ゾンビランドサガ リベンジ11話感想・考察・聖地解説！幸太郎が佐賀を救おうとする理由【ゾンサガ2期】

アイドルとは、偶像である。

決して星ではない。

どうも！　ロシアスキーでございます！

今回、『ゾンビランドサガ　リベンジ』の11話目が来ましたねー。

前回からクライマックスの雰囲気漂う中、佐賀を大雨が襲い。

フランシュシュや幸太郎、マスターだけでなく佐賀そのものにも窮地が訪れる、という感じでございましたが……。

ではでは、今回も語ってまいりましょう！

ゾンビランドサガ　リベンジ 第11話 あらすじ

という感じで……。

前回の引きから、なんとちょっとした災害系アニメのような展開。

そして、感動を織り交ぜつつ、ラストに向けて着々と布石を打っていく感じ……。

いやぁ、非常にいいですなぁ……！

では、今回も語っていくといたしましょう！

佐賀洪水

まず語りますはこちら。

『佐賀洪水』について、ということで。

今回、エピソード中で佐賀がかなりの洪水被害に遭うという描写がありましたが……。

確認したのですが、２０２０年。佐賀で洪水があったのは、２月ではなく７月なんですよね。

ですが、恐らくこの洪水に関しては、モチーフとなっているのは。

その７月の豪雨。通称『令和２年７月豪雨』。

特に佐賀であれば、６日から８日にかけての大雨によるものだと思われます。

その令和２年７月豪雨についてなのですが……。

詳細としては、２０２０年。７月の３日から３１日にかけて。

熊本県を中心に、九州、中部地方などが被害を受けた集中豪雨でございます。

なお、熊本県を中心に被害をもたらしたことから、別称として「熊本豪雨」と呼ばれてもいます。

被害状況として、高速道路、鉄道に多大な被災発生。

世界遺産である『三池炭鉱専用鉄道敷跡』や『原城跡』にて崩落が発生。

住家に関しては、判明しているもので……。

全壊１６２０棟、半壊４５０９棟、一部破損３５９４棟、床上浸水１６５２棟、床下浸水５１３７棟。

農林水産に関する被害額２２０８億円、という……。

まさに、甚大な被害の出た大雨洪水災害ということになっております。

そんな『令和２年７月豪雨』なのですが。

なぜこのゾンビランドサガ　リベンジにおいて、２月に、ということで描写されたのか、ですが……。

これに関しては、３月のライブを描写としてラストの地点として定めている、っていう部分が大きいとは思いますね。

まぁ、あとは……配慮とかもあるんですかねぇ……。

実際のところ、そういうのって結構回避されがちな部分もある問題ですから。

もちろん、作品が歴史物とかであるならば、史実に忠実に描写していくんでしょうけれども。

この作品に関しては、そういった作品ではないですからねぇ。

後は、やはり近年の自然災害として。

佐賀を襲ったその豪雨の被害というものに関して、描く必要があった、っていうこともあるんでしょうかね。

その辺は、配慮とのせめぎ合いもあったのでは、とも思えますねぇ……。

まぁまさに今、梅雨って感じでございますので。

皆様も、大雨洪水土砂災害には十分にお気をつけてお過ごしくださいませ……！

幸太郎の真意について

さて、続いて語りますはこちら。

『幸太郎の行動の真意について』ということで。

これまで、色々と情報が欠片として出てきていた、幸太郎の行動についてなのですが……。

今回で、ついに決定的な何かが見えた気がいたしますね。

とはいえ、それでも完全に確定したって感じでもないですが……。

やはり、幸太郎がゾンビランドサガプロジェクトを計画したのは、さくらの存在あってのこと、という。

それはもう完全に間違いないと思われる感じの描写がございましたが……。

更に考えるべき点として。

『なんで、佐賀を救うというようなことまで計画に織り込んでいるのか』という点なんですよね。

前回の記事でもちょっとだけ考えた部分でもあるんですが。

事故で命を落としたさくらを助ける為に、幸太郎が行動を起こすとして。

１２年のタイムラグがある、っていうのが気になる部分ではあったんですよね。

ただ、今回の大雨被害について考えるに……。

佐賀という土地への呪い、っていうのは実際ある、という風に考えることができると思います。

そうなってくるとですね。幸太郎としては、さくらを単純にゾンビとして蘇らせても。

まったく意味が無い、っていうことになるんですよね、多分。

まずこれは仮定なのですが、フランシュシュのメンバーがゾンビになったのは。

幸太郎が、というよりは。幸太郎に頼まれて、マスターが蘇らせた結果である、と仮定します。

