやっていたみたいですね。
でも、オチでは「じゃあな、サトシ」と悪い顔で乗っ取りを喜んでいました。
この変わりようは何でなんでしょうかね?
単純に考えると、「お前が小鳥をとってって言ったから俺がタヒんだ」とタカシはタヒ後うらんでいたって感じかな。
もしくは、あの樹がタカシを悪い子にさせたか。
まあ樹に問題があるみたいな描写は特になかったし、やっぱ前者かな。
最後の最後にサトシも闇落ちしてたし、あの後リベンジ展開もあったのかもなーと妄想も膨らみますね。無限ループ。
考察3:なぜ小鳥があのような目に…?
乗っ取りが完了した後、左手から息絶えた小鳥が出てきたわけですが、これには一体どんな意味があったのでしょうか?
ちなみに、何度か見返してみたところ、生前のタカシが落下した際は小鳥はつかめていなさそうでした(左手を伸ばして小鳥or巣をとろうとしていて、落下の際には左手は空だった)
10話最大の謎ですねー
小鳥を犠牲にすることで乗っ取りができるという考え方もできそうですが、ちょっと強引すぎるか?
サトシに小鳥をとってと頼まれたのに対し、「とってやったぜ。コ口しておいたけどな」という恨みのこもった高度な煽り描写という感じかな?
それぐらいしか思いつかん。
※下の方に「6期で好きな回アンケート」を設置したので回答お願いします!
※一番最後の「総評」という見出しの内容も変更しました。私の好きな回ランキングも記載してあります。
第11話「覚氷」感想・考察・解説
山登りの最中、吹雪に見舞われた男のお話。
ホラー:★★★☆☆
ギャグ:☆☆☆☆☆
まさかまさかの3週続けて実はタヒんでましたパターン。続くねえ。
にしても、またどこかで見た事があるような話ですなー
闇芝居なら、せめてあそこでドア開けてくれないと…
しんみりENDはやっちゃダメ!まだ顔芸オチの方がマシ。
闇芝居であることを自覚してくれ!
というのが私の感想なんだけど、新規には逆にこういう話の方がウケ良かったりするのかな?
小屋の前に立っていた人型っぽい雪について
今回の敵は、おそらく雪のバケモノ的なものだったのでしょう。
小屋の中にいる人の大切な人に化けて、外におびき寄せるという作戦ですかね。
おびき寄せて命を奪うのか、ただ吹雪の中に誘惑して凍タヒさせるだけなのかは不明ですが。
最後の人型っぽく積みあがった雪は、息子の姿をかたどっていた雪でしょうね。
かなりシンプルな考察ですが、多分そういうことでしょ。
第12話「滝落」感想・考察・解説
人の形をしたバケモノが滝登りして襲ってくるお話。
ホラー:★★★★☆
ギャグ:★★★☆☆
おお、良い具合にホラーで不気味で理不尽でギャグ要素もある回ではないか!
夕方になる演出、不気味な子どもたち、謎のバケモノ…良い味出してますねえ。
それでいて「あの子供たちは一体なんだったのか」という謎な要素もあって、最後まで答えが明かされないまま終了。
実に闇芝居の良い部分が出ている回ではないか…良いぞ、もっとやれ!
では、考察していきます。
考察1:子どもたちは一体何者?
「あーあ、のぼってきちゃった」「また一人増えちゃうね」と笑う少年少女たち。
一体何者だったんでしょうかね?
子どもたちは霊だったのか?
石を投げているのを注意された際のあの子どもらしくない冷めた視線と、犠牲になった女性について何とも思っていない感じ…
あれを見て、なんとなく霊なのかなーと思ったけどどうなんでしょうかね。
ハイレベルな遊びをしている現地(閉ざされた田舎)の子どもという可能性もあるので、判断が難しいところ。
ただ、子どもたちはバケモノに狙われてなかったので、やっぱり霊的な存在なのかなー
でも、子どもたちはあの霊について詳しかったわけで、対応方法を熟知しているというだけの可能性も…
わからん。
子どもたちは味方だった?
バケモノに襲われた女性を笑う子どもたちでしたが、石を投げてバケモノが滝の上にのぼってくるのを防ぐという良い行いをしてたわけで…
元は人間の味方のような行動をしていたんですよね。(まあ子どもたちからしたら単なる遊びにすぎないんでしょうが)
ですが、事情を知らない女性が注意をしてしまったことで、「うぜえからバケモノに襲わせるか」という発想になってしまったという感じでしょうか?
そう考えると、笑っていた理由にも納得がいきます(混乱
考察2:女性はどうなったのか?
子どもの「また一人増えちゃうね」という発言から、女性はあのバケモノの一員となってしまったということは間違いなさそうです。
滝登りのバケモノということなので、あの女性は滝に引きずり込まれて落下し、バケモノ化したという感じでしょうかね。
今後は子どもたちに石を投げられて邪魔されつつも、滝の頂上を目指し続けることでしょう。
そしてまた新たな犠牲者を生むと…
考察3:最初のひとりは誰?
