憂鬱とは複雑な状況である。
はいどうも! ロシアスキーでございます!
今回『BNA ビー・エヌ・エー』は第3話の記事となりますね!
今回も非常に楽しませていただきましたので……。
バシッと語ってまいりましょう!
BNA ビー・エヌ・エー 第3話 あらすじ
しかしそんなみちるの存在は獣人たちの間に混乱を生じさせる存在だと判断し、士郎はみちるを部屋に閉じ込めてしまう。
扱いの不当さ加減に憤るみちるであったが、丁度そこにアニマシティの市長であるロゼが現れる。
ロゼは士郎に『連続爆破テロ』の捜査を依頼。その標的には『シルヴァスタ・メディカル・センター』という場所も狙われている可能性があった。
自身の体のことを調べてもらうためにも、メディセンの爆破を防ぎたいみちるは士郎に協力させてほしいと願い出る。
渋々ながらそれを受け入れる士郎。二人は無事事件を食い止めることができるのか……?
といった感じで。みちると士郎が次第にお互いを理解していく様子が描かれた好エピソードでしたね。
では早速要点について語ってまいりましょう!
市長ロゼという人物について
まず語りたいのはこちら。
アニマシティの市長でもある『バルバレイ・ロゼ』という人物について語ってまいりましょう。
ロゼ市長に関しては1話から登場していたわけなのですが……。
とりあえずの印象としては、『人間と獣人の関係という問題に立ち向かいながらアニマシティを守る善良なる市長』って感じなんですよね。
1話でアニマシティがお祭りだった時、総理から嫌味というか……。
牽制の如き通話をもらっておりましたが……。
正直市長としてロゼ市長は相当な苦労をなさっているのだろうなぁ、というのが分かるわけなのですが。
そんな中でアニマシティ内部で発生している問題に関しては士郎に協力を要請して直接的な解決をしてみたり、と。
ただ穏やかな市長であるというわけではないという一面も見え隠れしておりますね。
そんなロゼ市長なのですが……。
私としてはどうにも怪しい人物であると、今回のお話を見ていて思いました。
そう思った理由はこちらのシーン。
みちるが人間だと知っていたことを士郎に指摘された後、その情報を誰からもらったかを秘匿するということをしてきたわけですが。
それをわざわざ行うのがちょっと怪しいんですよねぇ……。
いや、ある意味ではみちるの情報を入手してると隠さない辺りは真摯なのかもしれませんが。
逆に言うと『みちるが元人間であると知っていながら保護するでもなく、士郎に協力するのを黙認する』という。
ちょっと……不審な部分も見受けられるわけで。
そういったものを踏まえて考えますと……。
もしかしてなのですが。
『ロゼ市長、二心あり』なのでは! と。
私なんかはそう考えてしまうわけですねぇ……。
実際のところロゼ市長が何を企んでいるのかっていうことまでは分からないんですけど。
もしかするとなのですが……。
『ロゼ市長は獣人たちを率いていずれ人類に反旗を翻す』つもりなのではないかなぁ、というのが今の私の予想でございます。
その為に、士郎に協力してもらってアニマシティの治安を維持しつつ……。
特別な存在であるみちるを懐に抱き入れるつもりなのではないでしょうか?
……っていうのはかなり尖った予想なんですけどねw
でもやっぱりロゼ市長はどこか怪しいと思うんですよ。
なのでロゼ市長の動向については今後も注目ですね!
みちるの親友『なずな』について
続いて語りますはこちら。
みちるの親友である『日渡 なずな』について語りたいと思います。
今回みちるの夢の中(……あるいは記憶?)で登場したなずなちゃんですが。
どうやらなずなちゃんもまたみちる同様『獣人化』しており……。
オマケに何者か(もしくはどこぞの組織)に連れ去られてしまっているようですね。
これに関しては恐らく物語の超重要なキーポイントなのは間違いないでしょうね。
みちるもそうですけど、この二人は人間から獣人に変じている存在ということで。
まずそこが『この二人は特別な重要なキャラなんですよー』ってことですし。
『この作品のシナリオにおいては二人の巻き込まれた出来事が根っこの部分を担っている』ってことだと思うんですよね。
問題点としては『なずなは誰に(あるいはどんな組織に)連れ去られたのか』ということ。
そして『いったいどこに連れ去られたのか』というこの二つの部分が問題点ですよね。
コレに関しては私は一つの予想を立てているのですが……。
まぁハッキリ言ってしまいましょう。
『みちる・なずなの二人を獣人にしたのはシルヴァスタ製薬である』。
『なずなは今はシルヴァスタ製薬に捕らえられている』。
この二つが今の私の予想となっております。
こう考えたのは単純にこちらのシーン。
みちるがカメレオンの獣人に向けられた悪意と言葉が気になるんですよね。
『お前さえいなければ』という言葉。
そうでなくとも今回登場したシルヴァスタ製薬の職員二人はみちるのことを知っているような様子でした。
これはもう間違いなくシルヴァスタ製薬が二人の肉体の変化に関わっているのは確定だと思うんですよ。
ただそうなってくると『なんでなずなだけ連れ去られたのか』っていう新たな問題が生じるんですけど。
恐らくなのですがシルヴァスタ製薬はなずなだけ獣人化させるつもりで何かをしていたんだと思うんですよ。
それでその何かはひょっとするとみちるによってジャマが入ったとか……。
あるいはみちるが連れ去られるなずなを見て警察に通報を入れたとか……。
そういう『妨害』をみちるはしたんじゃあないかと思うんですよ。
なのでみちるが受けた悪意はそれに対する逆恨みのものなのではないかと私は考えています。
そうしてもしも私の予想通りだったとしたら。
わざわざ自分たちの手で人間を獣人に変化させた存在を確保しないわけがないんですよねー。
ましてや製薬会社なんてのはアニメにおいては『あくどいことをする組織代表』みたいなものですからw
これはもう間違いなく『なずなちゃんは研究対象としてシルヴァスタ製薬が確保してる』ってなりますよね!