そして仮定に仮定を重ねる結果になるんですが。

佐賀が呪いにより滅んだ場合、マスターの不ﾀﾋの力が喪失されるのだとすれば……。

最悪、フランシュシュメンバー全員が、ゾンビとして生存することが不可能になるのではないでしょうか。

まぁ、これに関しては、マスターとメンバーの間に、何かしら力のバイパスが通っている、という仮定ですね。

と、いう仮定全てを満たしたとすれば……。

さくらを生き返らせる→佐賀が滅ぶ→結局さくらがﾀﾋぬ。

ってなるんですよね。

更に言えば。

さくらを生き返らせる→アイドルにする→でも佐賀が滅ぶ→結局さくらがﾀﾋぬ→アイドル活動も無駄になっちゃう。

っていう、更にひどいオチがつくんですよね……。

だからこそ、幸太郎はこう考えたのではないでしょうか。

さくらを生き返らせる→アイドル活動させる→佐賀を救う→さくらの夢も叶ってゾンビとしての生存もできる。

と。こういうことですよね。

だからこそ、幸太郎は『佐賀を救う』ということ。

それを重要視しているのではないか、と。

私としてはそう思いますね！

まぁ、これに関して、完全な回答が提示されるかはちょっと不明ですが。

もしかすると次回、少しくらいは語られるかもしれないですね！

佐賀情報

さて、まさにクライマックスに差し掛かりつつ。

今週もやってまいりました、『今週の佐賀』のコーナーでございます。

Ａパートアイキャッチ

Ａパートのアイキャッチで描かれたのは、『海苔』でございますね。

なんでも佐賀の海苔は日本一と称されるほどの名品だそうで。

そもそも、干満の差が世界有数である有明海は、ミネラル豊富な栄養塩が流れ込む漁場。

太陽の光、海水、その両方をたっぷり吸収できるということもあり、口どけ良く、甘みの有る海苔が作られるそうです。

海苔いいですよねぇ。美味しいですよねぇ。

Ｂパートアイキャッチ

Ｂパートアイキャッチで描かれたのは『陶山神社』でございますね。

なんでも、有田皿山代官の命により建てられたのが歴史の始まり。

『やきものの神様』として窯元、商人、有田町民などなどの方を始め、多くの方に親しまれているとか。

美しい白磁の世界が広がる、厳かな神社でございますねぇ。

浜崎海岸

フランシュシュのメンバーが住む屋敷が流れ着いたのは『浜崎海岸』。

海岸からは西唐津、大島までを一望でき。

夏は海水浴はもちろん。なんと冬はウィンドサーフィンも楽しめるという。

一年を通して、多くの海好きの方が訪れる人気スポットだそうです。

……話を聞くに、屋敷の元々あった位置は、この浜崎海岸の近くにあるんですかね。

カチオン

避難所として登場したショッピングモール『カチオン』なのですが。

……なんか、調べても出てこないんですけどｗ

え、もしかして非実在ショッピングモール！？

詳しい方、情報お待ちしてます！

ゾンビランドサガ　リベンジ 第11話 感想

さて、ここまでゾンビランドサガ　リベンジの11話について語ってまいりましたが。

その11話の個人的感想といたしましては……。

……引くねぇ、引っ張るねぇ……！

なんていうんでしょうかね。もう、ここまで盛り上げに盛り上げてですね。

ライブでのトラブルを描くという1期のラストを踏襲するのではなく。

そうではない角度から、フランシュシュの活動に障害を用意し描く。

その中で、メンバーとファンや、お客さん。

そして、幸太郎という。様々な人物の縁や交流が描かれる。

その背後で、佐賀は窮地にあるということをしっかりと描きつつも。

次回、本当に『ゾンビランドサガ』という物語が終焉を迎えるぞ、と。

そうやって次回予告でまた盛り上げを匂わせていく。

……いやぁ～、ほんと、ワクワクする、って感じですなぁ……！

もうね、正直寂しさこそあるんですけれども。

そのラストを！　早く見せてくれ！　という。

期待が凄まじい状態になってますよね……！

なんていうか、ホント。

単純なゾンビ物でもないぞ、と。単純なアイドル物でもないぞ、と。

更に言うのなら、単純な地域振興アニメでもないんだぞ、と。

そういう気合の入りっぷりを感じますよねぇ……！

さて、本当に次回、最終回です。

恐らく、また感動やら衝撃やらが大量に襲い掛かってくるでしょうから。

視聴者の皆さんは、心構えをしておきましょう！

▼ゾンサガの記事はこちらにまとめてあります

ということで、以上ロシアスキーでした！　次の記事でもよろしくお願い致します！

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