▼こんなツイートを発見!
『闇芝居 第6期』第12話:亡者たちはこうして仲間を増やしてるのか。となると最初の一人が気になるけど。まあそれはいいとして、最近の闇芝居はわかり易すぎて逆に拍子抜けしちゃうな(←視聴者の我儘)。
— アニミスク (@animisc) 2018年9月21日
増殖の方法はわかったけど、その起源が気になるのは世の常。
人間という種族に関しても同じことが言えますね。
まあこの点に関しては、オリジナルが元々あの滝に棲みついていたということでいいんじゃないでしょうか(適当
もしくは、あの滝で自サツした人が、憎しみのあまりバケモノ化してゾンビ的な怪物になってしまったとかね(適当
ところで「最近の闇芝居はわかり易すぎて逆に拍子抜けしちゃうな」とのことですが、シリーズファンとしてこの方の言いたいことがわかりすぎる!言ってることは間違ってない。
が、今期は視野を広げて深く考えれば考えるほどわけわからなくなるから、考察は相変わらず楽しめますよ!おすすめ!
と言ってあげたい。
第13話「山曳呼」感想・考察・解説
やまびこを楽しんでたらキモいおっさんに怖い思いをさせられたお話。
ホラー:★★★★★
ギャグ:★★★★★
「え、気持ち悪い」に爆笑。おっさんボイスは罪である。
近くにいるのに「もう来てるよ」がやまびこになってるのも爆笑ポイントですね。(最後の謎の早口も
いやー、6期も最終回となってしまいましたが、文句なしの満点回でした!
ホラー良し、不気味良し、ギャグ良し、謎良し!
まさか最終回でここまでのパーフェクト回が見れるとは…感激しています。
ここ最近の闇芝居にもどかしさを感じていた方も、この最終回には満足しているんじゃなかろうか。(実際Twitterでの評価良かった)
むしろシリーズ屈指レベルの面白さだったわ。それほど見事なホラーギャグ!
闇芝居、まだまだいけるやん!
さて、闇芝居おじさんの謎のささやきボイスから始まって、最初から最後までツッコミどころ満載だった最終回でしたので、しっかり考察していきましょう。
考察1:おじさんたちの正体
気持ち悪いおじさんたちの正体ですが、人影があったのに辺りに実体が見えなかったことから霊的な何かであると考えるのが妥当でしょう。
単純に考えると、あの山で命を落とした登山好きの霊たちですかね。
そんな登山好きな霊が、登山好きの女の子に悪さをはたらいていると。
そういうストーリーだったと仮定すると、「登山する人に悪い人はいない」というセリフはこの物語における伏線で、脚本の方は「●●好きな人に悪い人はいないなんて言葉は何の当てにもならない」ということを視聴者に伝えたかったのでは?と受け取ることもできますね。
………強引が過ぎるッッ!
考察2:はしゃいでた女性はどうなった?
落ち着いていた方が被害者という点に理不尽さを感じましたが、はしゃいでいた方も怖い思いをしたのでしょうか?
答えはおそらくNO
怖い思いをしていたらあんな笑顔で友達をドッキリに引っ掛けることなんてできませんし、人影についても「気のせいじゃない?」と一蹴していましたからね。(霊とのグル説も考えましたが、霧の説明がつかない)
最後のシーンでも、はしゃいでた方には何も起こらなかったのでしょう。
最初から霊たちのターゲットは落ち着いた女性の方だったっぽいですよね。
なぜ落ち着いた女性の方が被害にあったのか?
元々女の子とお話したいからやまびこで声かけたのに、「気持ち悪い」って言われたことにムカついていたずらしちゃった説を提唱しておきます。
今回の話を怖いと思った方も、そのように捉えればギャグとして見れるかもしれませんね。
考察3:女性のその後
怖い思いをした女性のその後を考えましょう。
よくあるパターンとしては、霊によって姿をくらます、もしくはビビッて崖から転落して命を落とすとかですかね。
どちらにせよ、ただでは済まなかったことになりますね…
ちなみに、上述した「いたずらしちゃった説」が真実であったとすると、「気持ち悪い思いをしたまま無事下山できたがトラウマで登山が嫌いに」という展開も考えられそうだが果たして…
あ、というか、登山で命を落とした霊たちが「登山は危険だから止めた方がいいよ」と伝えるために、あえてトラウマを植え付けた説も考えられるか!
なんだ、あのおっさんたちいい奴だったんじゃん(錯乱
おしまい。
みんなの好きな話ランキング
ここまで個人的な感想を語ってきましたが、他の方の評価はどうなんですかねー
ネット上で闇芝居の評価を語ってる人ってそんなに多くないから、どの話が評判良いのか気になる。
というわけで、アンケートを取ってみようと思います!
