伝説のダークファンタジーと超絶美形主人公、降臨!
どうも、初めましての人もそうでない人もЗдравствуйте(ズドラーストヴィチェ)!
ロシアスキーでございます!
今期、私は担当作品1発目として。
累計発行部数3000万部を超える、超人気ダークファンタジー。
後のファンタジー作品に少なからず影響を与えた名作。
『BASTARD!!─暗黒の破壊神─』の記事を担当させていただくことになりました!
実は私、バスタはリアルタイムで追っていた時期がありまして。
それにハマった後は、古本屋へダッシュして単行本を買いあさったものでございます……。
今回このバスタードはNetflixにて全24話配信。
……の内。今回は13話までが6月の30日から配信開始されました。
既にご覧になった方も多いかと思いますが。
今回もじっくり語ってまいりましょう!
アニメ「BASTARD─暗黒の破壊神─」ネタバレあらすじ
世界は、魔法と剣が支配する混沌の中にあった。
四天王率いる闇の反逆軍団に襲撃されるメタ=リカーナ王国。
大神官の娘、ティア・ノート・ヨーコは国を守るため一つの決断を迫られる。
共に育った少年「ルーシェ・レンレン」の中に眠る最強最悪の魔術師「ダーク・シュナイダー(D・S)」。
D・Sの封印を解き放つことにより。メタ=リカーナ王国は二度の窮地から救われる。
しかし、D・Sは傍若無人かつ傲岸不遜。超俺様主義の男であり、もともとは四天王を率いて世界征服を企んだ過去があった。
封印が解かれるたびに、D・Sをコントロールできる唯一の存在であるヨーコは頭を悩ませることになる。
そんな中、D・Sの復活を知った四天王は、D・Sを仲間に引き入れようと動き始める。
四天王の一人、忍者軍団を率いるニンジャマスター・ガラはヨーコを連れ去り、D・Sを仲間に引き込もうとする。
メタ=リカーナ王国の王女であるシーラにより封印を解かれたD・Sは、騎士団とシーラたちと共にガラの忍者砦へと向かう。
ミノタウロス、鈴木土下座ェ門、イフリートといった魔物たちを突破し、ガラと相見えるD・S。
D・Sは、限界を超えた魔術の使用により見事ガラを撃破する。
しかし、D・Sはガラにトドメを刺さないばかりか。周囲の存在を護るという振る舞いすら見せた。
冷酷無比な過去のD・Sとの違いを知り、さらに優しさを感じ取ったガラは、完全敗北を認めることになる。
ガラの敗北を知った四天王の一人、『雷帝』アーシェス・ネイは、D・Sの排除を命じられることになる。
D・Sへの愛憎の間で揺れるネイであったが、部下である鬼道三人衆にD・Sの打倒を命じる。
ガラの連れていた仔竜であるラーズと共に行動するD・S。
道中、魔物に襲われる少女を助けることになる。
しかし、その少女こそ、鬼道三人衆の一人、シーン・ハリだった。
あわや、シーンの罠により倒されるかと思ったD・Sであったが難なく勝利。
敗北を受け入れるシーンであったが、D・Sはシーンを一人の女性として見る。
シーンはそのD・Sの接し方に、心を開くことになる。
さらにラーズと共に歩を進めるD・Sは、無数の石像を目の当たりにする。
そこで現れたのが、二人目の鬼道三人衆、カイ・ハーンであった。
激闘を繰り広げるD・Sであったが、石化の呪文により窮地に追い込まれてしまう。
カイの油断から、石化呪文を解除することに成功したD・S。
カイは次なる手として、コカトリスを呼び出し、D・Sを追い詰めていく。
D・Sはカイの慢心を突き、コカトリスを撃破。
その際、コカトリスの暴走により負傷したカイを、D・Sは何も言わずに助ける。
敵である自分を助けたD・Sの振る舞いに、シーン同様心を開くカイ。
D・Sは度重なる戦闘による疲労から、ルーシェへと姿が戻ってしまう。
そこで運良くヨーコと再会することに成功する。
その後、一行を、狼男が襲撃する。
しかし、その狼男を、D・Sはルーシェの姿のまま撃破する。
D・Sは、封印が何度も解かれた影響か、ルーシェの意識が無い時は肉体の主導権を完全に握ることができていた。
その後、更に敵である鬼道三人衆の一人、ダイ・アモンが襲撃してくる。
ルーシェが覚醒したことにより、D・Sとしての意識を失い、捕らえられてしまうD・Sとヨーコたち一行。
アモンは、裏切り者として、シーンとカイをも捕らえており、二人も自分の力を増すための糧としようとしていた。
