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【アニメ】呪術廻戦4話感想・考察・解説!虎杖が宿儺に乗っ取られたままなのはナゼ?【初見考察】

お疲れサマンサ~!『呪術廻戦』担当の坂田です。

宿儺(スクナ)の暴走劇が始まりそうな、嫌な予感がしますね。

前回3話は虎杖(いたどり)&伏黒に野薔薇が加わり、五条先生の奢りもあって絆が芽生え始めた1年組。

今回4話では呪胎と共に取り残された人質の救出任務へ向かう虎杖たちですが、呪胎特級呪霊に変態してしまい窮地に陥ります。

虎杖は重傷を負いながらも宿儺のおかげで特級を倒すことに成功。

しかし今度は宿儺が虎杖の体を乗っ取ってしまう最悪の展開に突入して…!?

ではさっそく考察・解説を交えながら見どころを振り返っていきましょう。

原作未読者によるネタバレなし初見考察です。原作ファンの方は初見勢の考察にニヤニヤしながら読んで頂ければと思います。

※コメント欄でのネタバレは厳禁でお願いします!

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虎杖が宿儺に乗っ取られた理由

宿儺が特級を倒した後はいつも通り虎杖が体を取り戻す、かと思いきや。

虎杖の意識はこちらに戻ってきませんでした

考えられるのは虎杖の心が折れてしまったか、何らかのトラブルが発生して体の主導権を取り戻せなくなってしまったかですね。

宿儺に変わる直前、虎杖はメンタルを自力で回復していたので後者の可能性が高そうです。

呪術廻戦 4話 宿儺

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

呪術廻戦 4話 宿儺

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

これは悪い事考えてますねぇ(確信)

ここで終わるのか―ッ!!と思わず叫んでしまいました。笑

体の主導権が自分にある、それに気付いたゆえの邪悪な笑みだったのではないでしょうか。

同時に伏黒や野薔薇を56してやろう、と楽しくて仕方ないように見えました。

このあと宿儺がどんな行動をとるのかは想像がつきます。

現場に残っている伏黒が真っ先に狙われるでしょう。

特級から回収した3本目の指の行方も気になるところ……。

取り込んでさらに力を増すかもしれません。

宿儺はやはり、戦力として頼るには危険すぎる存在でした。

前回記事の考察

反則技として本当に危ない時は宿儺に変わってもらう手もありますけど、虎杖が宿儺を完璧にコントロールできている限り勝手に出てくることはないはずですからこれは候補から外しておきます。

という事で候補から外れたものが正解でした。笑

これほど真逆の展開になると恥ずかしさも吹き飛ぶわ!