6期の話の中であなたが好きな話はどれか、是非投票していって下さい!
※投票は3票まで
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総評
2位 7話「蛙卵」
3位 12話「滝落」
4位 5話「雫来」
5位 8話「海籤」
6位 9話「泥戯」
7位 2話「友無洞」
8位 10話「無邪樹」
9位 4話「奉沼」
10位 3話「風知」
11位 11話「覚氷」
12位 6話「咲暗」
13位 1話「雷客」
3期はバケモノ顔芸、4期はナレーションベース、5期は人間の霊的な怖さという感じで期が変わる毎に印象的な挑戦を続けてきた闇芝居。
6期では、あえて闇芝居らしからぬ「よくある怪談話や自業自得の恐怖話、感動話」に挑戦してきたかなという印象を持ちました。(あくまで個人的な意見)
私のように「おみにえさん」みたいな不気味さ&わけのわからなさが好きな人もいれば、普通のホラー展開も好きな人もいるでしょうから、間口を広げるという意味ではこの挑戦は良かったんじゃないでしょうか。
ただ、闇芝居全盛期の特徴でもあった不気味さやわけのわからなさ、シュールギャグ、唐突感、理不尽さが薄れて、話がぬるくなっているというか…インパクトに欠けてしまったような気がします。
最後の2話は、闇芝居の好きな部分が垣間見えて良かったですけどね!
ただ、全体的に考えると5期と同様で少し経ったら忘れそうだなあ…1期2期は頭にこびりついてる話が多いですが。
にしても、なんでこんな1期2期が好きなんでしょうかねー?
同じく1期2期を評価してる人は多いみたいだけど、なんでなのか言語化できる方とかいたら是非意見を聞かせて下さい!
個人的には、全期振り返ってみた結果、1期2期特有の「唐突な奇妙さ(バケモノ顔芸なし)」が理由なのかなあと思い始めてきたけどどうなんだろうなー
もっとしっくりくる理由を探しながら、引き続き闇芝居を愛し続けていこうと思います笑
それともう一つ、今期に始まったことではないですが、EDが真面目な感じになってしまったのも残念ですよねー
1期2期は不気味な声(ボカロ)と歌詞が良かったし、3期の攻めた曲と仮面増えるアニメーションは最高だったよなあ(遠い目
4期以降はそんな面白味がなくなってしまったのが…
良曲揃いではあるんだけどね笑
7期では、その辺りも戻してくれると良いなあ…
闇芝居のス口も出たみたいなので、金銭的には7期を制作できる余裕はありそうだが果たして…
ちなみに試打動画見てみましたが、クッソつまらなそうでした笑
ただ、大当たり時に1期~3期までの話をアニメで放送したまんま視聴できるのは最高の仕様!(欲を言えば、書き下ろし話とかがあればなあ…やりにいったのに)
これを機に闇芝居視聴者・信者が大幅に増えるんじゃないでしょうかね!
7期が露骨にクオリティUPしてたら笑うわ。笑
あ、ちなみに4期と5期の考察も当サイトで投稿してるので、気になったら読んでみて下さい。
あの難解だったカセットテープの回もそれっぽい考察してますよ~(担当したのは私じゃありませんが笑)
みんなでアニメについて語り合うYouTube生配信やってます!
当サイトでは、アニメについてみんなで語り合おうというYouTube生配信を行っています!
アニメに関する話ならなんでもありなので、アニメ好きであれば楽しんでもらえるかと思います。
常にトークテーマを募集していますので、なにか語りたいことがあれば是非遊びに来てください!
もちろん、闇芝居の話も大歓迎です!
▼詳細はこちら
▼配信情報はTwitterでお知らせするのでフォローお願いします!
こちらのTwitterアカウントで、YouTube生配信に関する情報を逐一お伝えしていきます。
フォローお願いします!— アニメ考察ブログ@みんなのアニメ語り場チャンネル (@anideep11) June 25, 2018
▼当サイトでは多様な考察記事をお届けしていますので、こちらも是非!
おしまい
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コメント
闇芝居て、一回意味を考えたら、どんどん深く意味を考えて最終的に闇芝居に取り憑かれるまさに闇
それも闇芝居の物語の一つなのかも…
来季放送の7期も楽しみですね!
闇芝居、3期のテーマは忘れましたが、4期はナレーション、5期は女性がテーマでしたっけ。あんまり良くなかった。6期は自然現象がテーマだったので好きでしたね。7期は閉ざされた空間がテーマらしいので期待してます。
私も同じ感想です!
闇芝居×閉ざされた空間…面白くなる気しかしない…!
最近深夜アニメ界に進出して、その演技で批判を食らいがちなVtuberがキャストに抜擢されているのが心配ですが…
変に個性を出さず無難に演じてくれることを祈ります…