シーンとカイが懸命にアモンと戦うものの、吸血鬼の強さに、なすすべも無く追い詰められていく。
ヨーコにも危機が迫るが、その瞬間。D・Sは自力で封印を解き、アモンの前に立ちはだかる。
D・Sはアモンを一蹴することに成功する。
一方、メタ=リカーナ王城では、救援のために現れたガラ率いる忍者軍団の奮戦により。
ネイ率いる反逆軍団第三軍との戦いが、硬直状態に陥っていた。
ガラは単身、ネイと一騎打ちに挑むことになる。
一度はネイを追い詰めたかに見えたものの、ネイの秘奥義により窮地に陥るガラ。
しかし、そこにD・Sが現れたことにより、ガラは助け出され、ネイは退却することになる。
ネイの境遇を知っているガラは、ネイがD・Sの元へと下るかと思っていたが。
ネイは四天王の一人、アビゲイルにより呪いをかけられており、その呪いを解くためにはD・Sの心臓が必要であった。
嵐が近づく中、ネイは再度メタ=リカーナ王城へと侵攻を開始し、D・Sと戦う
応戦するD・Sであったが、激しい戦闘で窮地に陥る。
その場にいた全員がD・Sが敗北したと思った瞬間。
D・Sは、瓦礫の中から復活し、再度ネイへと立ち向かう。
しかし、ネイは呪いにより倒れることよりも、D・Sにトドメを刺してもらうことを願っていた。
次第にネイは押され、ついに決着か、と思われた瞬間。ルーシェの語り掛けにより、ネイが呪いに蝕まれていることに気づくD・S。
自由にしてやるというD・S。
次の瞬間、D・Sは自ら胸を貫き、その手に心臓を掴みとり。
ネイを救おうとするのであった。
といった感じで。
13話時点で、なんとも衝撃的な場面で終わったわけですが!
いや~……ここで引くのね~……って感じですね!
ちなみに、原作コミック読んだ身としては。
まぁ、そうなるな、って感じの引きでしたw
では、早速語ってまいりましょう!
アニメ「BASTARD─暗黒の破壊神─」感想
さて、まずこのバスタードの感想なのですが……。
……いやぁ、いいんでないのぉ……?
っていう感じでしょうか。
個人的には、やはりOVAではなく、シリーズアニメとして作られたのはうれしいですし。
今風の作画の描き方で、でもキャラデザなどに関しては原作に寄せて、っていうのもうれしいですし。
あとはもう、個人的に原作が好きだったので好意的に見れてしまう、っていう部分があるのですが。
なので、逆に、不満点とかを、っていうのを挙げるとですね。
個人的には、魔術がもうちょっとこぅ、ババーッ! って感じで見たかったかなぁ、と。
特にお気に入りの鋼雷破弾(アンセム)は、マジックミサイル系の呪文なんで。
光を放射する、っていうよりは。弾丸じみた光が放たれて、敵をホーミングする、っていう形とかのほうがしっくり来るかな、とか思ったり。
あとは、お気に入りという意味では七鍵守護神(ハーロ・イーン)も、もうちょっと派手派手でも良かったかなぁ、って思いますねー。
逆に、炎魔焦熱地獄(エグ・ゾーダス)はイメージ通りだったのですごい満足感はあったんですけどねー。
あとは、魔術の叫び方もちょっと個人的には、っていう感じではあったのですが。
わかりやすいところだと、爆炎障壁(ガンズン=ロウ)なんかは。
「ガンズン……ロウ!」みたいに、溜めつつ最期に叫んでほしいかなー、とは思いましたね。
でもやっぱり、ぐりんぐりん動くところとか見ると。あー、いいなぁ、って思うんですよねー。
13話の精霊召喚からのバトルとかは、おぉ~! って思いましたしね。
あとは、変に原作改変とかがなかったのはホントありがたいです。
ちょっとセリフのカットとかがあったのは残念ではあるんですが。
本来連載当時のエッセンスであったコメディ要素とかもガンガン残してありましたしね。
やたらに叫ぶ大臣たちとかw
総じて、「今の時代の技術で再誕したバスタード」っていう風に見ると。
出来はよかったのではないか、と思いますねー。
なんといいますか。ここからバスタに興味持ってもらって。
漫画とかに手を出してもらえたら、っていううれしさですかね。
……原作まだ完結してないけどね!w
でもホント。見たいアニメ版を見させてもらった、っていう感じですね。
えぇ。満足です。満足ですとも。
という感じで。
ここからは細かい部分について語っていきましょう!