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4ぬのは虎杖か伏黒か

野薔薇が戦線離脱したので、今回の任務で4ぬのは虎杖か伏黒に絞られました。

次回予告で微ネタバレしておりますが、第5話では宿儺(虎杖)VS伏黒戦が勃発するようです。

どちらかが確実に退場します

伏黒が4ぬ説

宿儺の狙いは虎杖が後悔する方法=伏黒を56す事だと思って良いでしょう。

普通に考えて伏黒が不利ですし、犠牲になる確率も高い

実は3話視聴後、管理人・小鳥遊さんの予想も伺ったのですが、

素直に考えると野薔薇でしょうが――伏黒が宿儺化した虎杖に…なんてのも想定してます

あれ、これ現実味を帯びて来てませんか…?震

4ぬのが伏黒だった場合、

宿儺が伏黒を56す→そのショックで虎杖が体の主権を取り戻す、

パターンが真っ先に思い浮かびました。

とても残酷な結末です。

虎杖のトラウマになるでしょうし、呪術師としての立場も危うくなります。

宿儺を制御できなかったとして、即死刑の声も再燃するでしょう。

ただこうなってしまうと虎杖の信念やキャラクターが崩壊してしまうと思います。

伏黒退場は一番ありえる可能性だからこそ逆に無いんじゃないかな?と、あえて疑ってみます。

虎杖が4ぬ説

個人的には虎杖退場説も捨てがたいです。

伏黒が宿儺を倒すほかの呪術師が宿儺を倒す虎杖が宿儺を道連れに自4する

3つの可能性を予想します。

伏黒が宿儺を倒す

宿儺>特級呪霊>伏黒の力関係から見てまず無理だと思うのですが、伏黒の言葉↓を信じて選択肢に入れてみました。

伏黒「アイツがもしもの時は、俺にはアイツを始末する責任がある」

責任感の根底にあるのは覚悟だと思います。

相討ちも考えているのか、まだ見せていない奥の手があるのかもしれません。

ほかの呪術師が宿儺を倒す

伏黒が1級呪術師の応援を頼んだのに対して、「努力いたします」と返事した伊地知(いじち)さんが手ぶらで帰って来るとは思えないんですよね。

出張中の五条は無理にしても、彼に匹敵する呪術師が伏黒に代わって宿儺を倒すか、伏黒と共闘して宿儺を倒すのではないでしょうか。

それでも指2本を取り込んだ状態の宿儺に勝てるのか?という不安は残りますが…。

虎杖が宿儺を道連れに自4する

虎杖が、取り込んだ宿儺を道連れに事態を収拾もとい自4するパターンです。

「仲間を56させまい」と何とかして虎杖が体の主導権を握り、自分の4によって決着を付けるかもしれません。

友を助けるために自分が犠牲となればそれは正しい4だ、と解釈できない事もないですし。

ただこの結末、伏黒にとってはトラウマものです。

虎杖を止められなかった、助けられなかった自責の念に押しつぶされるかもしれません。

呪術廻戦 4話 宿儺

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

予告最後では宿儺がそこそこの吐血をする様子もあったんですよね。

戦闘中に負傷しただけかもしれませんが、これが宿儺→虎杖に入れ替わるシーン決着に繋がるシーンだとすれば…。

笑い方もどこか虎杖っぽくて、宿儺の邪悪さが無いな、と思いました。

まぁ虎杖が4んだとしても主人公という立場上、4んだままでいられると困るわけです。

なので

呪力による治癒を応用すれば復活出来るんじゃないか?

一時的な4亡扱いになるんじゃないか?

と希望を抱きつつ、虎杖4亡説も推します。

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宿儺の領域展開

宿儺の言葉を借りれば「本物の呪術」

領域展開呪術の最終奥義のような位置づけみたいですね。

虎杖はまだ使えそうにありませんが、五条や伏黒、野薔薇たちは使えたりするんでしょうか?

術者によっても技や効力が変わって来そうで、他の領域展開を見るのが今から楽しみです。

宿儺の領域展開も不完全体(指2本)であの威力だし、まだまだ本気じゃなかったので完全体で使えば今回の比にならないほど強力な技になりそう。

呪術廻戦 4話  宿儺

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

また上下で光景が違うのも興味深かったです。

下は虎杖の現実世界で上が宿儺の精神世界かな、と思っているのですが。

領域展開についてはもう少し詳しい情報が欲しいですね!

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伏黒の過去に何があったのか?

呪術廻戦 4話 伏黒

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

虎杖「お前のおかげで人が助かるし俺も助けられる!」

そう言われて何とも言えない顔をしたのを見るに、伏黒には助けられなかった人がいたのではないでしょうか。

その時の負い目が今なお残っている、とか。

伏黒「自分が助けた人間が将来人を56したらどうする?」

なかなか重いテーマだな、と考えさせられました。

間接的に自分も人56しに加担したのと同じです。

結果論だとしても「助けなければよかった」と思うでしょう。

そういう経験をしたことがあるからこそ伏黒の言葉には重みや気迫があったのかもしれません。

思えば、虎杖が「助けるぞ」と言ったとき返事したのは野薔薇だけでした。

虎杖の考えも間違ってはいないと思うのですが、あえて選ぶなら私は伏黒寄りの考えですかね…。

「助ける人」と「助けない人」を線引き割り切っているのは、同じ過ちを繰り返さない様にという伏黒なりの覚悟なんじゃないかと思いました。

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呪術廻戦 4話 感想

呪術廻戦 4話 虎杖 野薔薇

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

冗談抜きで今こんなですよね。

踊らないとやってられませんわ。

1話から危惧していた宿儺の暴走が始まりそうです。

私の中で「これは無いかな~」と思っていた展開だったので衝撃を受けるわ、ワクワクが止まらないわで興奮しっぱなしの4話でした!

