勝利への布石
どうも、ロシアスキーでございます!
さて、トモダチゲームの第9話がやってまいりましたが……。
前回の引きから、友一がどう行動するか、というのが描かれて。
やはり、その友一の仕掛けこそ楽しみな部分だったわけで……。
実に面白いエピソードでございましたね。
ではでは、まずは語っていくといたしましょう!
既読の方は初見の考察にニヤニヤしながら読んでいただければと思います。
トモダチゲーム 第9話 あらすじ
一方の友一は、Kグループに対して寝返りを申告するが。
連絡を受けたKグループのリーダー、『門倉 十蔵』はそれを受け入れるのに条件を付けて来た。
それを聞き、友一は寝返りを中止する。
実は友一は、すでに寝返りがすんなりといかないことを予測していたのだった。
日が変わり、日中、Kグループによる見張りが少なくなったタイミングで友一は行動を起こす。
『鬼瓦 百太郎』と会話し、探りを入れる友一であったが。
同じく見張りに付いていた『柱谷 千聖』に会話をさえぎられてしまう。
友一の見張りからマリアの見張りに役目が変わった百太郎は、マリアの姿をタイミング悪く見てしまい狼狽。
それを見た友一はマリアに合図を送り、食料保存エリアからの移動を開始する。
分散して逃走し、天智の隠れる位置を把握させない作戦か、と。
そう予想しながら友一とマリアを追う百太郎と千聖であったが。
友一はそんな二人の予想をあざ笑うかのように、断崖にてマリアを突き落としてみせる。
落下するマリアを救うため、足を止めることになる百太郎と千聖。
その間に、友一は悠々と天智の元へと戻り、食料を無事に届けることに成功する。
友一の行いに驚きつつ、これから勝ち筋があるのか、と問う天智。
しかし友一は、ここからは自分の得意分野だ、と自信を見せる。
これまでの期間で張った罠は、すでに効果を出し始めている、という友一。
勝利を確信している、圧倒的有利であるKグループを友一はどう欺くつもりなのか……。
という感じで……。
今回は、友一の仕掛けが語られたり、Kグループのメンバーの掘り下げがおこなわれたり。
この第3ゲームのクリア、というか勝負の決着も近づいてきてるのかな……。
と思えるようなエピソードでありましたね。
後は、なんかマリアが友一の傍にいるのを楽しんでいるような感じも見受けられましたので。
今後、どういう立ち回りになるのか、というのを感じられる部分もありましたね。
ではでは、細かい部分について語っていくとしましょう!
Kグループの秘密について
まず語りますはこちら。
『Kグループの抱える秘密について』ということで。
今回、友一と百太郎の会話で描かれておりましたが。
Kグループの面々は、チームワーク抜群の同じ部活メンバーであり。
互いに信頼も築けており、ましてや借金などとは縁遠そうな面々である、ということが分かりました。
そこで友一も『それなのになぜこのトモダチゲームに参加しているのか』ということを口にしていましたが。
実際、そこは結構な違和感ではありますよね。
学生が普通の人生を送っていれば、そもそもこのトモダチゲームに参加するほどの。
恐ろしい額の借金とか、背負う必要はないわけですから。
(天智とかのパターンはレアだと思うので省きますが)
そうなってくると、Kグループの面々は。
一体何があってこのゲームに参加しているのか。
百太郎は、うっかり友一にそれを喋ってしまいそうになりましたが。
それは千聖によってさえぎられることになりました。
ただ、それは逆に言うと、おそらくKグループはその借金の理由を。
全員がしっかりと把握しているのだろう、ということになるのではないかと思います。
さて、そうなってくると考えられる理由としては……。
……素直に考えると、『部費の使い込み』とかなのかなぁ、って感じですよね。
ただ、もしもKグループの5人の中にその使い込みの原因となった人物がいたとして。
5人の信頼関係の描写から見ると、それは『やむをえない事情によるもの』だったのかな、って感じかと……。
他にありそうな線っていうと、ちょっと思いつかないので……。
まぁ~……これはもう、部費の使い込み辺りが原因なんじゃないかなぁ、って思うんですけど。
いや、でもたかが部費の使い込みでそこまで額が跳ね上がるか、っていう疑問はありますけどねぇ……。
第二案としては、個人的理由で借金を背負ったメンバーがいる、とかなのかなぁ……。
でも、高校生の生活でそんな借金背負わんやろ……?
家、かなぁ。家が苦しいやつがいる、とか……?
それならちょっとありえそうな話になってくるかな……。
誰かの家が大ピンチで、それを助けるためにみんなで参加した、とか……?
……うん、これなら全然ありえそうな感じはしますね。
とりあえず、現状の予想としては。
『Kグループがトモダチゲームに参加した理由は部費の使い込み』もしくは。
『メンバーの誰かの家の借金を帳消しにするため』という。
この二択で予想しておきましょう!
……当たるかなぁ?