規制の有無とサービスシーンの描かれ方
続いて語りますはこちら。
今回の記事のタイトルでもある『規制の有無とサービスシーンの描かれ方』について、ということで。
このバスタードという作品。まぁご存知な人はご存知かと思うのですが。
サービスシーンが多く、そして過激であるということで有名でもあるんですよね。
……まぁ、今回この配信を見た方も思ったとは思うんですけど。
多かったですねー、いわゆるサービスシーン。お色気描写。
で、実際のところこのNetflixアニメ版バスタード。
原作に比べてその部分はどうなのか、ということなのですが……。
まず、はっきりと申しますと。
・生桃などの描写→あり。というか、描写としては露骨に多い。
・要所要所を見せない肌色演出→あり。全身を見せるという演出なども存在
という感じで……。簡単にまとめますと。
『全身などを描く部分はしっかりと描かれるものの、重要なTKBやアワビなどといった部分は完全に規制・あるいは隠すように修正を入れてある』
という感じですね。
まぁ、これに関しては。原作でも早いうちからTKBは描かれてはいたのですが。
さすがに、本誌連載時やコミックス修正版でもアワビは直接は描かれていないし、いわゆる「本来なら見える構図」にはなってないので。
まぁ、そこはやむなし、というところでしょうか……。
これ、原作を見た私の感想としては。
まず基本はほぼほぼ、原作のまんまだな、っていう印象を抱きましたね。
ただ、部分部分でいわゆる漫画におけるコマ割という意味でのカットの追加はあるなー、と。
それは気づいたんですけど。逆に削る、カットしてる、って部分は見当たらなかったんじゃないかな、とは思うんですが……。
で。カット以外での『再現度』と言うとですね……。
まず、規制に関してですが。これは『多少追加されている』っていう感じではありましたね。
具体的には、カイに対してのコカトリス毒の解毒シーンとかなんですが……。
さすがに、ちょっと直接的な部分は描くことができなかった、って感じでしょうね。
そういった部分を隠すようにしている部分、っていうのはちょいちょいありましたね
(ぶっちゃけて言っちゃえば、ここは原作ではTKBは見えてはいました)
ただ、そういう直接的な部分以外は、オミットっていうか規制っていうかは無かったと思うんですよね。
……っていうか、なんならヨーコのスライムのシーンはある意味では原作以上にちょっとちょっとな感じになってるんですよね。
(理由:原作のこのシーン、スライムの目玉なかったはずなんで。その目玉が逆にTKBを連想させる、みたいになってる)
で、このNetflix版バスタを見て、バスタードに初めて触れて。
事前に、バスタードには過激なシーン多い、ってことだけを知っている人がいたとして。
「おいおい、この程度かよ!?」とか「もうちょっと過激なシーンあるかと思った」っていう人がいたら一言お伝えしたいのですが。
これ、本当にシーンとしてはまんま。再現度かなり高いし、削ってるシーン無いしなんですよ。
で、それってどういうことかっていうとですね。
このバスタード。原作の連載がそもそも昭和。1987年に読みきりが載って、という。
いわゆる、かなり歴史の深い作品ではあるんですよ。
なので、その『サービスシーン』のあり方や意味。描かれ方、っていうのが。
そもそも。現代とは違うんですよねー。
個人的には、やっぱりサービスシーンが激しくなったな、って思ったのはいわゆる97年連載再開の。
『背徳の掟編』からだと思うので。
そういう、もう1ランク上のサービスシーンが見たい方は。
単行本21巻、もしくは27巻。
あるいは、作者である萩原 一至さんが同人誌として発行なさっている。
「エキスパンジョン」シリーズを見たほうが早いよ、という風にアドバイスだけはしておきたいですねw
どんなシーンがあるかは、ぜひともご自身の目で確認を、ということでねw
ただ、ホントこのNetflix版バスタード。
サービスシーンについては限界ギリギリまでがんばって再現していったと思うので。
その辺は、まだ見てない方はちょっと楽しみにして見てみてもいいかもしれませんね!
パート2展開予想
続いて語りますはこちら。
『パート2の展開はどうなるのかの予想』ということで。
このNetflix版バスタは、一応2022年内予定で。
14話から24話までのパート2が配信を予定されているわけなのですが……。
このパート2での展開なのですが。
まぁ、私は原作を読んでいるのでどんな展開になるのか、それ自体は把握しているのですが。
おそらく、このパート2はいわゆる。
原作の区分でいうところの『闇の反逆軍団編』を描ききるまで、ってことになるのかなー、と。
私としてはそう予想しますね。
というのも、この闇の反逆軍団編。ここまでの13話でまぁちょうど半分くらいまでは描けているんですよね。
残りの話数的な部分と、キリの良さを考えると……。
まぁまぁ。闇の反逆軍団編完了まででバシッと終わるのが妥当だと思いますね。
ただ、個人的にはその後の『地獄の鎮魂歌編』。そして『罪と罰編』がかなりおもしろいので……。
なんとか、その辺りまでシリーズを継続してほしいなぁ、って想いもあるんですよねー。
これに関しては、評判が良かったり、反響があれば全然不可能な話ではないと思うので。
ぜひとも。期待していきたいところですねー。
ってなところで!
今回はこの辺でお別れ、ということで。
また次の作品の記事でお会いいたしましょう!
お付き合いありがとうございました! ロシアスキーでした!
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