ギャグとシリアスの温度差が激しくて風邪をひきそうなのも事実なんですけどね……。

サブタイ「呪胎戴天」の戴天ですが意味が分からなかったので調べてみたところ、天をいただくこと、生きてあることだそうです。

まだピンと来ないんですけど、今後の展開に関連してくるのではないかと予想しています。

呪霊の説明で「馬鹿でも分かる様に」虎杖をディスってる伊地知さんもキャラが立ってて面白かったですね。

彼のおかげで私も理解できました!笑

戦いのさなか「痛い」「辛い」と弱音を吐いていた虎杖の人間臭さには、あの状況ですが好感を持ってしまったんですよね…。

あぁやっぱり辛かったんだな、必死で我慢していたんだな、と。

(だからこそ4にそうな時でさえ「顔覚えたからな!」と捨て台詞を吐く野薔薇の潔さとメンタルの強には惚れそうになっちゃったんですけど。笑)

肉体もメンタルも強いと思ってたのは幻想で、呪術師の世界では通用しませんでした。

でも自分の弱い部分を自覚したからこそ成長の伸びしろもあると思います。

応援せずにはいられません。

呪術廻戦 4話 特級呪物

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

特級の登場シーンは4の恐怖や絶望感が一気に押し寄せてきて最高でした。

細部の演出にも並々ならぬこだわりを感じます!

先に応戦したのが虎杖だったのは彼の長所でもあるイカレっぷりが良い意味で発揮されている気がして思わずニヤリとしたり。

特級が宿儺に攻撃したのは圧倒的強者への恐怖の裏返しだったのでしょうか。

状況によって頼りにもなるし脅威にもなる宿儺の不安定な立ち位置がたまらなく面白い。

「つくづく忌々しい小僧だ。この俺を完全に舐めてやがる」

「終わったぞ!――不愉快だ、代わるのならさっさと代われ」

台詞からは都合よく使われる苛立ちが滲み出ていましたね。

考えてもみて下さい…、「呪いの王であるこの俺」がワケ分らんヒヨッコの呪術師に制御される屈辱を。

「邪魔だから引っ込んでて!あっ、でも助けが必要な時は力を貸してね」とか言われたら腹が立って当然だと思うんですよ……(なぜか宿儺を援護し始める私

とまぁ話が飛び飛びになってしまいましたが、虎杖か伏黒、どちらが4んでも悲しい結末が待っている詰み感が半端ないです。

野薔薇が一番危ないと思っていたのにまさかこんな…、いや実際彼女も危なかったんですけど。

やっぱり虎杖が犠牲になってしまうのかな……。

仮に彼が4んだとして、どうにかして復活するか、宿儺として覚醒し呪術師の敵として復活するか、最悪主人公交交代か…(そんなのアリか!)、と展開も数パターン予想しておきます。

まだ4話なのにどうなってしまうのでしょう…、次週も目が離せません。

「呪術廻戦」を正しく楽しむためにも、重大な解釈違いなどありましたらコメント欄よりご指摘いただけると嬉しいです。(※ネタバレにつながる内容は伏せて頂けると幸いです)

ではまた5話記事でお会いしましょう。

▼これまでの記事はこちらから読めます

呪術廻戦 感想・考察・解説記事まとめ!ネタバレなし初見考察【アニメ】
アニメ「呪術廻戦」の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。 ...
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コメント

  1. ASCA より:

    伏黒は、今の主人公に失望していたんだよ。ただ生きてるだけの奴に成り下がった今の主人公に、存在する価値も意味もない。今の主人公が、しょぼいってことよ。今の悪人が、主人公を恨んでいるのも、無理がないんだよ。男の価値は、顔じゃないんだよ。外見や性格、青臭い夢ばかり掲げている。

  2. ASCA より:

    伏黒が、虎杖を嫌っているのも、無理がない。青臭い夢ばかり掲げているだけの奴に成り下がったのかとそう問いている。主人公に、善人も、悪人も関係ない。正しい死に拘っているとか、そんなに考えが狭まったんだな。虎杖が、順平の件から、今まで、自分の口から、出た言葉が、全て嘘だったということに気づいた。虎杖が、今の自分を後悔した。今の主人公が、弱い。