絶食後の食事について
続いて語りますはこちら。
『絶食後の食事について』ということで……。
前回、極限状態に追い詰められた天智でございますが。
今回もかなり危うい状態ではありましたw
ですが、なんとか友一の作戦が成功し……。
見事天智は食事と水にありつくことができたのですが……。
ちょっと待った!
天智は少なくとも一週間近く、食事と水分にありつけていませんでした。
この状態でいきなり食事と水分を摂取するのは大変危険です!
というのも、食事をしないで一週間とか過ごしていた場合。
胃腸は仮タヒ状態に陥ってしまうのです。
ここでいきなり普通の食事をしてしまった場合……。
胃腸に多大な負担がかかります。
腸閉塞、下痢、腹痛。この辺りで済めばまだマシな方。
最悪の事態として、命を落とす、なんてことも……。
なので、食を絶っていた場合。その期間に合わせて。
『回復食』というものから食べるのが必要になります。
一週間ほど断食していた場合は、まず重湯から始まり……。
極うすの味噌汁や、水で割ったリンゴジュース。
豆腐や納豆を経由してから、お粥やヨーグルト、など。
つまり、初期は液体メイン、中期で流動食、後期でようやっと固形物、と。
こうしていかないと胃腸への負担が本当に大変なことになります。
今では、断食というのが普通におこなわれることもありますが。
必ず、おこなう際は専門家の指導の下!
決して無理せずに行うことを強く推奨します!
あと、やる場合は本当に回復食は重要ですので!
間違っても今回の天智のように、いきなり普通の食事とか摂っちゃダメですよ!w
(まぁ、若い場合はそれでもなんとかなったりすることもあるみたいです)
友一の仕掛けた罠について
続いて語りますはこちら。
『友一があらかじめ仕掛けた罠について』ということで……。
今回のラストで、百太郎はCグループへの寝返りをマナブに対して宣言していました。
これはまさしく、友一が仕掛けた罠が効果を発揮したということで間違いないと思うのですが……。
これに関しては、まぁ分かりやすい罠の張り方なのかな、とも思うのですが。
まず、そもそも友一はマリアがチームに入るときに『女性かどうか』ってのを気にしており。
私としては、そこから単純に色仕掛けかなー、と予想していたのですが。
どうやら友一の作戦は、それよりも更にピンポイントだった様子。
まず友一は、女性に弱い人間を探っていました。
これに該当するのが百太郎だったわけですが。
そもそも、人数差を考えると。
『中央で自分とマリアが共に行動していた場合』……。
『見張りに二人、食料運搬に二人』っていう形になることは予想できるんですよね。
それを念頭に置けば……。
四人の内、女性への免疫が無い人物が一人いれば。
その一人が見張りのときに行動を起こせる、っていうわけで。
その上で。逃走時にマリアを囮にするのは友一の中ではおそらく確定路線。
そうなった時に、マリアには『自分を最初に助けた人物とは違う人物に擦り寄れ』と。
そう言っておくことにより、まぁ今回のパターンで言えば百太郎ですが。
その百太郎による、嫉妬などを煽りやすい、というのは。
まぁ~、間違いなくあるでしょうねぇ~。
なにせ百太郎の立場の人間にしてみれば。
『基本的に女性に優しい』ということがある上で女性に対しての免疫が無いわけですから。
非常に扱いやすい立ち位置の人間なんですよね。
嫉妬を煽ってやってもいいし、頼って踊らせてもいい。
ぶっちゃけ、一番崩しやすいわけなので。
おそらくは友一は、百太郎(の位置の人間)の離反まで。
マリアに、しっかりと指示を与えていた、ってことでしょうねー。
……まぁ、その作戦を聞いてれば。
マリア的には、友一のことを最低、と思うのも納得なわけですが。
ということで。今回の友一の仕掛けた罠につきましては。
『明確に、女に弱い人物一人を離反させる』というものだったのでは、と思います。
もちろん、これ以外にも各メンバーへの罠は用意しているでしょうから。
次回は、そのあたりの『離心』の罠がバンバン見られるでしょうね。
いや~、楽しみだなぁw
トモダチゲーム 第9話 感想
ここまで語ってきた、トモダチゲームの9話についてですが。
個人的感想としては。
おもしろくなってきたねぇ!
って感じですね。
いや、これはもう第2ゲームの時も書いたんですけど。
やっぱりこの手の作品では、人心の読み合い、騙しあいってのが面白い!
ここでどれだけ視聴者の予想を裏切れるか。
それが、面白さに直結してくるところありますからねー。
まぁ、ただでさえ今友一と天智は不利な状況ですので。
それをひっくり返すカタルシス、とかもありますからねぇ。
ただ、もうあと残り話数が少ないんですよね。
これ、どんな展開まで描かれるんだろ……。
その辺もちょっと気になるところではありますよね。
ってなところで!
今回はこの辺でお別れ、ということで。
また次回の記事でお会いいたしましょう!
お付き合いありがとうございました! ロシアスキーでした!
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