ただその場合みちるはシルヴァスタ製薬と関わっていれば自ずとなずなとの再会もできるでしょうが……。
なんでしょうか。そうなった場合それが良いことだとはちょっと思えないような……。
むしろその時は物語が悪い方向に動きそうな気がするんですよね……。
まぁともかく。
今後はシルヴァスタ製薬の動きの影になずなの存在が無いかどうか、というところを注目していきましょう!
OPの系統樹の意味
続いて語るのはこちら。
今回一番語りたかった部分。『オープニングに出てくる系統樹の意味』についてです!
説明いたしますと系統樹とは、『生物の進化の道筋を描いた物』であり。
その形がまるで樹木のようになることから『系統樹』と呼ばれております。
見たことがある人も多いとは思うのですが。
どれのことを言っているかというとこれのことなんですね。
生物はこの図の根っこ、根元となる生物から細分化され進化をしていったと。
そう示す図なのですが……。
このオープニングの系統樹の根っこにいるのは……。
そう、アランが(偶然なのか、意図してなのかは不明なのですが)配置されているんですよ!
この事から私は二つの予想を導きだしました!
まずその1!
『獣人はやはり人間から派生進化した生物である』という可能性!
ただこれについては獣人たちが『人間から変化した獣人なんて聞いたことも無い』っていうスタンスなのが気になるんですよね。
もしもこの予想が当たるのならその進化の歴史はそうとう昔にさかのぼることになるかも……。
それこそ直近数年なんてものじゃあない時代の出来事なのかもしれないですね……。
そしてその2!
『その進化の全ての鍵はシルヴァスタ製薬が握っている』!
これは上のなずなについての項目でも語ったんですけど。
この世界の獣人の謎、それらは全てシルヴァスタ製薬の野望の副産物なのではないかと。
私はそう思っているんですよね。
だって今回のアランの振る舞いとかセリフとか?
もう完全になんかやってるでしょw
そんで表向きはアニマシティに協力してるって形で?
だからこそ私はロゼ市長も怪しい、とこう睨んでいるんですけどね。
私としては『ロゼ市長も悪巧みをしていてアラン側を利用している』形であって……。
アランもまた『ロゼ市長を利用して獣人について研究などをしている』っていう。
お互いがお互いを利用している状況なのではないかと思っております。
そしてそれを暗に知らせているのがこの系統樹だったのではないかと読んでいるんですよ!
……とここまで語っておいてなんですけど。
『実はそんなに深い意味のあるものではありませーん!』なんてこともありえるのでw
まぁこれは私なりの予想ということで一つお願いいたしますねw
でもこういった作品において系統樹がまったくの無駄ってことはありえないと思うんですよねぇ……。
この予想が当たるかどうか。ちょっと楽しみですね。
BNA ビー・エヌ・エー 第3話 感想
さてそんなBNA ビー・エヌ・エーの第3話の感想なのですが。
ホント毎回面白いなぁ!
なんて言うんでしょうね。ホント物語作りが上手いんですよねぇ……。
少しずつ少しずつ物語が動いていく様子が、実に心地よいといいますか。
またその裏で『もっと先が見たい!』っていうのも強く思っちゃうといいますか。
あとはみちると士郎の関係についてもやっぱりワクワクとかドキドキが高ぶりますよねぇ!
総じて言うと本当に『どこかに特化している訳でもないけれどもとにかくバランスが良い』って作品なんですよね。
後は個人的にはOPの曲が本当にステキ。今期一番好きかも。
映像なんかも、実にケレンが利いてて見飽きないですしねー。
ホント、欠点らしい欠点が見当たりませんねぇ……。
ここから先もとても楽しみです、ハイ!
以上、ロシアスキーでした! 次回もよろしくお願い致します!
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